33 / 50
エンドレス「地下迷宮」編
第33話 戦闘準備
しおりを挟む
冒険者ギルドの裏。
ぐるりと高い塀に囲まれたそこは地面から生えた打込み用の人形や弓矢や魔法の的が備え付けられた修練場だった。
「こんなとこがあったんだ」
「カイトも初めて来たの?」
「うん、僕はバッファーだからね。特に戦闘スキルを鍛えたりとかもしなかったし。ダンスキーたちなら来てたんじゃないかな」
ダンスキー。
僕を追放し魔薬に手を染めた挙げ句、リュウくんたちに手を出して僕たちに捕らえられ、今はギルドで調査(拷問っぽい?)を受けてる元パーティーメンバー。
一瞬頭に浮かんだダンスキーを頭から振りはらう。
今は目の前の敵。ゴーディーたちに集中。
「大丈夫、行こう」
一歩足を踏み出す。
ザッ……。修練場の砂はこれまでたくさんの汗や血を吸ってきたからか、とても重く感じられる。
ザバッ! ゴーディーの蹴り上げた砂が僕らに降り注ぐ。
「ギャ~ハッハッ! ビビってんなら今のうちにごめんなさいしとけやクソガキぃ~! このまま始まったらテメェ~らみんな俺様の『双鎌』にミンチにされちまうんだからよぅ!」
「薫風」
ラクの唱えた風魔法によって巻き上げられた砂埃は逆にゴーディーたちの方に降り注ぐ。
「土傘」
今度はダクロスの土魔法で作られた巨大な土の傘によってその砂塵は防がれる。
「おお~~~~!」
野次馬冒険者たちの感嘆の声。
「互いに無詠唱かよ!」
「てかゴーディーの姿、あれ……」
「獣人じゃねぇか!」
「マジかよ、さんざん獣系の魔物殺してきただろあいつ……」
「このギルドに獣人がいないのも、あいつがイビるからなんだよな」
「てかゴーディーのけもの姿、微妙にかわいくね?」
「るせぇぞテメエら! 先に切り刻まれたいのか!」
ゴーディーが両手の鎌で威嚇する。
「……」
普段のゴーディーを知ってるからか冒険者たちは押し黙る。
「こほん」メラさんが僕たちの間に入ってくる。
「はいはい、決闘はまだ始まっていませんよ。まずは鬼廷の確認を。よろしいですか?」
「……チッ、よろしいぜ」
「はい、いいです」
「まずひとつ。互いの命は奪わないこと。ふたつ。一人でも四肢のひとつが欠けたら敗北。みっつ。戦闘不能とみなされた場合、もしくはギブアップでも敗北。よっつ。当事者たち以外に手を出さない。いつつ。冒険者としての誇りをもって仕合う。以上が鬼廷です。いいですか?」
「ああ、要するに腕か足をもぎゃいいんだろ? 楽勝だぜ」
「ギブアップさせる。そしてラクの大切なネックレスを燃やしたことを謝ってもらう」
「ぎゃはは! 泣いて命乞いしてるのは貴様のほうだろうがな!」
「決闘はパーティー単位で行われます。これは普段の連携を鑑みた真の実力を見るためでもあります。そっちは二人だけど問題はない?」
「あるわけねぇだろ。こんなガキども何十人いようが関係ねぇよ。要するに一人の手足をもぎゃ~それで終わりだ」
「メラさん、僕一人で戦っちゃだめですか?」
手足をもぐ。
出来るんだろう、かまいたちなら。
目の前のゴーディーの両の手の鋭い刃は、ややもすると僕の心を折りそうになる。
万が一、ハルやラクに危害が及んだら……。
「残念だけど出来ないわ。決闘はパーティーで。責任も連帯するからパーティーなの。全員で臨む覚悟がないのなら……」
「やります!」ハル。
「ゆ! アオも戦うゆ!」アオちゃん。
「私のために戦ってくれてるのに私が参加しないわけにはいかんにょ!」ラク。
「……いいの?」
「いいに決まってるじゃない! 私の大好きな尊敬するカイトが負けるはずないって!」
「ゆ!」
「このままじゃリュウたちに会わせる顔がないにょ!」
「……みんなのことは僕が守るから」
「お~、思い上がった馬鹿女に雑魚スライムに雑魚獣人がよぉ~。どれから腕をもいでやろうかな~? それとも脚のほうがいいか? ぎゅひゅひゅ……」
腐臭漂うよだれを垂らすゴーディーにダクロスがだるそうに声をかける。
「私はリスク負いたくないからね~。後ろのほ~にいるからあんた勝手にやって。なんかさっきから体も重いし、あいつらも得体がしれないし。スライムをテイムしてるからテイマーなんだろうけど、あっちのたぬきはそこそこやりそうよ?」
「あ? じゃあテメーは俺のケツに隠れてあのたぬき押さえとけ。あとは俺が勝手にやっからよ」
「はいはい、よろしく~。てかマジであんたの獣人姿引くわ……」
「るせぇ! 獣人だろうがなんだろうが俺とお前のGDペアは最強だろうが!」
「ま、ね。あんたもそれ、隠してた力なわけでしょ? さっさと終わらせて迷宮の記録も塗り替えよ?」
「あぁ、心配すんな。秒だ」
秒、ね。
こっちも長引かせるつもりはない。
ステータス差を活かして一気に制圧する。
「では、両パーティーとも鬼廷に同意したとみなし、いまから百を数え終わった瞬間に勝負が開始されます。それでは、百、九十九、九十八……」
この間に作戦を練る。
その前に──。
ハル、アオちゃん、ラクと目で会話。
うん、わかってる。
じゃあ、入るね。
『枠入自在』
ジュゥゥゥン──。
僕は立て続けに三人のステータスを動かしていく。
今回はアオちゃんはついてきてないみたい。
まずはハルから。
名前 ハル・ミドルズ
称号 幸せな捜索者
種族 人間
性別 女
年齢 16
LV 2
HP 1
SP 2
STR 4
DEX 6
VIT 3
AGI 11
MND 4
LUK 109
CRI 38
CHA 7
ステータスは最初見た時のまま。
あれからまだゴブリン一匹しか倒してないもんね。
称号が『村娘』から『幸せな探索者』に変わってる。
両親を捜してるから探索者?
なんにしろ幸せを感じてくれてるっぽくて嬉しい。
さて、それはそれとして。
CRI(会心率)を「109」から「901」に。
LUK(幸運値)を「38」から「83」に。
いつものように入れ替え。
ハルはとにかく全般的にステータスが低い。
だからアオちゃんに守ってもらおう。
ってことで、次はアオちゃん。
名前 アオ
称号 鍵
種族 スライム
性別 雌雄同体
年齢 19
LV 202
HP 543
SP 225
STR 223
DEX 44
VIT 90
AGI 21
MND 7
LUK 100
CRI 89
CHA 101
前回は空欄だった名前欄に『アオ』と記されてる。
称号……『鍵』?
隠れ家へと続く鍵の役目をしたからかな?
悪魔を倒したからかレベルが一つ上がってる。
にしても相変わらず凄いステータス……。
もしかしたら本物の世界最強はアオちゃんなんじゃないか?
なんて思いつつ、さらに最強にステータスを入れ替えていく。
SPを「225」から「522」に。
STR(力)を「223」から「322」に。
CRI(会心率)を「89」から「98」に。
CHA(魅力)を「101」から「110」に。
いや、ほんと強いな……。
そりゃ悪魔も倒せるってなもんよ。
でも、それだけに安心してハルを任せられる。
頼んだぞ、アオちゃん。
よし、次だ。
名前 ラク・ブレロ
称号 保護たぬき
種族 たぬき獣人
性別 女
年齢 15
LV 17
HP 18
SP 29
STR 7
DEX 34
VIT 16
AGI 12
MND 49
LUK 4
CRI 2
CHA 6
称号『保護たぬき』。
たしか前は『迷いたぬき』。
天才は間違いなく天才のステータス。
けど、アオちゃんのまるで魔王ばりのステータスを見たあとだと物足りなく感じる。
ラクは僕が守ってあげるとしよう。
その前に。
ゴゴゴゴゴ……。
HPを「18」から「81」に。
SPを「29」から「92」に。
DEX(器用さ)を「34」から「43」に。
VIT(頑丈さ)を「16」から「61」に。
AGI(素早さ)を「12」から「21」に。
MND(魔力)を「49」から「94」に。
あれ、丈夫さもHPもかなり上がったな。
それにSPと魔力も。
え、これ万能では?
もしかして僕のおもり必要なさそうな感じ?
ま……まぁ一応僕のステータスも見てみてから考えるとしようかな……。
名前 カイト・パンター
称号 中級調律者
種族 人間
性別 男
年齢 16
LV 17
HP 32
SP 41
STR 29
DEX 22
VIT 35
AGI 28
MND 49
LUK 2
CRI 2
CHA 13
称号『中級調律者』!?
調律者って!?
しかも初級を飛び越していきなり中級!?
ミノタウロスと悪魔を倒したからレベルもかなり上がってる。
前「8」だったのが「17」に。
それにつれてステータスにも変化が。
諸々上がってるけど、一番の変化は「CHA(魅力)」!
前は「1」だったのが「13」に!
これはレベルが上ったから?
それともハルとキスしたから?
ずっと「1」だったLUKとCRIが「2」に増えてるのも地味に嬉しい。
一生「1」のままだと思ってたよ。
さてさて、感慨に浸るのもそこそこにして……。
STR(力)を「29」から「92」に。
VIT(頑丈さ)を「35」から「53」に。
AGI(素早さ)を「28」から「82」に。
MND(魔力)を「49」から「94」に。
CHA(魅力)を「13」から「31」に。
それぞれ動かした。
力と素早さがかなり高くなった。
これで肉弾戦でも立ち向かえるはずだ。
あとは、みんなと打ち合わせだな。
こうして現実世界に戻った僕は、それぞれ上げた項目をみんなに伝え大まかな作戦を立てて──。
「三、二、一……決闘、はじめっ!」
決闘が始まった。
ぐるりと高い塀に囲まれたそこは地面から生えた打込み用の人形や弓矢や魔法の的が備え付けられた修練場だった。
「こんなとこがあったんだ」
「カイトも初めて来たの?」
「うん、僕はバッファーだからね。特に戦闘スキルを鍛えたりとかもしなかったし。ダンスキーたちなら来てたんじゃないかな」
ダンスキー。
僕を追放し魔薬に手を染めた挙げ句、リュウくんたちに手を出して僕たちに捕らえられ、今はギルドで調査(拷問っぽい?)を受けてる元パーティーメンバー。
一瞬頭に浮かんだダンスキーを頭から振りはらう。
今は目の前の敵。ゴーディーたちに集中。
「大丈夫、行こう」
一歩足を踏み出す。
ザッ……。修練場の砂はこれまでたくさんの汗や血を吸ってきたからか、とても重く感じられる。
ザバッ! ゴーディーの蹴り上げた砂が僕らに降り注ぐ。
「ギャ~ハッハッ! ビビってんなら今のうちにごめんなさいしとけやクソガキぃ~! このまま始まったらテメェ~らみんな俺様の『双鎌』にミンチにされちまうんだからよぅ!」
「薫風」
ラクの唱えた風魔法によって巻き上げられた砂埃は逆にゴーディーたちの方に降り注ぐ。
「土傘」
今度はダクロスの土魔法で作られた巨大な土の傘によってその砂塵は防がれる。
「おお~~~~!」
野次馬冒険者たちの感嘆の声。
