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二章 ハーレムルート
これってフラグ?
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リックのグループではリックが一番早く帰ってきたが、総合して見た時はリックは二番目だった。
その後、時間内に帰ってくることが出来たのは三分の二程で明日からは時間内に帰ってきた者だけが参加できる。
謎解きゲームのようだが、かなり難しく魔法の使えない僕には参加する資格さえなかった。
何度も映像に映るリックに自分を重ね一緒に問題を解き続けたが、難しさのあまり祈る方に逃げてしまった。
リック頑張って。
映像が途切れた瞬間闘技場にリックが現れ大きな歓声が上がる。
僕も立ち上がり「リックー」と大声で叫んだ。
この世界に来てあれだけ大きな声をあげたのは初めてかもしれない。
手を振るとリックも気付いて手を上げてくれる。
僕にしてくれたのに観客席が大盛り上がりした。
…僕のリックなのに。
リックの控え室に向かう途中誰かが木々の合間を縫って奥へと消えたいった…。
…消えた。
ドラマや漫画で深追いは良くないと知っている…知っているが気になって静かに音を立てないよう男が向かった先へ進んでいく。
大きな木を頼りながら周囲を確認し、男が進んだであろう道を行く。
「…誰もいないの?」
見間違い?なんて事はないだろうけど、もう居なくなってしまったのかもしれない。
僕は来た時とは違う道を通りながら戻った。
「…うわっ……あでっ…」
何かに躓き転んでしまい、気が付いたら地面に倒れていた。
転ぶところを誰にも見られなくて良かった。
きっと今の転び方凄くダサかったと思う…転び方にダサいも格好いいも無いけど、あれは…無様だったと思う。
僕が何に躓いたのかを確認すると、そこには倒れている人が居た。
僕この人踏んじゃったの?
「だっ大丈夫ですか?」
慌てて相手の側に寄るとあの日の王子さまが居た。
僕…王子様踏んじゃった…。
「あ…あの…大丈夫?」
「ん゛ん゛」
怒っていらっしゃる。
「あっあの…態とでは…?」
「ん゛っ」
とてつもなく不機嫌な声…。
「…もしかして体調悪いんですか?…ひっ人っ呼んできますね…」
下敷きにしただけでこんなに痛がるのはきっと…骨折…。
急いで誰かを呼びに立ち上がった。
「…えっ?」
「…行くな。」
「…あっ…でも…痛いんでしょ?」
「…気分が悪いだけだ…休めば…」
確かに王子の顔色は悪いように見える…。
「…そうなの?」
「あぁ、だから行…」
「アディノール王子?どこですか?アディノール王子?」
王子は僕を追い払おうとした時に遠くから王子を呼ぶ声が聞こえた。
「…ぁっ…こ…ん゛…」
王子を探しに来た人に「ここにいます」って伝えようとしたら後ろから口を塞がれた。
「やめろ…何も…言う…な。」
小声で語る王子は先程よりも具合が悪そうで、僕の口を塞ぐ手の力が強くてちょっとだけ恐怖を感じた。
王子を探しているのはハーヴィル様に見えた。
静かにしていると手が離され少し楽になった。
「ぁのっ大丈夫ですか?」
やばっそんなに大きな声ではなかったが、僕の声で人がいるのが伝わりこっちに向かって来た…。
王子はというと…うわぁ先ほどより、もっと顔色が悪くなってきた…。
どどどうしよう…。
「そうだっ」
僕はジャケットを脱いで王子の顔がわからないように被せ、膝枕をした。
相手が来ないことを祈るも足音が近づいてくる。
「…ぁっ…あの…」
来た…。
「…はぃ?」
「ここにアディノール王子来てませんか?」
「…王子…ですか?ん~?」
「その人は?」
やばっ何て言おう…。
王子も観念したのか起き上がろうとした…けど…僕の膝に沈んだ。
「……あっ…眠ってて…た…大会で…疲れたでしょ?」
彼をリックのように振る舞った。
…お願いこれ以上は…こっちに来ないで。
「…あぁ、アディノール王子を見てないならいいやっ。」
ハーヴィル様は僕が膝枕しているのをリックと勘違いしてくれたのか、再び王子を探しに行った。
あんなに一生懸命探しているのに僕は…本当の事を言えなくて申し訳なくなる。
「ん゛っ…ふぅ…」
心なしか王子の顔色がだいぶ良くなっていた…ように感じるのは僕の行動を正当化したいのかも…。
王子自身も会うのを避けていたのは体調が悪かったのを知られたくなかったからだよね?
