1,812 / 2,079
21の扉 原初
自覚
しおりを挟む「シュツとして」 「パッと 合わせて」
「ザッと纏め」 「スッと 馴染ませる」。
そんな「自分集合体」の 練習をしながら。
「広大なスペクトルの中を 巡回している私」は
ある日、造船所にて
「巷によくある景色」を 映し出していた。
ふぅ む。
今日の「物見台の上から吹く風」は 天窓から感じる「暖かな風」で
この頃私がここに立つ時ピンポイントで巡ってくる「青空の恩恵」
そう、「これまで積んできた光の結果」
それで ある。
「 ふわぁ ~ 。 やっぱり、気持ちいい な。」
そんな 穏やかな空気と対照的に。
今、眼下で繰り広げられているのは
所謂「新旧が 入り混じっているから起こる 景色」で
「どちらが正しい」というものではなく
「移行の過程で起こる必然」、そのかたちだ。
だから
「子供達の育成方針で言い争いになりそうな二人」その、姿を観て。
私が頭上から 能天気に思っていたことは
いつも通り「やりたくないことはやらせなくていい」し
「決定権は 本人にある」、その当然の「こと」だ。
「 うん。」
しかし、勿論 デービスとハリコフの二人も 真剣である。
未だ世界では
「じゃあ将来仕事はどうするんだ」とか
「文字数字、所謂「学」がないとやっていけない」とか
まあ「いろんな古い色」が まだまだ残っていて。
「そう 言う」のもわかるし、
「それ自体が悪い」、訳でもない。
だけど 今の視点で はっきりと視えるのは
「抵抗を示している光にそれを強いること」で あり
「それをして成功した試しはない」し
「そうやって私達は 光を潰してきた」。
そう、「別の方向性を示す」とか
「教える人を変えてみる」とか
「そもそもやりたくなるまで待つ」、且つ
「やりたくなる様なことをやって見せる」、等々
そのやり方は色々あって
「無理矢理」「強いること」は 「結局ゴールまでの道を遠回りさせる」。
そして 子供であろうが
なにで あろうが「本来 同等であるはずの光」に「強いていること」、
「そのおかしさに気付く」
「これまでの仕組みから覚めるのが今」で
私達はそのターンにおり、
それを実行して行くことで「道は成り」、世界に変化が現れてくるのだ。
「 ふむ。 だよね。 やっぱり、興味深い。」
だから
そうやって「観せてくれているせかい」にひとり、
納得していると、仲裁の 水色髪が観えて。
「 成る程。 「そうなるように できている」ね。」
そんなことを言いながら、また納得して頷いて。
その 新しい視界を
存分に試して いたのだ。
「 ん~ ~ 。 ぱぁ っ 」
外に出て 「青が増えてきた空」を観上げ
胸いっぱいに空気を吸って
大きく 口とハートを 開けていると。
"私が 思っていたよりもっと
世界の乖離は大きく"
"人々は 「自由なスペース」をまだ持っていない"
それを また改めて 感じる。
「灰色の 雲と変わらぬ空」と「青々とした青空」
その「境目」を なんとなく探りながらも、自分の「なか」にある「広大な スペクトルの中」を ぐーっと眺めてみるけれど。
「 ふむ。」
それを この世界に例えて言えば
「自分の道を探り始めた者」から
「レナやエローラの様な実践者」
「本部長の様な研究者」もいれば
「私の様な 探求者」も いる
そういう「こと」だ。
そして その
「それぞれの 位置」を観るのはとても興味深いし
「観ること」は自分の理解と押印に繋がるから
私にとって「とても大切な こと」でもある。
「 そう、「それを 観て」。 「その距離」「位置の違い」、だけど「スペクトルの中はぜんぶ同じ」なこと 。それをまた理解して進み、「工程」と「行程」を修正しながら より高く上げて。 どこまでも細かく、「自分以外のいろを取り除いて」「浄め」て。 そうやって 「何処迄も観る」んだ。」
漠然とした「視野」を 持って。
「点」を掴まない様、眺めながら
「その距離」「違い」「すべての点を認め」、
「だからこその 自分の位置」そこへ 焦点を合わせて。
「私が世界に合わせるのではなく
「流れを」「創る」から、数歩先を歩く」
そこをまた認め、静かに テクテクと 歩く。
「変わっていくこと」
「変わらないこと」
「変化のスピード」「流れるところの違い」
「私のなかを流れる 大いなる流れと
「具現化していること」の差」
「増している 光のスピード」
「ただ そうであること」
そこにプラスされる、
「これまでと異なる方法で 成してゆくことの 実践」。
そう
私は今 「これまでと異なる流れの中に居て」
「保証と証明は なにもないけれど」
「自ら創り出し」
「それを享受して」
「謳歌していること」
その「「新しい流れのなか」」に いる。
そして 「それ」が。
"すべての 真実で真理"
どこまで行っても「自分の承認だけ」がすべてである「己=全」の原初の場所は
「そういう ところ」なのだ。
「 うん。 だから、 「観える 景色」は 」
そう、
今提示されているそれは
「自と他を比較する為のもの」ではなく
「自分のなかみに気付く為のもの」で
「それも含めて まるっとぜんぶが私」だから
そういう意味で私はぜんぶを使っている。
「 成る程、そうか。 そうね 。」
「自と他」「反映」「鏡」、それを 上手く使う、前に。
「自分しか いないせかい」
「己しか ない」
「全である」
その視え辛い真理を前に つい、またウロウロしていたけれど。
「 あ~、 そう、だよね。 やっぱり、「視る角度」が 違うんだ。」
成る程 ここまでしつこく押印して、
やっと視えてきた 「未開の真理」
それは やはり自分の内部をしっかりと観察すれば
きちんと現れていて。
「角度、深度を 変えて視れば」、それは はっきりと映し出されて いる。
ずっと 思っていた
「ほんとうの自分である」とか
「それそのもので在ること」、それは
"まだ 視ぬ「部分を起こすこと」であり
「ぜんぶが起きている私」
即ち「完全なる私」を体現すること"
そう、それは「ない」のではなく「まだ認識されていないもの」であり
しかも「もう使っている可能性すらある」、私自身の才能なのだ。
「 確かに。 だって、結局いつも 「自分の見えていない部分に気付くだけ」、だもんな? 」
"眠っている 才能"
"光の私"
"使えていない DNA"
だけど私は
「五感以上を 感じているところ」
それを 既に持っている。
「 うん。 だよね ?」
それはきっと 「これまで旅してきた私」が当然の様に発揮しているもので
ただ「それだ」と認識していないもの、
その可能性は大いにある。
そう、「言葉の意味」とか「認識違い」
「ヴェールの厚みで見えなかったもの」、
それは今 新たな太陽の元、白日に晒されていて
これまでよりも はっきりと観える筈だ。
だから 「その 新しい可能性」を
「探さない様」、虚空に投げて。
チラリ と
小さな青空を仰いだ後、ぐっと伸びをして
再び 歩いて 行ったんだ。
0
あなたにおすすめの小説
【完結】離縁ですか…では、私が出掛けている間に出ていって下さいね♪
山葵
恋愛
突然、カイルから離縁して欲しいと言われ、戸惑いながらも理由を聞いた。
「俺は真実の愛に目覚めたのだ。マリアこそ俺の運命の相手!」
そうですか…。
私は離婚届にサインをする。
私は、直ぐに役所に届ける様に使用人に渡した。
使用人が出掛けるのを確認してから
「私とアスベスが旅行に行っている間に荷物を纏めて出ていって下さいね♪」
愚かな側妃と言われたので、我慢することをやめます
天宮有
恋愛
私アリザは平民から側妃となり、国王ルグドに利用されていた。
王妃のシェムを愛しているルグドは、私を酷使する。
影で城の人達から「愚かな側妃」と蔑まれていることを知り、全てがどうでもよくなっていた。
私は我慢することをやめてルグドを助けず、愚かな側妃として生きます。
初夜に大暴言を吐かれた伯爵夫人は、微笑みと共に我が道を行く ―旦那様、今更擦り寄られても困ります―
望月 或
恋愛
「お前の噂を聞いたぞ。毎夜町に出て男を求め、毎回違う男と朝までふしだらな行為に明け暮れているそうだな? その上糸目を付けず服や装飾品を買い漁り、多大な借金を背負っているとか……。そんな醜悪な女が俺の妻だとは非常に不愉快極まりない! 今後俺に話し掛けるな! 俺に一切関与するな! 同じ空気を吸ってるだけでとんでもなく不快だ……!!」
【王命】で決められた婚姻をし、ハイド・ランジニカ伯爵とオリービア・フレイグラント子爵令嬢の初夜は、彼のその暴言で始まった。
そして、それに返したオリービアの一言は、
「あらあら、まぁ」
の六文字だった。
屋敷に住まわせている、ハイドの愛人と噂されるユーカリや、その取巻きの使用人達の嫌がらせも何のその、オリービアは微笑みを絶やさず自分の道を突き進んでいく。
ユーカリだけを信じ心酔していたハイドだったが、オリービアが屋敷に来てから徐々に変化が表れ始めて……
※作者独自の世界観満載です。違和感を感じたら、「あぁ、こういう世界なんだな」と思って頂けたら有難いです……。
私に姉など居ませんが?
山葵
恋愛
「ごめんよ、クリス。僕は君よりお姉さんの方が好きになってしまったんだ。だから婚約を解消して欲しい」
「婚約破棄という事で宜しいですか?では、構いませんよ」
「ありがとう」
私は婚約者スティーブと結婚破棄した。
書類にサインをし、慰謝料も請求した。
「ところでスティーブ様、私には姉はおりませんが、一体誰と婚約をするのですか?」
愛された側妃と、愛されなかった正妃
編端みどり
恋愛
隣国から嫁いだ正妃は、夫に全く相手にされない。
夫が愛しているのは、美人で妖艶な側妃だけ。
連れて来た使用人はいつの間にか入れ替えられ、味方がいなくなり、全てを諦めていた正妃は、ある日側妃に子が産まれたと知った。自分の子として育てろと無茶振りをした国王と違い、産まれたばかりの赤ん坊は可愛らしかった。
正妃は、子育てを通じて強く逞しくなり、夫を切り捨てると決めた。
※カクヨムさんにも掲載中
※ 『※』があるところは、血の流れるシーンがあります
※センシティブな表現があります。血縁を重視している世界観のためです。このような考え方を肯定するものではありません。不快な表現があればご指摘下さい。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる