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8の扉 デヴァイ 再々
降りて来た こたえ
しおりを挟む「わかりたい」って 思う事って。
私にとっては そんな「崇高な理由じゃないな」って
思ったんだ
その 閃きを 手にした 時に。
この頃 ずっと考えていた
「光の搾取」「魂と体」
「高くとも 搾取する光があること」
「ずっと前 夢に見た 高い光」。
それについてくるくると巡る カケラを見ていたら
ふと 降りて来た こと
「私は 解りたいのではなく
知りたいだけ」
その事実だった。
ずっと前 ソフィアが言ってくれた
「貴女は「解ろうとするから」そうなのよ」
という言葉。
その時は 私も 「そうなんだ」って思ったけれど。
実際「知りたい理由」は そんな大層な理由じゃなくて もっと単純なこと
「ただ 知りたい」のだ。
「優しいから」とか そんなんじゃ なくて。
考えてみると
そう 確かに。
私は 「好奇心の生きもの」、自分でも
それは わかる。
だから その「酷さ」や「惨さ」について
「どういったスタンスなのか」「気持ちが知りたい」と、「その思い」を想像してみたり、覗いて感じてみようとしたりした。
私だって それは 見た事があるし
馴染みのある色だからだ。
ある意味「される側」ならば、想像し易いし
私もよく馴染んだ色である。
だから、そちらについては。
「自分を悲劇のヒロインにする」「虐げられる可哀想な自分」、という素敵なドラマが展開していて 「抜けようと思えば抜けられる」、それも分かる。
渦中にいた時は わからなかったけれど
流石に今なら抜け出す沢山の方法が思い付くからだ。
が しかし「酷い色」の方は。
何度それを被ってみても 想像シュミレーションしてみても
今ひとつ「良さ」が わからない。
どうして それをやりたいのか
何故 それが「好きな色」なのか。
結局解らなくてその「色」は 味わえなかった。
それは どうしてなのだろうか 。
だけど もしかしたら、私が変化したからわからなくなったのかも 知れない
そう考えも、した。
誰でも 知ってる「鈍い色」「どす黒い色」
それは今も尚 沢山見る事ができるし
私も その色を忘れた訳ではない。
「でも 場所が変わったから?感じれなくなったのか?」
そう考えも、したけれど。
しかし その「酷い色」は 高い位置にも横行していて
「高いから ない」という訳でも ない。
そして風は変化しているけれど 未だ人気のある色でも ある。
だから、私が「上がったから」解らない訳じゃないんだ きっと。
その高い光が興じている「鮮やかな色」、それの「どこが好きなのか」ただ 単純に「知りたい」。
「その いろ」の 「何が 楽しいのか」、納得したかったんだ きっと。
そしてそれは 「共感」ではなく「理解」で
「興味はないけど知りたい」、それに似ている。
自分の中で納得できれば、それでいいのだ。
別に「可哀想」とか「なんとかしなきゃ」
ではなくて
例えば喧嘩をしている二人の間に入り、理由は聞くけれど止めない
それに似ている。
そう、気が付いてみると
確かに「そんな事ができるなんて 酷い」とか
「人間じゃない」とか
「どうしてそこまで人の嫌な部分を探して持って来れるのか」とか。
思うのだけれど、それを「止めさせるのは違うし無駄である」という事を 知っているのだ。
「善悪」という 視点を抜けて 見れば。
そう だって 私達は「探求するもの」
「知りたい生きもの」「好奇心の生きもの」
「とことん やり尽くしたいもの」
「やり尽くして飽きないと 辞められないもの」。
その光の、それが「魂の望み」ならば
止めてはいけないのだ。
だって
何度でもやり直しに 繰り返しに 来てしまうのだから。
然し乍ら 私がそれを「善し」としている訳では ない。
ただ 「介入するのは無駄」だと思っているだけで
もし 改善の道があるとすれば
他の光へ 影響を及ぼすものがあるとするならば
「真実の光」で しかないと 。
知っているからでも ある。
そうして離れて 見ていて
澱を溜めない様 視点を色々試し
「何故やりたいのか」「単純な疑問として」
「わからない」「どこが どう いいのか」
色々角度を変えて見たのだけれど「惹かれる部分」が全く見当たらないのだ。
「高い光にも 人気の鮮やか過ぎる色」
その疑問はなかなか、解けなかった。
が しかし
やはりその「解らない理由」は 私の頭の中が
こんがらがって いたからだったのだ。
そう 「視点を変えて見れば」
物事は 至極単純で。
先ず
自分が それをやりたいかと
言われれば 私は「NO」だ。
なんでなのかと 考えてみたけれど
多分 それは「好み」の問題なのだ。
それぞれ みんな 「好きな色」が 違う様に。
"それぞれが「選択」し
今の自分の在りたい様で 存在している"
その視点に立てば わかる。
だからきっと 理由があるとすればそれは簡単で。
なにか何処かでカルマが 因果関係が とか
そんなんじゃなくて
もっと単純で 分かり易い筈なんだ
光が 高ければ 高いほど。
「この色が 自分は好き」
そんな 風に。
全ては 在り方
スタンス
持っている性質
使っている 信念の違い。
どんな光にも、「好み」はあるだろう。
だから 皆
それぞれ違って 美しいのだから。
そんな 沢山の「自由」がある中で
くるりと自分に視点を戻し 他の光との違いを確認してみる。
「私の いろ」 「私の ひかり」は 。
目を瞑り
静寂の真ん中 心に描く 「ひかりの いろ」。
それを 今一度確かめてみた ところ。
やはり
私は どこまで行っても「美しいもの」が 見たいのだ。
私にとって 「酷さ」は。
「美しい色」では ない。
だから そう。
「光」によって「真ん中」は違う
ただ それだけだったんだ。
でも もっともっと 削ぎ落として
高く飛んで 昇り
また違う視点から見ると 「わかること」は
違うかも知れない。
だから その「余地」「余白」を無限に残し
また再びの旅路へと進むこと
その都度更新して いつでも「新しい私」で 進めば良いこと。
今回のぐるぐるで降りて来た光はきっと
「その時 答えは無くとも 問い続けること」
その大切さも、教えてくれたのだろう。
問いが 思いが
続けていれば カタチになること
「こたえ」が わかること
それは潜在意識で韻を踏む 私の行動にも似ている。
そう だから しっかりとコンパスを真北に向けて
進むのだ。
きちんと、自分の道を 進んでいれば
必ず「光」は 降りて来るのだから。
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