1,656 / 2,079
17の扉 こたえしかない ところ
それぞれの 役割
しおりを挟む広く 光で 繋がる「魂の場所」
「光達からのギフト」
「私が守る 約束の場所」。
それは 今
デヴァイだけでなく グロッシュラーやラピスにも拡がっていて
ひとつひとつの規模は 大きくないけれども。
その それぞれが
「光の糸で繋がり」
「その中で エネルギーが循環して」
「脈打ち」
「各所を刺激して」
「順調に 世界は廻り始めて いる」。
「ラピス」
「シャット」
「グロッシュラー」
「デヴァイ」
そんな「各所に散らばる 私の区画」には
「沢山の人」がいて
「ケアされる側の人」も
「ケアする側の人」も
そこには「いろんな光」が あって。
今 その拡がった区域は
ラピスでは「森」と「青の館に少し」
シャットは「回復までは必要ないが 炎を育てる為の場所」で
グロッシュラーでは「石の館」
デヴァイでは「銀以外の家の 一部」
そんなかたちで 展開している。
そして そのそれぞれに「管理者」は無く
「私という基盤」に護られていて
そこへ表立って「結界」を張ってくれているのは本部長とレシフェだ。
「目に見える物が必要だろう」と。
彼等「師弟」が能力を集結した「結界」
それはある意味「見えやすい障壁」で
「悪戯防止」に近いもの
興味本位で手を出されない様、厳重に「護られている形を見せる為の壁」だ。
その「よく効きそうな出来」を見て
「悪い人にだけ効く結界ですね」って言ったら
「その阿保みたいな名は止めろ」って 言われたけども。
「 それにしても。 なんか、色々。 観てると面白いんだよね。 「世話をしてる」って、これまでの感覚で言うと違うんだけど 確かに「面倒をみて」「気遣ってる」んだ。 自然に。」
「うん、解る。」
「 まあ、勿論 その中の筆頭がレナだけどね。」
「………ふふ、筆頭、でもないけど。でも、ありがとう。やりがいはある。誰も病まないのが一番だけど、元気になってもゆっくりお喋りしに来たりさ。して欲しいわよね。」
「 うん。 そうだね。」
そんな私は いつもの散策途中
レナへ 相談に立ち寄っている。
勿論それは「自分の役割を円滑に果たす為」であり
「その役割の中の 一部を担う彼女に」
「私の意図を 伝えておく必要があるからだ」。
私が
「基盤」「管理者」「自分の役割」を
果たす 為に
「光の網の中のコミュニケーション」は欠かせないし
「その為の手段を最大限 有効活用して」
「みんなで 拡大発展する」。
その為の「基盤」
「役割」
「私がチカラとして使える自分の立ち位置」
そう
「せかいを繋ぐ 光の網 ネットワーク」
それは勿論「裏側を網羅するもの」「充満」でもあるが
「表裏を 縦横無尽に走る」からして
世界を繋ぐ「私の役割」にも とても役立つものだ。
例えて言うなら
「大きな世界の図」があり
「分散している円」それが「区画」
「その中にある目立つ点」が「役割」で
「それぞれを繋ぐ線」が「私の光」
そしてそれは「光の網を具現化したもの」で
「私」は「その図が描かれている紙」だ。
そして
その「要点」のひとつ
「連結口」として 私と共に動いてくれるのがレナであり
本部長や仲間のみんな、協力者達なのだ。
そうやって 表に現れているものが
言葉にするなら「役割」で
区画の中には 様々な「役割」があり
「大きく目立つものから」
「微細で気付かれないものまで」
それは無数に 存在している。
まあ それは実際
「ぜんぶが役割」そうとも 言えて
「充満である 私の区画」は
やはり「表側でもすべてがピタリと嵌っているのだ」。
そうして
実際「場所は 私のチカラで運営されている」。
そう「表すと」、なんだか不思議なカタチだけれど
それは みんなと交わしている「光の約束」「無言の了解」で。
レシフェ達は区画へ案内する人に「ここがどういった場所なのか」を、入る前にきちんと説明してくれている。
