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旅と出会いと冒険と
61話 白狼の嫁のササさんとカナメ 白狼夫夫は仲良し
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※同性カップルが出てきます。苦手な方はご注意ください
トーさんにひしっと抱き着いて延々泣いてるこの方が狼さんのお嫁さんのササさん。エルフの男性らしい。
華奢な身体。プラチナブロンドの髪が腰まで延び、それを狼さんの瞳の色の紫のリボンでまとめている。まつ毛も長く綺麗に上がっており、その下にある大きな緑の瞳もエメラルドみたいにキラキラと光っている。いやさっきからめっちゃ泣いてるから潤んでいるんだろうけど‥‥
これで男性。羨ましすぎる。私もこんな風な姿で産まれたかった。
女性の憧れ的な姿である。
「5歳です」
何歳と聞かれたので、とりあえず体年齢だけ答えておこう。
「そう、5歳……あ!私普通に心も身体も男だから。見た目詐欺だけど」
私はコクっと頷いた。なるほど了解した。
「クロトお前がウサギ狩っちまったのか?お前らの歓迎用に肉狩に来たんだ俺ら」
狼さんはカカカと笑いながら言う。おぉ歓迎用のお肉の用意の為にわざわざ♡嬉しいな
「ササにとっちゃクロトは手のかかった息子みたいなものだしな。最近じゃ早く来ないかなってワクワクしすぎて、大変なんだ。しかも家族連れてくるって伝えてから、お菓子ばっかり焼いてるしな」
「あ!ガルーダの馬鹿!サプライズで出したかったのに!!駄狼!!」
ササさんはホッペタをプーと膨らませブーイングを狼さんに向ける。
「おら、いつまでもクロト独占してんなよササ、嬢ちゃんが「父ちゃん取られた」って、やきもち焼いちまうぞ。ほらこっち来い」
狼さんが両手を広げてササさんwelcome状態で待つと、ササさんはトーさんから離れ狼さんの胸元に飛び込んでいって、ぎゅっと抱き着いた後、こちらを向いて
「私駄狼居るからクロちゃん取ったりしないよ!安心してね!!」
私はコクコク頷いた。
「相変わらずだなあんたらは」
トーさんは呆れながら言った。あ…この二人これが普通なんだ。ラブラブ羨ましい。
「冒険者ギルドで聞いてきたんだが、あの亀達は嬢ちゃんの声掛けで保護したんだってな」
「放っておけなかったし。それに、ウハハがしょげていたの、痛そうだって」
「スライムは、ウハハちゃんて言うんだね。よろしくねササです」
「ウハハウアハ!!」
「はは。ウハハも相変わらずおもしれーナァ」
「ガルーダ、ウサギ肉なら一体分くらいはあるぞ。あと、土産用の地方の酒とか、聖女さんからも羊羹預かってる。ササが聖女印の羊羹と緑茶好きなんだろ。たんまり貰ってきた。」
「ササ、良かったな。お土産いっぱいだってよ。このまま家まで連れてくか?」
ササさんはニコニコしながらコクコク頷いた。…この人何歳だ?
街の人達と冒険者ギルドの人に亀の事を託し、移動することを伝えてようやく出発。街外に出てすぐに開けた場所で狼さんが指笛を鳴らす。
”ピューーイ”
音が辺りに響いてすぐに頭の上に大きな影が現れた。上を見上げると大きな青い翼を広げ飛ぶドラゴンが居た。ドラゴンは開けたスペースにバサバサと降り立つと狼さんに頭を摺り寄せてグルグル喉を鳴らしている。
メッチャ懐いてる。海の様な深い青の体躯。金色の瞳のとてもきれいなドラゴンだ。私は口を開けて見入っていた。
「セルジュ久しぶりだな。」
「グァァ」
トーさんはドラゴンの近くに行くとよしよしと首をなでながら声をかけている。そんなトーさんとドラゴンを見てウハハがトーさんの肩に飛び乗り、ドラゴンさんに話しかけ始めた。
「ウハハ!ウァハハ」
「グギャァグ」
「グギャグヤ」
「ウハハ」
言葉ははからないが、楽しそうで良かった。そんな微笑ましい様子を見ていると、狼さんが乗れよとドラゴンさんの上を指し示す。私は固まった。
え?
