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22の扉 生成の場
話者とは
しおりを挟むこれまでの「すべて」が
合致してゆくこと
「これまで」が 「これから」の
糧になること
だから「自分で走れること」
ほんとうにここから「せかいと私との会話」で。
「世界」も 成り立ってゆくこと 。
「想像以上に私のことを見ていた朝の言葉」
それを聞いて。
「せかいの采配」に感心しながら
「だから私はここでこれを見るべきなんだ」、
それを 押印して。
「書くこと」
「言霊使いであること」
「ことばは魔法であること」
「形創れること」を 感じ
いろんなだからか、という納得を再押印しつつ
青い 瞳を じっと視る。
きっと朝は 「あの頃の私」が半々であったこと
それを感じていて。
しかし「向こうでは それが普通のこと」だったから
日記を続けない私に対して 何も思っていなかったに違いない。
だけど ここへ来て
「ちゃんと自分を追い始めた私」を 見て。
だからこそ「今はこちら側」と表現するのだろうし
それだけ私も「わたし」との距離を 縮めてきたのだろう。
「 うん だから「日記」? 一応、「今 自分がやっていること」を書いて。 なんで、そう思ったのかとか、 どういうところを観てるから、そうなってこうなるのかとか。 なんかどうやら全部が、違うから。 その行程を書けば、参考になるかなって いや、参考 なのか ? ?」
「ああ、言いたい事は分かった。確かに表に出るのは気焔に任せておけばいいし、あんたの言いたい事がここの人達に理解されるのには時間がかかるものね。確かに「書いとけば」、いい。」
「 誰か読むかな?」
「どうだろうね?タイミングの問題だと思うけど、でも「読まれるか読まれないか」は関係ないんでしょ?どうせ。………あくまで、「依る目線」、な訳じゃない?だからあんたに興味がある人か、それか本気でこっち側に来たい人か。ある意味世界に一つとしてない、参考書には、なるでしょうね。」
「 なるほど 確かに。」
そうして 深く頷いていると
「いろんな事に合点が行っている風の朝」は ペラペラと「私の解説」を 始めている。
「………ああ、だから「日記」なのね。確かに参考書とか説明書って感じじゃないものね。固っ苦しいのは無理だし、仰々しいのも嫌だし。まあ、ありのままを書いた方が自然な変化が分かるからいいのかもね。」
「 そうなんだよ。 「なかみのはなし」、だから。」
「で?それってみんなに見せるの?」
「 積極的に見せる、ってかたちじゃないかなぁ。 あー、なるほど 「人に読まれる前提」だと、 ちょっとずれるかもだしな。 でもそれもまた 修行なのか ふむ」
「そうねぇ。あれでしょ、ホントなら依るが死んだ後に発見されて「伝説の書」になる、みたいな。」
「 ああ、 それ近い。」
「いや、でも死なないでしょ。」
「 まあ、でも 「そういう感じ」、じゃない? ニュアンスとしては。」
「まあ、時間はかかるかもね…………。」
「そうなんだよ。 でも逆にこっからは、早い筈。」
その 私の言葉を 受けて。
何かに納得した風の朝は、くるりと瞳を回し
一言だけ こう言った。
「………書いてる、ってこと。イストリアには、言っときなさいよ。」
「 うん わかった。」
そしてその「成る程な 一言」を受けて。
なんだか「自分のフェーズが変わった」、感覚を受けた私は
いろんな納得を抱えて。
自然にトコトコと 通路へ 歩き始めた。
なんとなく自分の正しい方向へ歩く足は
きっと魔女部屋へ向かっていて
あの メモ紙や地図の「かたち」を眺めて。
「今の私のいろ」を 発現させろと言っているし
「この旅自体が 創世神話」と思っていた自分にとって。
「ここ」が
"大きな 節目"で あることもわかるし
「だからこその不思議な展開図」が 展開し始めて いる。
「扉の中への 旅」
「ファンタジー」「想像」「夢」
「自分の本当のことを探る 道のり」
「内面への旅」
「裏側への冒険」
そして
「物語だと 思っていた世界を通して」
「せかいを 知り 物語を記すこと」
「 んん ? なんだ ?」
そう、私は 今。
「想像の中に入ってきた自分が 真理を見つけ 創造をして ほんとうの自分が現れること」
その場面のところに ある。
そして また 同時に視えて
面白いのが。
「どの 世界でも」
「魔法がある世界もない世界も」、
真理に辿り着く為の想像力には「違い」がなくて
所謂「魔法があるから 想像力が豊富な訳ではない」と いうところだ。
そう この「まじない石」が存在する 世界でも。
「できない」「無理」「私には 」と思っている人は私の世界と同じレベルで いて
「魔法」があるのに「できない」がある構図
それが私は 面白く感じる。
だって それは「人間 外の状況では変わらない」
そういう ことだ。
だけど
この旅の中、ずっと言われてきたこと
「人は 環境に染まる」というアレ
ならば私達が「囚われている」のは
「環境」ではなく「自分の思い込み」、
そういうことに なる。
「 成る程。」
そう だけど 「人は内面を見たがらない傾向にある」から。
「 ま、わかっちゃえば。 遊べないしな。」
その真理がくるくると周りを廻って
「不思議展開図」を 煽り続けるんだ。
「 ふむ 」
そして 美しい彫刻の扉の前へ立ち止まっていた足 を 進めて。
カチリ と扉を開け
くるりと視線を文机へ飛ばしたならば
「メモ現物」は見ずにテクテクとお湯を沸かすためにミニキッチンへ向かう。
実際「今の私」に「考えてこたえを出す方法」は 合わない。
「 ?」
そう「思って」、スペースへ検索をかけ
「それがなぜなのか」明晰君が走っている間に
こたえが 視えるけれど。
"そもそも 「考えること」には 意味がなくて"
「私達は発露がすべてだ」。
そう、「発露」「閃き」「光の部分」
それが「大元」の「素」であり
そこから「考える」という現実の手段を使って
「繋げ」「組み立てて」「創り出す」のだ。
だから「必要が集まっていなければ」、「考えること自体」に意味はなくて
「パーツが揃ってないのに作り始めたもの」は
中途半端な出来に終わるし
ほんとうに創りたいものは 創れない。
手段をこねくり回すだけに なるからだ。
「 さて 、と 」
だからこうして リラックスして お茶を飲んで。
「支度をする」という行為を楽しみ、
そのいろの時に降りてくるカケラを キャッチする。
「 ふむ いい香り 。」
そうして好みの頃合いで きちんと茶葉を取り出すと
ソファーへ運び、仕舞っておいた「とっておきクッキー」も取り出して。
さて
不思議展開図 って
なんだったっけ
どうだった っけな ?と
曖昧なスペースを展開し
「来るべきものが 来る様」、場を 整えていたので ある。
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