だから 「基本の礼節は守る」
それはここの基盤として存在していて
「管理者という役目」を置かなくとも、しっかりとやっていけるのだ。
それに
実際「枯渇している人の世話ができる人材」は まだ「世界」に多くない。
みんな それぞれ「自分の事に向き合い始めて」。
それどころでない人の方が、圧倒的に 多いからだ。
だから きっかけを生み出す意味でも
レナ達は 比較的元気な女性達に声を掛けていて
動ける人には「料理」という部分で 協力してもらっている。
各所基点には食堂があり「一日二回は必ず食堂へ出て ご飯を食べる」、そのルールを設け
そこだけは徹底しているのだ。
勿論、三度食べてもいいのだけど
そもそも「部屋から出られない人」もいるのが現状だ。
だけど「息を吸う時間」も 大切だから
そこは守る様にしてもらっていて。
「温かいほっこり感」そんな色の 食堂を創っている。
「作る方も」、強制ではなく
「気が向いたならば参加できる」そんな体制を イストリアが上手く作ってくれていて
有り難いことに、料理好きの人達が集まり そこもコミュニケーションの場所になっているのだ。
「でもさ、やっぱり食べる物が違うと、こうも違うんだって思うわよ。私は体に触れてるから、余計に分かるけど。…子供達の時もそうだったけど、やっぱり体の元気から、よね。自分が正常でない事にも、気付けないもの。」
「 そうだよね。 「なにが」、って訳でなくとも。「チカラが出ない」、それは気付き辛いよ。そもそも始めからそうだった所も多いしね。」
「ある意味「元気だけ」なら、私達でもなんとか…、ホラ、食事とかマッサージとかでもできるじゃない?でも、その「なんとなく」が一番難しいのよね。「やる気」みたいな。あんたはそっちを撒く役なのね。なんか分かってきたわ、私も最近。」
「 フフ」
レナが言っているのは「炉の炎」の話で
たしかにそれは「私の役目」で。
それを「感じる」と共に
これまで省みられていなかった「意思の部分」
そこへ 世界の目が向いてきたのが
今 一番、大きな「こと」だとも わかる。
「マシロがね。各所の食堂に来てくれてるでしょう?やっぱり、スピリットだからなのかしら?根本的に必要な物が分かってるって言うか、なんて言うんだろう………うまいのよ。」
「 ああ、わかる。 多分、「構成材料をわかってる」からじゃないかと 私は思ってるんだけど。 だから「必要がわかる」んだよ。 やっぱり、自分も「その一部」だからね。 でも、ここまで協力してくれるとは思ってなくて それも嬉しかったなぁ 結局「越境できる」様に なっちゃったし あれってどうなってるんだろうか。 てか 私の ふむ。チカラが 」
「何言ってんのよ。あれも自分が作ったんじゃなかった?」
「 確かに? でも、マシロ達は「創った」って言うよりも、「元々そこに居て消えそうだったものにチカラを吹き込んだ」、が近いかな。 う~ん、でも 今思えば。 それも「充満の一部」に「カタチを与えたということ」なの か 」
「………ちょっと、分かんなくなってきたけど?まあいいわ。じゃあとりあえず、その二人には私がそれとなく「流す」から。多分、伝えてくれると思うわよ。基礎が回復してきたら、確かに外の景色だって、見てみたいし。おしゃれだってしたいものね。」
「 うん。なにか、具体的なことだと焦るといけないから。やっぱり興味のあることから、出るきっかけになるといいんだ。 レナならそこら辺上手だから、お任せする。 いつもありがとう。」
「なによ。こちらこそだわよ。」
そっと 背中に置かれた 温かい手
相談には 定位置の
二階の窓辺に
まだ「曇りがち」の柔らかな陽射し
遠くに見える畑の様子は 今日も輝いていて。
殆ど、灰色か茶だったこの土地の色が 緑に変わってゆくことの意味を 静かに 思う。
ずっと ずっと 「歩いてきた 変化の上」