「互いに無詠唱かよ!」
「てかゴーディーの姿、あれ……」
「獣人じゃねぇか!」
「マジかよ、さんざん獣系の魔物殺してきただろあいつ……」
「このギルドに獣人がいないのも、あいつがイビるからなんだよな」
「てかゴーディーのけもの姿、微妙にかわいくね?」
「るせぇぞテメエら! 先に切り刻まれたいのか!」
ゴーディーが両手の鎌で威嚇する。
「……」
普段のゴーディーを知ってるからか冒険者たちは押し黙る。
「こほん」メラさんが僕たちの間に入ってくる。
「はいはい、決闘はまだ始まっていませんよ。まずは鬼廷の確認を。よろしいですか?」
「……チッ、よろしいぜ」
「はい、いいです」
「まずひとつ。互いの命は奪わないこと。ふたつ。一人でも四肢のひとつが欠けたら敗北。みっつ。戦闘不能とみなされた場合、もしくはギブアップでも敗北。よっつ。当事者たち以外に手を出さない。いつつ。冒険者としての誇りをもって仕合う。以上が鬼廷です。いいですか?」
「ああ、要するに腕か足をもぎゃいいんだろ? 楽勝だぜ」
「ギブアップさせる。そしてラクの大切なネックレスを燃やしたことを謝ってもらう」
「ぎゃはは! 泣いて命乞いしてるのは貴様のほうだろうがな!」
「決闘はパーティー単位で行われます。これは普段の連携を鑑みた真の実力を見るためでもあります。そっちは二人だけど問題はない?」
「あるわけねぇだろ。こんなガキども何十人いようが関係ねぇよ。要するに一人の手足をもぎゃ~それで終わりだ」
「メラさん、僕一人で戦っちゃだめですか?」
手足をもぐ。
出来るんだろう、かまいたちなら。
目の前のゴーディーの両の手の鋭い刃は、ややもすると僕の心を折りそうになる。
万が一、ハルやラクに危害が及んだら……。
「残念だけど出来ないわ。決闘はパーティーで。責任も連帯するからパーティーなの。全員で臨む覚悟がないのなら……」
「やります!」ハル。
「ゆ! アオも戦うゆ!」アオちゃん。
「私のために戦ってくれてるのに私が参加しないわけにはいかんにょ!」ラク。
「……いいの?」
「いいに決まってるじゃない! 私の大好きな尊敬するカイトが負けるはずないって!」
「ゆ!」
「このままじゃリュウたちに会わせる顔がないにょ!」
「……みんなのことは僕が守るから」
「お~、思い上がった馬鹿女に雑魚スライムに雑魚獣人がよぉ~。どれから腕をもいでやろうかな~? それとも脚のほうがいいか? ぎゅひゅひゅ……」
腐臭漂うよだれを垂らすゴーディーにダクロスがだるそうに声をかける。
「私はリスク負いたくないからね~。後ろのほ~にいるからあんた勝手にやって。なんかさっきから体も重いし、あいつらも得体がしれないし。スライムをテイムしてるからテイマーなんだろうけど、あっちのたぬきはそこそこやりそうよ?」
「あ? じゃあテメーは俺のケツに隠れてあのたぬき押さえとけ。あとは俺が勝手にやっからよ」
「はいはい、よろしく~。てかマジであんたの獣人姿引くわ……」
「るせぇ! 獣人だろうがなんだろうが俺とお前のGDペアは最強だろうが!」
「ま、ね。あんたもそれ、隠してた力なわけでしょ? さっさと終わらせて迷宮の記録も塗り替えよ?」
「あぁ、心配すんな。秒だ」
秒、ね。
こっちも長引かせるつもりはない。
ステータス差を活かして一気に制圧する。
「では、両パーティーとも鬼廷に同意したとみなし、いまから百を数え終わった瞬間に勝負が開始されます。それでは、百、九十九、九十八……」
この間に作戦を練る。
その前に──。
ハル、アオちゃん、ラクと目で会話。
うん、わかってる。
じゃあ、入るね。
『枠入自在』
ジュゥゥゥン──。
僕は立て続けに三人のステータスを動かしていく。
今回はアオちゃんはついてきてないみたい。
まずはハルから。
名前 ハル・ミドルズ
称号 幸せな捜索者
種族 人間
性別 女
年齢 16
LV 2
HP 1
SP 2
STR 4
DEX 6
VIT 3
AGI 11
MND 4
LUK 109
CRI 38
CHA 7
ステータスは最初見た時のまま。
あれからまだゴブリン一匹しか倒してないもんね。
称号が『村娘』から『幸せな探索者』に変わってる。
両親を捜してるから探索者?
