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5の扉 再びのラピス 森へ
「ぜんぶ」で 感じているから わかること
しおりを挟む森の 緑
地の 茶色 土のいろ
泉の 青 空の青
風の 透明さと 光の 多色。
「ここも。 「なんにもないけど 全部ある」なぁ。」
慶達が 見えなくなってから。
「みんなが 更新される」それは解っていたけれど
「なにに」「いつ」「どう」
多分 それが 「わかれば」、「次」へ 進む。
それが解っていた私は、何ともなく森を彷徨いて。
自分を 満たす
いろを 取り込む
美しい ものを見る 感じる
味わう 触れる
謳うこと 歩く 時々 走る
くるくると回り 舞う
思い切り 息を吸い込んで 「なか」を 循環させる
「わたし」を 「更新する」。
何がどうなって、「そうなる」のかは未だ解ってないけれど
なにしろ「心のままに」「本能で」「今 やりたいこと」をやっていれば。
「てか、それしか。知らないし、多分無いよね??」
ある意味 いつも通りとも 言うけれど。
少しだけ「それ」が気になっていた私は 眠る前
「ねえ 慶 もし更新するならば。
「なにに」なるのか、教えて ね?」
そう思って 眠りについたんだ。
そうして そんなことも忘れかけていた、ある日の朝。
目覚めたばかりの私の「なか」に浮かぶ
色鮮やかな 光景
それは 「夢」なのだけれど。
「光」
「風」
「水」
「空」
「吸う 空気」
「流れる 血液」
「肉体」
「食べる もの」
「纏う もの」
「感じる こと」
「なか の 光」
「畑の みんな」
「どこも」
「どれも」
「なにも かも」
「ぜんぶ だよ」
「ああ そうなんだ」
「確かに そうだよね」
「ぜんぶ」
「すべて」
「自然」 「まるっと ぜんぶ」
「 すべてが 祝福 している 」
なにしろ「ぜんぶ」「すべて」を強調した 夢
沢山の みどり 豊かな 自然
満ちている 空気と果実
「豊かさ」の エネルギー。
その中で自然を見て「ああ そうか」と 納得している自分。
「そうか」 「そう だよね」
「うん」「ぜんぶ」 「すべて」
「そういうこと だよね」と。
「満ち溢れる 豊かさ」の中
フワリと舞う 自分 鮮やかな 視界。
そんな 「夢」。
それを まだ定まらぬ視点でボーッと反芻していたら。
「えっ そういうこと ???」
「慶 から 変わる」
「チェンジ」 「導き手」
「外へ」
「高く」
「もっと 広く」
「拡大」 「宇宙」
背後に あるは 「地球」
「母なる 大地」それ 即ち。
「MOTHER EARTH」
その「閃き」と共に ぐぐぐ と引いていく視点
「なか」から 「そと」へ
地面から 引き離され拡大された視点
フワリと宇宙の中 浮かぶ 「わたし」
その 「真ん中」に。
ポッカリと浮んだ 「青い地球」。
「えっ うん
て いうか 。」
えっ
ホント に ?????
「そういうこと」 なの ???
しかし。
ボーッとしている 頭でも「わかる」 こと
それはきっと
「あり得ない」ことでもない し
「あり得なくも ない」のだ。
だって 私はこれからきっと 「外」へ
「未知」へ
「10の扉」へ。
行くの だから。
呆然と そのまま視点がぼやけていくのを、なんとなく見るでもなく 見ていた。
もう一度 反芻してみる「夢」
その鮮やかな色 景色 どこを見ても
「そうだよ」
「満ちてる」「もう 出発だってば」
「そろそろ」「拡大」「チカラ がある」
「バランス」「視点」「豊かさ」「エネルギー」
「整った」 「準備」
「新しい 場へ」。
そう 「夢の中では」全力で輝き訴えていた みんな。
それはきっと 「全部の光」「すべてのわたし」
「ひかり」「散りばめられた カケラ」からのメッセージで 「応援」で「後押し」で。
思えば 慶が夢に出てきた時にも、似ている。
いつだか 白にも言われた
「後押し」、みんなは 万全の体制で
あとは「私待ち」だと いうこと。
うん、それは わかる 。
でも。
そうしてくるり、「頭」へ 戻ると。
「うーん。それが、要らないやつよ。」
何度も繰り返してきた 「枠」
私の「癖」 未だ残る澱。
でも。
「練習」「スタート」「準備」「心構え」
「意図」「設定し直す」
「地道に 集める」「忍耐」「着実性」
私の持つ「カケラ」 それを総動員して
成す 「次への道筋」「コンパスを真北に向ける」こと。
「思考」をクリアにすれば する程
「拡大できる」こと。
なにしろ、「そうなった」ならば。
「うん、とりあえず指針が決まれば。その方が 断然 いい。」
そう、一人頷いて隣の冷めたシーツに触れる。
あの色はとっくに起き出しているのだろう。
ひと になって? 近くなっても??
あまり 寝ない の かな ???
そんな事を思いつつ、とりあえず起き出すことに した。
そと 入れ子 ミクロとマクロ
マトリョーシカの 世界。
「器に 応じた変化」「それに合わせた 成長の機会」。
尻込みせずに 進め
それが 天の 意志だ。
そう 「天」それ 即ち 「わたし」の 還るところ
既に「天に いる私」からの メッセージでも あるんだ。
だって 私は 「点在する ひかり」
この 球体の どこにでも あり
同時に 展開していて
相互補完 光り合う 私達
何度も何度も 自分にしてきた この問い
「本当に?」
でも。
それは 「私の ほんとう」
誰の本当でも なく「私のほんとう」で あれば。
「それで、 いい んだ。」
きっと 未だ残る 澱
しかし「持っていては 進めない」そんな事は なくて
「できない」「ない」「絶対」など。
私の「せかい」には 存在し得なくて。
だから それはそれ、その時その時で
「越える山」「壁」「扉」として現れ、それはきっと「超えられるから」ある もの
その「実力」が ついた から。
その「準備」が 整った から。
それが「降ってきた」
「なにかが 起こるから」
「起きたから」 移行する のではなく
「自分で 変化を起こしてゆく」もの
そう 「すべては」そういうこと なのである。
何度も 何度も 「自分で」繰り返してきたから
わかる、その「サイン」
自分で自分に与える 「許可」。
その「仕組み」「自分のこと」「サイクル」の「構成」に。
「ふ ぅ 」
感心して、息を吐いた。
細く 短く ゆっくりと 自分の中に
沁み込ませる ように。
そうして静かに思う 「うち」は
「まだ その時」ではない ということ
「その時」が くれば嫌でも「わかる」ということ
それもまた「私の パターン」であるということ。
「なにしろ、100%で行かなきゃ、太刀打ちできない?いや、楽しめない のか。」
そういうことなのだろう。
そして、なにより「私がそれを許さない」細かい性格
これまでだって ずっと。
そうやって 着実に進んで きたんだ。
朝の光と風を 頬に受けながら思う
未知の これから
私の進む 道
しかし 方向性は 変わらず、ただ
「真っ直ぐに進む」ということ
コンパスをしっかりと真北に向け 柔軟に
日々を楽しむ こと。
「よし!」
「パチン」と頬を叩き、一つ頷いてくるりと踵を 返す。
そうしてその、高い光のまま 朝の仕事を始めようと。
大きく息を吸って 家へ入ったんだ。
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