1,746 / 2,079
19の扉 虚空
新しい軌道
しおりを挟む「時が」
「来たから」
「差し伸べられた手」
「新しい 景色」
「もっと大きな 流れ」
「私の思う真の調和」
「もう 振り子の様に戻らない 世界」。
ふぅ む 。
ゆっくりと 大きく 「息を吸って」。
力むと忘れがちな「呼吸」、それをきちんと意識すると
みんなの「息さえ 吸っていればいい」
そんなこえが聴こえてきて、「それが 今の私の真理」だと改めて思う。
そう
「視える」とか
「観る」とか
「見ない」とか、
なにかと力みがちな私に足りないのは「無防備」
若しくは「ノーガードの私」で
「ここでの私」は 「もう なんであり」を常態にしている私の筈であり
そもそも「考えている」こと自体、余計なことだとも、言える。
だよ ね。
だから
絶妙なタイミングで
「はい どうぞ」と 明晰君が寄越してきた「いつぞやのヴェール」
それを取り出して被り「目隠し」を して。
とりあえずはそのまんま、黒い廊下を進み続けて いた。
そう、一旦 深く息を吸い、
きちんと真ん中に立って
全体を捉えたならば。
今「私が やるべきこと」は
「整理」ではなく
「一番高い視点から要点を拾う」、そんな様な「こと」で
「この頃の私」プラス「すべての私」、その すべてを俯瞰して。
「今」
「ここで」
「自分の最善を取る」 と いう
"すべてとのタイミングが合うこと"
即ち「せかいと調和し あること」だ。
だから「なんだか ごちゃごちゃしがちな頭」、それにご退場願い
「明晰君達」をせかいへ派遣して
「必要」が集まってくるまで
テクテクとリズムよく、歩き続ける。
そんな風に始まった「久しぶりのヴェールの道中」は
黙々と
しかし着実に 距離を伸ばしていって。
ぐるり ぐるり と
「回廊」を廻るうちに
「自分の軌道」、 その「新しい 跡」が視え始め
「なんとなく 掴めてきた せかいの言いたいこと」に。
「 成る程。」と
またひとり、感心して唸って いたんだ。
「 ふむ。 して さて はて。 成る程とりあえず、ポイントは そこ か。」
まだ「理由」は視えない けれど。
今 せかいが「最大のポイント」として私に提示している点は
「目隠しをしていること」
そこであり、そして それに付随して。
先頃
出て来た 「私の思う 真の創造」
その「これまでの色が全く入らない場のエネルギー」が「その大事な要素なのだ」と。
みんなが 煌めいている、その加減で わかる。
「 ふむ。」
今 スペースに廻っているのは
「これまでより 一等大きな展開図」で
それは「大いなる流れ」と「その中の 私の位置」を示し
そして「そこ」は「私がこれからやる場所」、それなのは わかる。
「 うん、「わかる」ん だけ ど ? ?」
あまり「考えない」、様にして。
ただ 「その宙を 眺める」
それに留めるけれど
全体から感じるいろは
「せかいは そう意図しているから」
「私は目隠ししていていいし」
「寧ろ そう在らねばならない」
そんな「いろ」をしている。
そして 「それ」は なんでだろうと思って。
そのまんま じーっと 静かに眺めていると
徐々にまた 「新しいいろ」が視えてきた。
ゆっくり
ふわり ゆらり と
少しずつ
少しずつ
拡大しながら。
「流れ」 「交差する」
「いろんな 星の軌道」
そして その「もっとずっと 遠くにある星」の参加。
「 ほう ?」
その「拡大している宙」は
「これまでよりも もっと大きなスパン」を描き始めて いて
「予測」
「経験則」
「計算」では導き出せない範囲を廻ることが
観て いればわかる。
なるほど 確かに。
「拡大して」
「新しいものが加わることにより」、
「全体の軌道」は「新しい調和を創り」
そしてそれは「これまでとは全く違った世界を創る」からして
私は 目隠しをして。
"その 創造"
を成らせなければならず
ずっと前に通ってきた「生じる 瞬間」
「あれ」を 「やる」のだ。
「 うん ?」
だから
「それは 降りて来た」けれど
「どういうこと?」と 思っている頭を また横へ置いておいて。
「その 感覚」が跳ばない様、
「キラリ」と光ったヴェールの「煌めき」を映しながら
サクサクと絨毯を踏み締め
青い空間へ 帰ることにしたので ある。
0
あなたにおすすめの小説
私に姉など居ませんが?
山葵
恋愛
「ごめんよ、クリス。僕は君よりお姉さんの方が好きになってしまったんだ。だから婚約を解消して欲しい」
「婚約破棄という事で宜しいですか?では、構いませんよ」
「ありがとう」
私は婚約者スティーブと結婚破棄した。
書類にサインをし、慰謝料も請求した。
「ところでスティーブ様、私には姉はおりませんが、一体誰と婚約をするのですか?」
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
ボクが追放されたら飢餓に陥るけど良いですか?
音爽(ネソウ)
ファンタジー
美味しい果実より食えない石ころが欲しいなんて、人間て変わってますね。
役に立たないから出ていけ?
わかりました、緑の加護はゴッソリ持っていきます!
さようなら!
5月4日、ファンタジー1位!HOTランキング1位獲得!!ありがとうございました!
はっきり言ってカケラも興味はございません
みおな
恋愛
私の婚約者様は、王女殿下の騎士をしている。
病弱でお美しい王女殿下に常に付き従い、婚約者としての交流も、マトモにしたことがない。
まぁ、好きになさればよろしいわ。
私には関係ないことですから。
【完結】離縁ですか…では、私が出掛けている間に出ていって下さいね♪
山葵
恋愛
突然、カイルから離縁して欲しいと言われ、戸惑いながらも理由を聞いた。
「俺は真実の愛に目覚めたのだ。マリアこそ俺の運命の相手!」
そうですか…。
私は離婚届にサインをする。
私は、直ぐに役所に届ける様に使用人に渡した。
使用人が出掛けるのを確認してから
「私とアスベスが旅行に行っている間に荷物を纏めて出ていって下さいね♪」
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる