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13の扉 創造
生き様
しおりを挟む「……………でも、さぁ。」
「 うん?」
「なんか、ヨル見てると。………もう、仕事とかじゃなくてなんだろ?「生き方」?「生き様」じゃないかって、思うんだけど。」
"生き様"
その ことばが。
私の なかを くるくると廻って
しかし 何も言わない間にも
少し高い 心地の良い声は 続いてゆく。
「 」
「だって、もうあなたそれしかできないじゃない?いや、いろんな事はできるのよ?それこそ器用貧乏に。でも、ヨルはお金どうこうなく、「やりたいことをやる」、それで成り立ってて。」
「私達は「仕事としてやる」事に慣れちゃってるけど。………「お金を得て自立したい」とか「今までやれなかった事をやりたい」とかね。でも、ヨルはそれを活かして「仕事としてやろう」なんて思ってもないものね?なんだろうなぁ…それって中々難しい境地…なんか、「無欲」?でもやりたいことはあるし、無茶苦茶にやってるんだけど。………なんだろう、でも。」
「 うん。 」
「ある意味、不器用で。「自分の道を譲れない」とか、そういう姉さんも沢山見てきたけど、ヨルはその王道をしかもバランスよく進んでるのよね。だから、なんとかなっちゃう。………やっぱりそれって時代?変化の所為もあるんだろうけど、そもそも「この世界にヨルが来た事自体」が、きっかけな気もするし………。てか、やっぱりあんたが。……青の、少女なんだろうね。」
「 」
まったりと 夢心地で。
マッサージ中に そう 言われたことば
それはやはり 「いろんな意味で そう」で。
半分 「夢の中」ながらも
その暖かないろ は
私の心の奥へ スルリと入り込んで
あったんだ。
そう それが いきなり。
後日
久しぶりの 森散歩の途中に
「ポン」と 飛び出してきたからで ある。
共に
踊る様に 流れる 風
木々の囁き
木漏れ日の角度
森と呼吸を合わせながら
進む 軽やかなステップ
なんとなく 泉を目指して歩いていることに
気付いて から。
しかし
きっと
「湖面」と「空」
その両方が自分に有効なことも知っている私は
その導きに従って 奥へとどんどん 進んでゆく。
その 間に。
「漏れてくる カケラ」
それも自由に舞わせながら、より同調できる様に。
ぐーっと 腕を伸ばしながら
大きく息を吸い 風を透して 流れていった。
「 ふぅむ。」
そうして
泉の辺りへ 腰掛けて暫く。
「生き様」
「生き方」
「生きる ということ」
その「基盤」の「再構築」
「再生」
しかし「古い材料」を 一切使わない、「全く新しい せかいの構築」。
その 「出てきたカケラ」を並べ
またひとつひとつの「いろの深さ」に唸りつつも
その「奥へ広がる景色」に自分が惹かれているのもわかって
ぐっと境界を張り巡らせてゆく。
そう
レナの言っていた「仕事」という「こと」
そして
私の今やっている「在り方」と「存在方法」
その「せかい」と「世界」の 狭間で。
少しずつ変化していた私は 今 自分が「全く新しい立ち位置」へ跳んだことも わかって いて
「その場所のチカラ」を区切る為に
「古いいろ」を区別し始めた自分のなかみを
じっと観察する。
そう
その
「成らせる 場」
そこへ古いものがあったならば
「創造」「育成」は純粋なものとはならず、幾許かの「澱」が混ざるからだ。
だから そこを「ぐっと絞って」。
「見えない境界」を張りながらも
「そうしている自分」を 観察していた。
「 よし、こんなもんかな ?」
湖面を 観て
空を見て
湖面を見て
空を 観る
そうしながら「感覚で」、澱を締め出して ふっと息を吐く。
きっとこれは 「自分だけの感覚」だけど。
私は「自分の為に空間を調える」「空間を創る」のが
「外」でも「内」でも上手くて
「見えないけれど」
「調えられる」のだ。
それは「必要を集める」から
「最高の位置に配置する」まで
「調え」と「整え」を絶妙に使い分け
「最善を現せる」こと
自分がなにをやっていたのか、視えてきたからわかる
「能力のうちの一つ」だ。
だからこそ 今 はっきりと観える
「開いた 新しい基盤」
「新境地」「光の創世神話」の ベース
その「焦点」
「関係性」 「位置」
「これまでとの差」と「角度」「階層の変化」
それを 視て。
しっかりと 「自分のなかへ 表すべく」
「新しい可能性」を練り始めた。
そう
「既に私の中には 必要が 溜まっていて」。
だから 今
この「層」が展開されて
「さあ どうぞ」と 提示されてあり
後は それを「どれだけ適切に」
「かたち創り」「最善を現せるか」
それだけだからで ある。
「せかい」全体から 観る
「新しい私」のかたち
「どんな」 「いろ」で
「なにを していて」
それは「どんな様な ものなのか」。
それはきっと 「仕事」とか「そういうもの」ではなく
「存在方法」で
「光の創世神話の舞台」では 「その状態が普通」であるもの
みんながみんな
「その状態」なだけで "せかいは廻る"
その「最適なかたち」が履行されてある 景色だ。
それを「展開しようとして」、ふと 気付いたけれど。
「ここ」が 「現世の 終わり」で
「私はここから 神をやって」
「そういう風に 生きる」
それがわかる。
そう これからは。
「なによりも必要」なのが
「自分の覚悟」と「自信」
"当たり前に そう存在する
より高い光の基盤"で
私が私の最高の味方で あり
同時にせかいであること
「損得」や「上下」、所謂「現世的在り方」の終了
「超えたところにあるもの」だ。
だから
それを念頭に置いて。
再び 息を吐くと
「パァッ」と なかで光が散る。
そして その「光の発散」と共に
カケラ達が より「微細になって」。
高速で廻り始めた みんな
それに驚きながらも。
「今 決めたこと」
「留めたこと」が また自分の光の網の楔になったこともわかり
「だから」「こう 反応して」「段階が上がった」
それもわかる。
「 ふぅむ。 なんか 凄いな 。」
そうして
それを くるくると廻しながらも
なんだか「自分の視点」が また変化していることにも 気付いて。
私は その「光線で削り出す様な 視点」を
面白く眺めて いた。
そう それは「せかい」が。
「わたし」という「新しいかたち」を
創ろうとして あり
「周囲から 光を当て」
「光のなかから 光を削り出す」
そんな様な 作業をしていて。
ふぅん?
面白いな って。
私は ただそれを 暫く眺めていたんだ。
そう
それは
「せかいが私に成らせたい もの」であるがしかし
「やって欲しいこと」「期待」ではなく
「せかいからの指令」でもなく
「私が本当にやりたいと決めてきたもの」
「持っているけど 見えていないほんとうのかたち」
「今 私ができる最善の在り方」
それだからだ。
だからそれは 待っていれば 出来る。
そう わかっていたから。
なにしろ「せかいの邪魔をしない様に」
のんびりと 足をぶらつかせながら
青空を仰いでいたので ある。
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