透明の「扉」を開けて

美黎

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22の扉 生成の場

シンプルに

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こうして高い所物見台から
 子供達のことを眺めて いると。

 ああした方が良いんじゃないか とか
 もっと違う場所を見せてあげた方が とか
 いろんな経験を とか
 もっといろんな先生を とか

 自分のなかに くるくると廻る「古いもの」が
  ようく わかる。


「  ふむ 」

 でも 私は知っている。

「経験」は 勿論大切で
「いろんなことを体験する」のは とても勉強になるけれど
 「それ経験」は個々の適切な時に「起こり」「積まれ」
 「流れに任せるのが最適であり」
 「」。


 そう
 だから
 逐一出てくるこの視点を しつこく修正して。
 
 「みんなはみんなの最適の道をゆくこと」を理解して眺め
そして
 「がそうしているから それはそうなる」を
適用するのだ。


「   だよね 。  うん、直ぐ、そうなりがち 」

 そうやって「いつも同じ行程のみんなを観てお節介を焼きそうになる自分」を治めるけれど

 例え「なにもなくとも」。

 なんにも、ほんとうに 「誰もいなくとも何もなくとも」、
 「本人に必要なことならば それは起き」
 「きちんと道は展開する」からして
 「すべてはせかいの采配に任せるが良く」
 「今はその信頼を太くするのが仕事だ」。


「    なるほど? 時代は どんどん「シンプル」に向けて進んでいる。 」

 そう、「ごちゃごちゃした経験」がなくとも
   「複雑な難題を越えなくとも」。

 じぶんと繋がっていれば
  「方向がわかり」
  「それに沿って進めば良くて」
  「必要はその都度起き」
  「きちんと自分の定めたゴールへ辿り着く」。


「   ああ 」

 だから
  がそれを 心底理解して。

  世界を そう観ていれば
  それは そうなり 
  世界は新しい循環へ移行してゆき
  更なる拡大へ踏み出せる。


「  成る程 「この地点」だと まだ「キャパがある限界が存在する」もんね 。」

 こんな風に「回りくどいこと」をふと考えてしまうのも
結局スペースがまだ ごちゃごちゃしているからで
 そのつい戻ってしまう癖を「ポン」と戻して。

「 よし 」

 ちゃんと「空っぽ」にすると
 明白な「私の真実」はしっかりと真ん中に光っており
 
  "だから一番大切なのは「自分との繋がり」"

  それがわかるし「なにがあっても」「それがないと中途半端」なのが視えて
 「自分の追ってきたものの正体」に満足して頷く。


「知識」でもない
「物」でもない
「お金」でなく
「名誉」や
「立場」
「愛するパートナー」でもない、「自分との繋がり」

 「見えない絶対感」
 「究極の安心スペース」
 「決してなくならないもの」。


「   ふふ 」

 それが 私の求めてきた「こたえ」で あり
 「すべてがあるところ」で
 「その先に導くもの」

 「観たいものが観れる場所」であり
 「幼少期からの絶対感の正体」だ。


だから 再び「ポロリと出てきた 古い色」を
 ポイと 虚空へ放って。

 きちんと眼線を高く戻し、

  再び 世界を眺め始めたので ある。

 



 
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