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5の扉 再びのラピス 森へ
どの 位置で見るか
しおりを挟む「心」と「体」の 繋がり
「肉体」と 「魂」の 関係
「見えるもの」と 「見えないもの」の 間で。
私の「意識」は きっととても「深まって」きたのだろう。
この 森に来て
色んな方面から 癒されて
「からだ」からも そして「心」も潤い
「外」から 逃れた 「圧倒的 調和空間」で。
「だいぶ、癒された もんなぁ 。」
一頻り 朝の掃除をして
お気に入りコーナーを並べ替えて 花達の水を換え
ハーブの様子を見て 風の匂いを嗅ぎ
お茶を飲もうと部屋へ、帰ってきて。
「生きている 水」を沸かし お湯にして飲む
お茶の美味しさを想像しながら、ポットに湯を注ぎ
ティーコゼを被せ 暫し待つ。
最近「何をしていても 楽しい」。
この、「掃除が終わって 美しく保たれた空間をただ眺める」のが好きな私は、その時間を贅沢に楽しみながら「蒸らし時間」を 過ぎない様
じっと光の柔らかさを眺めながら。
その 間
自分の「なか」に フワフワとカケラが舞い始めたのにも
気が付いていた。
結局。
「肉体側」に立っていると
全てが「いい」「悪い」「嫌なこと」「いいこと」
「気持ちいい」「悪い」「美味しい」「美味しくない」
無限にある その「選択」
時にはそれが「ジャッジ」になり 生まれる「上下」
そこから始まる 「ドラマ」の「世界」。
しかし
「魂側」に 立っていると。
「全て」は 「学び」か「遊び」で。
凡そ その「大きい」「小さい」は あれど
それはその「超えたい壁の大きさ」に よるもので
「大きければ その分 超えた後 楽しい」のである。
「ふむ?」
だから。
それを 「知って終えば」。
「確かに。朝の言う様に、「知ったらお終い」、だな 。」
時折 眺めたり
話を聞いたり
「体験しに」行ってみたり
それも 楽しいけれど。
「もう、「住もう」?「そこにあろう」、とは思わないもんなぁ。」
ある時 「教えてみたら?」そんな事を、エローラに言われたりも、した。
ハーブやチカラの込め方、そんなのを教えて
みんなが「できるようになる」。
確かにそれも素敵だ。
造船所でのことを、思い出してほんのりと笑みが 出る。
でも 私 多分「教え方」 下手。
勉強でも、なんでも「なんでできないのか」が、分からないのだ。
それは 今 思えば。
「生活全般」多岐に渡る 微細な事柄
「文字を読む」「覚える」「チカラ加減」
「開け方」「方向」「混ぜ方」「角度」
「動かし方」 「置く場所」「しまい方」
「そのそれぞれの微細なパーツを どう 繋げるのか」。
殆ど全ての「加減」でもある。
小さな頃は、それが分からなくて
しかも「なんでできないの?」と 素直に言うものだから。
友達関係 限られるよね それは。
うん。
勉強なら、まだ。
方程式があるし、ある意味「教え方」が網羅されているから まだいいけれど。
「まじない、は ねえ。」
これこそ、正に「千差万別」、「それぞれの色」「やり方」「向き不向き」なのである。
だから結局 どこまで 「自分で試せるか」
「チャレンジできるか」
「応用できるか」
「諦めないのか」
そんな様な ことで。
凡そ 「私に」。
「向いている」とは、思えないのである。
ぶっちゃけ 「面倒くさい」のだ。
それに、同じくらい 「本気で」。
それを「やろうとする人」を 殆ど見た事が無いのも、ある。
「自分の 性質を知る」「なに なのかを知る」こと
それはそう甘い事では、ない。
「どこまで知りたいのか」にも よるけれども。
友達同士「ダイエットしよう」、的なノリを
いつも遠目で見ていた私としては「みんなで集まってやる」「一人じゃできない」という姿勢を今ひとつ信用できないのもあるだろう。
多分 それは 「細かさ」の違い なんだろうけど。
きっと 「みんなの求めているもの」と
「私の 求めるもの」は違うのだ。
それは「当然」「当たり前」でもあるけれど
きっと「当てる 焦点の数」と「深さ」が違うのだ。
「それに、多分。」
そう「そんな 生」は これまで沢山 やったから。
「だから、「今は私のこと」を、「自由」に。ってことだもんね 。」
もしかしたら私が「上手い教え方」がわからない、
「上手い教え方」を 探求できない
する気がない のは。
「その 所為」も あるんだろう。
「 もう「今世」は 自分だけの ことを」。
そんな 風に。
「あ。」
そう自分でも、そう「思った」ことを思い出し、思わず苦笑する。
そう そうだよ 思ったじゃん
あの 深海で 「繰り返さない」って
それに 最近も。 それ思い出した よね ??
