1,687 / 2,079
18の扉 光の領域
もう ワンスパイス
しおりを挟む「 てか 多分。 「これまであった 繋がり」プラス、 あと一歩必要だよね ?」
テクテクと 黒い廊下を 歩きながら。
「今し方 読んできた暖かい色」
「美しい画集」
「謳う詩集」
「沢山の呪文が埋まっている 教本」
その
「繋がっているけれど 以前のもの」という
「既に存在しているものの持つ 色」に触れていると。
私の 「なかみ」が
「それもあるけど それではない」
そう 言っているのがわかる。
「 まあ。 「言いたいこと」は、わかるけどね。」
確かに それは そうで
私はこれから「自分の区画」と「成り立ちから異なるもの」を 繋げるのだ。
『成り立ちから 異なるもの』
それは勿論「世界の色を受けていない次元」の話で
「繋がっていた頃」は「世界の影響を受けている」。
だから「それ」は
「ヒント」ではあるけれど「こたえ」ではなくて
私に「必要まで辿り着かせる為の せかいの撒き餌」だ。
「 ふむ。」
だから それも踏まえて
「なに」が 「もう一押し必要なのか」
それをせかいに投げて。
「そう なりたいいろ」の実物、すっきりとした空でも観に行こうかと
青い通路へ 歩いて行った。
「薄曇」の グロッシュラーを抜けて。
「やはりあそこか」と 森を通るが
「もっと広い青」を求め
森も抜けて、街を臨む 開けた場所に出る。
「少し 乾いた空気」から
「しっとり冷たい潤い」へ
そこから風の通る場へ出て胸一杯に空気を吸えば
なんだか「街の匂い」もする気がしてきて。
「動きが」
「季節が」
「祭祀が」 始まろうとしているのだと
世界も言ってくるから 面白い。
そう
確かに「私に囁くのは せかい」だけれど
現実に進行している「季節」「行事」
その「動き」が伝えてくるのは「世界の色」で
それはまた「窓から垂れる 冬の色」
「みんなのワクワク感」から
「実際の空気を伝って 私に届く」。
そして今 実際「世界」では
確かに「正もあれば 負もあり」、祭りを普通に楽しんでいる人もいれば それどころではない人もいるのが 現実だ。
"実際 せかいでなにが起こっていたとしても
気付かぬ者は 気付かず
気付く者だけが 気付いて
それぞれの位置で過ぎてゆく大きな 流れ"
それを「実際 これから観れる 今」は
やはり「とんでもなく興味深くて」。
そしてその景色を「どちらも より深く視れる」今だからこそ、その波の動きが「せかいの祝福」なのが わかるんだ。
「 成る程 だから。 この「大波」と 私の波、 みんなの波を合わせて。 ふむ 」
そうやって 呟きながら。
「待望の青」も 思い切り眺め
そのままぐっと背を逸らして「上空の青」も意識して 吸う。
ふぅむ 。
今日は なかなかの お天気 ですね。
「冬の ピンと張った空気」のお陰で。
混じり気のない、「ラピスと森の色」
それを感じると「私の感覚」は 満足した様で
すっきりとしたなかみは 早速 より際立った「片付けたいもの」を。
私の前に つらつらと並べ始めて いる。
「 成る程ね。 まあ そうね。」
早速 出してきたな ?
そうも思うけれど
とは言え 「私のやること」は「シンプル」「単純」
「この期に及んで ゼロであること」だから
そう難しいことでは ない。
して ?
そう
「なにが」
ほんのり 引っ掛かってるんだ っけ ?
そう
きっと
私は「このまま祭祀をやったとしても」。
「それなりに」、納得いく結果を出せて
それはそれで 「いいもの」でも ある。
だけど「なかみの感覚」は「もう一歩上げれる」
そう言っていて
そこが視えれば、「今取れる 最善のカードでやれる」
それに間違いない。
ふむ ?
して。
でも 「それ」って なんか。
多分、「視る」じゃなく「感じる」で
「探すでもなく」
「生きてればわかるやつ」
だよ ね ? ?
もう「散々やった」から、わかるけれど
せかいの提示していることはやはり「点」ではなく「全」である。
だから
「気になる部分」
その「古き」と「新しき」の「繋がりを見付ける」
「気付く」「想像する」ことではなく
「せかいがここで物語を寄越してきた意図を読む」
そういう 「こと」だ。
「瞬間」ではなく
「時空」を観ること
そして「視ればわかるもの」を せかいは私に提示している。
「繋げる」のは ある意味「祭祀をやればわかる」。
それはきっと「その時 降りてくるもの」で
私はただ
「観て」「視て」「最善を取ればいいだけだ」。
だけど その「古い繋がり」を示すいろは
私がその場へ最高で臨む為の鍵でもあって
せかいは「まだそれを私に提示している」。
そう 「まだ 視ていない」から。
「引っ込めずに」「示されている」のだ。
「 ま。 そのポイントだけ、 わかってれば。 大丈夫でしょ。」
だから とりあえずそこまで纏めて
「今はまだ 捉えられない」から。
一旦 自分の場所へ 帰ることにしたんだ。
♪
♫
ふふん
ふ~ん
ん ?
「自分の中が すっかりと空」になって。
ご機嫌で 青の廊下を進んでいたのだけど
「目的地に ある気配」
それが「光っている」のを感じて。
「 う~ ん 」
なんとも 言えない「こえ」を出しながら
とりあえずはそのまんま 歩を進めて行く。
えっ と
あの色 だよね
まあ その色以外は入れないんだけど
いや
うん?
えっ ?
でも。
「私は なんで 微妙に狼狽えてるんだ ろうか」。
「 ふむ。 」
だけど
多分。
「吾輩は物語発言」を聴いてから
「実物を見るのは 初めて」であるからして
私のなかみ達はきっと。
「なにかが起こる」
それをワクワク ドキドキしているに違いないのだ。
「 ふぅん。 まあ いいけど。 でも 「なにか起きる」んじゃなくて、「私が そうする」んだよ。」
そう それは
「微妙であるけれど」「大きな違い」で
「彼はそこにあるだけ」で
「私がそこから自分のなかみを引き出す」のだ。
「あれ」は「そう作用するもの」で
「私は そういう風に彼を創ってある」。
だから。
いつもの様に きっと「見ればわかる」から
みんなはそれもまた楽しんで ワクワクしているんだろう。
「 ま。 いいけどね。 しれっと見るもんね。」
そう言って 「ふわり」と境界を抜け
白く光る領域へ足を踏み入れる。
「ここ」は 「遠く」も「近く」も ある「ところ」で
マシュマロの上にいるであろう彼は 案の定まだ見えはしない。
その時々の「私の様子」によって
「その距離は如何様にも変化して 最善を取るかたち」に なっているのだ。
ふむ
んで
どれ
どこ だ ? ?
一旦 大きく息を吐いて
吸って「自分のなかみをすっかり虚空いろ」にすると
ぼんやりと光る「なにか」が 正面に見えてくる。
ああ
成る程。
やっぱり 「見れば わかる」な 。
そうして
「そのいろに触れた途端」、
私の中には「こたえが入ってきて」
「自分の見たかったもの」が視え
「すっと 微細なずれが真ん中へ収まる」。
だから その「いろんな 流れ」に 納得して。
静かにそのまま
進んで行ったので ある。
0
あなたにおすすめの小説
【完結】離縁ですか…では、私が出掛けている間に出ていって下さいね♪
山葵
恋愛
突然、カイルから離縁して欲しいと言われ、戸惑いながらも理由を聞いた。
「俺は真実の愛に目覚めたのだ。マリアこそ俺の運命の相手!」
そうですか…。
私は離婚届にサインをする。
私は、直ぐに役所に届ける様に使用人に渡した。
使用人が出掛けるのを確認してから
「私とアスベスが旅行に行っている間に荷物を纏めて出ていって下さいね♪」
愚かな側妃と言われたので、我慢することをやめます
天宮有
恋愛
私アリザは平民から側妃となり、国王ルグドに利用されていた。
王妃のシェムを愛しているルグドは、私を酷使する。
影で城の人達から「愚かな側妃」と蔑まれていることを知り、全てがどうでもよくなっていた。
私は我慢することをやめてルグドを助けず、愚かな側妃として生きます。
愛された側妃と、愛されなかった正妃
編端みどり
恋愛
隣国から嫁いだ正妃は、夫に全く相手にされない。
夫が愛しているのは、美人で妖艶な側妃だけ。
連れて来た使用人はいつの間にか入れ替えられ、味方がいなくなり、全てを諦めていた正妃は、ある日側妃に子が産まれたと知った。自分の子として育てろと無茶振りをした国王と違い、産まれたばかりの赤ん坊は可愛らしかった。
正妃は、子育てを通じて強く逞しくなり、夫を切り捨てると決めた。
※カクヨムさんにも掲載中
※ 『※』があるところは、血の流れるシーンがあります
※センシティブな表現があります。血縁を重視している世界観のためです。このような考え方を肯定するものではありません。不快な表現があればご指摘下さい。
(完結)醜くなった花嫁の末路「どうぞ、お笑いください。元旦那様」
音爽(ネソウ)
ファンタジー
容姿が気に入らないと白い結婚を強いられた妻。
本邸から追い出されはしなかったが、夫は離れに愛人を囲い顔さえ見せない。
しかし、3年と待たず離縁が決定する事態に。そして元夫の家は……。
*6月18日HOTランキング入りしました、ありがとうございます。
戦場の英雄、上官の陰謀により死亡扱いにされ、故郷に帰ると許嫁は結婚していた。絶望の中、偶然助けた許嫁の娘に何故か求婚されることに
千石
ファンタジー
「絶対生きて帰ってくる。その時は結婚しよう」
「はい。あなたの帰りをいつまでも待ってます」
許嫁と涙ながらに約束をした20年後、英雄と呼ばれるまでになったルークだったが生還してみると死亡扱いにされていた。
許嫁は既に結婚しており、ルークは絶望の只中に。
上官の陰謀だと知ったルークは激怒し、殴ってしまう。
言い訳をする気もなかったため、全ての功績を抹消され、貰えるはずだった年金もパー。
絶望の中、偶然助けた子が許嫁の娘で、
「ルーク、あなたに惚れたわ。今すぐあたしと結婚しなさい!」
何故か求婚されることに。
困りながらも巻き込まれる騒動を通じて
ルークは失っていた日常を段々と取り戻していく。
こちらは他のウェブ小説にも投稿しております。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる