透明の「扉」を開けて

美黎

文字の大きさ
1,470 / 2,079
11の扉 神である ために

私が 私で ある所以

しおりを挟む

そもそも 「自分だから気付いていないところ」
 それは意外と 沢山ある。


「 てか、これも 「そもそも論」か ?」

 そう この頃
 「宇宙へ」
そんなことを 考えていて 思ったのだけど

そもそも私の中で「宇宙」は「せかい」で あり
 「今 見えている範囲」「それだけ」が「世界」で
それ以外は「せかい」なのだ。


 言葉に すれば 
 ややこしいけれど
実際「今の視界」と 「ずっと小さな頃から思っていたこと」、その答え合わせが 更に成ってきて。

「  やはり。 「純粋さ」は 大切だよね。」

そんな風に「素直に世界を見ていた頃」、その景色が 私の中を過ぎる。


 
  「目を瞑れば そこには なんにもない」

 「夜 寝ている時に踊る おもちゃ」

    「風の強い日には 傘で飛べる」

  「風に 乗れる」

     「水の上を 歩ける」

   「火と共に踊る」

        「地中を 流れるチカラ」。


「御伽話」「ファンタジー」では 定番の
  自然達との共同
 
 何度も繰り返し読んだ 魔法の物語
 精霊 地霊 

   すべては繋がりあること
       私達は 共同体なこと

そして 勿論「裏側見えない世界」は 繋がりあるけれども。

 「表側見える世界」でも 繋がって循環してある こと。

そう それは
「見えない」のではなく「見ていないだけ」であって
私がきちんと 
  もっと
  詳細に 自分の位置へ 移動すれば。


 それは 「すべてが繋がり動き始める」
 そうに 違いない。


「 やっぱり。 私が、自分の階層を移動すれば いいってことよね。」


そう
 上がれば
  上がる程に 「はっきりと視える 新しい景色」

 「こうなっていたのか」

    「成る程」 「だから」

   「ああ やっぱり そうだったんだ」

そんな風に「自分の辻褄」が これまでよりも深く
 ピタリ ピタリと合ってきて。


そして
 きっと 「この認識」「前提」、それ自体すべて

    「私が 私である所以」

 それを 表して いて

 だから 
例えて言うなら「地球の反対側」も 私にとっては「せかい」で。


今は インターネットや電話で「繋ぐこと」は出来るがしかし
 昔は「できなかった道具が無かった」こと

 その 今や当たり前となった
「瞬時に繋がる」「見える」「聞こえる」
判る確認できる」ことは 便利ではあるがしかし
その「相手対象」が 
 だから して。

 「それ接続先」が「世界」なのか「せかい」なのか
それは 見解の分かれるところだろう。

 そう 私達は
 「今 この場の見える範囲しか 認識できないから」で ある。



「   ふぅむ。 だからこそ、「わたしのせかい」は 成り立ってあるんだけど。」

 そうなのだ
なんだか おかしな言い方になるけれども。

 「自分の以外が せかい」だからこそ

 「すべてはまるっと」が 適用できて
 「わたしはせかい」で「せかいはわたし」

その「表裏の関係性」が 成り立つ。


 「」で 示せると わかりやすいのだけど。

「   う~ん ? ?」


 今 私の「なかスペース」には
 「暗闇の中 自分の視界だけがライトで照らされている」
 そんな感じの映像が 映し出されて ある。

それはきっと 「今 キープすべき」、私の「状態」で
「わかり易く示された せかいからの道標」だ。


「 だから。 そう、やっぱり。せかいとわたしは ピッタリとくっ付いて? 背中合わせ。 いや、もっとふんわりしてるんだけど。 なんだろうか  もっと。 「可変」、まあ「宇宙」って ことか ?」

 
最近の私に適用されている「状態」を もう一度
 しっかりと振り返って 視る。

それは
 「自分の視界」以外は すべて「せかい」で あり
「私の見えない 背中側」、そこを受け持って在るのが せかい

形で言えば「私がせかい無限を背負っている」、それに 近い。


「   フフ 」

 なんだか 想像すると 面白いけれど。


 背後にある
 「かたちの ない」「無限の」「宇宙の」
 「光の虚空の」せかいは 

せっせと
 「せかいの目的の為に」
 「スペースあたまの中の材料で」
 「展開すべき視界映像を 無限の粒子を使って創り」
 「背後からポイポイと放り投げ」
 「それが積み上がり具現化されて」
 「現実世界と なり」
 「私がそれを 見て 道を選択して進み」
 「私達みんなの行きたい方向へ 進んである」

 そんな感じなのだ 今は。
 

「  だから。 本当に「共同創造」? みんなで創ってる感が 凄い。」


 だから やはり「宇宙へ 行く」
その「行程」にも「自分が上がれば景色が変わる」が適用されるし
そもそも「私と宇宙せかい」は 「ひとつ」だから。

 「別の場所」「次元」「世界」では
   ないので ある。



「   う~ん。 でも これって「感覚」だから なぁ。 ことばにすると なんだかこんがらがるんだよね。  でも、だからこその みんな光達で 「神」もみんな「同じ」、なんだよなぁ。」

