透明の「扉」を開けて

美黎

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10の扉 わたしの せかい

始まりの ベル

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 シャン


    シャン

         シャン


              シャン


   シャシャン


   シャン シャン



  シャン シャ    シャン  




「    ふぅむ。」

この頃 私の周りに 「鳴って ある」のは。

 きっと この間 鳴っていた
 「終焉の鐘」ではなくて
 「始まりの ベル」
 いや
 「ベル」というか 「鈴」なのか。


「あの、沢山 鈴の付いた。 シャンシャン、振るやつ そんで 舞うやつ、あれに似てる。」

 それが リズム よく
 小気味 よく。


 「そろそろ ですよ」
 「用意してくださいね」
 「近づいて きます」
 「浄め」
 「涼やかに」
 「落とし 降ろして」
 「準備は できましたか ?」

そんな 風に。


 鳴って あるのだ

  私の周りの 空間に
            頭上に

 なにかして いる その まわりに 。



「  まあ。「お知らせ」が、来るだけ 有り難いのかも 知れない。」

 うむ。

そう 呟きながらも 少し首を捻り
考え ある 「上げる 方法」
それはまだ 今の私に降りてきては いない。


  でも 焦っても ないし
 待っても なくて

ある意味やはり 「力んでいた」事を反省した私は
この頃 殊更「自分リラックス」の為に 奔走していた。
 いや
 奔走では なくて あちこち出向いていた、それにしよう うん。


「 のんびりするのって。 難しい よね。」

「そんなのあんただけよ。」

「   まあ。 そうかも?いや、そんな事ないでしょ。」

そんな 軽口をききながら
私が相変わらずダレているのは 
 いつもの 魔女部屋 バーガンディーの 上

しかし、この頃 思うに「なんもしない」ことの。

 「成果」は 出てきたと 思うんだ

「なんとなく、だけど。 痩せた?いや、太ってはないんだ 元々。でも、「体が軽い」って 言うか 「無駄がない」? 「浄まった感」が ある。」

「…………ふぅん。」

 あっ
   興味なさそう 。


そんな 青い瞳を尻目に 思う
 「この頃の自分」
  
  ぐるぐる回すのを 意図して やめていること
 「心配する」のを やめること
 「無駄な考え」を 回さないこと

それだけで、結構体が軽いので ある。


 「せかい自分の 声を聴くこと」
 「今の からだの声を 訊く」
 「「今」以外のカケラを 回さない」
 「楽しくある こと」
 「単純に 笑うこと」
ある意味 やっているのは それだけだ。

しかし。

「如何に、今まで。 無駄に ぐるぐるしてたのか いや 役に立つ事もあったんだけど。まあ、「それも 両方ある」と いうことか。」


そう 私は「自分のぐるぐるを嫌いじゃない」けれど やはり。
 「その 質」は上げる必要があって、それをしている今は身体の調子が変わってきたのがのだ。


  「目 には 見えない けれど

    体感 できてきた 私のなかみ」


 ん?   それって。


    て  こと  は ?


それを 改めて「自分の中で 並べて」「わかり」「実感した」今、ひょいと出てきたカケラ達が ある。


 「今 ある 状態思考
 「かたちになる もの」
 「考え」
 「エネルギー」

 「その時 多い もの
         主に現れ 形に なる」

 その 自然の摂理
    せかいの 真理


「それ 即ち。 を、私の「実現したい未来」に 適用するって ことじゃ ?」

   ない ? ? ?




「   ほう。」

しかし それは。
これまで 散々 思って いた
知って あった こと

  「描いた未来が 実現する」「できる」。


 しかし私は やはり。

   「わかっていなかった」のだ。


その
「思考が具現化する」、その 仕組み

 その 実感 
  を。

 今 わかった そうなんだ きっと。


「質の高いカケラ達」が 目の前をくるくると回り
 「いつもの雑談カケラ達」が その脇で控えて いて。


  "かたち創られる さま


それを、美しく仕上がる その 光が「今の私がかたち創れるもの」を 示して ある。



「    ふむ。 なる ほど。」

でも。
「なんで」、「今」わかった んだろう か。

「 あー、でも  か。」


 なるほど ?

