透明の「扉」を開けて

美黎

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8の扉 デヴァイ 再々

次の日

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そうして 次の日目が覚めた 私は。

「せかいさん、ごめんなさい。」

そう 一人 反省していた。


 だって 「なんで」「どうして」
 
   「意地悪」とか。

サイクルがどーちゃらとか、なんとか
思ってたけど

   「結局  自分」という。


「なんとも、お粗末な結果 。まあ、「その時」だから ある意味仕方ないかもだけど。ごめんよ、せかい。」

そう、私はある意味「人の所為」に していたのだ。

 「責任転嫁」それである。


「反省しました。まあ、だから 結局どこまで行っても。やはり、自分 であると。「わたしがせかい」だと いう証明でも あるな??」

 て 言うか
  これって。

「えっ 私がウイントフークさんにする報告って「私がせかい?流れ を創るから、なんです」って? 言うの かな ??」

 意味 わかるかな ?

  これ 。


でも。
なんとなくだけど、あの二人はそれで納得 するだろう。

なんか それは わかる。


「 ふぅ~~む。」

 えぇ~ 。

 待たせた 割に  なん か
  ねえ

 なんて いう か。


「繋がって て?血もあるけど光も魂も、みんなで 結局最終段階の「」が、ぜんぶを回収して? まるっとひとつ に なるから ??」

実際問題、私はまだ「ぜんぶ」の穴は見えていないだろう。

 でも それも「未知」で
 とっておいていい と。

 思っている それ でもある。


「ふぅむ?いやしかし、まあ とりあえずは。言う、うん。言わねばならぬ だろうな 。」

急かされてはいない。
勿論「待っている」も 無いし
あれから「この話血の話」は 一言だって 無いのだ。

 まあ あの二人のこと だから。


どう 話すのか、考えながらも自分の中でくるくると回る
 新しい光 より輝くカケラ達を 眺める。



 「繋がり」

            「あか」

   「血」

       「物質的要素」


   「新しい 光」

  「より 高いもの」

            「未知」

        「再生」

  「スタート」

    「真っ新」
             「自由自在」

 
  「目的地」

      「輪郭」

   
  「見えない 部分」と「鮮明なひかり」。


確かに 「繋いできた理由それ」は
最後の私に集積されていて その「あか」が示すのは「からだ」の部分

そう 「感じること」
 「細か過ぎるセンサー」「見えないものを見るセンサー」
その進化と五感の特異な部分がきっと「継いできたもの」なのだろう。

 確かに そう 思えば。

「感じること」、それに関して私は沢山の澱を持っていたし
同時に沢山の美しいものを見る目も 感じる感覚も。

 持っているので ある。


「ぇえ ぇ~  。そう 、そう か。」


暫く 息を長く吐き出して 自分のなかを空っぽにして。

改めて その光、カケラ達をじっと 目に映す。

 
そう こう、なってみて。

より 鮮明に見えてきた 私の 行き先
   進む 道 

   本当の 目的地 とは。


「  やはり。見えない なにか なのか。」


そのポツリと漏れた呟きに 応えるかの様に
 美しくゆっくりと流れ まわる
   カケラはどれも 見知った 色だ。



 「消えた 小さなひかり」

    「微細な もの」

       「沈黙の 光」

  「底に あるもの」


              「基盤」

    「名もなき 光」

 「支え」
       「意識 されない」

   「認識 されていない」

 
    だが 「そこにあるもの」。


それはやはり
 私は「見えない側」で ある いる 働く
 
 私の場所は 「そちら側」である事を 示している様に 見えて。
   

それは同時に
 「これまでの すべてのをつかい 世界を 出ていく」
 「反転して そちら側見えない側へ移行する」
 「ぜんぶをまるっと含むけれど いる あるのはそちら側見えない側