  ふぅむ。


やはり
 その「経典の違い」の 話も。

「適用される私の理」は 同じで
 「すべてはまるっと」のからして
 「観る 角度が違うから」
 「違うに 」それであり

逆に言えば私が自分の立ち位置を違えると 「すべては成立しない」。

 それなんだ きっと。


「    ここに 来て。 「これその事実」 か。」

 「そう視えてきた」景色

   変わってゆく 高度

  移りゆく 「季節時間」と 共に。


 「自分が 変化してゆく」と いう
     普遍的な 真理 。



「  ふぅむ。 やはり「自然」って 最強。」


しかもそれは 「くうである」「すべてを最善へ変換してゆく」、その「行為」を
    やれば やるほど
「加速してある」事実で

 その塗り変わる景色
  居心地が 良くなってゆく 空間

  なんにもなくとも 「充足してある」こと

  自分が今 「なににも追われていないこと」。

その「事実現実」が 私の「存在」を
殊更肯定してあるから 有難いことこの上 ない。


 そうして 目を 瞑ると。

瞼の 裏で「大きくなる ひかり」

  ぼんやりと見える 白がゆっくりと 
   点滅 して 。

 「視える景色」が 変化してゆく 不思議。



 真っ新の 白い 礼拝室

  その「白き壁」 光の反射率 量

その「実際の変化」と共に感じる
 「自分の変化」、「感じられる範囲の拡大」
それが「そうだと」の 恩恵。


「     」

 ことばなく 手を 胸に当てる自分が
  「光達と繋がってある」こと
それをしっかりと反映できているのが 嬉しくて。

 また 目を開け真っ直ぐに 正面の小さな扉を見
「扉」「繋がり」「光」「石」「星屑」

 そんなカケラ達が キラキラと 頭上を回り始める。



「   そう だよね。 やっぱり。 ありがとう。 」


なんだ かんだと
 「やらなければ」、その癖が強かった自分の中身に
 「ありのままでいい」と 囁き続けてくれる みんな

 「ただ そのままでいい」を定着させること

それが一番難しかった 「こと」でもある。


「まあ。 まだ ちょいちょい顔を出すけど ね。」

しかしそれもまた 微細であれば ある程
 光に変えた時の「効果」は 高くて。


 「繊細で あること」
   「気付き過ぎること」
     「感じ過ぎること」
その
 「世界に在らば 負担にしかならなかった性質」が 


   "より 高く上がれる"、それもわかるんだ
 今 とても。


「  やっぱり でも。 その「理由」、なんで私はここにいるのか 、それが知れることって。 最大の ギフト だよね。 」

この 旅の「始まりの疑問」
 あの白い森からずっと「胸の真ん中にあったひとつ」、それが知れたのは 素直に嬉しいんだ。

 だけど
 それが 
 「ただ 一つの理由」そうでもなくて。


「 そうね。 それは。 「ひとつ」「ことば」「点」、なんか 「もの」では。 言い表せない、 な。」

 そうも 思うんだ。


そう 知れば 知るほど
 わかれば わかる ほど

 「私達という 存在」の「意味」は深く

「ことば」でも表せない程 多重で。


 多面的で
 沢山の色を含み
 天から 地までを網羅していて
 なによりも「オリジナルの いろ」が 美しく
 どの角度からも 煌めいて見えて。

  なによりも 美しいんだ 

  どの 「いろ」も きっと。




「      うん。」

 だから この「しろ」を
なにしろ思い切り吸い込んで。

 真っ新の キャンバスに 鮮やかさが「映える」様に。


「  どの、色も 招き入れる 。」

 そう呟いて。

「ポン」と ベンチから降り 
 くるりと 青縞へと 向かったんだ。














しおりを挟む
感想 3

あなたにおすすめの小説

側妃契約は満了しました。

夢草 蝶
恋愛
 婚約者である王太子から、別の女性を正妃にするから、側妃となって自分達の仕事をしろ。  そのような申し出を受け入れてから、五年の時が経ちました。

【完結】離縁ですか…では、私が出掛けている間に出ていって下さいね♪

山葵
恋愛
突然、カイルから離縁して欲しいと言われ、戸惑いながらも理由を聞いた。 「俺は真実の愛に目覚めたのだ。マリアこそ俺の運命の相手!」 そうですか…。 私は離婚届にサインをする。 私は、直ぐに役所に届ける様に使用人に渡した。 使用人が出掛けるのを確認してから 「私とアスベスが旅行に行っている間に荷物を纏めて出ていって下さいね♪」

愛された側妃と、愛されなかった正妃

編端みどり
恋愛
隣国から嫁いだ正妃は、夫に全く相手にされない。 夫が愛しているのは、美人で妖艶な側妃だけ。 連れて来た使用人はいつの間にか入れ替えられ、味方がいなくなり、全てを諦めていた正妃は、ある日側妃に子が産まれたと知った。自分の子として育てろと無茶振りをした国王と違い、産まれたばかりの赤ん坊は可愛らしかった。 正妃は、子育てを通じて強く逞しくなり、夫を切り捨てると決めた。 ※カクヨムさんにも掲載中 ※ 『※』があるところは、血の流れるシーンがあります ※センシティブな表現があります。血縁を重視している世界観のためです。このような考え方を肯定するものではありません。不快な表現があればご指摘下さい。

(完結)醜くなった花嫁の末路「どうぞ、お笑いください。元旦那様」

音爽(ネソウ)
ファンタジー
容姿が気に入らないと白い結婚を強いられた妻。 本邸から追い出されはしなかったが、夫は離れに愛人を囲い顔さえ見せない。 しかし、3年と待たず離縁が決定する事態に。そして元夫の家は……。 *6月18日HOTランキング入りしました、ありがとうございます。

無能なので辞めさせていただきます!

サカキ カリイ
ファンタジー
ブラック商業ギルドにて、休みなく働き詰めだった自分。 マウントとる新人が入って来て、馬鹿にされだした。 えっ上司まで新人に同調してこちらに辞めろだって? 残業は無能の証拠、職務に時間が長くかかる分、 無駄に残業代払わせてるからお前を辞めさせたいって? はいはいわかりました。 辞めますよ。 退職後、困ったんですかね?さあ、知りませんねえ。 自分無能なんで、なんにもわかりませんから。 カクヨム、なろうにも同内容のものを時差投稿しております。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

笑う令嬢は毒の杯を傾ける

無色
恋愛
 その笑顔は、甘い毒の味がした。  父親に虐げられ、義妹によって婚約者を奪われた令嬢は復讐のために毒を喰む。

愚かな側妃と言われたので、我慢することをやめます

天宮有
恋愛
私アリザは平民から側妃となり、国王ルグドに利用されていた。 王妃のシェムを愛しているルグドは、私を酷使する。 影で城の人達から「愚かな側妃」と蔑まれていることを知り、全てがどうでもよくなっていた。 私は我慢することをやめてルグドを助けず、愚かな側妃として生きます。

処理中です...