乗る?
ドラゴンに乗るの?
私が?
トーさんみたいに?
無理じゃね?
命綱なしって無理無理ムリゲーだって!
私は涙目になってトーさんを見上げた。
「カナメは俺の懐に居ればいい」
そう言っていつもの黒い靄でトーさんの胸の所で固定された。
まるで外向きの抱っこひものように。そして安全の為ウハハメット装着(笑)
精神年齢52歳には辛いが、背に腹は代えられないので大人しく身をゆだねることにした。
「もう少し背が伸びないと一人で乗るのは無理だな」
トーさんはうんうん頷いている。背‥‥くそぉーー悔しい。良いもん!これからの伸び代のある身体だもん!!
初めての空。初めてのドラゴン、初めてのーーー
「きれーーーーーーー!!凄いよトーさん!ウハハ!」
凛とした空気の中の空の散歩。さっちゃんの風魔法で極限まで風の抵抗なくしてもらってるので真冬の空移動も快適。雪原を空から見ると真っ白!ところどころ動物が動いて居たり、魔獣が居たり!
「あっちの山の方は雲のかかり具合から、降ってるよね!」
「そうだな」
反対の空は雲が薄くかかっている程度で陽の光も見え、風が舞うと積もったサラサラの雪が舞い上がって太陽の光にあたりキラキラキラキラ
「綺麗だねぇ~」
「綺麗だな」
「うはは」
「お兄ちゃんにも見せてあげたいね~」
私の言葉に狼さんの懐に入り込んでたさっちゃんが必死に
「お兄ちゃんって何!!クロちゃん息子も居るの!会いたい!!会いたい!!」
「こらササ落ち着け!セルジュがびっくりするだろう」
「お家に着いたらぜーーーたい教えてねぇ!!」
私とトーさんは顔を見合わせ大笑いしてしまった。またお兄ちゃんに通信機で聞いてもらう出来事が増えました♡
トーさんにひしっと抱き着いて延々泣いてるこの方が狼さんのお嫁さんのササさん。エルフの男性らしい。
華奢な身体。プラチナブロンドの髪が腰まで延び、それを狼さんの瞳の色の紫のリボンでまとめている。まつ毛も長く綺麗に上がっており、その下にある大きな緑の瞳もエメラルドみたいにキラキラと光っている。いやさっきからめっちゃ泣いてるから潤んでいるんだろうけど‥‥
これで男性。羨ましすぎる。私もこんな風な姿で産まれたかった。
女性の憧れ的な姿である。
「5歳です」
何歳と聞かれたので、とりあえず体年齢だけ答えておこう。
「そう、5歳……あ!私普通に心も身体も男だから。見た目詐欺だけど」
私はコクっと頷いた。なるほど了解した。
「クロトお前がウサギ狩っちまったのか?お前らの歓迎用に肉狩に来たんだ俺ら」
狼さんはカカカと笑いながら言う。おぉ歓迎用のお肉の用意の為にわざわざ♡嬉しいな
「ササにとっちゃクロトは手のかかった息子みたいなものだしな。最近じゃ早く来ないかなってワクワクしすぎて、大変なんだ。しかも家族連れてくるって伝えてから、お菓子ばっかり焼いてるしな」
「あ!ガルーダの馬鹿!サプライズで出したかったのに!!駄狼!!」
ササさんはホッペタをプーと膨らませブーイングを狼さんに向ける。
「おら、いつまでもクロト独占してんなよササ、嬢ちゃんが「父ちゃん取られた」って、やきもち焼いちまうぞ。ほらこっち来い」
狼さんが両手を広げてササさんwelcome状態で待つと、ササさんはトーさんから離れ狼さんの胸元に飛び込んでいって、ぎゅっと抱き着いた後、こちらを向いて
「私駄狼居るからクロちゃん取ったりしないよ!安心してね!!」
私はコクコク頷いた。
「相変わらずだなあんたらは」
トーさんは呆れながら言った。あ…この二人これが普通なんだ。ラブラブ羨ましい。
「冒険者ギルドで聞いてきたんだが、あの亀達は嬢ちゃんの声掛けで保護したんだってな」
「放っておけなかったし。それに、ウハハがしょげていたの、痛そうだって」
「スライムは、ウハハちゃんて言うんだね。よろしくねササです」
「ウハハウアハ!!」
「はは。ウハハも相変わらずおもしれーナァ」
「ガルーダ、ウサギ肉なら一体分くらいはあるぞ。あと、土産用の地方の酒とか、聖女さんからも羊羹預かってる。ササが聖女印の羊羹と緑茶好きなんだろ。たんまり貰ってきた。」
「ササ、良かったな。お土産いっぱいだってよ。このまま家まで連れてくか?」
ササさんはニコニコしながらコクコク頷いた。…この人何歳だ?
