透明の「扉」を開けて

美黎

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15の扉 神の領域

せかいの基盤

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 ザン

 ザン


 ザッ 

   と いう 「おと振動」と共に。


せかいの「向き」が 徐々に揃い
「物事が正しい光の方向へ」静かに織られているのが わかる。



 これまで 方々を向いていたもの
      バラバラだったもの
  その「存在」「在り方」
    「エネルギーの 向き」
    「チカラの出し方」
    「持っている 色」。

あらゆる「光に賛同したものたち」が
 各々のペースで 「光に塗り変わるかたち」
それを 視て。


   "ああ こういう風に 織られてゆくんだ

      新しいせかいは"


 そんな風に 

 その 光の景色を観ながら 
      思って いたんだ。









      ・         ・         ・



 そうして ふと 目覚めて。

 寝起きのスペースに 在るは

   "明白になった事実"    
 それだけで

完全に目覚めて思考が働き始めると「それ」は世界へ紛れ込むからして 
今のうちに それをぼんやりと捉えてゆく。

 そう「夢の中では 完全に「裏側」の私」
しかし寝起きも
 「ほぼ あちら側裏側の住人」だからして 
スペースの中身が自由なうちに「無限」を使って描くと拡大できるのだ。


   ふ む

      して


   それ が 「すぐに結びつく」のは

    なん だ ?


 そう
 その「一発目」

  
 肝心の「一番純粋な光」を 辿ってみるとしかし 
紐付き引っ張られてきたそれは
 「捉える程のことでもない」、とてもシンプルなもので。


  "それを 

    そこを ということ"
 

 「主人が変えれば そう なる せかい」

その「至極単純なこたえ」だったんだ。



「   でも。   まあ。  そうか。  そう、なるよね 。」

自分で自分に あっさりと納得するけれど。


 サラサラと 「頭のなかみスペース」を
  一度バラして 並べ替えてみて
 考えずに「なる様に任せ」、カケラ達が並ぶのを 観る。


   ふむ。   成る程?


 それは 確かに「そう」で。

カケラ達が 今 はっきりと示しているのは
 大きく分けて二つの部分で
 「背景が変わったこと」と
 「その背景がだということ」だ。


 そう
   今 
 この新しい領域では
 これまでは「ちぐはぐ」だった
 全ての「周囲」が。

 「同じ方向を向き」
 「同じ光を指す」のだから
それは
 「成らない 訳がない」。




「    成る程 そういうことだったんだ。」

 相対する「もの」「ひと」
 その「認識」と「意識の向き」
 せかいという「背景」の「いろ」

その どれもが調和している とても心地の良い さま

 それは紛れもなく「せかいからの返事」で
  「わたしはせかい」を 表して いて。


 そして この新しい領域は
  「守られて なく」
  「守っても いない」次元で
代わりに「すべて」から観られる場所であり
 「すべて」を観ている 場所でも ある。


 それは
「エネルギーを視る」そう思って から。

その「返事」が 「この状態」で
  私は今「すべてから観照されていて」
  私も今「すべてを観照して在る」のだ。


 だから なにをして いても
     なにもしていなくとも。


 「すべてせかい」は 私を観ていて
 例えば
この 新しい場に「異色他の存在」が紛れ込むのなら
 それもすべてから観られているということだ。

そして
 その「やったこと」
   「出したエネルギー」
   「使った力」は きちんとすべてが己へ還り
 せかいはただ静かに廻ってゆく。



「   確かに。 これが 。」

 そう
   「運命の女神フォルトゥーナ


彼女イストリアはそう言ってくれるけれど。


確かに
 なにも 「すること」はなく
 ただ「廻る輪を見護るだけ」

その位置はきっと 同じだ。


 その「存在」
   「シンボル」
   「かたち」
   「そう認識されているもの」

その「存在を見て」。
 私達が その「チカラ能力」を使う 触媒

 その「お手本」が スペースを
  共に廻って いて。


 ただ 静かにせかいと呼吸している、今の私を 後押ししていたのである。







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