なんにしろ幸せを感じてくれてるっぽくて嬉しい。
さて、それはそれとして。
CRI(会心率)を「109」から「901」に。
LUK(幸運値)を「38」から「83」に。
いつものように入れ替え。
ハルはとにかく全般的にステータスが低い。
だからアオちゃんに守ってもらおう。
ってことで、次はアオちゃん。
名前 アオ
称号 鍵
種族 スライム
性別 雌雄同体
年齢 19
LV 202
HP 543
SP 225
STR 223
DEX 44
VIT 90
AGI 21
MND 7
LUK 100
CRI 89
CHA 101
前回は空欄だった名前欄に『アオ』と記されてる。
称号……『鍵』?
隠れ家へと続く鍵の役目をしたからかな?
悪魔を倒したからかレベルが一つ上がってる。
にしても相変わらず凄いステータス……。
もしかしたら本物の世界最強はアオちゃんなんじゃないか?
なんて思いつつ、さらに最強にステータスを入れ替えていく。
SPを「225」から「522」に。
STR(力)を「223」から「322」に。
CRI(会心率)を「89」から「98」に。
CHA(魅力)を「101」から「110」に。
いや、ほんと強いな……。
そりゃ悪魔も倒せるってなもんよ。
でも、それだけに安心してハルを任せられる。
頼んだぞ、アオちゃん。
よし、次だ。
名前 ラク・ブレロ
称号 保護たぬき
種族 たぬき獣人
性別 女
年齢 15
LV 17
HP 18
SP 29
STR 7
DEX 34
VIT 16
AGI 12
MND 49
LUK 4
CRI 2
CHA 6
称号『保護たぬき』。
たしか前は『迷いたぬき』。
天才は間違いなく天才のステータス。
けど、アオちゃんのまるで魔王ばりのステータスを見たあとだと物足りなく感じる。
ラクは僕が守ってあげるとしよう。
その前に。
ゴゴゴゴゴ……。
HPを「18」から「81」に。
SPを「29」から「92」に。
DEX(器用さ)を「34」から「43」に。
VIT(頑丈さ)を「16」から「61」に。
AGI(素早さ)を「12」から「21」に。
MND(魔力)を「49」から「94」に。
あれ、丈夫さもHPもかなり上がったな。
それにSPと魔力も。
え、これ万能では?
もしかして僕のおもり必要なさそうな感じ?
ま……まぁ一応僕のステータスも見てみてから考えるとしようかな……。
名前 カイト・パンター
称号 中級調律者
種族 人間
性別 男
年齢 16
LV 17
HP 32
SP 41
STR 29
DEX 22
VIT 35
AGI 28
MND 49
LUK 2
CRI 2
CHA 13
称号『中級調律者』!?
調律者って!?
しかも初級を飛び越していきなり中級!?
ミノタウロスと悪魔を倒したからレベルもかなり上がってる。
前「8」だったのが「17」に。
それにつれてステータスにも変化が。
諸々上がってるけど、一番の変化は「CHA(魅力)」!
前は「1」だったのが「13」に!
これはレベルが上ったから?
それともハルとキスしたから?