自分のアホさ加減にクスクス笑いながらも、「落ち込んでいない自分」も 確認して。
大丈夫。
進んでる と 「そう 思える 私」。
それで、いいのだ。
亀の歩みでも 「進んで」「流れて」いれば。
「だから、なぁ。本当は、「見て」やる、覚える、気付いたことからやってみるのが。一番いいんだろうけど。それだと一緒に生活しなきゃ、ならない。」
しかし、今の私にそれは少々難しい問題だ。
どの 「いろ」にも 「あの色」以外は。
「異色」として 弾き出して しまうだろうから。
将来的に は わからないけど。
「ふむ。なにしろ、しかし。」
そう 未だ「世界」でも。
確かに「楽しい場所」も、あるのだ。
エローラと お茶するとか
ティラナと遊ぶとか
ヨークの工房 とか
青の像を 眺めるとか。
「ふむ。」
まあ、結局「今の」私にはその生活が合うのだろう。
森へ来て、普段殆ど「誰とも話さなくとも」、何の苦もなく過ごせている身としては。
別に何も 問題などないのだ。
自分でも、驚いた。
これだけ 人間と 話さなくても
なんの問題も なくて
なんなら すこぶる 調子が良いこと に。
「だから結局、みんなと こうして。なんだろう、煌めき合って、笑って、遊んで、ボーッとして 楽しんで?」
うん 「癒されて」「満ちれば」。
いいのよ なにしろ。
そう、みんなからの「祝福」「愛」、沢山のそれに癒されてはいるものの、私は自分の「澱」が。
「全て」無くなったとは まだ思っていない。
だいぶ わかって 知って 落ちてきたけれど
「世界」を覗いたり してしまうと。
まだ 「出てくる」ことは あるから。
でもそれも 金色がよく言う「癖」なのだろう。
それも、わかる。
「そう、「知って」、「わかって」「やって」「繰り返して」「ものにして」。そうして昇って、ゆくのだから。」
そういうものなのだ。
「私の サイクル」が。
きっと こうして 「同じ様でいて 違う」
「段階」を昇り 繰り返して ものにして。
ぐるり ぐるりと 廻り
躓きながらも ゆっくりと
昇って ゆくんだろう。
「なにしろ「視点を絞らない」事なのよ、うん。」
どの角度から見るか、それによって 変わる「世界」
「すべて」「無限」と 「世界」を両立させる
それを実践するには「多角的な視点」
「幾つもの考え方」「角度」「柔軟性」が必要不可欠だ。
それにきっと。
一番大事なのは 「自分の 立ち位置」
それを把握していること
偏らないこと
ズレない ブレない
靡いても すぐ戻れること。
ずっとずっと「世界」を
延々と繰り返してきた、私は。
ともすれば すぐ「可哀想」にズレがちだけど。
「そうじゃ、ないんだ。そうじゃ。結局、私が目指す「ゴール」に。「いる」のが、仕事よ。」
そう
未だ「はっきりとは」していない ゴール
しかしその「片鱗」は 見えてきた気も、する。
だからか あんまり。
「次の扉」は 怖く ないんだ。
前はずっと なんか 「怯えて」いた気がするけれど。
新しいもの、変化は嫌いじゃないけれど
扉間の移動は 何故だかいつも渋っていた自分。
それは 今 思えば。
やはり 「抵抗」
「未知」への 「不安」
「心地良さからの 脱却」が。
嫌だったんだ、きっと。
どの、「世界」も「そのままで いい」訳じゃなかった それ
しかしやはり、「慣れて」しまうと 居心地がいいのだ。
「 あれよね、「茹でガエル」って やつ。」
そう きっと 私がその「罠」に 嵌っていれば。
きっと 今頃 ハーシェルさんの家で
ぬくぬく
でも 「白い森」は 拡大して
「問題」は 発生するだろうけど
みんなで 「右往左往」して。
それを 「楽しんでる」んだろう な。
うん なんか それはわかる。
「フフフ」
そう、考えると。
確かに「面白い」と 言えなくも、ない。
「いや、本人達は至って本気で「やってる」のよ、うん。私もぐるぐるして、バダバタしてるんだろうし。「その私」 だったら。」
なんか。
「世界」って ほんと
「体験する」には。
絶好の 遊び場なんだ 確かに。
「ふむ?ならば、頑張ってもっと客観的に眺めないとな、うん。」
「いや、頑張らなくとも、良いのだぞ?」
「えっ あっ ?」
突然、降って沸いたあの色に 背後から絡め取られる。
一瞬、抵抗を試みたけれど
私の頭はぐるぐると 「いけない」「いけなくない?」「いけな い??」という どっちつかずのカケラ達が回っていたから。
混乱しているうちに、自分の色が染まってくるのが わかる。
「? ふーむ??」
そうして私は。
フフン と 得意になっていたところを
「楽しそうな いけない色」に 捕獲されたので
あった。
うーーん。
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