そう それは「おんなじ」なんだ。

自分の 身体を 動かしてみてやってみて   それ

 そう「実感した」のだ。

 「自分の からだ」で。

 「落ちた」
 「わかった」
 「感じた」

やはり それは。

「やらねば 感じねば。 わからぬ、落ちぬ。 でも そうなんだろう な。」

確かに「思ったこともある」し「知識」では 知っていた のだ。

 「思考が 形になる」
だがしかし 私はその「具体的な方法」が わからなかった。

 「やっては いた」けど
 「まだまだ 足りなかった」のだろう。


澱を 降ろして
自分なりに 浄め
きちんと 「コンパスを設定」しながらも
「回していた 無駄」

だがそれが かなり改善されて。

 「今 なり始めている」
それが かたち体感として 降りてきたんだ。


「  ふぅむ。」

「なによ。ふむふむ、五月蝿いわね。」

「いや、だって これ。なんか 凄いんだよ。」

「あ、そう。で、なにが?」

「 いやさ、  」

「………ふぅん?」

訊いておいて、興味のない返事をしながら欠伸をする 朝
しかしその様子も可愛らしくて、ニヤニヤしながら自分の「収穫」を 披露していた。


 だが やはり 途中から
 独り言になっていた 自分
 規則正しく上下する 灰色の背中。

しかし 私も結局脱線していたから。
「いつもの事だ」と自分で自分の脳内を回収し そのままくるりと視点を部屋の中へと 遊ばせる。


 この 部屋の中にある お気に入り達
  私の一部  「高い質で    もの達」

それは今日も 優しい光の中ご機嫌に 鎮座していて。


 ふむ だから して 君たち は

   いつでも高く保ち 美しい のかね。


長机に ある 石達を見て 思う
 「大地から創られた 質の高い光の集まり」
 「高い光を 放ち あること」
 「微細な粒子を あること」。


だがしかし 私達の「揺らぎ 昇る」性質を。

 私は 嫌いじゃ ない。

それはやはり「生きもの」が 持つ 
 「成長 拡大」の 性質だから して
 いつもごちゃごちゃしがちな 私だけれど
 石は石で きっと 。

私達とは「違うスパン」で 成長はして いる筈なんだ。

 でも ここ机の上に 持ってきてしまったから。
 この子達は もう 「拡大しない」の かも
 知れないけれど。


「  それも ね。 また きっと 」

うん。

 「なんらかの オールマイティー」でも 使えば。
 「可能」ではあると 思うんだ うん

「そう、それを やるのよ。 そう 」


でも きっと 「ポイント」は
 「純粋で あること」
 「単純で いいこと」
 「複雑でなく」
 「誰にも わかる」
 「それ本質で いいこと」。

クリアに光る この子達を見て そう思うし
 それは 真っ直ぐに伝わってくるけれど
私達に 「複雑さ」は 必要ない。

 「ああだ」「こうだ」という
 机上の空論 は 必要なくて
 「難しい 数式」も 「ルール」も
  「前例」も「前提」も
 なにしろ 「言葉」すらも
 もしかしたら 「必要」では なくて。

  
それに そう「世界基準古いルール」は 存在できないのだ。

 「新しい せかい」 「これから創る もの」
 そこに「古いもの」は 必要なくて
 寧ろ「あると駄目」で
 「破壊」からの「再生」で あるからして
 必然的に。

 それ古きは 必要ないのだ。


それに
 多分 私が 「ここまで来れた」のも。

きっと 「単純 だったから」
    「アホ だから」
    「真ん中から 外れれなくて」
    「頭の中が ワンダーランド」である から。


そう
基本、「私の成分」は 「ワンダーランド」で
 「能天気」
 「ファンタジー」で
 「夢」「ドリーマー」
 「御伽話」
 「伝説」「伝承」
 「魔法が好き」な
 普通の。  女の子 それなので ある。


「  それよ。 多分。」

なにより きっと。
 「ベース基本」が そう陽気で あること
 それは持って生まれた 性質なのかも知れないけれど。

「 ? でもな、 ?」

そう 私は小さな頃、「内気で大人しかった」。
 でも 「これじゃ駄目だ」そう思って。
 「変えた」のだ
 友達を 見て 自分で「自分の性格」を
 「明るい子に真似して 変えた」それなので ある。


「  ? でも。 「ただ 単純なだけ」では 上手くいかない時も    あー、成る程。」

世界を見ていた時 思っていた それ
 その「原因」は やはり「本質」にある。

その 「意図」ホントの本当に 「奥にある その矛先」、それが「ズレている」のだ。
 確かに「それ」は 実現しない。

なんなら 「こんな筈じゃなかった」、そんな「現実事実」を 創造して
「また 沼にハマる」そのループに落ちて行って しまうのだ。


「  ははあ。 なるほど ねぇ。」

やはり どこまで行っても「意図」「本質」
その「コンパスの先」は 「せかい」に対して、それなんだ。

 
「まあ 確かに。 上から見れば、バレる もんな。」

 それに 気付くか 気付かないか
 自分を振り返るか 振り返らないか
そんな話なのだ。

どこまで 行っても。


「  ふーむ。」

「…………もう!で、何に気付いたってワケ?」

「あ ごめんごめん 」
「全然悪いと思ってないなら、言わなくていいのよ。それ。」

「確かに? それも「ズレ」か?」

「あー、また始まった………。」


そうして 今日も 「お昼寝攻防戦」は
 続くので あった。

 頑張って 静かにくるくるする からね

 うん。
















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