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8の扉 デヴァイ 再々
基軸
しおりを挟む考える でもなく考えて いた。
いや「見ていた」のが、近いのか。
その、「映像」を自分の中へ展開し カケラ、色を読み取りながらも巻き戻したり、早送りしたりして。
「標」を 再度抜き出して
並べ替えて
組み合わせを変えて
角度を変えたり
逆さまから見たり
一旦、目を瞑ってから 開けてみたり
なんだかんだ
色々 あれこれ
していたのだけど。
「 えっ。 てか、それって。 軸、じゃん。」
やっぱり ?
そう なの ??
どこから、どう 見ても 何度も見直して みても。
行き着く先は 本当になる。
そしてそれは 事実 実際 「そうである」ことを 示しても いて。
「 うん、 どう しようか。まあ、でも。」
どう するって 言うか
まあ どうにでも なるか ?
うん。
そう、その一瞬の躊躇いの理由は チラリと脳裏に浮かんだ白衣
しかしそれは私の意図を誤解する色ではない。
きっと きちんと私の「なか」が 成れば。
納得しては くれるだろう。
一瞬微妙な顔くらいは するかもだけど
でも「軸」って言っても 「自由」だし
動き回るし 遊ぶし
なんか まあ
楽しい よ 多分。
そう 一人納得して改めて。
今回「降りてきた」、その「こたえ」の大きさに
驚き というか
畏れ多い は 違う
納得 では ある
しかし 自分にそれが 相応しいか
そう 考えると。
「 できる から。そうなんでしょうね。」
それはわかる。
流石に。
ここまで きて。
て 言うか。
きっと この旅の「必要」の半分 は「それを知るため」「わかるため」の、旅だったんだ。
それが、わかる。
この「自分」という、難攻不落の要塞を崩す為の「私を知る旅」
それは確かに「知って終えば」。
「納得」するしかない 結果
寧ろ私の一番最後の光が。
よく、仕掛けたな と。
自ら 感心してしまう程の 行程である。
「まあ。 簡単じゃ ない、道のりだったけど。」
そして最後の駄目推しに用意されていた「シンラからの言葉」、私達の繋がりと納得するしかない、その内容の厚み。
私の事を知り尽くした光だからこそできる、この「組み方」「道のり」「これでもか」という、ぐうの音も出ない展開方向と リズム。
なんだか「自分」なのだけど。
尊敬してしまいそうな 勢いである。
「あ。 でも あれも、そうなんだ。」
ふと 思い出した 「姫様と黎の 約束」のこと
あれも そうだ。
幾重にも 張り巡らされた光の網の中で。
あの 「選択」。
あれだって 私が「道を違えば」。
思い切り、遠回りをして結局 辿り着くのかも知れないけれど
きっと何処かで違っていたかも知れない道
それはやはり日々の 微細な瞬間の。
積み重ねなのだ。
それは 紛ごう事なき事実である。
そう考えてみると、これまでならば 難しい様な 畏れ多い様な そう感じてしまいそうな
この「全ての光の軸」という場 役割。
だけど「今の私」から見ると そうは感じないんだ。
もし それに条件があるとすると。
私が それを設けるとするならば。
それ 即ち 「紛れもなく自分であること」
それ ただひとつのみで ある。
それを魂から思考、感情、行動から結果の回収まで。
一貫して「じぶん」で やれるか
それのみなのだ。
だから ある意味。
「すべての光は 自分」であるからして
みんなそうで。
私は その「見本」みたいなもの
ただ先頭に立って「ひかる」。
「 うん?あれ?いつも 通り???」
でもきっと そうなんだろう。
それで いいのだ。
だがしかし、それを「知ってある」のと「ただ先に歩く」のは雲泥の差でも ある。
そう「かたち」は 関係ない
あくまで「なかみ」「在り方」の問題なのだ。
それに全ての軸は、「ただなんとなく先に歩く」では 歩けない、道。
「自分がズレれば ぜんぶが ズレる」
結局 そういうことなのだ。
それが解っただけでも、かなり違いはある。
そう
実際 なんか 自分の中にあった
薄い薄い 靄は。
やはり、シンラからの言葉を受けて跡形も無く消え失せている。
だからきっと これからは迷わず進めるし、なんとなくスッキリしていなかった視界もクリアに見えるんだ。
「あ、でも。そうかも。 これか。」
その、はっきりとした視界でせかいをぐるり見渡すと、自分が立ち止まっていた原因がもう一つ目の前に転がって来た。
なんとなく スッキリしない
なにか が 嵌まらない
しっくり ピッタリ こない
その 原因が。
「 なるほど?だから? 私の場合は。「せかい」が、わからないと「裏側」がわかんないから、「まるっとぜんぶ」が来てから、役割が来たんだ???」
そう それは「順序」の問題だったんだ。
そう、少し前
「せかいがわたし ならば。「なる」とか「叶える」とか、そういう次元じゃ ないな?」と思って 納得した筈だった 自分
「まるっとぜんぶ」「せかいはわたし」
「なんもない」「ただ それだけ」
そう「せかいがわたし」ならば。
もう それで終わり 終了?
