【完結】ハーレムルートには重要な手掛かりが隠されています

天冨 七緒

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二章 ハーレムルート

夢ではなく現実

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キスに弱い僕は押し倒されても止められず、シリクレッチ様の手が僕の服の中に潜り胸を揉まれている。

「あっんんねぇっまだだめだよ…」

唇を離してシリクレッチ様の行動を止めた。

「どうして?」

「僕達まだちゃんと婚約してないから…」

「あいつらとは婚約前にはしなかったのか?」

「………。」

それは…ライとはペアでしちゃってて、アレックスやエドとリックとの初めてはフェロモンが…暴走して…それは事故みたいなもので…。正式には…あ…婚約者になる前からしちゃったのは事実か…。

「あいつらは良くて俺はだめなのか?」

その聞き方されては…。
断れない…。

「ん…だめ…じゃない…ょ」

としか言えなかった。

「ふっ、ありがとうっ」

服を捲られ胸を揉まれながら口でも愛撫された。
元々シリクレッチ様のマッサージを受けていた頃から感じちゃだめって意識しないとだめなくらい感じちゃっていた身体は、もうシリクレッチ様に抗えなくなってる。
エッチな声が出てしまうのが恥ずかしくて口元に手の甲で押さえつけた。
それでも漏れてしまう声が卑猥で、改めて僕はエッチに弱い身体なんだと思い知らされた。
シリクレッチ様の舌使いは巧みなのか母乳が溢れているのが見えた。
その母乳を舐めとり口に含まれと無意識にシリクレッチ様の頭を抱えていた。

もしかして今の僕はアドルフとシリクレッチ様を脳が勘違いしているのかな?

「もっと吸ってぇ」て思ってる。
お尻も前も疼いて早くシリクレッチ様のを受け入れたくなっている自分がいる。

「シリクレッチさまぁんっ」

「……随分気持ち良さそうな声出してんな゛?シャル」

シリクレッチ様って凄く器用だ。
だって僕の胸を吸いながら確りと喋れるんだもん。

「俺達の存在が見えてないみたいだな?ルマン?」

「僕達は今、婚約者でもない彼との時間を邪魔しちゃってるのかな?シャルマン?」

シャル?ルマン?シャルマン?

余りの気持ち良さに頭がふわふわしている。
だってシリクレッチ様は僕の事をいつもフィンコックって呼ぶのに、何だかライ達がいるみたいだ。

「まだ続けるのか?」

「快楽に弱いからなルマンは。」

「このまま何処までするのか見ててあげようか?」

これは僕の妄想?それとも夢?

目を開けて確認すると、想像した通り三人の姿が見えた。
首を傾け現実なのか夢なのか判断つかなかった。

「皆?これって夢?現実?」

一番近くにいたリックの手に触れた。
僕の大好きなリックの手だった。

「シャルマン、これは現実だよ?」

「現実?…えっ皆っうそっどうしてっあぁんっ」

混乱する頭で状況を整理しようと必死でいたがシリクレッチ様に胸を噛まれエッチな声をあげてしまった。
三人に見られていることに気付いていないのかシリクレッチ様は僕の胸から口を離さなかった。

「ぁん…し…シリクレッチさまぁ…んっみっ皆いるからっ」

僕の必死な抗議にも耳を傾けてもらえず胸を舐められ続けた。
皆に沢山されたが見られるのは恥ずかしくて捲られていた服で胸に吸い付くシリクレッチ様ごと隠した。

「皆っんっどうしって?」

服の中ではシリクレッチ様が吸い続ける。

「ん゛?婚約者なんだ会いに来て当然だろ?」

「ルマンがで寂しい思いしてんじゃないのか心配でな。」

「シャルマンはが苦手だからね。」

皆の言葉に圧を感じた。

一人でいるはずの僕が婚約者でもない人と戯れている所を目撃したんだ、怒って当然だよね。

「部屋で隠れてこっそりなら後ろめたさがあったんだろうと理解できるが…」

「あぁ、まさか談話室で事に及んでいるとはな?」

「もしかして誰かに見られたかった?シャルマンは見られるのが好きなの?」

三人の言葉である事実を思い出した。
そうだここは僕の部屋じゃなくて談話室だ…。

「あっちっちがっちがうのっ」

もう頭の中がぐちゃぐちゃ過ぎて否定の言葉と頭を振る事しか出来なかった。

「………。」

「ん゛?」

「ん~何が違うの?今も僕達の前でエッチな事をしておきながら?」

ライとエドの二人は怒りで口を閉ざしたが、リックは笑顔で責めてくる。

…確かに今でもシリクレッチ様に胸を揉まれ吸われ続けてる。

「しっ…シリクレッチ様っんっんっ今は…だめぇんっん」

「ふぅん?今はダメなんだ?僕達が居なくなったらシャルマンは二人きりで気持ちいいことの続きをするの?」

優しい人が怒ると怖いってリックの事だっ。

「そっそれはっ…あんっ…」

もう、シリクレッチ様はどうして口を離してくれないどころか噛むのっ?

「ふふっ…フィンコックは俺とも婚約するんだよな?」

漸く僕の胸から口を離しシリクレッチ様は服の中から出てきてくれた。
体勢を起こすシリクレッチ様の横に身だしなみを整え座り直した。
皆の刺すような視線を受けながら僕はこれから婚約を決めたことを報告しなければならない。

…で、出来るかな?
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