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二章 ハーレムルート
エドバルド グレモンド
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真っ黒で強気な目を見るとフィンコックだと分かる。
頭を撫でようとするとバシッと叩かれた。
その仕草全てがフィンコックらしく愛おしかった。
俺にはそんな態度でもライアンには甘えている。
それどころか、フレデリックにも撫でられていた。
ライアンは分かるがフレデリックにも許すのが納得いかない。
フレデリックを許すなら俺も許せよ、もしくはフレデリックの手も叩けよ。
どうにかフィンコックの気を引きたくて、ハンカチを風魔法で飛ばした。
猫の習性はフィンコックにも通用し、ハンカチを目の前でヒラヒラさせると、視線で追い尻尾の動きも変わりだした。
姿勢を引くし今にでも飛びかかろうとしていた。
その姿が面白く、ハンカチを渡したくないとこちらも熱くなってしまった。
一度目のジャンプでは失敗するものの二度目でハンカチを取られてしまった。
ハンカチを返しに来る時の挑発的な視線は「もう一度勝負して上げるよ」と言わんばかりの表情だった。
その後も何度か勝負する頃には、俺の膝に躊躇いなく乗るようになっていた。
試しに頭を撫でると先程と違い叩かれることはなく、喉元を擽ればゴロゴロと鳴き気持ち良さそうな顔をしていた。
俺に気を許したのか、懐いてくる。
次第に背伸びをして俺の顔に近づいてくる。
喩え猫であってもフィンコックからのキスは嬉しいと待ち構えた。
「シャル」
フィンコックはライアンの声に振り向き、俺の足から降りライアンの元へ飛び出していた。
猫になったシャルマンのキスさえ許さないライアンの独占欲に少し驚いた。
俺の知らないライアンだったから…。
ライアンの元へ行き唇を求めに行くと、甘い香りに包まれた。
香りが気になりゆっくりと深呼吸してしまった途端、脳が蕩けるような甘美な誘惑に抗えなくなった。
性の対象を探せば、猫が人間に変わる瞬間を目撃した。
黒髪でしなやかな手足を惜しげもなく晒し、ライアンに覆い被さっていた。
俺はフィンコックの綺麗な背中に吸い付いていた。
フレデリックもフィンコックに引き寄せられていた。
冷静でフィンコックには今でも一線を引いていたあのフレデリックさえもフィンコックの体に手を伸ばしていた。
その後の記憶は曖昧だったが覚えていることもある。
フィンコックの中に放ったりモノを口にしたりと、ライアンとフレデリックと代わる代わるフィンコックを貪り夢のような時間だった。
夢の中のフィンコックは妖艶でいて、俺達を何度も受け入れていた。
快楽に流され朦朧とする中、俺の手を口に含み舐めていたと思えば噛みだした。
猫の甘噛みにしては強かったが、傷として残れば今日の出来事が夢ではないと思える。
今日の事で子供が出来てしまえば良いのに…。
俺はフィンコックに子供が出来ることを望みながら、フィンコックの中にだした。
どのくらいフィンコックを抱いたのかは覚えていない。
俺が気絶する前にフレデリックも意識を失っていた。
今まで意識を失う程の経験はなかった。
精力も体力も使い果たし気持ちの良い眠りに付いた。
目覚めるとライアンとフィンコックが抱き締めあって眠っている姿を目撃した。
二人の絆の強さを感じる。
全員裸で行為の痕跡が至るところにあり、まずは部屋全体に洗浄魔法を掛けたが、体力が完全に戻っていなく膝を付いてしまった。
「んん゛」
ライアンが起きた。
「悪い片付けてくれたのか?」
「あぁ、洗浄魔法を掛けただけだ。」
裸だったので俺達は服を着て、フレデリックには布団を掛けフィンコックはベッドに寝かせた。
「…あれはなんだったんだ?」
俺は自身に何が起きたのかライアンに尋ねた。
「あれは…獣人のフェロモンだ。」
「フェロモン?」
「あぁ、獣人特有で魔力の高いもの程効いてしまい逆らうことが出来なくなる。」
「…確かにそうだった。」
逆らうなんて気持ちすら生まれなかった。
「フェロモンを出している間はフィンコック自身も記憶が曖昧らしい…目覚めたら覚えてない可能性もある。」
あいつは覚えてないのか…。
「…そうなのか…」
「んん゛っ」
唸り声の方を振り向けばフレデリックも起きたようだった。
ライアンはフレデリックにもフェロモンの事を伝え俺達は各々部屋で休むことにした。
部屋で一人になると曖昧になった記憶を必死に呼び覚ました。
