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二章 ハーレムルート
ごめんなさい
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アドルフの部屋ではライアンがアドルフをあやし、エドバルトとフレデリックがシャルマンをあやしていた。
「ルマン」
優しく名前を呼ばれると、甘い雰囲気に感じ耳も尻尾もエドに期待して反応し始める。
横に座るエドの方へ体勢を傾けて、唇に狙いを定めた。
「にゃむっ」
僕からエドの唇に食らいつき、首に腕を回して逃がさなかった。
「シャルマン僕も…」
後ろからリックに抱き締められながら、耳元で囁かれる。
リックの手が僕の衣服の中に滑り込んで胸とモノを簡単に見つけられちゃった。
気持ちよくて、目の前のエドを見つめながらリックに気持ちよくされてる僕の吐息を浴びせていた。
「リックゥ…」
エドの首に腕を回したまま身体を捩りリックに懇願した。
「もっと…触ってぇ…んっんっ…ぁっんリックゥんっ項…噛んでっ」
僕の願いをリックはすぐに叶えてくれた。
項を噛まれると身体がゾクゾクして癖になっちゃう感覚で呼吸も荒くなり、しがみついていたエドに再び唇を重ねた。
…もっ…欲しっぃ。
ばたん
「皆さん、ここで何してるんてすか?」
ふにゃぁん。
誰かの声がしたけど辞めたくない~あっ、リック辞めちゃだめぇん。
「リックゥ~」
辞めないでっ。
「リックゥ~じゃないです、シャルマン様っ」
「ほぇっ」
側まで来て、とても怒りを露にしているのは乳母だった。
何時もにこやかで、怒ったりすることあるのかな?と疑問に思うくらい朗らかな人柄だと思っていた彼も怒ることがある人間だった。
そして、その怒りは僕に向いていた。
「シャルマン様っ、こちらはアドルフ様のお部屋ですよ゛。」
「はっ…はい。」
普段怒らない人が怒ると怖いというのを実感した。
「そのお部屋で何をされているんですか?」
「…なに…ぁっ」
僕は漸くエドの首から腕を解き乱れた服を整えた。
アドルフをあやしていたライを確認しても、表情には怒りの色が見えた。
「アドルフ様は僕がお世話させていただきますので、皆さんはどうぞシャルマン様の部屋で続きでもなさってください。」
笑顔で僕達を追い出そうとしていたのか伝わる。
僕達が悪いのに、アドルフをあやしていたライまで巻き添えにしてしまった…。
ライはアドルフを乳母に手渡し別れを惜しむようにアドルフの頬に触れる姿に癒され、僕も部屋を出る前にアドルフの頬にキスをした。
「アドルフ大好きだよ。」
笑ってくれたように見えたのは気の所為かな…。
アドルフの部屋でエッチな事しちゃおうとするなんて…僕は親失格だ…。
反省しながらアドルフの部屋を後にした。
「シャルっ」
廊下をとぼとぼと歩いていると、向かいからお兄様の姿が見えた。
「お兄様?」
「どうした?そんなに落ち込んで。」
僕ってそんなに分かりやすく落ち込んでいたのかな?
「アドルフ…嫌われちゃったらどうしよう…」
「なにがあった?」
「…アドルフの前で…ちょっと…エッチな事…しちゃって…」
お兄様に嘘は吐けず正直に白状して真実を告げるも己の未熟さというか浅ましさというか恥ずかしいという思いが膨れ上がり、怖くてお兄様の顔も見ることが出来なかった。
「シャル…反省してるのか?」
「……はぃ」
「シャルだけが悪いとは思わないが、簡単に流されるな。獣人化して体質が変化して色々有るんだろうが、慣れていかないとな。」
「ぅん」
「元々シャルは甘えたがりだったが、猫獣人になって更に温もりを求めるようになったな。」
「…そうなの?」
「あぁ、以前は一緒に寝ようなんて言って来なかったもんな?」
「ぁっそれは言わないでっ。」
恥ずかしい。
十六歳…じゃない、シャルマンは十八歳だ。
十八歳にもなって兄弟で眠るなんて可笑しいよね…。
「シャル、今日はどうする?」
「へぇ?」
「一緒に寝るか?」
「今日はっ…」
「彼らと一緒に寝ていたら、アドルフの事で訪ねたいのに乳母は部屋に入りづらいだろうな。」
皆がいるから平気と言おうとしたが、お兄様の言葉で思い直した。
確かに先程の僕達を見せてしまったから、アドルフがお腹空いて僕を呼びたいのに部屋の中の様子を伺って躊躇うってことはありそう…。
夜に婚約者同士が眠っている部屋を訪問するなんて出来ないよね…。
「うん、今日もお兄様のお部屋で眠って良い?」
「あぁ、勿論」
優しく抱き締められたので、僕もお兄様の腕の中で安心しきっていた。
