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二章 ハーレムルート
寝たふりって起きるタイミングがわからない
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談話室に向かう間人間の姿でありながら、耳と尻尾がある状態の僕にフランクリン様は興奮していた。
「可愛いですフィンコック様っ。」
キラキラした目で見つめられるとなんだか照れてしまう。
ソファに座る時何を思ったのか僕はリックの足の間に座り胸にしがみ付いていた。
「にゃぁあんにゃぁああん」
「ん?どうした?」
「にゃぁあん」
わかんない、僕どうしちゃったのかな?
「まだ獣化のコントロールが上手く出来ないのか?」
お義母様が僕を心配そうに様子を伺ってくれるのが申し訳なかった。
だけど本当にどうしたんだろう?
なんだかリックにすごく甘えたい。
「にゃむにゃむぅ」
「大丈夫、落ち着くまでそのままで良いよ。」
リックは僕の足をソファに乗せ、横向きにさせ抱き締めてくれた。
リックの心臓の音を聴きながら背中に手を回し、あまりの心地よさに眠気に襲われる。
瞼を閉じ微睡みの中に、反応は出来ないが皆の会話を聴いていた。
「眠ってしまったんですかね?」
僕を起こさないようフランクリン様は小声で話していた。
耳だけ動かして起きてることを然り気無くアピールしてみたが誰も気付いてくれなかった。
「フレデリック…」
今まで明るかったお義母様の声の雰囲気が変わった。
僕の気の所為?
「はい」
「フィンコック様にとっては四人のうちの一人だけど本当に良いの?」
…僕にとって一番触れて欲しくない話題だった。
「えぇ」
「フレデリックにはまだ話してないけど婚約の申し込みは何人も来ているんだよ?」
…リックに…婚約の申し込み?
何で?僕がいるのに…嘘…やだ。
リックは僕と婚約したんだよ?
「全て断ってくださいと話したはずです。」
「断りの連絡はいれているよ。たた、親としては出来るなら一人の相手とって思ってる。フィンコック様がだめと言っている訳じゃない。獣人の相手になるのも凄いことだよ?だけど僕はねランハートと結婚できて幸せだったんだ。相手にとってたった一人の人で、僕にとってもランハートはたった一人の愛した人なんだ。誰よりも愛してるし愛されたい。フレデリックにもそうであって欲しいって思ってる。」
お義母様が意地悪しているんじゃないことはわかってる。
言葉を選んで僕が悪くないって言ってくれてるのは優しさからだってことも伝わる。
だけど、大切な息子が愛人の一人のような扱いを受けるなんて許せるはずがない、親として怒りを覚えるのは当たり前のことだよね…。
リックにとっては僕一人だけど、僕はリックだけじゃない…。
「…僕は興味の無い人のたった一人より、フィンコックの大切な一人になりたいです。」
…リック…ごめんなさい。
「婚約して仲を深めていけば、たった一人が嬉しいと思うこともあるよ?」
「僕だけを思ってくれることに嬉しいと感じるかもしれない…けど、僕はシャルマンを思い出すはずです。僕の心にシャルマンがいるのに結婚した相手に申し訳ないと言う思いで幸せには出来ないし、なれない…きっと、離縁するか相手に愛人を進めると思います。」
「そんなに思い詰めることはないよ?相手をお互いに尊重すれば良いんだから…。」
「そうですね…それでも僕はシャルマンを選びます。限られた時間しかいられない分、一緒にいられる時間は全力でシャルマンを愛したい。僕に与えられた時間シャルマンには僕だけのことを考えて欲しい。」
「…それで良いんだね?」
「はい」
「…そっか…わかった。」
僕はリックとお義母様の会話を聞いていながら、言葉を発することはなく逃げ続けた。
二人の会話の間、弱虫の僕が顔を出し僕の存在を消しにかかっていた。
微かに勇気を振り絞ってしたことは、リックに掴まる手に力を込めることだった。
「僕はフィンコック様を好きな兄さん好きですよ?」
えっなになに?フランクリン様の発言気になります。
気付かないうちに耳がピクピクしちゃっていた。
「え?」
リックも気になってる様子。
「兄さんは博愛主義っていうの?今までは皆に優しく誰か特別な人って想像できなかったから…誰かを好きになったりするのかな?と思っていたんです。フィンコック様と一緒にいる兄さんみて安心しました。今の兄さんとても幸せそうな顔をしている。そんな顔を見たらフィンコック様と婚約解消して欲しいなんて言えませんよ。」
「…そうだね…。リックがこんなにも人に執着するなんて想像してなかった。」
今も僕はリックの腕の中にいる。
「僕も自分に驚いています。」
「…フィンコック様と仲良くね。」
「はい」
認められるも、寝た振り続けちゃっている僕は起きるタイミングを見失ってしまった。
…誰か僕を起こしてくれないかな?
