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8の扉 デヴァイ 再々
本質
しおりを挟む朝では なく 夜
金では なく 銀
走り続ける 焔ではなく
止まり続ける 地
その本質は 沈黙の闇夜にて
太陽を頂く 空で ある 。
「 ぇ 。」
意味が わからない けど ??
でも。
その 突然の「ひかり」が 「私の本質」を
端的に 簡潔に 明瞭に表している のは。
なんだか わかる。
寝て いるのか 起きて いるのか
なにしろ「暗くはない」、光の虚空
それは私の感覚ではやはり「夜」で
自分の体に訊いてみても 「まだ 夜だよ」とは
言っている。
だから
なにしろとりあえず、それをそっと
光のメモ帳に 留めてから。
再び瞼に抗わず ゆっくりと 目を閉じておいた。
「 ふむ?」
そうして目が覚めた「朝」、光の「光り方」からして
今が 「いつもの起きる時間」なのが わかる。
「新しい 場」
「新しい わたし」
「移行後」
「夜の女神」
「夢」
「沈黙」 「裏側」
「無」 「空」
「浸透」
「表」
「侵食」 「反応」
「個々 各各各々」
「ひらき とじる」
「空気の違い」
「風が通る 道」
「繋がってきた せかいと 世界」
「離れてゆく 世界と せかい」
「動くことで 風穴が開く 現象」
「星を見上げる ひとびとの 数」。
「ふむ。」
白く輝く 粒子の質
偏在する 「沢山のいろ」
それが示している もの
光達が 私の為に纏めた 最適なヒント。
この頃、私の場も 微妙に変化してきたけれど
それに伴い「世界」も また変化してきた様に 思う。
「見る」
「見ようとする」
「見える」
「見えない」
「見えたと思う」
「見えないと思う」
「信じる」と「知っている」
「知ること」と「わかる」こと。
自分の視界の変化 場の変化、それが相まって
「ひと」という複雑な光が持つ「なかみ」を見るのが、上手くなってきたのだろう。
「相手は 鏡」
そう その性質を利用して
私がやっているのは「自分の澱を徹底的に排すこと」
それに「世界の観照」は丁度いいテスト場である。
外を見ることで わかる
「自分の目を惹く もの」
その本質を観察する事でわかる
まだ持っている「澱」
そこから細かく修正が 入って。
さらに わかる「自分のかたち」
上がる 精度
練られる 練度
そうして 微細な 極小の部分までもを
「本当のかたち」に近づけようという
自分の 性質。
「うん。 しつこい。フフ 」
しかし、これが楽しいのだから しょうがない。
そう 多分 今「やっていること」は全て
「そこ」への道でしかなくて、ある意味今の私の一番の興味、関心ごとがそれなのである。
「そう、それに。より、居心地が良く なるのよね。」
そうなんだ
今 私の 場は。
なんだか 「やま」
「神仙」 「霊山」
あの 以前自分の中で訪れた「神の山」
そんな風に。
「なんだ、「やま」って。」
そう フェアバンクス全体が デヴァイから
独立して。
まるで 「神仙」の様に なっているので ある。
「ふぅむ?」
でもそれは、私が自分の「在る場所」を
「設定」を 移したからで
中に持っていた澱が 減り あの「うっすい境界線」を 超えたから。
きっと変化したもの、その筈である。
より 「自分の本質」を 表すもの
「今の私」が 具現化された かたち
相応しい 「場」
「目指すところ」
「そう ありたい 様」
「含む成分を 示すもの」
「私の 本質である 光」。
この「山」は。
きっと それを現して いる。
「しかし。 きっと、「現物」じゃ ないけど。」
フェアバンクスが 変化した神仙
それは 不思議な感覚である。
「相応しい場で 在る ということ」
それはこの頃の私にとっても 大切なテーマだ。
だって きっと。