ずっと「1」だったLUKとCRIが「2」に増えてるのも地味に嬉しい。
一生「1」のままだと思ってたよ。
さてさて、感慨に浸るのもそこそこにして……。
STR(力)を「29」から「92」に。
VIT(頑丈さ)を「35」から「53」に。
AGI(素早さ)を「28」から「82」に。
MND(魔力)を「49」から「94」に。
CHA(魅力)を「13」から「31」に。
それぞれ動かした。
力と素早さがかなり高くなった。
これで肉弾戦でも立ち向かえるはずだ。
あとは、みんなと打ち合わせだな。
こうして現実世界に戻った僕は、それぞれ上げた項目をみんなに伝え大まかな作戦を立てて──。
「三、二、一……決闘、はじめっ!」
決闘が始まった。
52
あなたにおすすめの小説
最難関ダンジョンをクリアした成功報酬は勇者パーティーの裏切りでした
新緑あらた
ファンタジー
最難関であるS級ダンジョン最深部の隠し部屋。金銀財宝を前に告げられた言葉は労いでも喜びでもなく、解雇通告だった。
「もうオマエはいらん」
勇者アレクサンダー、癒し手エリーゼ、赤魔道士フェルノに、自身の黒髪黒目を忌避しないことから期待していた俺は大きなショックを受ける。
ヤツらは俺の外見を受け入れていたわけじゃない。ただ仲間と思っていなかっただけ、眼中になかっただけなのだ。
転生者は曾祖父だけどチートは隔世遺伝した「俺」にも受け継がれています。
勇者達は大富豪スタートで貧民窟の住人がゴールです(笑)
世界最強の賢者、勇者パーティーを追放される~いまさら帰ってこいと言われてももう遅い俺は拾ってくれた最強のお姫様と幸せに過ごす~
aoi
ファンタジー
「なぁ、マギそろそろこのパーティーを抜けてくれないか?」
勇者パーティーに勤めて数年、いきなりパーティーを戦闘ができずに女に守られてばかりだからと追放された賢者マギ。王都で新しい仕事を探すにも勇者パーティーが邪魔をして見つからない。そんな時、とある国のお姫様がマギに声をかけてきて......?
お姫様の為に全力を尽くす賢者マギが無双する!?
最上級のパーティで最底辺の扱いを受けていたDランク錬金術師は新パーティで成り上がるようです(完)
みかん畑
ファンタジー
最上級のパーティで『荷物持ち』と嘲笑されていた僕は、パーティからクビを宣告されて抜けることにした。
在籍中は僕が色々肩代わりしてたけど、僕を荷物持ち扱いするくらい優秀な仲間たちなので、抜けても問題はないと思ってます。
【収納∞】スキルがゴミだと追放された俺、実は次元収納に加えて“経験値貯蓄”も可能でした~追放先で出会ったもふもふスライムと伝説の竜を育成〜
あーる
ファンタジー
「役立たずの荷物持ちはもういらない」
貢献してきた勇者パーティーから、スキル【収納∞】を「大した量も入らないゴミスキル」だと誤解されたまま追放されたレント。
しかし、彼のスキルは文字通り『無限』の容量を持つ次元収納に加え、得た経験値を貯蓄し、仲間へ『分配』できる超チート能力だった!
失意の中、追放先の森で出会ったのは、もふもふで可愛いスライムの「プル」と、古代の祭壇で孵化した伝説の竜の幼体「リンド」。レントは隠していたスキルを解放し、唯一無二の仲間たちを最強へと育成することを決意する!
辺境の村を拠点に、薬草採取から魔物討伐まで、スキルを駆使して依頼をこなし、着実に経験値と信頼を稼いでいくレントたち。プルは多彩なスキルを覚え、リンドは驚異的な速度で成長を遂げる。
これは、ゴミスキルだと蔑まれた少年が、最強の仲間たちと共にどん底から成り上がり、やがて自分を捨てたパーティーや国に「もう遅い」と告げることになる、追放から始まる育成&ざまぁファンタジー!
