透明の「扉」を開けて

美黎

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22の扉 生成の場

Worldは 出来ている

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 それから暫くは「落とし込むこと」
  それに 勤しんでいて。

 今日も 今日とて
日々を 押印しながら進んでいた
  「ホールへ向かう途中の 青い廊下」で
  ピタリと 立ち止まって。

  「あること」に 「気が付いていること」に
 突然 気が、付いた。


「    ん?   てか?  ここって、もう、「私の世界」だね? 「ワールド」、出来てる  よね? ? ?」


  待て待て

   いや 待たなくてもいい けど


   なんで 気付かなかった ???


 その「公然の事実」と「いつもの景色」のなんでもない感に。

つい、「?」を浮かべながらも
 「視界」と「スペース」をくるくると調整してみる。

「  ふむ」

 すると、後ろの方で みんな私達が。

 また、姦しく 話始めているのが 聴こえるんだ。


「なんで今更」
「自分で言ってたよね」
「だけど やっぱり「自覚」よ」
「あー」
「あれね」
「出来てるって」
「もう、そうであるって」
「言ってたけど 」
「そうね 「落ちる」のに、時間かかるもんね」
「うん」
「あっちは面倒そうだね」
「多いってか 重いからね」
「まぁね」
「だから わかってる様でわかってなかった」
「部分だけ」
「チラリ」
「そうね」
「んで?なんで今 急にきたの?」
「視界が晴れたんじゃない?一定量」
「ああ」
「絶対領域の視認」
「年表の視認」
「今どこってのが」
「視えた」
「うん」
「一線を超えたってことね」
「世界が外れて。本当に自分が「枠外」にいるのがわかったんだ」
「成る程」
「それって なんなんだろうね」
「こっちじゃ「堺」がないじゃない」
「うん」
「だからそれはの特性だよ」
「成る程 あー、その距離と時間の話か」
「そうそう」
「そんで段々上がって来たから 視える」
「知ってるだけと 視えるのは違うから」
「それもやんないとわかんないからね」
「その、どうやるを探って来てここなんでしょ」
「成る程ね」
「星の距離」
「ホントのホントは どうなのか」
「どうだったのか」
「わかってきたのよ」
「そうそう」



     なる ほど ?

     確かに。


「ポン」と、理解が降りると
 自然とみんなの声は消えて自分のスペースへ戻り
 「確かに展開している 自分の世界視界」が なんだか不思議なものの様に 観える。


 そして確かに。

 ここで 観れば わかるけれど
 「世界」は
 「変化」は

 そう、「そう観ている」が見ている限りは
 「「対象」は変われなくて」「固定されていて」
 「主の観たい様に 見せているからだ」。

そして 確かにそれは
 「知っていたけれど」
 「実際 できてはいなかったやり方」で

   「その対象を 目を逸らさずに見て」
   「そのありのままを ただ観ること」

 その「言葉にすれば 簡単そうに見えることの真理」がいかに難しいか
 
 それを表しているのだと 思う。


「  そう か 」

 それは 結局
 「私は自分の欲しい世界はわかっていたけれど」
 「自分が「そうじゃなかった」から それは展開しなくて」

  「その為のを捨て続け」
  「やっとクリアになってきたから」
  「世界もクリアになり始めている」、そういう「こと」だ。

そして
 「が変わってから 世界が変わる」為、
 「その時差を経験し理解しているのが今」で
  補足すれば
 「知っていた話を」、
  そういうことだ。


「  えっ   長っ」

 だから その「大きな成る程」に
  チラッと文句を言って。

「フフ」と「自分で自分に文句を言っている姿」に笑いながら
 テクテクとホールへ 進んで行った。







   "波が 来るまで 自分の位置で"


  "「特異点」まで 自由に"

     "リラックス  のんびり"


  "「己の在るべき場所」に 在り
    「その点」を「波」を 待つ 観ていること"


   ふぅむ。


 元気のいい スピリット達に手を振って挨拶すると
みんなが喜んで応えてくれる姿に ふわりと癒されて。

 思ったより「混乱していたあたま」が 少し疲れていたことを 知る。


「  そうね。 みんな、ありがとう。」

 なんだ かんだと「自分のなかを整理し続けている期間」は
 面白いけどモヤモヤ感も伴うもので
  「わかった整理されたけれど」
  「それがしっくりきてすっきりする」には多少、時間が かかる。

「 うん   」

だから 「そんなを労ってくれるみんな」に「ありがとう」を送りながら
 のんびりと ベンチにダレていると

 「そのキーワード達」がくるくると廻って
  「これ持って ゆっくりしててね」なんて。

せかいが 言っているのが聴こえて
 「はいはい わかりました」と、ダレていた姿勢を 行儀が悪くない程度へ切り替える。


 そう、勿論「のんびり」は 必要だけれど。

最も大切なのは「質」で
 「きちんとしなければいけない」とは違う「芯のある姿勢」が
 「今の私に必要な姿」、それである。

だから 大きく息を吐いて
  再び「なか」をクリアにしながら。

 くるくると 廻る「フレーズ」達を観て
 そのままボーッと 座っていた。






  
     ふむ


   そうね
        とりあえず


   視るか。
 

 
 「処理待ちの フレーズ」
  「美しい スピリット達」
   「窓から差し込む陽光と」
    「そこに融け込む様に馴染んでいる 自分の姿」。


「   うん 」

 暫く「この空気」を堪能すると「きちんと回復してきたハート」は。

早速「提示されているフレーズ」を回収しようとしていて
 「その勤勉さ」に微笑むと共に
は「ハート」がどうこたえを出すのかを ただじっと見守る。


    ふむ。


 その「ハート」とは
  「焔の心臓」から進化した「光の心臓ハート」で あり

 「それ」は「原初のわたし」と繋がっているから
  「自己回復」「自己再生」が効いて
 「適切な休息を取り」「そしてまた創り始めるものである」。

 だから「それが感じる」、
  それを 観察して。

 自分の素直な導きに沿って動けばいいだけで
 余計なものは 一切 要らない。
 

 そして「原初の私」と言えば
   今は「生成創造の場」で
   その前は「原初」だったけれど。


 実際、私のなかで明確な区別は なく
  いつもいる場所も「場所」ではなくて
  それは「モード」みたいなものだ。

だから「こうして経過している時間期間」も
   「経てきた扉」も
 今は 意味がわからなくとも。

もっと 進めば「なるほど」になるし
 そのせかいじぶんの采配を観るのが楽しいのも、旅の醍醐味の一つで ある。


「  ふむ 」

 そして
 こうしてつらつらと「自分のなかみ」を 整理している間にも
 「フレーズは廻り」
 「時は展開している」。


    うん    
         なるほど ?
 
 

 だから 「せかいが示す その特異点」に
  すっぽりと入って。

 のんびりしながら 

  景色を 観ていくことにした。





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