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五度目の接触、対戦
14、煽り、煽られ
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「それで、次はどうされたい?」
見下ろしてくる彼は、余裕の表情を浮かべていた。直前まであれほど強引だったというのに。きよみの眉間にしわが寄る。
「とりあえず、どいてください」
「このままでもいいでしょ。ちゃんと言うこと聞くからさ」
「どの口が言うんですか。私の言うこと無視して押し倒したくせに」
「ちょっと勢い余っちゃってさ。慣れてないって言ったじゃん?」
言いながら、彼の手は悪戯にきよみの身体を這いまわる。胸の谷間やウエストや二の腕を撫でつけ、しまいに両胸をがっちりつかまれて揉まれると、自然と腰がくねってしまう。
「ここも触って欲しそうに尖ってるんだけど、まだ触らない方がいい?」
胸の先端を目で示されて、きよみは相手を睨みつける。
「それとも……あんまり焦らさない方がいいのかな」
そう言って、今度は尖ったそこを指で挟んだ。
「ぁっ……」
きよみの反応に口角を釣り上げると、彼は指の腹でくりくりとそこを刺激した。
「んっ……はぁっ……」
「やっぱり我慢は身体によくないよね」
舌先でそこを舐めた後、はむりと口内に含む。
嬌声と共に腰が浮いてしまったきよみは、脚の間にあった彼の硬いものを、意図せず擦り上げる形になった。
「んっ……いいね。きよみちゃんの腰の動き最高」
甘い吐息を漏らす彼に、きよみは鋭利な視線を投げつける。
「言うこと聞く気なんて、ないじゃない」
「そんなことないよ。きよみちゃんが黙ってるから、次の提案をしてるだけ。こんなのはどう? ってね」
胸の先端をいじりながら、腰を押し付けてくる。下着越しに硬い彼が彼女の性器を擦ってくる。きよみは身じろぎながら下唇を噛んだ。
「んっ……」
「気持ちいいんだね、きよみちゃん」
快感に身体をくねらせる彼女に、彼は優越感を滲ませた表情で見下ろしてくる。
「もう脱がしちゃっていいよね、これ」
下着にのびた彼の手を掴み、きよみはきっぱりと言い放つ。
「ダメよ」
「ダメ?」
「ダメ。言うこと聞く気はあるんでしょう」
「うーん、まあね」
「なら、その手を離して」
少し考えた様子の後、彼は手を離した。大人しくなった男の下から這い出たきよみは、相手を挑むように睨みながら、乱れた呼吸を整える。
「で、次は?」
余裕の笑みを向けられて、きよみはぐっと口を引き結ぶ。
彼のペースにはさせない。主導権は握らせない。暫し黙考したきよみは、自ら下着を引き下ろし、彼の前に脚を突き付けた。
「キスして。他のところには触れず、脚だけに」
「了解」
彼は彼女の足首を持ち上げ、つま先からくるぶし、ふくらはぎから膝へと唇と舌を滑らせる。脚を開かせ、太もも、内ももにもキスを落とす。
不意に彼は、彼女の足を抱えて自らの方へと引き寄せた。ひざ裏を押し上げられて、上半身が倒れてしまう。
「ちょっと」
「ふとももの裏ってさ、座ってるとキスできないじゃん」
抗議の声に軽い調子で答えた彼は、再びキスを落としていく。お尻と脚の境目、付け根付近の内もも、鼠径部にも舌を這わせ、ちゅう、と音を立てて吸っていく。
「脚ってどこまでが脚なんだろうね。ここもかな?」
「そこはお尻でしょ」
そっかと笑って、彼はまた脚への口付けへと戻る。しっかりと言いつけを守る彼は、今きよみの蜜が溢れるすぐそばの内ももに、濃厚なキスをしていた。時おり吐息がそこを撫で、脚を持ち上げたり動かされたりする度に、弱い刺激が走り抜ける。
敏感な部分には触れそうで触れない。ひくひくとそこが動いてしまうのが自分でもわかるが、今そこへの愛撫を求めるのは、なんだか負けの気がした。脚への愛撫を求めたのは自分だが、上手く乗せられた気がしないでもない。このまま彼を求めてしまっては、彼の思うつぼかもしれない。
「もう、いいわ」
「うん?」
「キスはもういいって言ったの」
「そう? でもこっちはキスしてほしそうだけど」
彼は彼女の性器周りをぐいと指で押し広げた。顔を近づけた男の熱い吐息が、潤ったそこを撫でる。
「っ……いいって、言ってるでしょ」
「そうかなあ」
彼は手を止めず、周囲を揉み解すように指を動かした。弱い刺激が性器にも伝わる。
「んっ……ちょっと……」
「それで次はどうして欲しいの?」
彼はそこへの愛撫をさせようとしている。それは感覚的にわかった。きよみの身体もそれを求めている。だが、そうはさせない。
