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8の扉 デヴァイ 再々
無限の 魔法
しおりを挟む空っぽで いいんだ
なにもなくて いい
ただ 「わたし」が 在れば。
「すべては その なかに」。
ふと 在る 居る
真っ暗な 宇宙空間
しかしそこにはなにも 無く
「宇宙」ですらないのかも 知れない。
見渡す限り 「無」「空」
「なにもない 空間」
終わりがないのだけは わかるけれど
そもそも その「思考」すら 要らない 場。
以前 夢に見た「白の場」とは 少し違うここ
それはきっと
これまで「平面」だった私のせかいが「立体」になり
しかし「柔らかく 掴めるもの」になって。
更新されたからこそ、わかる 感覚
「この場には 自分以外 なにも 存在しない」
という 事実。
それは明らかに、私の成長と変化を 示していて。
その事実を目の前に 「目の 前」なのか
なんなのか
なにしろ急に現れた新しい 空間に。
暫し 自分の同調スイッチを切り 一息吐いた。
さて
「もういいか」と感じた瞬間「カチリ」とスイッチが自動で入り
自分と空間が再び 繋がる。
「スイッチ」「繋がり」「扉」「膜」
私とせかいを隔てるそれの 名称はなんでも良い。
「形態」としてそれは「隔て」の体をしているが
きっと在り方としては「集中力」や「意図」が近い。
この空間で 自分の思考を整理する
自分の真ん中をきちんと確認するには
その方法しか無い。
なにしろ「圧倒的に」「絶対的に」私に染み込んでくる黒
それはきっと「せかい」に存在する「普遍的法則」のそれだからだ。
そう だから 開いてしまうと抗うことは できないのである。
そうして改めて 開く自分
ここには「わたし」しか 無い
それは わかる。
そうしてやはり
「せかい」は 「わたし」
この「場」にいると それが よく わかる。
そもそも「わたしが 誰なのか」「なんなのか」
「知っている」とか
「持っている」とか
「知識」や「財産」
所謂「これまで 「良い」とされてきたもの」
そんなのは「無」の 前で。
何の役にも たたないんだ
だって なんにも。
ないの だから。
だから そう 即ちそれは
「すべて」は「わたし」
「せかい」が「わたしの派生」で構成されていることも
示していて。
なにもなくとも 「わたし」は 「在る」。
「わたし」が 無いなら 「せかい」も 無い。
結局
そういうこと なのだろう。
だから すべてはまるっと 「自分のなか」で
やはりこの「なんにもない」場から。
なにを 生み出すか
想像して
創造するのか
それ即ち 「じぶんのなかにあるもの」
でしかなくて
だからこそ。
「細か過ぎるセンサー」を 最大値で活動させ
頭の中から「自分以外」を一切廃し
無限の中にある一等美しい ひかり
白く輝く 目には映らない
すべてを含んだ その ひかりを。
一歩分だけ 頭上に頂き 。
瞬間を 創造していくのだ。
その先は 要らない。
それは 「未知」「無限」「可能性」の場へ
放り投げておけ
そしてコンパスを真北に向けておくだけで、いい。
だって「わたし」の中には
その「最善最高に美しい 白い光」しか。
ないの だから。
それしか 。
実現 し得ないのだ。
「結局。ぜんぶ、そういうことなんだろうな。」
夢なのか なんなのか 。
今し方降りて来た感覚を反芻しながら 照らし合わせる「自分の中」、ぐるぐると周る真ん中の柱
キラキラと輝く光は明度を上げて 更に磨きがかかった「明晰さ」のカケラが宙を 舞っている。
何度 反芻しても すぐに霞む「眩しく新しい光」
戻ってしまう 慣れ親しんだ「枠の中」。
同時展開 複数展開するからこそ
こんがらがる思考
しかし私は「魔法使い」なんだ。
そう 原始の私は ただの ひかり
「無限」に在った 「なにでもない もの」。
それは今も どこかに存在していて
「どこかの私」でも ある筈で。
もしかしたら 私達は 今「退化」をしているのかも 知れない。
幾重にも重なった「枠の中で遊ぶ」という
幻想の 中で。
でも。
「できるよ。だって、私の中には ずっと。魔法が ある。」
ずっとずっと 小さな頃からのめり込んでいた「好きな物語」「魔法があること」「好きなこと」「何でもできると思っていた幼少期」
「不思議は存在する」という 自分の「信念」。
「だって、私の物語は ハッピーエンドだし。それが 実現しない 顕現できないせかいは 存在しないんだ。」
私の中では既に 決まっていること
知っていること
そうであること
見えないけれど存在する 私の中の地図
それは
「知っている」
「わかる」
「始めからあるもの」
「骨組み」
「細胞に 組み込まれているもの」。
そうしてそれは 「私の物語が ハッピーエンドである」ことを示している。
私は私の本当を見つけ
知り
わかり
納得して
慶び 祝い すべてを祝福して
終えるのだということ
理由は全くわからないけど そういうこと なのだ。
それはまた、最高の光で瞬間を創造し続けた その先に。
しっかりと 光り輝いて「ある」のだろう。
「その時」が 来れば わかるのだ。
だから。
ここまで来た私の中に やはり「不可能」と言う文字は見えなく
寧ろ頭上には「可能性の光」がより眩く 光り輝いて いる。
「そう 結局。そういうことよ。」
だから 今日も
いつも いつでも どの 瞬間も。
自分を 自分で更新し
整え直して 顔を上げて。
真っ直ぐに 進むのである 。
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