この 「潔癖」「ピッチリ」「硬くて緩い」、自分の性格は
この空間を実現する為に。
備わっているもの
それがわかるからだ。
「微細なズレが 気になる」
「気付く」 「わかる」
いつ どこに役に立つのだろうと思っていた
この性格、性質。
きっと 共にある人にとっては「窮屈」に感じそうにも思う それは
しかしあの色だからして そう問題はない。
「だから。 ここで、使うって事なんだ。」
本当に そうなのだろう。
今 自分が思う「在りたい場所」
それは「神社」、「神域」が最も近いけれど
それ即ち「世界」に在るものでは成らない、それだ。
そう まだ「世界」に存在するならば
それは そこにいる人も「表側」が 多い。
きっと「裏側」にいる人もいるのだろうが、まだ私に見えては来ない それ
それならば今 「自分で創った方が」。
そう 早いので ある。
「だから、山?まあ かたちは何でも。いいんだけど。」
朝から自分の好きな様に その場を浄め
整え 調えて ある
何をするにも。
「神聖」で「神性」であること
その「在り方」が創る 「唯一の 空間」。
ぐるり、今 自分の想像を展開してみて 詳細を具体的に探ってゆく。
きっと それが。
「具現化」の足掛かりに なる筈だからだ。
「 ふむ?」
しかし。
腕組みをして 考えてみるも
私の中に浮かぶのは「景色」や「インテリア」「場所」では なく
なんでか 「そこにある空気」、そんな感じの曖昧なものだ。
「吹いている 風」
「通り抜ける 動き」
「流れ」
「淀みの解消」
「チカラの流れ」
「生命エネルギー」
「せかいを動かす チカラ」。
変化した目 視点
クリアになった 思考とからだ
それで確かめて みると。
「うん、やっぱり。そうだ。」
先日 感じた「生命力」、それがやはり気の所為ではなくて。
「変化」「流れが 届く」
「風穴が開く」、そんな風に。
ここ フェアバンクスには明らかな変化が訪れていて
その余波がデヴァイの風の一因だと わかる。
「風を 通すこと」
「空気が 流れること」
「留まらないこと」 「自然」
「せかいの 理」
「普遍的 真理」
「本質への 繋がり」
「なににも蔓延る ひかり」
「 ぇっ 」
それ 即ち 「わたし」?
「 えっ。」
でも。 まあ。
そうなんだろう な 。
「なににも偏在している光」、そう思ったのは 自分だ。
だから それは 何ら。
おかしな事ではない。
「ふむ。 」
確かに 「すべてが ひかり」ならば
「そうである」の だから。
「牽引すること」
「掻き混ぜること」
「廻る」
「粒子を掻き混ぜる 杖」
「錫杖」 「祓う」 「大幣」
「せかいを 渡る」
「狭間の わたし」。
「だから。 それでいいって ことか。」
ピタリ ピタリと
嵌るカケラ
これまでの軌跡
答え合わせが 行われている感
「やっぱり 最高の私は 凄いな?」
そう思える 自分の 光 。
「ふぅむ? でも。 私も、やるもんね。」
そう、みんなで 上がるのである。
「それ即ち 相乗効果? なんかとりあえず。 凄そう。」
フワリと飛ばした光の網への 意図
みんなの頷きと ブワリと増すひかり
拡大してゆく 大きな大きな 光の網。
なにしろ ありがとう。
この ほんのり見えてきた 光を目指して。
また、進めば いいってことだよ ね ?
そう みんなに確認して
その光を、真ん中に押印して。
そうしてもう一度、ぐるり 視界を一新し
瞬きの合図をする「すべてのひかり」を取り込み
大きく 息を吸って。
更にゆっくりと長く 吐きだし循環し
自分に馴染ませる。
どんな 小さなカケラも見逃さず拾って
「自分の一部にして」、また 進んでゆく
その習慣を自分で確かめると。
いつの間にか 自然に顔がニッコリと
微笑んで いたんだ。
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