「……先輩が下になるのよ」
枕もとの避妊具を手にし、どいてと言うと、彼はようやく手を止めた。
見下ろしてくる彼は、余裕の表情を浮かべていた。直前まであれほど強引だったというのに。きよみの眉間にしわが寄る。
「とりあえず、どいてください」
「このままでもいいでしょ。ちゃんと言うこと聞くからさ」
「どの口が言うんですか。私の言うこと無視して押し倒したくせに」
「ちょっと勢い余っちゃってさ。慣れてないって言ったじゃん?」
言いながら、彼の手は悪戯にきよみの身体を這いまわる。胸の谷間やウエストや二の腕を撫でつけ、しまいに両胸をがっちりつかまれて揉まれると、自然と腰がくねってしまう。
「ここも触って欲しそうに尖ってるんだけど、まだ触らない方がいい?」
胸の先端を目で示されて、きよみは相手を睨みつける。
「それとも……あんまり焦らさない方がいいのかな」
そう言って、今度は尖ったそこを指で挟んだ。
「ぁっ……」
きよみの反応に口角を釣り上げると、彼は指の腹でくりくりとそこを刺激した。
「んっ……はぁっ……」
「やっぱり我慢は身体によくないよね」
舌先でそこを舐めた後、はむりと口内に含む。
嬌声と共に腰が浮いてしまったきよみは、脚の間にあった彼の硬いものを、意図せず擦り上げる形になった。
「んっ……いいね。きよみちゃんの腰の動き最高」
甘い吐息を漏らす彼に、きよみは鋭利な視線を投げつける。
「言うこと聞く気なんて、ないじゃない」
「そんなことないよ。きよみちゃんが黙ってるから、次の提案をしてるだけ。こんなのはどう? ってね」
胸の先端をいじりながら、腰を押し付けてくる。下着越しに硬い彼が彼女の性器を擦ってくる。きよみは身じろぎながら下唇を噛んだ。
「んっ……」
「気持ちいいんだね、きよみちゃん」
快感に身体をくねらせる彼女に、彼は優越感を滲ませた表情で見下ろしてくる。
「もう脱がしちゃっていいよね、これ」
下着にのびた彼の手を掴み、きよみはきっぱりと言い放つ。
「ダメよ」
「ダメ?」
「ダメ。言うこと聞く気はあるんでしょう」
「うーん、まあね」
「なら、その手を離して」
少し考えた様子の後、彼は手を離した。大人しくなった男の下から這い出たきよみは、相手を挑むように睨みながら、乱れた呼吸を整える。
「で、次は?」
余裕の笑みを向けられて、きよみはぐっと口を引き結ぶ。
彼のペースにはさせない。主導権は握らせない。暫し黙考したきよみは、自ら下着を引き下ろし、彼の前に脚を突き付けた。
「キスして。他のところには触れず、脚だけに」
「了解」
彼は彼女の足首を持ち上げ、つま先からくるぶし、ふくらはぎから膝へと唇と舌を滑らせる。脚を開かせ、太もも、内ももにもキスを落とす。
不意に彼は、彼女の足を抱えて自らの方へと引き寄せた。ひざ裏を押し上げられて、上半身が倒れてしまう。
「ちょっと」
「ふとももの裏ってさ、座ってるとキスできないじゃん」
抗議の声に軽い調子で答えた彼は、再びキスを落としていく。お尻と脚の境目、付け根付近の内もも、鼠径部にも舌を這わせ、ちゅう、と音を立てて吸っていく。
「脚ってどこまでが脚なんだろうね。ここもかな?」
「そこはお尻でしょ」
そっかと笑って、彼はまた脚への口付けへと戻る。しっかりと言いつけを守る彼は、今きよみの蜜が溢れるすぐそばの内ももに、濃厚なキスをしていた。時おり吐息がそこを撫で、脚を持ち上げたり動かされたりする度に、弱い刺激が走り抜ける。
敏感な部分には触れそうで触れない。ひくひくとそこが動いてしまうのが自分でもわかるが、今そこへの愛撫を求めるのは、なんだか負けの気がした。脚への愛撫を求めたのは自分だが、上手く乗せられた気がしないでもない。このまま彼を求めてしまっては、彼の思うつぼかもしれない。
「もう、いいわ」
「うん?」
「キスはもういいって言ったの」
「そう? でもこっちはキスしてほしそうだけど」
彼は彼女の性器周りをぐいと指で押し広げた。顔を近づけた男の熱い吐息が、潤ったそこを撫でる。
「っ……いいって、言ってるでしょ」
「そうかなあ」
彼は手を止めず、周囲を揉み解すように指を動かした。弱い刺激が性器にも伝わる。
「んっ……ちょっと……」
「それで次はどうして欲しいの?」
彼はそこへの愛撫をさせようとしている。それは感覚的にわかった。きよみの身体もそれを求めている。だが、そうはさせない。
「……先輩が下になるのよ」
枕もとの避妊具を手にし、どいてと言うと、彼はようやく手を止めた。
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