僕の何気ない一言が皆の中で燻っていたり、見えないところでお兄様と皆が火花を散らしているなんて全く想像に無かった。
「ルマン」
優しく名前を呼ばれると、甘い雰囲気に感じ耳も尻尾もエドに期待して反応し始める。
横に座るエドの方へ体勢を傾けて、唇に狙いを定めた。
「にゃむっ」
僕からエドの唇に食らいつき、首に腕を回して逃がさなかった。
「シャルマン僕も…」
後ろからリックに抱き締められながら、耳元で囁かれる。
リックの手が僕の衣服の中に滑り込んで胸とモノを簡単に見つけられちゃった。
気持ちよくて、目の前のエドを見つめながらリックに気持ちよくされてる僕の吐息を浴びせていた。
「リックゥ…」
エドの首に腕を回したまま身体を捩りリックに懇願した。
「もっと…触ってぇ…んっんっ…ぁっんリックゥんっ項…噛んでっ」
僕の願いをリックはすぐに叶えてくれた。
項を噛まれると身体がゾクゾクして癖になっちゃう感覚で呼吸も荒くなり、しがみついていたエドに再び唇を重ねた。
…もっ…欲しっぃ。
ばたん
「皆さん、ここで何してるんてすか?」
ふにゃぁん。
誰かの声がしたけど辞めたくない~あっ、リック辞めちゃだめぇん。
「リックゥ~」
辞めないでっ。
「リックゥ~じゃないです、シャルマン様っ」
「ほぇっ」
側まで来て、とても怒りを露にしているのは乳母だった。
何時もにこやかで、怒ったりすることあるのかな?と疑問に思うくらい朗らかな人柄だと思っていた彼も怒ることがある人間だった。
そして、その怒りは僕に向いていた。
「シャルマン様っ、こちらはアドルフ様のお部屋ですよ゛。」
「はっ…はい。」
普段怒らない人が怒ると怖いというのを実感した。
「そのお部屋で何をされているんですか?」
「…なに…ぁっ」
僕は漸くエドの首から腕を解き乱れた服を整えた。
アドルフをあやしていたライを確認しても、表情には怒りの色が見えた。
「アドルフ様は僕がお世話させていただきますので、皆さんはどうぞシャルマン様の部屋で続きでもなさってください。」
笑顔で僕達を追い出そうとしていたのか伝わる。
僕達が悪いのに、アドルフをあやしていたライまで巻き添えにしてしまった…。
ライはアドルフを乳母に手渡し別れを惜しむようにアドルフの頬に触れる姿に癒され、僕も部屋を出る前にアドルフの頬にキスをした。
「アドルフ大好きだよ。」
笑ってくれたように見えたのは気の所為かな…。
アドルフの部屋でエッチな事しちゃおうとするなんて…僕は親失格だ…。
反省しながらアドルフの部屋を後にした。
「シャルっ」
廊下をとぼとぼと歩いていると、向かいからお兄様の姿が見えた。
「お兄様?」
「どうした?そんなに落ち込んで。」
僕ってそんなに分かりやすく落ち込んでいたのかな?
「アドルフ…嫌われちゃったらどうしよう…」
「なにがあった?」
「…アドルフの前で…ちょっと…エッチな事…しちゃって…」
お兄様に嘘は吐けず正直に白状して真実を告げるも己の未熟さというか浅ましさというか恥ずかしいという思いが膨れ上がり、怖くてお兄様の顔も見ることが出来なかった。
「シャル…反省してるのか?」
「……はぃ」
「シャルだけが悪いとは思わないが、簡単に流されるな。獣人化して体質が変化して色々有るんだろうが、慣れていかないとな。」
「ぅん」
「元々シャルは甘えたがりだったが、猫獣人になって更に温もりを求めるようになったな。」
「…そうなの?」
「あぁ、以前は一緒に寝ようなんて言って来なかったもんな?」
「ぁっそれは言わないでっ。」
恥ずかしい。
十六歳…じゃない、シャルマンは十八歳だ。
十八歳にもなって兄弟で眠るなんて可笑しいよね…。
「シャル、今日はどうする?」
「へぇ?」
「一緒に寝るか?」
「今日はっ…」
「彼らと一緒に寝ていたら、アドルフの事で訪ねたいのに乳母は部屋に入りづらいだろうな。」
皆がいるから平気と言おうとしたが、お兄様の言葉で思い直した。
確かに先程の僕達を見せてしまったから、アドルフがお腹空いて僕を呼びたいのに部屋の中の様子を伺って躊躇うってことはありそう…。
夜に婚約者同士が眠っている部屋を訪問するなんて出来ないよね…。
「うん、今日もお兄様のお部屋で眠って良い?」
「あぁ、勿論」
優しく抱き締められたので、僕もお兄様の腕の中で安心しきっていた。
僕の何気ない一言が皆の中で燻っていたり、見えないところでお兄様と皆が火花を散らしているなんて全く想像に無かった。
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