「可愛いですフィンコック様っ。」
キラキラした目で見つめられるとなんだか照れてしまう。
ソファに座る時何を思ったのか僕はリックの足の間に座り胸にしがみ付いていた。
「にゃぁあんにゃぁああん」
「ん?どうした?」
「にゃぁあん」
わかんない、僕どうしちゃったのかな?
「まだ獣化のコントロールが上手く出来ないのか?」
お義母様が僕を心配そうに様子を伺ってくれるのが申し訳なかった。
だけど本当にどうしたんだろう?
なんだかリックにすごく甘えたい。
「にゃむにゃむぅ」
「大丈夫、落ち着くまでそのままで良いよ。」
リックは僕の足をソファに乗せ、横向きにさせ抱き締めてくれた。
リックの心臓の音を聴きながら背中に手を回し、あまりの心地よさに眠気に襲われる。
瞼を閉じ微睡みの中に、反応は出来ないが皆の会話を聴いていた。
「眠ってしまったんですかね?」
僕を起こさないようフランクリン様は小声で話していた。
耳だけ動かして起きてることを然り気無くアピールしてみたが誰も気付いてくれなかった。
「フレデリック…」
今まで明るかったお義母様の声の雰囲気が変わった。
僕の気の所為?
「はい」
「フィンコック様にとっては四人のうちの一人だけど本当に良いの?」
…僕にとって一番触れて欲しくない話題だった。
「えぇ」
「フレデリックにはまだ話してないけど婚約の申し込みは何人も来ているんだよ?」
…リックに…婚約の申し込み?
何で?僕がいるのに…嘘…やだ。
リックは僕と婚約したんだよ?
「全て断ってくださいと話したはずです。」
「断りの連絡はいれているよ。たた、親としては出来るなら一人の相手とって思ってる。フィンコック様がだめと言っている訳じゃない。獣人の相手になるのも凄いことだよ?だけど僕はねランハートと結婚できて幸せだったんだ。相手にとってたった一人の人で、僕にとってもランハートはたった一人の愛した人なんだ。誰よりも愛してるし愛されたい。フレデリックにもそうであって欲しいって思ってる。」
お義母様が意地悪しているんじゃないことはわかってる。
言葉を選んで僕が悪くないって言ってくれてるのは優しさからだってことも伝わる。
だけど、大切な息子が愛人の一人のような扱いを受けるなんて許せるはずがない、親として怒りを覚えるのは当たり前のことだよね…。
リックにとっては僕一人だけど、僕はリックだけじゃない…。
「…僕は興味の無い人のたった一人より、フィンコックの大切な一人になりたいです。」
…リック…ごめんなさい。
「婚約して仲を深めていけば、たった一人が嬉しいと思うこともあるよ?」
「僕だけを思ってくれることに嬉しいと感じるかもしれない…けど、僕はシャルマンを思い出すはずです。僕の心にシャルマンがいるのに結婚した相手に申し訳ないと言う思いで幸せには出来ないし、なれない…きっと、離縁するか相手に愛人を進めると思います。」
「そんなに思い詰めることはないよ?相手をお互いに尊重すれば良いんだから…。」
「そうですね…それでも僕はシャルマンを選びます。限られた時間しかいられない分、一緒にいられる時間は全力でシャルマンを愛したい。僕に与えられた時間シャルマンには僕だけのことを考えて欲しい。」
「…それで良いんだね?」
「はい」
「…そっか…わかった。」
僕はリックとお義母様の会話を聞いていながら、言葉を発することはなく逃げ続けた。
二人の会話の間、弱虫の僕が顔を出し僕の存在を消しにかかっていた。
微かに勇気を振り絞ってしたことは、リックに掴まる手に力を込めることだった。
「僕はフィンコック様を好きな兄さん好きですよ?」
えっなになに?フランクリン様の発言気になります。
気付かないうちに耳がピクピクしちゃっていた。
「え?」
リックも気になってる様子。
「兄さんは博愛主義っていうの?今までは皆に優しく誰か特別な人って想像できなかったから…誰かを好きになったりするのかな?と思っていたんです。フィンコック様と一緒にいる兄さんみて安心しました。今の兄さんとても幸せそうな顔をしている。そんな顔を見たらフィンコック様と婚約解消して欲しいなんて言えませんよ。」
「…そうだね…。リックがこんなにも人に執着するなんて想像してなかった。」
今も僕はリックの腕の中にいる。
「僕も自分に驚いています。」
「…フィンコック様と仲良くね。」
「はい」
認められるも、寝た振り続けちゃっている僕は起きるタイミングを見失ってしまった。
…誰か僕を起こしてくれないかな?
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