それはやはり「自分の敷いてきた道」でもあるが
「自分の創っている道」でもあって。
「かなり 開示されてきた"ほんとうの私"」そこに
近づいている気配が ジワリと沁み込んで くる。
そして
そう「感じて」「深呼吸すると」、
ポットを手に立ち上がったレナから ふわりと優しい香りが して。
そっと 階段を降りて行く後ろ姿も
じんわりと沁み込ませて いたんだ。
0
あなたにおすすめの小説
【完結】離縁ですか…では、私が出掛けている間に出ていって下さいね♪
山葵
恋愛
突然、カイルから離縁して欲しいと言われ、戸惑いながらも理由を聞いた。
「俺は真実の愛に目覚めたのだ。マリアこそ俺の運命の相手!」
そうですか…。
私は離婚届にサインをする。
私は、直ぐに役所に届ける様に使用人に渡した。
使用人が出掛けるのを確認してから
「私とアスベスが旅行に行っている間に荷物を纏めて出ていって下さいね♪」
初夜に大暴言を吐かれた伯爵夫人は、微笑みと共に我が道を行く ―旦那様、今更擦り寄られても困ります―
望月 或
恋愛
「お前の噂を聞いたぞ。毎夜町に出て男を求め、毎回違う男と朝までふしだらな行為に明け暮れているそうだな? その上糸目を付けず服や装飾品を買い漁り、多大な借金を背負っているとか……。そんな醜悪な女が俺の妻だとは非常に不愉快極まりない! 今後俺に話し掛けるな! 俺に一切関与するな! 同じ空気を吸ってるだけでとんでもなく不快だ……!!」
【王命】で決められた婚姻をし、ハイド・ランジニカ伯爵とオリービア・フレイグラント子爵令嬢の初夜は、彼のその暴言で始まった。
そして、それに返したオリービアの一言は、
「あらあら、まぁ」
の六文字だった。
屋敷に住まわせている、ハイドの愛人と噂されるユーカリや、その取巻きの使用人達の嫌がらせも何のその、オリービアは微笑みを絶やさず自分の道を突き進んでいく。
ユーカリだけを信じ心酔していたハイドだったが、オリービアが屋敷に来てから徐々に変化が表れ始めて……
※作者独自の世界観満載です。違和感を感じたら、「あぁ、こういう世界なんだな」と思って頂けたら有難いです……。
愚かな側妃と言われたので、我慢することをやめます
天宮有
恋愛
私アリザは平民から側妃となり、国王ルグドに利用されていた。
王妃のシェムを愛しているルグドは、私を酷使する。
影で城の人達から「愚かな側妃」と蔑まれていることを知り、全てがどうでもよくなっていた。
私は我慢することをやめてルグドを助けず、愚かな側妃として生きます。
私に姉など居ませんが?
山葵
恋愛
「ごめんよ、クリス。僕は君よりお姉さんの方が好きになってしまったんだ。だから婚約を解消して欲しい」
「婚約破棄という事で宜しいですか?では、構いませんよ」
「ありがとう」
私は婚約者スティーブと結婚破棄した。
書類にサインをし、慰謝料も請求した。
「ところでスティーブ様、私には姉はおりませんが、一体誰と婚約をするのですか?」
愛された側妃と、愛されなかった正妃
編端みどり
恋愛
隣国から嫁いだ正妃は、夫に全く相手にされない。
夫が愛しているのは、美人で妖艶な側妃だけ。
連れて来た使用人はいつの間にか入れ替えられ、味方がいなくなり、全てを諦めていた正妃は、ある日側妃に子が産まれたと知った。自分の子として育てろと無茶振りをした国王と違い、産まれたばかりの赤ん坊は可愛らしかった。
正妃は、子育てを通じて強く逞しくなり、夫を切り捨てると決めた。
※カクヨムさんにも掲載中
※ 『※』があるところは、血の流れるシーンがあります
※センシティブな表現があります。血縁を重視している世界観のためです。このような考え方を肯定するものではありません。不快な表現があればご指摘下さい。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる