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二章 ハーレムルート
必要とされたい
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久しぶりに気持ちいい熟睡を味わい、目覚めると男らしい綺麗な胸板が目の前にあった。
エッチしてそのまま寝ちゃうと翌朝裸なんだよね。
屋敷にいた時はちゃんと服を着ていたけど、学園ではほぼ裸で寝てたなぁ。
大好きな人と裸で目覚めるのっていいよね。
当然これから何をするかと言うと、目の前のエッチな胸板に抱きつきつつ唇もちゃっかり当てていた。
「起きているんですよね?」
「………」
バレてた。
「んっん~…まだ寝てます。」
寝た振りをしたけど、失敗した。
「ほぉ、そうですか…。」
ん?
「ぁんっ」
僕のを人質に取られてしまった。
僕からエッチなことを仕掛けたのに返り討ちにあっていた。
だめそんなことされたらと思いながらも「ぁんんっあんんふぅんんっんもっとしてぇん」と強請っていた。
拒絶も抵抗もそんな事は僕には出来ない。
むしろ出来る人いる?
好きな人に朝から気持ちいいことされたら続きして欲しいよね?
僕だけじゃないはず。
仕方がないんだ。
僕が快楽に弱いんじゃない、世の中の甘々な恋人・婚約者達ならエッチな流れになるのが正解。
断ったりなんかしちゃったら身体に悪いよ。
一日中エッチな事を考えて、身体がムズムズして集中できなくなるもん。
だから、エッチしよっ。
アレックスが布団の中に潜り足の間に身体を埋めて僕のを口に含んでいく。
お尻の指を意識すると、快楽しか感じられなかった。
「もっと…もっと奥…んっんんふぅん…おっきいの…頂戴っ」
欲しくて自分が何を口走っているのか理解できていなかった。
沢山…余すところなく埋め尽くして、アレックスので僕をもっと追い詰めて欲しい。
昨日あんなにしたのに僕の身体はまた求めてしまっている。
「アレックス…アレックス…」
今だけは世界に二人だけしかいないような感覚で、中を満たされると幸福に包まれる。
「アレックスの赤ちゃん欲しいっ。」
お父様から卒業まではって言われてるのに、本能が押さえられない。
「…えぇ、私も貴方に産んで欲しいです…但し卒業してからですね。」
「…ぅん、お父様にも同じことを…」
言葉ではちゃんと理解してるの…だけど身体が…。
「焦ることはないです…。」
「…ぅん」
「子供が欲しいですか?」
「んっ…僕を愛してくれたって証でしょ?」
「そうですね。」
「んっ、だから…洗浄魔法も好きじゃない…どうして無くしちゃうの?」
「…通常は妊娠するのは難しく神経質になることはないんですが、貴方は確実に妊娠してしまう。私だって出来ることなら今すぐにでも子を産んでほしい。だが、ルゥの人生もある。学園卒業したいんだろ?その為に戻ったんじゃないのか?」
「…ぅん」
「卒業したら、洗浄魔法してあげませんから。」
「…んっ」
卒業さえすれば…。
アレックスが動き出してエッチが始まる。
終わらないでほしいのに、終わりに向かって進む行為。
いくら我慢してもアレックスの責めに負けてイッてしまい、アレックスも僕の中にくれる。
また無くされちゃうと感じて、アレックスに抱き付いた。
「大丈夫、いずれその時が来ますから。」
「…ぅん」
僕の不安を消すように隙間なく抱きしめてくれる。
アレックスが起き上がるのと一緒に僕も起こされ膝の上に跨がっていた。
「シャワー浴びますか?」
「…ぅん」
僕の意思でアレックスのを抜き…たくないけど、膝立ちになった…。
ばふん
アレックスに体重を掛け、押し倒すことに成功した。
上からアレックスを見下ろすのって始めてかもっ。
「んふふ」
「貴方は…」
力強く抱きしめられた。
「このままじゃ、いつまでたってもお風呂行けませんね。アドルフに会えませんよ?」
アドルフに会えない?
「へっ、それはだめ。早くお風呂に…きゃんっ」
アレックスの上から退こうとすると、アレックスの胸に引き戻された。
「あっさりと捨てられるのも悲しいてすね。」
「アレックス…だけどアドルフに…」
「…分かってます…。」
二人で起き上がりお風呂場に向かい全身を流した。
その際洗浄魔法も大人しく受けた。
バスローブを着てお風呂場を後にして制服に着替え、アドルフの部屋に向かうとまだぐっすりと眠っていた。
可愛い寝顔に癒されながら先に自分達の食事を取ることにしていると、アドルフの元気な泣き声が響いた。
僕の出番だと気合を入れて、アドルフを抱き上げシャツのボタンを外し母乳を与える。
僕がお母さんとしてアドルフに出来る事は少ない。
貴族は基本赤ちゃんの世話は乳母に全てを任せるので、母乳さえ与えることはないと聞いた。
夜も一緒には眠らないし、お母さんとしてやることはたまに抱っこするくらいらしい。
日本人だった頃の僕は学生で周囲に赤ちゃんを産んだ人も居なかったので、赤ちゃんの世話の仕方も常識も知らない。
知らないけど、乳母はいないって事は知ってる。
なので、僕が赤ちゃんに母乳を与えたいって言った時はお父様やお母様に驚かれた。
お腹一杯になったアドルフを再びベビーベッドへ寝かせ僕は食事に戻った。
食事を終え学園の準備をしていると、先にアレックスが学園に向かってしまった。
先生だから色々とあるんだ…と、自分に言い聞かせるもちょっぴり寂しい。
寂しさを埋めるように僕は棟を出る直前までアドルフの寝顔を眺めた。
赤ちゃんってちっちゃくてぷくぷくだなぁ。
人差し指でアドルフの手を触ると、きゅって握ってくれる。
もう、可愛すぎて困る。
離れられないよぉ。
「シャルマン様、そろそろお時間です。」
「……はぃ…行ってくるよ。お昼にまた来るから待っててね。」
眠るアドルフに声をかけてから学園に向かった。
何度振り返っても、アドルフは僕など気にもせず眠り続けていた。
乳母にアドルフを任せ後ろ髪を引かれながら棟を後に、いつもの場所まで騎士に護衛され教室を目指す。
視線は感じても誰も僕と会話するどころか、近寄ることもなく静かに教室に入り席についた。
授業が始まると、昨日アレックスに言われた言葉を思い出し百面相にならないよう気を付けた。
僕はどんな顔で授業を受けていたのかな?
授業始まる前はそんなことを考えていたが、授業が始まり後半にはそんなことは頭になく変顔しながら授業に望んでいた。
先生が笑いを堪えるような表情で授業を進めているも必死な僕は付いていくのに夢中で顔を気にしている余裕はなかった。
僕にとっては遊んでいるわけではなく、必死に授業に取り組んだ結果なんだと分かって欲しい。
先生によっては一切僕の方を観ない人もいれば、授業の進み具合を僕で確認する人もいた。
不意に僕を観てしまった先生が吹き出してしまい、教室が謎の空気に包まれることもあった。
なんとか午前の授業を終えると、僕は急いでアドルフの元へ向かう。
忙しいのになんだか充実していて楽しかった。
表情を崩さない騎士と並んで歩き、アドルフの事について語ってしまった。
僕が一方的に話している事に気付き騎士を確認すると頷いてくれていた。
背が高すぎて見えなかっただけで、ちゃんと意志疎通?会話が出来た気がして嬉しかった。
なんだろう、些細なことでも嬉しくなっちゃう。
そう思わせてくれるのって赤ちゃんの存在があるからだよね。
アドルフの部屋に入ると乳母が抱き上げあやしていた。
とても穏やかな表情のアドルフを無理矢理取り上げるのは出来ず、僕よりも乳母の腕の中は安心するの?と問いかけてしまいたくなる。
言葉にはしなかったけど、表情には出てしまったかも…。
悲しくはあったけど、悲しい姿を見てほしくなくて先に食事を取ることにした。
早く僕を必要として欲しいな…。
エッチしてそのまま寝ちゃうと翌朝裸なんだよね。
屋敷にいた時はちゃんと服を着ていたけど、学園ではほぼ裸で寝てたなぁ。
大好きな人と裸で目覚めるのっていいよね。
当然これから何をするかと言うと、目の前のエッチな胸板に抱きつきつつ唇もちゃっかり当てていた。
「起きているんですよね?」
「………」
バレてた。
「んっん~…まだ寝てます。」
寝た振りをしたけど、失敗した。
「ほぉ、そうですか…。」
ん?
「ぁんっ」
僕のを人質に取られてしまった。
僕からエッチなことを仕掛けたのに返り討ちにあっていた。
だめそんなことされたらと思いながらも「ぁんんっあんんふぅんんっんもっとしてぇん」と強請っていた。
拒絶も抵抗もそんな事は僕には出来ない。
むしろ出来る人いる?
好きな人に朝から気持ちいいことされたら続きして欲しいよね?
僕だけじゃないはず。
仕方がないんだ。
僕が快楽に弱いんじゃない、世の中の甘々な恋人・婚約者達ならエッチな流れになるのが正解。
断ったりなんかしちゃったら身体に悪いよ。
一日中エッチな事を考えて、身体がムズムズして集中できなくなるもん。
だから、エッチしよっ。
アレックスが布団の中に潜り足の間に身体を埋めて僕のを口に含んでいく。
お尻の指を意識すると、快楽しか感じられなかった。
「もっと…もっと奥…んっんんふぅん…おっきいの…頂戴っ」
欲しくて自分が何を口走っているのか理解できていなかった。
沢山…余すところなく埋め尽くして、アレックスので僕をもっと追い詰めて欲しい。
昨日あんなにしたのに僕の身体はまた求めてしまっている。
「アレックス…アレックス…」
今だけは世界に二人だけしかいないような感覚で、中を満たされると幸福に包まれる。
「アレックスの赤ちゃん欲しいっ。」
お父様から卒業まではって言われてるのに、本能が押さえられない。
「…えぇ、私も貴方に産んで欲しいです…但し卒業してからですね。」
「…ぅん、お父様にも同じことを…」
言葉ではちゃんと理解してるの…だけど身体が…。
「焦ることはないです…。」
「…ぅん」
「子供が欲しいですか?」
「んっ…僕を愛してくれたって証でしょ?」
「そうですね。」
「んっ、だから…洗浄魔法も好きじゃない…どうして無くしちゃうの?」
「…通常は妊娠するのは難しく神経質になることはないんですが、貴方は確実に妊娠してしまう。私だって出来ることなら今すぐにでも子を産んでほしい。だが、ルゥの人生もある。学園卒業したいんだろ?その為に戻ったんじゃないのか?」
「…ぅん」
「卒業したら、洗浄魔法してあげませんから。」
「…んっ」
卒業さえすれば…。
アレックスが動き出してエッチが始まる。
終わらないでほしいのに、終わりに向かって進む行為。
いくら我慢してもアレックスの責めに負けてイッてしまい、アレックスも僕の中にくれる。
また無くされちゃうと感じて、アレックスに抱き付いた。
「大丈夫、いずれその時が来ますから。」
「…ぅん」
僕の不安を消すように隙間なく抱きしめてくれる。
アレックスが起き上がるのと一緒に僕も起こされ膝の上に跨がっていた。
「シャワー浴びますか?」
「…ぅん」
僕の意思でアレックスのを抜き…たくないけど、膝立ちになった…。
ばふん
アレックスに体重を掛け、押し倒すことに成功した。
上からアレックスを見下ろすのって始めてかもっ。
「んふふ」
「貴方は…」
力強く抱きしめられた。
「このままじゃ、いつまでたってもお風呂行けませんね。アドルフに会えませんよ?」
アドルフに会えない?