外れスキル《コピー》を授かったけど「無能」と言われて家を追放された~ だけど発動条件を満たせば"魔族のスキル"を発動することができるようだ~
空月そらら
ファンタジー
「鑑定ミスではありません。この子のスキルは《コピー》です。正直、稀に見る外れスキルですね、何せ発動条件が今だ未解明なのですから」
「何てことなの……」
「全く期待はずれだ」
私の名前はラゼル、十五歳になったんだけども、人生最悪のピンチに立たされている。
このファンタジックな世界では、15歳になった際、スキル鑑定を医者に受けさせられるんだが、困ったことに私は外れスキル《コピー》を当ててしまったらしい。
そして数年が経ち……案の定、私は家族から疎ましく感じられてーーついに追放されてしまう。
だけど私のスキルは発動条件を満たすことで、魔族のスキルをコピーできるようだ。
そして、私の能力が《外れスキル》ではなく、恐ろしい能力だということに気づく。
そんでこの能力を使いこなしていると、知らないうちに英雄と呼ばれていたんだけど?
私を追放した家族が戻ってきてほしいって泣きついてきたんだけど、もう戻らん。
私は最高の仲間と最強を目指すから。
異世界に召喚されたが「間違っちゃった」と身勝手な女神に追放されてしまったので、おまけで貰ったスキルで凡人の俺は頑張って生き残ります!
椿紅颯
ファンタジー
神乃勇人(こうのゆうと)はある日、女神ルミナによって異世界へと転移させられる。
しかしまさかのまさか、それは誤転移ということだった。
身勝手な女神により、たった一人だけ仲間外れにされた挙句の果てに粗雑に扱われ、ほぼ投げ捨てられるようなかたちで異世界の地へと下ろされてしまう。
そんな踏んだり蹴ったりな、凡人主人公がおりなす異世界ファンタジー!
防御力を下げる魔法しか使えなかった俺は勇者パーティから追放されたけど俺の魔法に強制脱衣の追加効果が発現したので世界中で畏怖の対象になりました
かにくくり
ファンタジー
魔法使いクサナギは国王の命により勇者パーティの一員として魔獣討伐の任務を続けていた。
しかし相手の防御力を下げる魔法しか使う事ができないクサナギは仲間達からお荷物扱いをされてパーティから追放されてしまう。
しかし勇者達は今までクサナギの魔法で魔物の防御力が下がっていたおかげで楽に戦えていたという事実に全く気付いていなかった。
勇者パーティが没落していく中、クサナギは追放された地で彼の本当の力を知る新たな仲間を加えて一大勢力を築いていく。
そして防御力を下げるだけだったクサナギの魔法はいつしか次のステップに進化していた。
相手の身に着けている物を強制的に剥ぎ取るという究極の魔法を習得したクサナギの前に立ち向かえる者は誰ひとりいなかった。
※小説家になろうにも掲載しています。
『急所』を突いてドロップ率100%。魔物から奪ったSSRスキルと最強装備で、俺だけが規格外の冒険者になる
仙道
ファンタジー
気がつくと、俺は森の中に立っていた。目の前には実体化した女神がいて、ここがステータスやスキルの存在する異世界だと告げてくる。女神は俺に特典として【鑑定】と、魔物の『ドロップ急所』が見える眼を与えて消えた。 この世界では、魔物は倒した際に稀にアイテムやスキルを落とす。俺の眼には、魔物の体に赤い光の点が見えた。そこを攻撃して倒せば、【鑑定】で表示されたレアアイテムが確実に手に入るのだ。 俺は実験のために、森でオークに襲われているエルフの少女を見つける。オークのドロップリストには『剛力の腕輪(攻撃力+500)』があった。俺はエルフを助けるというよりも、その腕輪が欲しくてオークの急所を剣で貫く。 オークは光となって消え、俺の手には強力な腕輪が残った。 腰を抜かしていたエルフの少女、リーナは俺の圧倒的な一撃と、伝説級の装備を平然と手に入れる姿を見て、俺に同行を申し出る。 俺は効率よく強くなるために、彼女を前衛の盾役として採用した。 こうして、欲しいドロップ品を狙って魔物を狩り続ける、俺の異世界冒険が始まる。
12/23 HOT男性向け1位
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる