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17の扉 こたえしかない ところ
しるし
しおりを挟む実際私は
「すぐ泣く自分」のことが あまり好きじゃなかったし
自分にとっては「大きなこと」が
他人にとっては「大したことではなかったりする」
その「感受性」が。
あまり 好きではなかったのかも 知れない。
泣きたくないのに
慰めを 期待している訳ではないのに
「涙が出ることで そう思われること」
「女だから 泣けばいいと思っていると思われる」
それ自体も嫌で
各方面からの視線が 気になって
それを覆い隠すのに
必死になって。
「ほんとうの自分を 隠していたこと」
それもまたここで ようく わかるんだ。
だけど 実際ここにきて
その「両方ある地点」に立ってみて 振り返ると。
「だからこそ明白に視える」、その眼線に
感心 して いたんだ。
成る程 やっぱり
感じるから
ようく わかる。
そう
その
「見えないけれども そこにある」、空気
いろ 雰囲気 気配
はっきりとことばにできない、その「感じ取れるもの」それが。
「体感として はっきりとわかれる」からで ある。
未だ 静寂に包まれた ままの書斎
白い雰囲気は
その几帳面さを崩すことなくそこに存在していて
まだ 誰も。
私が 眼を閉じてから「言葉を発していない」のが わかる。
そうして ぐるり眺める 馴染んだ部屋の面々
そこから受けるは
じっと 私を見る 視線
その様々な 色
様々な 重み
そしてそのまた奥にある「いろ」を 体感して思う
「あちらとこちらの境界線」、それは。
「 やはり。 まだ、「得たいか」それとも「自分の中身を掘り下げたいのか」。 か? 」
まあ 「どっち側に立ってるか」、
それなんだろう けど。
そう感じる。
実際
全体を観て 「枯渇している人」の中でも
「枯渇の種類」は 分類すれば沢山あって
しかし「今の私の視点」「観るべき位置」から眺めれば
その「点」はひとつで
「相手が必要かどうか」、それだけだ。
「映し出したいか」
「己の中身を見ていくか」
それは外から見れば曖昧な基準にしかならぬけれど
「私の眼」で視れば
「中身の成分」、その割合ひとつだけだ。
そしてまた「最終目的地は同じ」だからして
「どのルートを通るのか」、それだけが「違い」で あり
その「ルートの分岐」で 私が手を加える必要がある、そういうことだ。
そう「どのルートを通るのか」
それは全くの自由だけれど
「場所」には「限界があり」、それは「この物理次元に必ず存在する 体験するためのルール」でもある。
だから
その管理者である私がきちんと明示して、どういう形であれど
「守護線を引かなければならない」。
そしてそれはやはり
「形」ではなく
「光の割合」で
その「分岐自体が私」で。
ある意味 私は「仕分けする」でもなく
「そこに在るだけ」で
「あちらとこちらに分ける役目」のしるしで
それは「感じるチカラ」頼りの「100%自分の感覚だけ」である。
だけどそれは それで良くて。
「それをやる為に
私はここに 数多の色を含み存在していて」
「その用意が整ったから せかいは提示しているのだ」。
だからその一点に集中して
みんなの色を確かめながらもぐるり、世界の景色を自分の中へ 投影していく。
ふむ
しかし やはり。
そう ね ?
その「境界線」、
その細い線の 「あっち」なのか「こっち」なのか。
それは確かに。
「まだ 色を得たいか」
「確かめたいか」
「知りたい色があるか」、そこで
「味わう」、確かにそれは「相手」は 必要だけれど。
例えば私の「味わう」は
森の景色や 一人でゆっくり飲むお茶の香りだったり
薄茶の瞳の優しさを感じたり
フワフワの毛並みに顔を埋めることだったり
そんな些細なもので 「一人で完結できる」。
だけど「相手が必要な味わう」それは
「したい」「されたい」と「受けた色を楽しむ世界」
「褒めてもらう」や「好きだと言われる」とか
「羨望の眼差しを受ける」とか
そんな感じの「色」
それはやはり「対象」が無いと「味わえない」。
そしてそれも「多分に気持ちいいもの」で
「ここにいるからには やっていい」んだ。
だってそれは「死ねば」「体がなければ」
「味わえないものだから」で ある。
だが しかし。
多分 私が「一番大切だと思う 点」
それは
「感じられるか」「感じられないか」そこで
それは「ハートが開いているか否か」に関連すること
即ち「得たいと思っていても 開いていなければ得られないこと」
それを指して いる。
「 ふむ。」
そして「身体が元気になれば」「満ちれば」、
「開く人もいれば」
「身体だけ元気になっても 不足感がある人」
「身体が元気になったからこそ、ポッカリと空いた穴に気づく人」
いろんな人が いる。
ふむ でも な
「そこから」
「どっちに行くのか」
「どっちに行けば 最適か」それって。
ポイント
基準点
目安? みたいなのって
なんなのだ ろうか 。
「 ふぅん ?」
そこから くるくると「いろんな景色」を
展開して。
「自分の場所から観ている 数多の視点」、
そこから降りて
「各視点からの気色」それを映して ゆく。
そう
「私の場所」から観ると、
「なんでそうなのか迄 ぜんぶ観える」けれど
「本人が見ている方向」、それがこの「分岐」には大切だからだ。
「自分の見ている方向」
それはいつだって 「行きたい先」を 指していて
せかいはそれを反映し 「見たい世界」を 見せる。
だから 私も。
それで
いい 筈
だと ?
思うん だけ ど 。
「 成る程? 」
そうやって「いろんな景色」を 映して 観て。
やはり「見えるのは 明確な世界」
それか「まだ何も見えない モヤモヤ」
そのはっきりとした「違い」、それを 確認して。
成る程、と 思い
更にそこから「自分の視点」へ立ち帰り
「最終地点からの俯瞰」を展開して全体の「流れ」を視てみる。
その「パターンの流れ」は どうか
「展開する景色の方向性」
「最終目的地迄の 距離」
「その それぞれの「その時」の展開」
「どこまでも 自由が基盤に在ること」
その
「自分の分岐としての役割」と「時間の調整」
「タイミング」と「シンクロニシティ」
「誰にも 何処にも 摩擦がないこと」
「ほんとうは みんな跳べること」。
そう
私がそれを「どこで どう展開しても」
「すべては最適で廻り」
「私達は可能性を使って跳べて」
「最終的には 必ず辿り着くのだ」。
それは誰しもに保証されている「権利」であり
「存在の意味」
「 うん。」
オッケー
やっぱり。
そういう風に
できている
そしてそこまで ぐるっと、展開して。
再び「感じてみる」、みんなの視線
部屋の中は静まり返り
「私の独り言を推察する面白い空気」が流れ
なんだかそれはそれで興味深い場面で ある。
だから
それもこれも
まるっとぜんぶ 加味して。
ようやくゆっくりと 口を 開いたんだ。
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