残念ながら主人公はゲスでした。~異世界転移したら空気を操る魔法を得て世界最強に。好き放題に無双する俺を誰も止められない!~

日和崎よしな

文字の大きさ
29 / 302
第一章 学院編

第28話 ゴブリン

しおりを挟む
 俺はバトルフェスティバルでイルとの戦いに勝利した。
 それが昨日の話だ。そして今日、バトルフェスティバルは準決勝だ。
 午前と午後に一試合ずつあり、俺の試合は午前。あと二時間もしたころには、俺はあの風紀委員長殿と戦っていることだろう。

 俺はベッドに横たわったまま、扉の方を意識して耳を澄ます。
 空気を操作し、そちらからの音声を集音する。

「何をやっているのよ。貸しなさい!」

「無駄ですってば。誰がやっても同じですわ。きっと内側から細工をしていますのよ」

「じゃあなんで来たのよ、あんた」

「毎日来れば、いつか細工を忘れて眠る日にあたりますわ」

「それ、もうほぼストーカーじゃない!」

「わざわざ別の寮から通っているあなたに言われたくありませんわ」

 俺は毎朝こんな会話を聞いている。キーラとリーズのやりとりだ。
 だが、今日は二人の声がしない。ただガチャガチャという音がするだけだ。鍵と鍵穴が喧嘩している音だ。
 俺は扉の前まで歩いていき、鍵を開けた。
 ドアノブに手をかけ、そして回した。

「鍵は変えておいた。その鍵で開くわけがない」

「な、なんですって? 寮長の許可なく鍵を変えるなんて、規則違反ですわ」

「そんな規則は聞き覚えがない。それに、俺が規則なんて守るとでも思っているのか? それ以前に、他人の部屋に無断で入ろうとするおまえのほうがよっぽど規則違反だろうが」

「そ、そんなことはしていませんわ。鍵の確認をしていただけですもの」

 白々しい。毎度同じ言い訳を出してくる神経の図太さは、人の部屋に勝手に入ろうとすることにも通ずるものがありそうだ。

「それより、今日はキーラは来ていないのか?」

「ええ。見ていませんわ。まったく、どうしたのかしら」

「いや、毎朝来ないのが普通だと思うが」

 俺がそう言った直後のこと。
 廊下の向こう側から複数の悲鳴が聞こえた。突き当たりを右に曲がった所で何かがあったに違いない。

「あら、何でしょう?」

 悲鳴はすぐにはやまなかった。悲鳴の数が増え、合唱になった。
 黄昏寮に住まう女子生徒たちが、いっせいにこちらへ駆けてくる。中にはネグリジェ姿の者もいるが、男の俺を視界に捕らえても、恥じらいなど抱く余裕もない様子だった。

「アンジェさん、何がありましたの?」

「イーターよ、イーターが寮に侵入しているのよ!」

 女子生徒たちは俺とリーズの横を通りすぎて姿を隠してしまった。
 彼女たちが来た方向を見ると、ちょうどそのイーターらしき者が廊下の角を曲がってくるところだった。

「ほう、人型のイーターもいるのか」

 イーターは二本の足で歩いてくる。
 腰に小汚い布キレを巻き、上半身は緑色の肌を露出させている。その緑色の皮膚は樹皮くらいには硬そうで、頭を含め全身をその緑の肌が覆っていた。
 掘りの深い目に、でかい鼻。口から二本の鋭い象牙色が飛び出ている。

「鬼型のイーター!?」

「ほう、ゴブリンかな?」

「エストさん、あのイーターを知っているのですか? その名前、まさかネームド……」

「いや、いまのは俺が勝手に名前をつけただけだ。それより、なぜみんな戦わない? この寮にいる奴は全員が魔導学院の生徒で、魔法が使える魔導師なんだろう?」

「だって、人型ですもの。普通のイーターよりも知恵がありますの。残忍で、残虐で、捕まったら何をされるか分かりませんわ。鬼型ともなれば、なおさらですわよ」

「強そうには見えないが」

 そのイーターは、顔はいかつく筋肉もたくわえているが、体のほうは小さかった。鬼というか、小鬼だ。
 鬼がギラついた笑みをたたえ、のっしのっしと近づいてくる。
 リーズは後ずさりして俺の陰に隠れた。
 俺は手を伸ばせば届きそうな距離まで小鬼の接近を許した。

「ゲス・エストォ!」

 モザイクのかかったようなガラガラ声で、小鬼は俺を見上げた。背の丈は俺のヘソくらいまでしかないが、横幅は俺の倍以上ありそうだった。
 俺は念のために空気のバリアを張った。
 こいつを殺すことはたやすい。だが、このイーターがいったい何をしてくるのか、興味をそそった。

 突如、小鬼は踊りだした。両手を挙げて跳ねながら回っている。
 そして、歌いだした。

「バーカバーカ、アホ、マヌケー。おつむクルクルパーのボケなす、おたんこナスーッ! デブ、ハゲ、チビ、キモオタニート、ひき肉ミートッ! おまえのウンコ臭いんじゃー! この、ち、ち、ちんすこう野郎!」

 歌と踊りがピタリとやみ、腰に提げていたダガーを手にして思いきり突いてきた。
 当然、空気の壁に跳ね返される。小鬼はよろけて尻餅をついた。

「すまん。聞いてなかった。もう一回言ってくれる?」

「な、なにっ⁉ え、えっと、チビ、デブ、ハゲ!」

「全部おまえの特徴じゃねーか!」

 俺は空気の拳で鬼の禿頭を殴った。
 鬼は目に涙を浮かべて再び俺を見上げる。俺の瞳に写る自分の姿が見えたのか、顔が驚愕したそれに変貌した。

「ほ、ホンマやぁ……」

「ていうか、おまえ、ティーチェだろ」

「え……」

 小鬼は固まった。その反応がティーチェであることの何よりの証だ。
 べつにカマをかけたわけではない。そうするまでもなく確信していた。

「なんでやねん! どうみてもイーターやないかい!」

 関西弁を話す鬼。違和感しかない。きっとこの世界のどこかに関西弁を公用語とする国があるのだろう。
 言語について言えば、いろんな人種をかき集めたような学院の生徒たちは一様に日本語を話している。この世界は現実世界の、それも日本とまったく無縁の存在ではないらしい。

「口調を変えても無駄だ」

 さっき殴ったときの手応えからして、鬼の身長は本物だ。ティーチェはもっと背が高い。つまり、幻覚を見せているわけではないようだ。
 となると、魔術でイーターの中に精神を潜り込ませて体を乗っ取ったか、あるいはイーターを操る術で遠隔から操作しているか。

「ふん! 悪口言われて悔しかったんだろ。悔しくてどうにか機転の利いた返しをしたつもりなんだろ! 必死だな 図星だろ! これくらいで怒るなよ、顔真っ赤だぞ」

「必死、図星、顔真っ赤。こういう言葉を言えば優位に立てるとでも? 勘違いもはなはだしい。滑稽、そして、哀れ。語彙力がないせいで、まともな挑発もできないな」

「ぐぬっ! じゃあさ、じゃあ言うけど、根拠は? 証拠は? どうせ当てずっぽうなんだろ? テキトーに言っただけなんだろ? はずれだよ。恥ずかしい奴め。あー恥ずかしっ!」

 関西弁はどこにいったよ。やはり正体を隠すために口調を変えていたようだ。

「聞いても後悔するだけだろうが、その根拠とやらを言ってやろうか? おまえ、初対面のくせに俺のことを知っていたじゃねえか。俺は人から避けられていて交友関係も狭い。そんな俺にわざわざイーターを操って悪口を言いに来るなんて、そんな手の込んだことをするほど恨みを抱いている奴は限られる。ああ、悪口を言いに来たんじゃなくて殺しに来たんだっけか? それにおまえがただのイーターだったら、ティーチェだと言われて動揺する必要なんて皆無だろ」

 小鬼はうつむいたまま黙り込んだ。
 俺の陰からリーズがそっと顔を出す。

「ね、ねえ。このイーターがティーチェ先生って、どういうことですの?」

「ティーチェはただの魔術師じゃねえ。もちろん、ただの先生でもねえ。何かをたくらんでいる悪党ってことだ」

 魔導学院に入学した初日、俺はティーチェ本人に向かって、さんざんコケにしておいて、何か悪事をくわだてているだろうと言った。
 それはラノベでありそうな設定だから、テキトーに言っただけのことだった。カマかけにもならないただの暴言。
 それに対して先生が激怒するのは当然として、しかしティーチェは俺の命まで狙ってきている。
 リーズとともにダースを迎えに行ったときのネームドイーターとの三体同時遭遇、魔導学院内へのメターモの侵入、バトルフェスティバルのイル戦での能力入れ替わり、そして寮へのイーター侵入。
 どれも証拠が残らないよう間接的な攻撃ではあったが、ここまで執拗しつように狙われたということは、ティーチェにはどうしても俺を消さなければならない理由があるのだ。単なる腹いせや復讐ではない。俺は相当に都合の悪い存在なのだ。
 おそらく、ティーチェは自分の重大な秘密を俺が握っていると思っている。

「きゃっ!」

 リーズの悲鳴。唐突に顔を上げた小鬼に驚いたのだ。
 ギラついた眼差まなざしは、何かを決心したことを示すのだろうか。あるいは元々そういう目つきなのかもしれない。

「これ、預かった」

 小鬼は腰のベルトに挟んでいた手紙を俺に差し出した。
 俺はダガーを警戒し、手に硬い空気の膜を張ってそれを受け取った。
 俺が二つ折りの手紙を開こうとしたとき、小鬼が素早い動きでダガーに手をやった。そして引き抜く。だが無駄だ。俺の前面にはすでに空気のバリアを張っておいた。

「きゃあああっ!」

 再びリーズの悲鳴。俺の予想は少しだけ裏切られた。
 小鬼が自分の首をダガーでかき切ったのだ。どす黒いほどの真っ赤な血が辺りに飛び散り、小鬼は仰向けに倒れた。最後に何かつぶやいていたが、それは人間の言葉ではなかった。それが彼の使う本来の言語なのだろう。

「嫌な臭いですわね。ああ、絨毯じゅうたんを買い換えなければいけませんわ。ここの廊下をたったの一枚で埋められる特注品でしたのに……」

 リーズが深呼吸して、落ち着きを取り戻すための強がりを口にした。
 バリアを張っていたので俺とリーズは返り血を浴びていない。だが、高級そうな絨毯には血がベットリ付いている。
 そう見える。

「案ずるな。予想より早かったが、こうなる可能性を考えて対策しておいた」

 絨毯の上に飛び散った小鬼の血が、小鬼の屍骸とともに浮き上がる。
 そして、勝手に窓が開いて外へ飛んでいった。

「な、なんですの!? エストさん、いまのはあなたの魔法ですの⁉」

「ああ、そうだ」

 リーズにはたしか、透明な手を任意の本数と大きさで生やして自由自在に操れる、といった感じの能力だと言っていた気がする。厳密には、俺が暴漢にそう言っていたのをリーズが聞いていたはずだ。
 リーズはいまでもそれを信じているのだろうか。ま、俺の能力の正体が知られていなければ、それでいい。

 俺は絨毯を汚さないために、小鬼の足元や壁にも空気の膜を作っておいた。ティーチェは証拠を残さないよう立ちまわるので、小鬼は使い捨てにするだろうと踏んでいたのだ。
 ティーチェはこう考えただろう。鬼の言語が人語でないとしても、俺が何らかの方法で翻訳に成功し、鬼を拷問して自分に関することを聞きだそうとするかもしれない、と。

「助かりましたわ。ところで、その手紙には何と書いてありますの?」

 もちろん忘れてはいない。
 俺は二つ折りの紙きれを開き、そこに書いてある人間の文字を読みあげた。

「キーラ・ヌアは預かった。返してほしければ帝国領の国境沿いにある廃屋へ来い。刻限は正午。ただし、ゲス・エスト一人で来ること。複数人で来たり、刻限に遅れた場合、キーラ・ヌアの命はない」

 ふーん。どうあがいても俺には勝てないから、人質を取ることにしたのか。
 そんなことを悠長に考えていたら、青ざめたリーズが俺の体を揺すってきた。

「大変! どうしましょう。誘拐されていたから今朝は来なかったのですわ。でもこれ、絶対に罠ですわ。でもでも、従わなければキーラさんが殺されてしまい……、いいえ、先にキーラさんが自分の寮にいないか確認しなくては。本当は誘拐なんてされていなくて、ただの寝坊かもしれませんし」