その後、時間内に帰ってくることが出来たのは三分の二程で明日からは時間内に帰ってきた者だけが参加できる。
謎解きゲームのようだが、かなり難しく魔法の使えない僕には参加する資格さえなかった。
何度も映像に映るリックに自分を重ね一緒に問題を解き続けたが、難しさのあまり祈る方に逃げてしまった。
リック頑張って。
映像が途切れた瞬間闘技場にリックが現れ大きな歓声が上がる。
僕も立ち上がり「リックー」と大声で叫んだ。
この世界に来てあれだけ大きな声をあげたのは初めてかもしれない。
手を振るとリックも気付いて手を上げてくれる。
僕にしてくれたのに観客席が大盛り上がりした。
…僕のリックなのに。
リックの控え室に向かう途中誰かが木々の合間を縫って奥へと消えたいった…。
…消えた。
ドラマや漫画で深追いは良くないと知っている…知っているが気になって静かに音を立てないよう男が向かった先へ進んでいく。
大きな木を頼りながら周囲を確認し、男が進んだであろう道を行く。
「…誰もいないの?」
見間違い?なんて事はないだろうけど、もう居なくなってしまったのかもしれない。
僕は来た時とは違う道を通りながら戻った。
「…うわっ……あでっ…」
何かに躓き転んでしまい、気が付いたら地面に倒れていた。
転ぶところを誰にも見られなくて良かった。
きっと今の転び方凄くダサかったと思う…転び方にダサいも格好いいも無いけど、あれは…無様だったと思う。
僕が何に躓いたのかを確認すると、そこには倒れている人が居た。
僕この人踏んじゃったの?
「だっ大丈夫ですか?」
慌てて相手の側に寄るとあの日の王子さまが居た。
僕…王子様踏んじゃった…。
「あ…あの…大丈夫?」
「ん゛ん゛」
怒っていらっしゃる。
「あっあの…態とでは…?」
「ん゛っ」
とてつもなく不機嫌な声…。
「…もしかして体調悪いんですか?…ひっ人っ呼んできますね…」
下敷きにしただけでこんなに痛がるのはきっと…骨折…。
急いで誰かを呼びに立ち上がった。
「…えっ?」
「…行くな。」
「…あっ…でも…痛いんでしょ?」
「…気分が悪いだけだ…休めば…」
確かに王子の顔色は悪いように見える…。
「…そうなの?」
「あぁ、だから行…」
「アディノール王子?どこですか?アディノール王子?」
王子は僕を追い払おうとした時に遠くから王子を呼ぶ声が聞こえた。
「…ぁっ…こ…ん゛…」
王子を探しに来た人に「ここにいます」って伝えようとしたら後ろから口を塞がれた。
「やめろ…何も…言う…な。」
小声で語る王子は先程よりも具合が悪そうで、僕の口を塞ぐ手の力が強くてちょっとだけ恐怖を感じた。
王子を探しているのはハーヴィル様に見えた。
静かにしていると手が離され少し楽になった。
「ぁのっ大丈夫ですか?」
やばっそんなに大きな声ではなかったが、僕の声で人がいるのが伝わりこっちに向かって来た…。
王子はというと…うわぁ先ほどより、もっと顔色が悪くなってきた…。
どどどうしよう…。
「そうだっ」
僕はジャケットを脱いで王子の顔がわからないように被せ、膝枕をした。
相手が来ないことを祈るも足音が近づいてくる。
「…ぁっ…あの…」
来た…。
「…はぃ?」
「ここにアディノール王子来てませんか?」
「…王子…ですか?ん~?」
「その人は?」
やばっ何て言おう…。
王子も観念したのか起き上がろうとした…けど…僕の膝に沈んだ。
「……あっ…眠ってて…た…大会で…疲れたでしょ?」
彼をリックのように振る舞った。
…お願いこれ以上は…こっちに来ないで。
「…あぁ、アディノール王子を見てないならいいやっ。」
ハーヴィル様は僕が膝枕しているのをリックと勘違いしてくれたのか、再び王子を探しに行った。
あんなに一生懸命探しているのに僕は…本当の事を言えなくて申し訳なくなる。
「ん゛っ…ふぅ…」
心なしか王子の顔色がだいぶ良くなっていた…ように感じるのは僕の行動を正当化したいのかも…。
王子自身も会うのを避けていたのは体調が悪かったのを知られたくなかったからだよね?
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