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22の扉 生成の場
話者とは 2
しおりを挟む例え「ここ」が。
「夢」だとしても
「御伽話」だとしても
私は「自分の真理」を得て
「今 ここでこうして 在ること」
「世界とせかい」を 真正面から捉えて。
「すべきことを超えて来たから」
「この理解を得て」
「新しい役割がやれること」
そして それが。
「自分の 根幹を担う部分」
「言霊使いであること」
折に触れ「周りにあった神話」「物語」
「信仰」「聖典」「経典」が すべて
その為の布石で あったこと。
ふぅふぅと おかわりをした
二杯目のお茶を冷ましながら。
のんびりと「展開している 壮大な構図」
その全体を眼に 映して「なるほどの景色」をゆっくりと 堪能する。
私が 今
せかいから提示されているのは。
「神話者に対する抵抗?それ要らないよね」ということと
「必要は ぜんぶ揃っている」ということ
そして「ずっと創世神話の担い手だと思っていた自分」が
「いざ 描くとなると」
「何を尻込みするのか」
「それ」は「形にすることへの自分の 圧」なのが わかる。
「 ふぅ ふぅ うん」
そう、なんでか 私は。
「書くこと」、即ち「実際形にすること」に 小さな抵抗を示して いて
それがなんでなのかと思ったけれど。
多分
きっと
それは「重圧」や「ちゃんとしなければという縛り」とかじゃなくて
「やっと視えてきた「私の在り方という形」に 馴染むまでの時間」
そう言って いい。
「 だよね 」
そうなんだ
「できないという感覚」は 私のなかに無い。
でも
ただ
「ちゃんと書くの?」
「どういう風に?」
「毎日だよね?」
「だって 当然終わりなき物語なんだから 永遠じゃん」
「だったらお気軽にリラックスして 書くしかないっしょ」
と いう
みんなの問答を観ているだけで
多分 この「光会議」が静まれば。
その頃 私は「書くことが普通の私」に成っているからして
それを馴染ませる為の 「時間」をこなす必要が
ある だけだ。
だから 「そのいろんな景色」を優雅に 眺めながら。
「私の思う 神話者」
その素敵ないろを 想像することにしたんだ。
サクサクと 「マシロ特製クッキー」を齧りながら。
「スペースに撒いた 撒き餌」に食いつき始めたみんなの会議を
ただ 楽しく眺める。
それは勿論「わたしたち」の会話だけど。
制限無しに展開する「欲望のいろ」は
「わたしの最も純粋な意向を表す」からして
その中でバランスを取って。
"いちばんしっくりくる「ところ」に嵌める"
その作業に「自由な空間」は
とても重要な「場所」であるのが今更ながらに わかる。
「 成る程、大分前に。 「みんなに裏側がないこと」に気付いて驚愕したもんね。 ふむ」
そんなことをブツブツ言っている間に
みんなの「わちゃわちゃ」は既に始まっていて
中々熱い展開になっている様だ。
「私の、でいいんでしょ?じゃあ楽勝じゃん」
「そうね しゃちこばった書き方しなくていいし」
「でもさぁ、昔は文字書ける人が少なかったから「そういう風になっただけ」じゃない?」
「 うーん」
「それか、それを翻訳してる人が「丁寧に訳してる」とか」
「それはありそう 威厳なくなるもんね」
「そうだよ ホントは「今日はお腹空きすぎて寝ました」とか書いてあるのかもよ」
「それ否めないな」
「そういうところもあるんじゃない?」
「じゃあ「同じ」じゃん」
「だから そういうことだよ」
「 成る程」
「まあなにしろ せかいでは同じ様に考えた人がいたってことだよね」
「うん」
「いや、だから過去の点は置いといて」
「そう」
「私の思う 素敵ないろ、でしょ」
「そうね 素敵な」
「優雅な」
「いや、優雅じゃないでしょう」
「まぁね 「美しい」くらいじゃない?」
「それもまた「美しいと思うかどうか」は別れそうだけど」
「だから「他者に対して」、書くんじゃないんだよ」
「 ?」
「 ああ そうね ただ記すんだ」
「そうそう」
「わたしとせかいのはなし だから」
「そうなのよね」