あれは夢ではなく現実で俺はフィンコックを抱いた。
この記憶が確かなら俺は…
「婚約を立候補したら婚約者に慣れるだろうか?」
頭を撫でようとするとバシッと叩かれた。
その仕草全てがフィンコックらしく愛おしかった。
俺にはそんな態度でもライアンには甘えている。
それどころか、フレデリックにも撫でられていた。
ライアンは分かるがフレデリックにも許すのが納得いかない。
フレデリックを許すなら俺も許せよ、もしくはフレデリックの手も叩けよ。
どうにかフィンコックの気を引きたくて、ハンカチを風魔法で飛ばした。
猫の習性はフィンコックにも通用し、ハンカチを目の前でヒラヒラさせると、視線で追い尻尾の動きも変わりだした。
姿勢を引くし今にでも飛びかかろうとしていた。
その姿が面白く、ハンカチを渡したくないとこちらも熱くなってしまった。
一度目のジャンプでは失敗するものの二度目でハンカチを取られてしまった。
ハンカチを返しに来る時の挑発的な視線は「もう一度勝負して上げるよ」と言わんばかりの表情だった。
その後も何度か勝負する頃には、俺の膝に躊躇いなく乗るようになっていた。
試しに頭を撫でると先程と違い叩かれることはなく、喉元を擽ればゴロゴロと鳴き気持ち良さそうな顔をしていた。
俺に気を許したのか、懐いてくる。
次第に背伸びをして俺の顔に近づいてくる。
喩え猫であってもフィンコックからのキスは嬉しいと待ち構えた。
「シャル」
フィンコックはライアンの声に振り向き、俺の足から降りライアンの元へ飛び出していた。
猫になったシャルマンのキスさえ許さないライアンの独占欲に少し驚いた。
俺の知らないライアンだったから…。
ライアンの元へ行き唇を求めに行くと、甘い香りに包まれた。
香りが気になりゆっくりと深呼吸してしまった途端、脳が蕩けるような甘美な誘惑に抗えなくなった。
性の対象を探せば、猫が人間に変わる瞬間を目撃した。
黒髪でしなやかな手足を惜しげもなく晒し、ライアンに覆い被さっていた。
俺はフィンコックの綺麗な背中に吸い付いていた。
フレデリックもフィンコックに引き寄せられていた。
冷静でフィンコックには今でも一線を引いていたあのフレデリックさえもフィンコックの体に手を伸ばしていた。
その後の記憶は曖昧だったが覚えていることもある。
フィンコックの中に放ったりモノを口にしたりと、ライアンとフレデリックと代わる代わるフィンコックを貪り夢のような時間だった。
夢の中のフィンコックは妖艶でいて、俺達を何度も受け入れていた。
快楽に流され朦朧とする中、俺の手を口に含み舐めていたと思えば噛みだした。
猫の甘噛みにしては強かったが、傷として残れば今日の出来事が夢ではないと思える。
今日の事で子供が出来てしまえば良いのに…。
俺はフィンコックに子供が出来ることを望みながら、フィンコックの中にだした。
どのくらいフィンコックを抱いたのかは覚えていない。
俺が気絶する前にフレデリックも意識を失っていた。
今まで意識を失う程の経験はなかった。
精力も体力も使い果たし気持ちの良い眠りに付いた。
目覚めるとライアンとフィンコックが抱き締めあって眠っている姿を目撃した。
二人の絆の強さを感じる。
全員裸で行為の痕跡が至るところにあり、まずは部屋全体に洗浄魔法を掛けたが、体力が完全に戻っていなく膝を付いてしまった。
「んん゛」
ライアンが起きた。
「悪い片付けてくれたのか?」
「あぁ、洗浄魔法を掛けただけだ。」
裸だったので俺達は服を着て、フレデリックには布団を掛けフィンコックはベッドに寝かせた。
「…あれはなんだったんだ?」
俺は自身に何が起きたのかライアンに尋ねた。
「あれは…獣人のフェロモンだ。」
「フェロモン?」
「あぁ、獣人特有で魔力の高いもの程効いてしまい逆らうことが出来なくなる。」
「…確かにそうだった。」
逆らうなんて気持ちすら生まれなかった。
「フェロモンを出している間はフィンコック自身も記憶が曖昧らしい…目覚めたら覚えてない可能性もある。」
あいつは覚えてないのか…。
「…そうなのか…」
「んん゛っ」
唸り声の方を振り向けばフレデリックも起きたようだった。
ライアンはフレデリックにもフェロモンの事を伝え俺達は各々部屋で休むことにした。
部屋で一人になると曖昧になった記憶を必死に呼び覚ました。
あれは夢ではなく現実で俺はフィンコックを抱いた。
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