街の人達と冒険者ギルドの人に亀の事を託し、移動することを伝えてようやく出発。街外に出てすぐに開けた場所で狼さんが指笛を鳴らす。
”ピューーイ”
音が辺りに響いてすぐに頭の上に大きな影が現れた。上を見上げると大きな青い翼を広げ飛ぶドラゴンが居た。ドラゴンは開けたスペースにバサバサと降り立つと狼さんに頭を摺り寄せてグルグル喉を鳴らしている。
メッチャ懐いてる。海の様な深い青の体躯。金色の瞳のとてもきれいなドラゴンだ。私は口を開けて見入っていた。
「セルジュ久しぶりだな。」
「グァァ」
トーさんはドラゴンの近くに行くとよしよしと首をなでながら声をかけている。そんなトーさんとドラゴンを見てウハハがトーさんの肩に飛び乗り、ドラゴンさんに話しかけ始めた。
「ウハハ!ウァハハ」
「グギャァグ」
「グギャグヤ」
「ウハハ」
言葉ははからないが、楽しそうで良かった。そんな微笑ましい様子を見ていると、狼さんが乗れよとドラゴンさんの上を指し示す。私は固まった。
え?
乗る?
ドラゴンに乗るの?
私が?
トーさんみたいに?
無理じゃね?
命綱なしって無理無理ムリゲーだって!
私は涙目になってトーさんを見上げた。
「カナメは俺の懐に居ればいい」
そう言っていつもの黒い靄でトーさんの胸の所で固定された。
まるで外向きの抱っこひものように。そして安全の為ウハハメット装着(笑)
精神年齢52歳には辛いが、背に腹は代えられないので大人しく身をゆだねることにした。
「もう少し背が伸びないと一人で乗るのは無理だな」
トーさんはうんうん頷いている。背‥‥くそぉーー悔しい。良いもん!これからの伸び代のある身体だもん!!
初めての空。初めてのドラゴン、初めてのーーー
「きれーーーーーーー!!凄いよトーさん!ウハハ!」
凛とした空気の中の空の散歩。さっちゃんの風魔法で極限まで風の抵抗なくしてもらってるので真冬の空移動も快適。雪原を空から見ると真っ白!ところどころ動物が動いて居たり、魔獣が居たり!
「あっちの山の方は雲のかかり具合から、降ってるよね!」
「そうだな」
反対の空は雲が薄くかかっている程度で陽の光も見え、風が舞うと積もったサラサラの雪が舞い上がって太陽の光にあたりキラキラキラキラ
「綺麗だねぇ~」
「綺麗だな」
「うはは」
「お兄ちゃんにも見せてあげたいね~」
私の言葉に狼さんの懐に入り込んでたさっちゃんが必死に
「お兄ちゃんって何!!クロちゃん息子も居るの!会いたい!!会いたい!!」
「こらササ落ち着け!セルジュがびっくりするだろう」
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