そういうことでもあって

それは「夥しい数の私」が可能にした「光の網」
「今の自分」を把握できる、「最高のかたち蜂の巣状データベース」を持つから出来る事でもある。


それを使い、その先に「ある」、「せかい」へ拡大すること

 そうしてまたその新しいせかいへ 出た時の基盤が 
 今の私が 持つ それ

  「見えない光達の集まり」、それであるのが
   わかる。


それは そう「無数にある」もので
「夥しい数 ある」「あった」もので。


  すべてがまるっと マトリョーシカならば
  私がどんどん拡大したとしても。

 やはり「基盤ベース」は「名もなき光」なのだ。


   、敷ける 大きな基盤

 「見えないものを見るセンサー」で集められた無数の澱を
 全て光に変える事で生まれる
 星が爆発し 再び生まれる程の 大きなチカラ。

    
 わかる
 終える
 知っている
 経験した から 出られる
 もう お腹いっぱいって。

 終えられるもの

  「超新星の ひかり」となって。

 それをまた足場に 土台にして 
 更なる虚空へ 無限へ 出ていけるもの。


以前よりも「実感」を伴うそれは、きっと「血の縁」をから
自分が気付いた事で 底上げされた部分だと思う。
 

その また新しくなった目で見る
 窮が はしる 地中
  
    龍脈となり繋がる 私達という「物質血肉」。


光の網は、やはり「概念」でもあって 私が独自に使っている「信念体系」の様なものだ。

 それは はっきりしているけれど
 共に  曖昧なものでも あって。

きっと側から見れば「よくわからないもの」、それを肉付けしてくれるのが地中を走る「龍脈」、「血の部分」だろう。


「 やっぱり。 「天地を繋ぐ」って。 言うもんな。 」

片方だけでは弱いそれは、こうしてまた二つがひとつに なって。
しっかりと私を支え、そして共に昇るものなのだろう。



 「光の網」 「龍脈」

   「光の縁」「魂の縁」「血の縁」。


それらを すべて 繋げ
 要らぬ部分を削ぎ落とし

  「すべて オリジナルの自分粒子で 築く 自分自身」。


何もかもを、見たい やりたい
 「ぜんぶ 「自分」で 構成したい」、その私の性質による
 自分自身の かたち

なによりそれは「透明で何色をも含む」自分の色を反映していて
「まるっと ぜんぶを含む」に矛盾することのない 事実である。

そう 「構築」も
   「検証」も
   「試行」も
   「稼働」も。

 なによりも「細かい目」で見て
 ぜんぶ 自分でやりたい私が完成させる「私のせかい」
それは まだ
はっきりとした「かたち」があるものでは ない。

しかしそれは、紛れもなく「わたしのもの」で
「世界」のものでもなければ「他人の土俵」でも ない。

 
  まだ 誰も 手を付けていないもの

   未開の地    真っ新


    自由に描ける なんにもないキャンバス

     無限に拡がる 白 。



「あー、でも。 これかも。」

ふと、目の前へ回り降りて来たカケラと共に
閃きが降りて来た。


 なんでも 一番先に書いたもの
          思ったもの
          作ったものが チカラがある


文でも 絵でも 工作でも そうだけど。

自分が何かを創る時
一発目、「どうかな?」って 最初は思って作り直してみたりするけど、結局それ最初が 一番良くて。

最終的には 戻るんだ、最初に。

「わかる、それ。 いつも。」

それは自分で創る場合だけれど、所謂「二番煎じ」にチカラが無いのはその所為だろう。

 結局 どこまで行っても 「他人の土俵」で
 チカラ は 出ない

そういうことなのだ。


「ふむ。 だから、「新しい せかい」「新しい ことば」。  しかし? どう、するんだ これは。」

全く「見えない」、その道

 しかしそれは「今」見えないだけなのである。
 それも わかる。


  うーーーん


  それなら  また  とりあえず

   放っときましょ 。
              うん。


なにしろ「その時」が来ないとわからないのである。

 特に そう これ系の問題は
 「あたま」を使うと全く わからないんだ。


そうして フッと一息吐く紫紺の中
 「今 ある」、自分の宇宙 私の神域
 それもまた静かに拡大していて
  揺らぎ ジワリジワリと その周りにある「未知」を取り込み
   私の為に働いているのが わかる。


「なんか 。 凄いな。」

 「無意識」 その 中に満ちる自分の光
 「完全に私の光のみ」で創られた 自分の神域。

 「基盤」「その光の網ベース」があるから
 創って、 自分で編んで きたからこそ
 「放っておいても大丈夫」と「未知自分の光」に任せられる 安心感。


どこまでも どこまでも澱を排して 辿り着いたこの境地
まだ出て来るものはあるだろうけど「安心で在れる空間」にはなってきたんだ。

「そう、思えば。潜在意識 って 結局なんなの だろうな ?」

でも。

それは「見えない穴」で きっと「未知」の部分の中に含まれる、しかし「ぜんぶがまるっと」のでもある、それだ。

「最高の、光の私が ?隠した穴、「その時」がくれば発動する魔法を、全部持ってるのが「潜在意識それ」って 事だもんね??」


 新しい 私のかたち「蜂の巣状データベース」

 その「見えている部分」が顕在意識で
 「見えていない部分」が 潜在意識なのだろう。

「潜在意識 って。なんで ?隠れてるんだ?いいじゃん、ぜんぶで。 あ そうか。」

そう、「全部見えてると」遊べないんだ。

 そうか なるほど?

   、ふーむ。

  あー  そうね

  へぇ   

  だから「遊びを止める」と 決めると。

 その「秘密」が 開示されてくるんだ。


「成る程、なるほど。 」


 ん?  あれ ?

くるくる くるくると回るカケラ達と戯れていると
なにかがここへ干渉したのが わかる。

 あ。

 でも。   そうか。

きっとずっと、私が起きて来ないから。
あの色が、迎えに来ようと触れたのだろう。

 それならば また 染められる前に
 起きねばなるまい な ??


そう、微細なピンクのカケラが「ポポン」と 出始めた所で。

慌ててくるりとマシュマロの上を転がり、青の廊下に 意識を移したので ある。






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