後は 好きにして?
そんな感じ? なの???
「万事解決」って こと ??
色んな事が腑に落ちた様で しかし
まだくるくるとカケラと踊っていた 私
その 「理由」が。
「私が。 そう、「裏側」?だから、「まるっとぜんぶ」「構成要素」の殆どの部分だから。 「せかい」が私だって、本当に わからないと 「裏側」が私の場所だって。気付かない いや、気付けない、って ことか。」
そう、そうなのである。
なんか おかしいなと。
きっと 本能的に感じていた 靄
フワリと底の方に浮いていた雲。
それは「順序」への 思い込みで
「役割」をこなす事により「せかい」が 開示されると思っていた自分
「不思議が見える」「わかる」そう思っていた刷り込み。
それはきっと「世界」で よく適用されているルールで 順序で
やはり 私には当て嵌まらなくて。
そもそも「不思議」の定義が他と違うこと
始めから「見えていたこと」
「見ていたこと」。
それに気付いていなかったから。
そもそもの「自分の位置」が
自分が思っていたよりも、もっとずっと ズレていて
きっと「始めから不思議の世界」を歩いていた 私
その
「私の役割」は やはり特殊で。
特殊 というか きっと段階の違いなのだろうけど。
「 ふむ?「人間的」、と言うよりは 「光的」、役割。ふむ 。」
きっと、そうなんだろう。
みんなは「世界」で役割を見つけ、それを超えていく事で見つける「自分というもの」
しかしその段階を終えた私が やることは。
やはり そうなので ある。
改めて 自分の位置を把握する事の大切さを噛み締めながら
くるくると整列してゆくカケラ達の行方を 見直す。
「まあ。 考えてみれば いや、わかって、みれば。そりゃ、そうなのか。 」
結局 自分が、勘違いをしていて
思い込みをしていて。
「部分的に開けていかなきゃならない」とか
「順序がある」とか
「見えないとわからない」とか。
そもそもそれも全部「枠」で
巷で耳にしていた「世界」の基準で。
それもきっと 一部だけのこと
それを勝手に思い込んでいた 自分
「どこかが まだズレている」、それに 気付けなくて。
気持ち悪かったんだ。
「 普通、とは。 て言うか、本当の ホントの 本当に。全部、全てを排して。上らなければ、見えない んだな ?」
私の中にあった 殆どが「枠」
それに近い。
これまでも「自分は自由」だと、「変わっている」と
「枠の外」だと 思っていた
感じた事が あったけれど
そんなものじゃないんだ。
ホントの ホント
本当 に。
ぜんぶ 捨てて。
上らなければ 昇らなければ
見えない。
重いんだ。 飛べないんだ。
やっぱり。
私は 思ったよりも
みんなと 離れていて
おかしな 位置だと思っているけれど
多分。
「ほんとう」っ て。
もっともっと 「遠い」。
まだまだもっと 「うえ」が あるんだ。
「 ふむ 。」
えっ
てか。 ?
「全部の光の 軸」より うえ って
なに ???????
いや
そう それは。
「考えては」いけないのよ そうよ。
とりあえず、そのカケラは虚空へ投げて。
キラキラの曼荼羅の中へ飛び込んで行った光は、きっと美味しく反応して また美しいかたちを私に見せてくれるのだろう。
「 そう、とりあえずお腹いっぱいだわよ。」
うん。
そうして 大きく光を吸い込んで。
より 美しく 微細な粒子を取り込みながら
新しい光
私の行き先
方向
「宝の地図」を。
「ポイ」と 虚空へ放り投げたので ある。
うむ。
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