「「ある ひとつのせかいの話」、みたいな」
「そう思うと不思議だよね~」
「ね」
「そう、「相手が」って思っちゃうとこんがらがるけど。」
「なんもないから」
「そうね」
「でもそれ前提だと話が進まないから、出てくる いや、出すのか」
「そうでしょうね」
「気付いてる、風」
「それよ」
「気付かされてる、風」
「それ」
「成る程 かたちが無ければ。 表現し辛いし」
「まあ できない、とも言える」
「そうね」
「ことばがないとね」
「うん」
「無くてもいい時はあったんだけどね」
「それもね」
「まあ、発生して 無数に分岐して増え 今や迷路」
「そうね」
「発し手も受け取り手も ぜんぶいろが異なるからどうしようかと、思ってたけど。」
「そう、そもそも「それ」が 幻想で」
「結局 主がどうするかでしか ない」
「せかいとわたしだからね」
「ね」
「だから、自分なりの「ことば」を紡いで。」
「残しとくの?」
「残しとく、とは ちと違う」
「ああ 「表現する」んだ」
「そうそう」
「それしに来たからね」
「成る程 」
「そこずれると 違う方向行くよ」
「確かに。」
「ただ 記す 書く、描く」
「なんも大仰なことじゃなくて。」
「私は私の思ったことを書けばいいだけ いや、出せばいいだけ」
「 形にすれば いいだけなのよ」
「それね」
「そう」
「それでいい」
「シンプル」
「イズベスト」
「そして、それが必要な光があれば。」
「勝手に読むでしょ」
「引き寄せられてくる」
「匂い嗅いでくるみたいな」
「そうね」
「センサーよ」
「それそれ」
「てか それも采配か」
「采配 というか」
「そうなる様に できている」
「そうね」
「同じところへ還るんだから いろが合ってれば道が被るってこと」
「なるほど」
「え? で? 結局素敵でオシャレな雰囲気は?」
「だからそういうのじゃないんだって」
「ああ そうだった」
「普段の? いろよ」
「 じゃあそれも悪くないね いいじゃん」
「無数のいろが入った透明 でしょ?」
「確かに」
「でも最近 発光してない?」
「発光 っていうか パール?」
「グロッシー みたいな」
「ああ」
「あれよね、画面の奥が光って 見やすくなるみたいな」
「ああ~」
「成る程」
「なにしろ段階上がったってことじゃないですかね」
「うん」
「それでいい」
「 でも「書く」って、さあ?これまでと同じ じゃない?」
「そう 段階上がったんでしょ?」
「なんかもっと凄いことやるんじゃないの??」
「 チッチッチ」
「わかってないなぁ 君たち」
「なによ」
「なんなのよ」
「だから。 こっからは「全編 せかいとわたし」、なんだよ。それが新しくなくてなんと言おうか」
「 なるほど?」
「 それってなにが違うの?」
「 なんだろうね。 やれば、わかるんじゃない?」
「またそれ」
「キタ」
「でも、これまでも「そうだった」けど、それがより明確に 明白に?なって、それをやるってこと」
「そうね」
「だから完全に違うよ」
「同じように見えても 違う」
「それ」
「だって 表すには今ある表現を使わなきゃいけないからね」
「それも変えていきたいよね」
「そうね」
「でもここでは結構 既に「依る語」あると思う」
「あ~」
「せかいと世界 とかね」
「確かに」
「だからそういう感じでいいんじゃない? なにしろ構えていいことないよ」
「「はぁーい」」
「じゃあ そんな感じで」
「そんな感じ」
「ふふ」
「オッケー」
「わかった」
「はぁーい」
「「「「では そういうことで」」」」
「 はい。 わかりました」
そうして「成る程」な、みんなの会話を
しっかりと胸に 収めると。
満腹になった体が反応して 欠伸が出
一旦の帰結を 示す。
「 うん 」
だから 素直に「眠気に誘われる 器」に従い
カチャカチャと茶器を片付けて。
すっきりと 洗い
テーブルも拭いて
くるりと部屋を見渡し ひとつ頷いたなら。
そのまんま、みんなに視線で挨拶をして
自分の場所へと 帰ったんだ。
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