「へっ、それはだめ。早くお風呂に…きゃんっ」
アレックスの上から退こうとすると、アレックスの胸に引き戻された。
「あっさりと捨てられるのも悲しいてすね。」
「アレックス…だけどアドルフに…」
「…分かってます…。」
二人で起き上がりお風呂場に向かい全身を流した。
その際洗浄魔法も大人しく受けた。
バスローブを着てお風呂場を後にして制服に着替え、アドルフの部屋に向かうとまだぐっすりと眠っていた。
可愛い寝顔に癒されながら先に自分達の食事を取ることにしていると、アドルフの元気な泣き声が響いた。
僕の出番だと気合を入れて、アドルフを抱き上げシャツのボタンを外し母乳を与える。
僕がお母さんとしてアドルフに出来る事は少ない。
貴族は基本赤ちゃんの世話は乳母に全てを任せるので、母乳さえ与えることはないと聞いた。
夜も一緒には眠らないし、お母さんとしてやることはたまに抱っこするくらいらしい。
日本人だった頃の僕は学生で周囲に赤ちゃんを産んだ人も居なかったので、赤ちゃんの世話の仕方も常識も知らない。
知らないけど、乳母はいないって事は知ってる。
なので、僕が赤ちゃんに母乳を与えたいって言った時はお父様やお母様に驚かれた。
お腹一杯になったアドルフを再びベビーベッドへ寝かせ僕は食事に戻った。
食事を終え学園の準備をしていると、先にアレックスが学園に向かってしまった。
先生だから色々とあるんだ…と、自分に言い聞かせるもちょっぴり寂しい。
寂しさを埋めるように僕は棟を出る直前までアドルフの寝顔を眺めた。
赤ちゃんってちっちゃくてぷくぷくだなぁ。
人差し指でアドルフの手を触ると、きゅって握ってくれる。
もう、可愛すぎて困る。
離れられないよぉ。
「シャルマン様、そろそろお時間です。」
「……はぃ…行ってくるよ。お昼にまた来るから待っててね。」
眠るアドルフに声をかけてから学園に向かった。
何度振り返っても、アドルフは僕など気にもせず眠り続けていた。
乳母にアドルフを任せ後ろ髪を引かれながら棟を後に、いつもの場所まで騎士に護衛され教室を目指す。
視線は感じても誰も僕と会話するどころか、近寄ることもなく静かに教室に入り席についた。
授業が始まると、昨日アレックスに言われた言葉を思い出し百面相にならないよう気を付けた。
僕はどんな顔で授業を受けていたのかな?
授業始まる前はそんなことを考えていたが、授業が始まり後半にはそんなことは頭になく変顔しながら授業に望んでいた。
先生が笑いを堪えるような表情で授業を進めているも必死な僕は付いていくのに夢中で顔を気にしている余裕はなかった。
僕にとっては遊んでいるわけではなく、必死に授業に取り組んだ結果なんだと分かって欲しい。
先生によっては一切僕の方を観ない人もいれば、授業の進み具合を僕で確認する人もいた。
不意に僕を観てしまった先生が吹き出してしまい、教室が謎の空気に包まれることもあった。
なんとか午前の授業を終えると、僕は急いでアドルフの元へ向かう。
忙しいのになんだか充実していて楽しかった。
表情を崩さない騎士と並んで歩き、アドルフの事について語ってしまった。
僕が一方的に話している事に気付き騎士を確認すると頷いてくれていた。
背が高すぎて見えなかっただけで、ちゃんと意志疎通?会話が出来た気がして嬉しかった。
なんだろう、些細なことでも嬉しくなっちゃう。
そう思わせてくれるのって赤ちゃんの存在があるからだよね。
アドルフの部屋に入ると乳母が抱き上げあやしていた。
とても穏やかな表情のアドルフを無理矢理取り上げるのは出来ず、僕よりも乳母の腕の中は安心するの?と問いかけてしまいたくなる。
言葉にはしなかったけど、表情には出てしまったかも…。
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