透明の「扉」を開けて

美黎

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10の扉 わたしの せかい

わかるということ

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そうして 「自分」が「合わさる」ことによって
 感じられる「空気」も変わってきた。

それは きっと私の周りの「空気」「ふるえ」「浄め」が洗練されてきて
感じられる様になった「違い」で これまで感じていた変化とは、少し 違う。

 これまでは その「場」を読み 感じていたもの
 それが 私が「上がることによって」。

「場」に対しての 私の感じ方の変化、それと共に
高低差の中身がわかる様に なったのだ。

 例えば。

旧い神殿の空気は静謐で気持ち良く 心地良いのだけれど
以前は大きく 何処か掴みどころのないものに感じられてあった「雰囲気」が
今は「なぜなのか」が、わかるんだ。

 この「時を留めてある 空気」「粒子」
その「見本」となったこの場所は 今 私のふるえにとても近くて 以前より自分が「上がった」「近づいた」のが わかる。

 その「超自然的な 空気」
   「祈りの対象が 石ではなかったこと」

 私の 「なかにもある」、「原始的」な いろと
 その場に遺る 純粋な 祈りの光 。

きっとそれが大きく関係してある、この空気は
自然の無いこの島に残る 貴重な「生きているものの粒子」で その瑞々しさを遺してある、大切な遺産だ。

 「もの物質」はなくとも
 「ひかりチカラ」は遺ること

私達「生きもの」や「物質」、衰退する定めにあるものたち
その すべては「無駄ではないこと」「チカラは遺ること」。

 「伝わるふるえは あること」
   「わたしたちは 循環していること」

 「式年遷宮」や「神域」にも似て
 「チカラを保持してある 場」
その 「意味なかみを示す」、この 場所。

それを みんなが感じられる様になると 早いと思うし
それは近い将来「そう なる」だろう。


 そして 大きな神殿はまだ少し重い感じがするし
以前より澱は外れてきたがと思うが しかし
きっと まだそのチカラの「構造自体」が 古い。

それは「なかみ」、その神殿で捧げられてきた祈りや 今現在そこに「在る」、みんなの体制が古いからだ。

そして まじないの畑は 以前より柔らかく柔軟に形を変えて 私を迎えてくれているし
 森は変わらず 生命力に溢れてあるが 
ラピスの街全体はまだまだ固く こちらを解すのにも時間が必要な様だ。

 街 全体に広がりある
   「濃く」「太い」「荒く強い」、色

それは この扉の中の世界の 土台を担った世界ラピスを象徴する様な色で
その「深さ」と「強さ」「逞しさ」、それに感心すると共に。

 そう「視えている」、自分の新しい眼にも 感心していたんだ。


「   ふふ 」

その 中でも
 エローラの店は なんだか光っているけれど。

みんなが 惹かれて 沢山の「これまでにないお洒落」を楽しんでくれれば良いと思うし
客層の幅が増えた ルシアの店も盛り上がってきている。

「そう ね。 これからよ。」

 そうして
それとは 対照的な 古い匂いのあそこデヴァイは。

この 結婚式を受けて、みんなが顔を上げ 進めれば いいと思うんだ。

 それぞれが 自分のペースで。
     すすむ 
 それが大切なのは 間違いないのだから。


「  ね。」

 そう そして その全体の「真ん中」にある 私

その「軸」の私はこの頃
 「わかっている」けど いろんなことを
「忘れてくる」「散らかしてある」光で。


そう それは
 「わかっている」「わかってある けど」
「 そう じゃない」、「わかっている病」
何度もぶり返す あの病だ。


 自分の 高低差 変化 変容の流れ
  その 対応 適応に 時間をかけてきた 現在

 「本当に 」、その 実践をしてあるのが 今で。


「「言葉」って。 本当に、難しい。」

 何度も 何度も 繰り返してきた「わかる」であるがしかし
 その「深さ」は 色々と種類、違いがあるのだ。

そしてそれは 人によって違うから
 「異音の翻訳」と「自分のいろとのブレンド」
そこからの「適用」、それをきちんとやらねば。
 決して「自分の」行き先へは進めないんだ。


今回、また私がくるくると廻ってある理由
それはきっと
 「内と外」、その「感覚」「捉え方」が
そもそも他とは違っていた為 まだ勘違いしていた部分も 多くて。

 「相手他人
それをある意味では「自分と同じ」だと 思い
そう振る舞いあった 自分
だが「世界」は事実 でなくて
 しかし本当真実はやはりそう同じだったこと
きっと その辺りがこんがらがって。

 くるくると 廻っていたけれど
 「これまでの人間」を 辞める ということは。

 やはり「すべての手を離していいということ」
それに他ならない事に気が付いたのだ。


 ずっと「一人が心地良く在れる私」と
 「世界を離せなかった私」の和解


 そう 「他人違うもの
   それ

だがしかし 「ぜんぶ自分」ならば。


 「なんにもなくても ぜんぶある」、正にそれなので ある。


「   そう  なのよ 。」

小さな頃から ずっと
「こうされたらこう思うだろうな」「こうして欲しいな」「こうされると嫌だろうな」、そうやって
「相手を自分と見立ててあった 私」
それはやはり「正しくて」。

 高い 視点から見れば 「それは そう」なんだ。

 だがしかし その「行い」により「反応」が返ってくる 世界
 それは「自分というもの」のを 知る為の 検証する為の「反応」で
 「相手は鏡」
だからその反応の検証を 逐一詳細に目を逸らさず あった自分は 
その形自分がなにであるのか」が 今「わかる」のだ。



 だがしかし それ本質を直ぐに見失い
「わかってちゃいるけど」「戻ってくる澱」
「繰り返す 色」

「だから 。」

それを根気強く言い聞かせながら 微細な見え難い澱を降ろし続けていたのだが 
繰り返すことでやってくる疑問
 「なにか どこかがずれてあるから 繰り返している」事実。

やはりそれは「あたま」を使っているからで。
 
「あたま」は矛盾と無数のカケラ、それを同時に弾き「最適解」へ導くことはできないのだ。

だから
 それを 本気で辞めて。

 いつでも「ハートに ある」

それを実行する「覚悟」、それが「今」だ。

真ん中ハート」に在れば それができる。
 ただ 純粋に 自分を「感覚器」として使い
 信頼して「反応させれば」、最適解は導き出せる
 今 私はその地点に ある。

そう もう「」んだ。

それを「わかって」「使う」、それが「今」
そしてそれを練習し 馴染ませ 自然と使える様になって 「初めて またわかる」「きちんとわかる」のだろう。



 この 何度も来る「その時」
  「わかる」、瞬間 
  「気付き」の 時

だからこそ 思う「のは 本当に難しいこと」
 どこまでも自分から目を逸らさずに
 微細な澱を排し続けること
 同じ様な場所を廻ってある様に 見えても。

それは「上がっている」ということ 
それをまた「わからねば」、そこで満足する
若しくは諦め 止まってしまって
 そこから更には 上がれないこと。


「    ふぅむ。」

その 真摯に取り組みをする 私の前に。


ある日 現れた「金色の私」

 「剥がれた なかみ」

    「破り 出てきた 光のからだ」

それはきっと 「金の護り金色の枠」が変化したかたちで
「今の私の 最適」を補うもの
その 意味だけはわかっていた私は。

 じっと それを眺めてあって
 馴染ませながら。

「これ」は なんの 役目をするんだろうか
そんな風に 観察していたんだ。




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