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同化型②
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昼の時間。正直、三限の辺りから俺はお腹が鳴っていた。隣の文月くんには恐らく聞こえていただろう。……恥ずかしい。そのせいだろうが、文月くんが休み時間にお菓子を差し出してきたのもなんだか申し訳なかった。最近甘いものを彼から貰いすぎていたため悪い気がしたので、泣く泣く断るしかなかったのだけれど。
切ないお腹を満たそうと、いそいそと弁当を取り出す。ふと、机の上にどん、とパンが置かれた。何事かと思い前を見ると──口角を上げて不敵に笑う参宮くんが、俺を見下ろしていた。
「直也、飯食うぞ」
「……こいつも来るって聞かなかったんだよ」
「おー……いらっしゃい」
廊下で会いでもしたのだろう。幾分かげんなりとした様子の翔からは、参宮くんに振り回されていたことが窺える。あんなこと──参宮くんの暴走がありはしたが、しばらくはきっと落ち着いているだろう。……落ち着いているはずだ。
「これから毎日ここで食うから」
綺麗な笑みのまま、そう言う参宮くん。まあ、そうだろうと予想はしていた。
「だよね。よろしくね」
「……押しつっよ」
「……強い、ね」
周りの席の生徒は食堂へ行っているから、席を使っても大丈夫だろう。とりとめのない話をしていたとき、明るい声が俺たちの間に落ちた。
「いきなりごめん、オレも一緒に食っていい? いつもの奴らが休みでさー!」
四方田くんだ。珍しい。昼食をともにしたことはないから、新鮮な気分だ。
「全然大丈夫だよ。ね?」
「おん。おっけー」
「……うん。おれも、大丈夫」
「俺は別に気にしねー」
三者三様だが了承を得られて、四方田くんはまた八重歯を見せて笑った。空いていた椅子を運び、円を作るようにして座る。こうして見ると、最初は翔とふたりだけで食べていたが──なんだか大所帯になったものだ。参宮くんは今日から一緒に食べるようだし、四方田くんはきっと今日だけなのだろうけれど。なんだか、楽しい。
「てか参宮くんいんのすごくね? 女の子としか食わんと思ってた。最近田山くんとの絡み多いし」
以前までは確かにそうだったのだろう。今に至るまでの過程を思い出し、なんともいえない気持ちになる。
「それは……まあ、そうだね、うん……」
「直也がいるからな」
照れるようなセリフを平然と吐くものだから、ご飯が変なところに入りそうになった。……彼の口説き文句には、未だに慣れない。慣れるときが来るのかは、わからない。
「あは、マージで仲良いじゃん! いーね!」
明るく笑う。持ってきていたらしいお弁当を取り出した。俺のものよりも一回りほどは大きいだろうか。
彼はいただきます、と小さな声で手を合わせる。俺もつられて同じようにした。やった、今日は自分の好きなハンバーグだ。僅かに心が踊る。やたらと肌に刺さるように向けられる参宮くんの視線を意識しないようにしながら、談笑しつつ箸を進めていた。
ふと、四方田くんの方を見る。
彼はというと、綺麗な所作で食べていて。
流れるようなそれに魅入って入れば、気がつけばお弁当箱は空で米粒のひとつも残されていない。綺麗に平らげて、礼儀正しく手を合わせていた。
すごい。話していたからというのもあるが俺はまだ半分も食べていないのに、もう食べきってしまった。思わずまじまじと見つめていると、視線に気づいたらしい彼は照れくさそうに笑って頬を掻いた。
「へへ、ごめん。食い意地張ってるっしょ」
「え、違うよ!」
「こんだけ食ってもまたすぐ腹減んだよねー。親に飯食いすぎってよく怒られんの」
お腹が減りやすい体質なのだろうか。空腹のまま授業をやり過ごすというのは、なかなか辛いものだ。内容には集中できないし、腹の音がなってしまったら恥ずかしいし。
「ごめんね? なんか食ってばっかで」
困ったように笑ってそう謝罪を口にする。……別に、申し訳なく思うことなんて何も無いのに。
謝らないでと言えば、彼は笑顔を消して、黙って言葉の続きを待った。
「俺は見てて気持ちいいと思うよ。四方田くん、食べ方綺麗だし、全部食べてるし。なにより美味しそうに食べてるから」
「……マジ? へへ、そーいうこと言われたの初めてかも」
にへら、と頬を緩ませる。あどけないそれに、なんだか胸が暖かくなった。まだ満腹になってはいないだろうか。なにか彼が好むおかずがあるといいのだけれど。ふと、弁当の端にちょこんと置かれたウインナーが目に入った。
「ウインナー食べる?」
「いーの!? あ、でも悪いし……」
喜色の滲んだ目は、一転して伏せられる。気を遣わなくてもいいのに。
「ふは、いいよ。ほら、あーん……」
「そこまでしなくていいだろ」
遮った参宮くんのきっぱりとした言葉で、はっと我に返る。今俺は、あーんをしようとしていたのか? 可愛らしい子がやるならまだしも、俺がやったら嫌がらせにしかならない。あわてて弁当箱の蓋にウインナーを置いて、四方田くんに差し出した。
「あ、ごめん! はい、食べて!」
「え、ありがとー! ……うま!」
「あはは、ならよかった」
箸を差し出したときは面食らったように瞬いていたが、頬張れば幸せそうに味わっている。少しでも腹の足しになればいいのだけれど。
「……お前……」
「んだよ、なんか言いてーことでもあんの?」
「……いや、いいわ」
隣では、翔と参宮くんが何かを話している。内容がよく掴めないが、翔は呆れの滲んだ声色だった。
五人で話をしていると、休み時間が終わるのはあっという間だ。「またな」と綺麗な笑みを作る参宮くん、それをげっそりした顔で見る翔に手を振って。俺たちは、各々の場所に帰ろうとしていた。
ふと、思い立って。席に戻ろうとする四方田くんを呼び止める。
「あ、四方田くん」
「ん、なに?」
「明日お菓子持ってくるからさ、一緒に食べよ」
「……え、マジ!? いろいろありがと!! もー田山くんいー人すぎ!!」
弾んだ声とともにがしりと肩を組まれる。その衝撃に面食らいつつ──彼とお菓子を食べることが新たな日課になりそうだな、と。そんな予感に、顔を綻ばせた。
切ないお腹を満たそうと、いそいそと弁当を取り出す。ふと、机の上にどん、とパンが置かれた。何事かと思い前を見ると──口角を上げて不敵に笑う参宮くんが、俺を見下ろしていた。
「直也、飯食うぞ」
「……こいつも来るって聞かなかったんだよ」
「おー……いらっしゃい」
廊下で会いでもしたのだろう。幾分かげんなりとした様子の翔からは、参宮くんに振り回されていたことが窺える。あんなこと──参宮くんの暴走がありはしたが、しばらくはきっと落ち着いているだろう。……落ち着いているはずだ。
「これから毎日ここで食うから」
綺麗な笑みのまま、そう言う参宮くん。まあ、そうだろうと予想はしていた。
「だよね。よろしくね」
「……押しつっよ」
「……強い、ね」
周りの席の生徒は食堂へ行っているから、席を使っても大丈夫だろう。とりとめのない話をしていたとき、明るい声が俺たちの間に落ちた。
「いきなりごめん、オレも一緒に食っていい? いつもの奴らが休みでさー!」
四方田くんだ。珍しい。昼食をともにしたことはないから、新鮮な気分だ。
「全然大丈夫だよ。ね?」
「おん。おっけー」
「……うん。おれも、大丈夫」
「俺は別に気にしねー」
三者三様だが了承を得られて、四方田くんはまた八重歯を見せて笑った。空いていた椅子を運び、円を作るようにして座る。こうして見ると、最初は翔とふたりだけで食べていたが──なんだか大所帯になったものだ。参宮くんは今日から一緒に食べるようだし、四方田くんはきっと今日だけなのだろうけれど。なんだか、楽しい。
「てか参宮くんいんのすごくね? 女の子としか食わんと思ってた。最近田山くんとの絡み多いし」
以前までは確かにそうだったのだろう。今に至るまでの過程を思い出し、なんともいえない気持ちになる。
「それは……まあ、そうだね、うん……」
「直也がいるからな」
照れるようなセリフを平然と吐くものだから、ご飯が変なところに入りそうになった。……彼の口説き文句には、未だに慣れない。慣れるときが来るのかは、わからない。
「あは、マージで仲良いじゃん! いーね!」
明るく笑う。持ってきていたらしいお弁当を取り出した。俺のものよりも一回りほどは大きいだろうか。
彼はいただきます、と小さな声で手を合わせる。俺もつられて同じようにした。やった、今日は自分の好きなハンバーグだ。僅かに心が踊る。やたらと肌に刺さるように向けられる参宮くんの視線を意識しないようにしながら、談笑しつつ箸を進めていた。
ふと、四方田くんの方を見る。
彼はというと、綺麗な所作で食べていて。
流れるようなそれに魅入って入れば、気がつけばお弁当箱は空で米粒のひとつも残されていない。綺麗に平らげて、礼儀正しく手を合わせていた。
すごい。話していたからというのもあるが俺はまだ半分も食べていないのに、もう食べきってしまった。思わずまじまじと見つめていると、視線に気づいたらしい彼は照れくさそうに笑って頬を掻いた。
「へへ、ごめん。食い意地張ってるっしょ」
「え、違うよ!」
「こんだけ食ってもまたすぐ腹減んだよねー。親に飯食いすぎってよく怒られんの」
お腹が減りやすい体質なのだろうか。空腹のまま授業をやり過ごすというのは、なかなか辛いものだ。内容には集中できないし、腹の音がなってしまったら恥ずかしいし。
「ごめんね? なんか食ってばっかで」
困ったように笑ってそう謝罪を口にする。……別に、申し訳なく思うことなんて何も無いのに。
謝らないでと言えば、彼は笑顔を消して、黙って言葉の続きを待った。
「俺は見てて気持ちいいと思うよ。四方田くん、食べ方綺麗だし、全部食べてるし。なにより美味しそうに食べてるから」
「……マジ? へへ、そーいうこと言われたの初めてかも」
にへら、と頬を緩ませる。あどけないそれに、なんだか胸が暖かくなった。まだ満腹になってはいないだろうか。なにか彼が好むおかずがあるといいのだけれど。ふと、弁当の端にちょこんと置かれたウインナーが目に入った。
「ウインナー食べる?」
「いーの!? あ、でも悪いし……」
喜色の滲んだ目は、一転して伏せられる。気を遣わなくてもいいのに。
「ふは、いいよ。ほら、あーん……」
「そこまでしなくていいだろ」
遮った参宮くんのきっぱりとした言葉で、はっと我に返る。今俺は、あーんをしようとしていたのか? 可愛らしい子がやるならまだしも、俺がやったら嫌がらせにしかならない。あわてて弁当箱の蓋にウインナーを置いて、四方田くんに差し出した。
「あ、ごめん! はい、食べて!」
「え、ありがとー! ……うま!」
「あはは、ならよかった」
箸を差し出したときは面食らったように瞬いていたが、頬張れば幸せそうに味わっている。少しでも腹の足しになればいいのだけれど。
「……お前……」
「んだよ、なんか言いてーことでもあんの?」
「……いや、いいわ」
隣では、翔と参宮くんが何かを話している。内容がよく掴めないが、翔は呆れの滲んだ声色だった。
五人で話をしていると、休み時間が終わるのはあっという間だ。「またな」と綺麗な笑みを作る参宮くん、それをげっそりした顔で見る翔に手を振って。俺たちは、各々の場所に帰ろうとしていた。
ふと、思い立って。席に戻ろうとする四方田くんを呼び止める。
「あ、四方田くん」
「ん、なに?」
「明日お菓子持ってくるからさ、一緒に食べよ」
「……え、マジ!? いろいろありがと!! もー田山くんいー人すぎ!!」
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