「落ち着け。慌てる必要はない。いいか、聞け。これは罠ではない。こんな直接的な脅迫を罠とは言わない」

 俺がそう言うと、リーズは見開いた目で俺を突き刺さんばかりに凝視した。

「罠の定義なんて語っている場合ですか! それに、落ち着いている場合ではありませんわ! 帝国の国境までは、馬車を飛ばしても三時間はかかりますのよ。すぐにでも出発しなければ間に合いませんわ。ああ、それにしても、なぜこんな無茶な時間設定に……。ああ、そうですわ! 今日はバトルフェスティバルの準決勝。エストさんを大会に出場させないために違いありませんわ」

 腕を組んでウロウロするリーズの肩に手を置き、その動きを止めた。やはり落ち着けと言っても無駄だろう。リーズを落ち着かせるよりも、さっさと事態を解決するほうが早い。

「おい、メターモ。食事は終わったか?」

「へい。血の一滴まで完食しやしたぜ。ごちそうさんです、旦那」

「おまえ、そんな喋り方だったか?」

「へい。旦那に無礼な口は利けやせんから」

「まあいい。それより、ついてこい。ひとまず俺の足首にまきつけ」

「長い物に巻かれろってんですね? 承知しやした」

「長い物にはとっくに巻かれているだろ」

 窓の外からスライム状の液体が寮内へと侵入し、そして俺の足にまとわりつく。
 そして一瞬発光したかと思うと、灰色の無骨なアンクレットとなった。

「え、え? なんですの? いま、何が起きましたの? さっきのは……」

「リーズ、一つだけ教えろ。帝国というのはどの方角にある?」

「え? えっと、ここからだと、北北東ですかしら」

「分かった。おまえは寮内で待っていろ。誰かに言う必要もない。一時間以内に戻る」

 俺はさっき小鬼の血を捨てた窓に足をかけ、そして飛んだ。振り返らないが、地上ではリーズが目を皿にしていることだろう。
 俺は自分を覆う空気の膜を動かして空を飛んでいる。その膜は全身を覆っているため、空気が頭にぶつかることはない。
 だが、急加速による体への付加、いわゆるGがかかるのはどうしようもない。
 だから最初はゆっくりで、少しずつ加速していく。速度メーターなどないので、時速でどれくらい出ているかは不明だ。地上との距離も大きく開けているため、ゆっくり流れる景色は速度の指標にはならない。
 だが、新幹線よりは速い自信がある。
しおりを挟む
感想 4

あなたにおすすめの小説

異世界転移「スキル無!」~授かったユニークスキルは「なし」ではなく触れたモノを「無」に帰す最強スキルだったようです~

夢・風魔
ファンタジー
林間学校の最中に召喚(誘拐?)された鈴村翔は「スキルが無い役立たずはいらない」と金髪縦ロール女に言われ、その場に取り残された。 しかしそのスキル鑑定は間違っていた。スキルが無いのではなく、転移特典で授かったのは『無』というスキルだったのだ。 とにかく生き残るために行動を起こした翔は、モンスターに襲われていた双子のエルフ姉妹を助ける。 エルフの里へと案内された翔は、林間学校で用意したキャンプ用品一式を使って彼らの食生活を改革することに。 スキル『無』で時々無双。双子の美少女エルフや木に宿る幼女精霊に囲まれ、翔の異世界生活冒険譚は始まった。 *小説家になろう・カクヨムでも投稿しております(完結済み

アイテムボックスの最も冴えた使い方~チュートリアル1億回で最強になったが、実力隠してアイテムボックス内でスローライフしつつ駄竜とたわむれる~

うみ
ファンタジー
「アイテムボックス発動 収納 自分自身!」  これしかないと思った!   自宅で休んでいたら突然異世界に拉致され、邪蒼竜と名乗る強大なドラゴンを前にして絶対絶命のピンチに陥っていたのだから。  奴に言われるがままステータスと叫んだら、アイテムボックスというスキルを持っていることが分かった。  得た能力を使って何とかピンチを逃れようとし、思いついたアイデアを咄嗟に実行に移したんだ。  直後、俺の体はアイテムボックスの中に入り、難を逃れることができた。  このまま戻っても捻りつぶされるだけだ。  そこで、アイテムボックスの中は時間が流れないことを利用し、チュートリアルバトルを繰り返すこと1億回。ついにレベルがカンストする。  アイテムボックスの外に出た俺はドラゴンの角を折り、危機を脱する。  助けた竜の巫女と共に彼女の村へ向かうことになった俺だったが――。

異世界に召喚されたが「間違っちゃった」と身勝手な女神に追放されてしまったので、おまけで貰ったスキルで凡人の俺は頑張って生き残ります!

椿紅颯
ファンタジー
神乃勇人(こうのゆうと)はある日、女神ルミナによって異世界へと転移させられる。 しかしまさかのまさか、それは誤転移ということだった。 身勝手な女神により、たった一人だけ仲間外れにされた挙句の果てに粗雑に扱われ、ほぼ投げ捨てられるようなかたちで異世界の地へと下ろされてしまう。 そんな踏んだり蹴ったりな、凡人主人公がおりなす異世界ファンタジー!

学校ごと異世界に召喚された俺、拾ったスキルが強すぎたので無双します

名無し
ファンタジー
 毎日のようにいじめを受けていた主人公の如月優斗は、ある日自分の学校が異世界へ転移したことを知る。召喚主によれば、生徒たちの中から救世主を探しているそうで、スマホを通してスキルをタダで配るのだという。それがきっかけで神スキルを得た如月は、あっという間に最強の男へと進化していく。

無能な勇者はいらないと辺境へ追放されたのでチートアイテム【ミストルティン】を使って辺境をゆるりと開拓しようと思います

長尾 隆生
ファンタジー
仕事帰りに怪しげな占い師に『この先不幸に見舞われるが、これを持っていれば幸せになれる』と、小枝を500円で押し売りされた直後、異世界へ召喚されてしまうリュウジ。 しかし勇者として召喚されたのに、彼にはチート能力も何もないことが鑑定によって判明する。 途端に手のひらを返され『無能勇者』というレッテルを貼られずさんな扱いを受けた上に、一方的にリュウジは凶悪な魔物が住む地へ追放されてしまう。 しかしリュウジは知る。あの胡散臭い占い師に押し売りされた小枝が【ミストルティン】という様々なアイテムを吸収し、その力を自由自在に振るうことが可能で、更に経験を積めばレベルアップしてさらなる強力な能力を手に入れることが出来るチートアイテムだったことに。 「ミストルティン。アブソープション!」 『了解しましたマスター。レベルアップして新しいスキルを覚えました』 「やった! これでまた便利になるな」   これはワンコインで押し売りされた小枝を手に異世界へ突然召喚され無能とレッテルを貼られた男が幸せを掴む物語。 ~ワンコインで買った万能アイテムで幸せな人生を目指します~

「キヅイセ。」 ~気づいたら異世界にいた。おまけに目の前にはATMがあった。異世界転移、通算一万人目の冒険者~

あめの みかな
ファンタジー
秋月レンジ。高校2年生。 彼は気づいたら異世界にいた。 その世界は、彼が元いた世界とのゲート開通から100周年を迎え、彼は通算一万人目の冒険者だった。 科学ではなく魔法が発達した、もうひとつの地球を舞台に、秋月レンジとふたりの巫女ステラ・リヴァイアサンとピノア・カーバンクルの冒険が今始まる。

最強の異世界やりすぎ旅行記

萩場ぬし
ファンタジー
主人公こと小鳥遊 綾人(たかなし あやと)はある理由から毎日のように体を鍛えていた。 そんなある日、突然知らない真っ白な場所で目を覚ます。そこで綾人が目撃したものは幼い少年の容姿をした何か。そこで彼は告げられる。 「なんと! 君に異世界へ行く権利を与えようと思います!」 バトルあり!笑いあり!ハーレムもあり!? 最強が無双する異世界ファンタジー開幕!

魔道具頼みの異世界でモブ転生したのだがチート魔法がハンパない!~できればスローライフを楽しみたいんだけど周りがほっといてくれません!~

トモモト ヨシユキ
ファンタジー
10才の誕生日に女神に与えられた本。 それは、最強の魔道具だった。 魔道具頼みの異世界で『魔法』を武器に成り上がっていく! すべては、憧れのスローライフのために! エブリスタにも掲載しています。

処理中です...