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第二章 帝国編
第77話 商業区域②
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俺はギルド前広場の中央で胡座をかいていた。
依頼書にはギルド前広場と書いてあるのだから、通り道でしかないギルド前広場でただ一人居座っている者がいれば、それが依頼対象のゲス・エストだと分かるというものだ。
そして、依頼書の効果は存外早く表れた。
ガラの悪い三人組の男が近寄ってきた。
丈の長いシャツにダボダボのズボン。髪は赤く染めて上向きに尖らせて固めた奴と、黄色に染めて前方に尖らせて固めた奴と、緑色に染めて針鼠のように全方位に固めた奴。
どこの世界でも不良の自己アピール方法は単純で分かりやすい。とにかく他人と違う容姿になって存在感を出そうとする。
三人は俺のすぐ隣に立って、威嚇するような目で俺を見下ろしてきた。
「おい、テメーがゲス・エストか?」
「あぁ? それが人にものを尋ねる態度か?」
「はぁ? るっせぇ!」
赤髪の男が背中に隠し持っていた鉄パイプを振り上げ、ためらいなく俺の頭頂部に振り下ろした。
「あ? なんだこりゃ!」
鉄パイプは俺の頭上で静止していた。俺を覆っていた硬質の空気の層に鉄パイプが触れた瞬間、鉄パイプの周囲の空気も固定したのだ。
「いかにも! この俺がゲス・エストだ!」
周囲にいる人間全員に聞こえるくらいの大声で叫んだ。
そして、つづきは普段どおりの何事もない日常会話のトーンで続ける。
「最初に来るのはおまえらのようなクソ雑魚チンピラ野郎だと思っていたよ。おまえらはおおかた報酬金額が誤表記だと思ったんだろ? 依頼達成後の報酬訂正なんて御法度だから、訂正される前にやっちまおうと思ったんだよな? 誰かがそれを言いだして、ほかの奴が『頭いいな、おまえ』とか言ってそうだが、おまえら相当のバカだぜ。あんな大金が報酬として掲げられていたら、猿でも警戒するってもんだ」
「んだとコラァ! クソ魔導師がぁ!」
鉄パイプを固定された赤髪は鉄パイプを手放し、直接俺に殴りかかってきた。
残り二人もそれぞれに隠し持っていた武器を取り出した。黄髪はナイフ、緑髪は煉瓦だった。
「忘れ物だぜ」
殴りかかってきた赤髪の動きがピタリと止まった。
握られた拳は強制的に開かれ、そこにスーッと鉄パイプが吸い込まれるように移動し、そして赤髪の手は強制的に鉄パイプを握らされる。
「な、なんだ!? どういうつもりだ!?」
俺が赤髪の驚く顔を愉しんでいると、脇からナイフが飛び込んでくる。背後からは煉瓦。
どちらも俺に到達する前に静止する。
煉瓦の緑髪はすぐに手を離したが、ナイフの黄髪はなかなか手を離さない。奪われたら脅威だと考えているのかもしれない。
「どういうつもり、だって? むしろ、おまえがどういうつもりなんだろうなぁ!」
正面の赤髪はフラフラと体の向きを変えた。そこから数歩前進し、鉄パイプを振り上げ、そして緑髪に鉄パイプを振り下ろした。
ガン、という鈍い音がして、緑髪は倒れた。広場の敷石に赤い液体が滴り落ちる。
「な、何やってんだよ、おまえ!」
ナイフを持つ黄髪は得物が動かず中腰で身をよじっている。
鉄パイプの赤髪が今度はナイフの男へと迫る。
「違う! 俺じゃない! 体が勝手に動くんだよ!」
鉄パイプの赤髪の顔は鉄さながらに青ざめている。
ナイフの黄髪は恐怖に顔をひきつらせながらもナイフを決して手放そうとしない。
「ははは。お兄さん、体が勝手に動くって、それ相当ヤバイ病気なんじゃないの?」
俺はナイフの拘束を解いてやった。
鉄パイプが振り上げられる。そして、振り下ろされる。だが、鉄パイプはナイフの黄髪の頭を叩き割る直前で静止した。一瞬遅れてナイフが鉄パイプの赤髪の胸に刺さった。
「あ、あ、あああっ! あああああっ!」
ナイフの黄髪は奇声を発しながら、ようやくナイフから手を離した。
「あらら。鉄パイプとそれを持つ手は俺が操っていたが、ナイフのお兄さんのことはぜんぜん操ってないぜ。お兄さん、マジもんの人殺しじゃん。しかも仲間殺しとか救いようがないね。鉄パイプは寸止めされていたから正当防衛なんて主張は通らないよ。鉄パイプが止まってからお兄さんがその人を刺すまで結構な時間があったと思うんだよねぇ」
鉄パイプが地に転げた。金属の甲高い音が周りの注意をよりいっそうひきつける。
「俺じゃない。俺は悪くない……」
警官らしき二人組の男が駆け寄ってきて、仲間を刺した黄髪を連れていった。その後すぐに医療関係者が頭と胸にそれぞれ重傷を負った二人を運んでいった。
さらにその後、新たな警官が俺の元へやってきた。
「君にも来てもらおうか。さっきの騒動を引き起こしたのは君だろう?」
「断る。あいつらが勝手に内輪揉めしただけだ」
「だが君は魔導師なのだろう? 私はギルドの依頼を見た。先ほどの騒動は君が意図的に引き起こした疑いがある」
「たしかに俺は魔導師だ。だからこそ関係ないね。人を操るとか、そういうのって魔術師の専売でしょう?」
「魔法の種類によっては魔導師にだって可能だ。君に断る権利はない。断れば警察業務非協力罪で有罪だ」
だんだんと警官の口調が荒くなってきた。眉間に皺が寄り、鼻息も荒くなっている。
「ふん、断る。俺は帝国の人間ではない。そんな法律は認めない」
「ここは帝国領内だぞ! おまえが認める認めないの問題ではない!」
「馬鹿め! 俺が認めるかどうかは重要な問題だ。なぜだか分かるか? 分からないだろう! だから教えてやる。俺は俺の意思でしか動かないし、俺の意思を無視して俺を動かせる奴なんていないからだ。強制的に連行したければやってみろよ」
警官は銃を取り出した。自動拳銃だ。
「へぇ。この世界にはそんなものもあるのか。だが、民間人を撃っていいのか?」
「警察業務非協力罪の相手には使用可能だ」
「俺にそれを向けたこと、覚悟の上だろうな!」
この世界の銃の威力がいかほどのものかは不明だ。空気の壁を貫かれる可能性がある以上、銃を撃たせるわけにはいかない。
いずれは銃を手に入れて空気壁の耐久テストをしておくべきだ。そうなると、ここで銃を調達してしまうのが手っ取り早い。
「覚悟するのはおまえだ!」
警官が銃を構えた瞬間、銃がクルリと下向きに一回転した。当然ながら警官の手から離れる。銃は空へ舞い上がり、そして俺の手元へと降りてきて空中に静止した。
俺はそれを手に取った。
「俺が何を覚悟するんだ?」
警官は呆然とした。だがそれは一瞬のこと。トラブルに対するプロフェッショナルだけあってすぐに対応を取る。
警官は腰に着けていた四角い箱のようなものを手に取った。爆弾の類かと思ったが、それを口元へ持っていき、声を荒げた。
「こちら……」
そこで声は途切れた。箱は通信機だったようだ。
箱を見たときは爆弾に見えて予想を裏切られたと思ったが、そんなことはなく、警官は通信機によって応援を呼ぼうとしただけだった。
警官は口をパクパクさせている。自分の声が出ていないことに気づき、狼狽している。
やがてそれが俺の仕業と気づき俺を睨みつけた。そう、俺が警官の口を真空で覆ったのだ。
警官は俺に向けて必死に何かを叫んでいる様子だが、いかんせん、声がないので何を言っているのか分からない。
いずれは読唇術も身に着けなければならないな、などと思いながら、俺は二酸化炭素濃度を高めた空気を警官の口に押し込んだ。
警官は一瞬にして気を失い、その場に崩れ落ちた。
「おい、そこの」
俺と警官とのやり取りに気を取られて撤収しそこねていた医療関係者を見つけ、俺はそいつに警官の身柄を引き渡した。
「あ、あの……」
「気を失っているだけだ。介抱してやれ」
「は、はい……」
戸惑いと怯えを見せる白い衣装の隊員は、警官を重そうに背負ってこの場を離れていった。
幸いなことに俺に対処しようとした警官は一人だけで、ほかの警官はチンピラの連行で先に立ち去っていた。
俺は再びギルド前広場の中央で胡座をかいた。
わずかばかりの野次馬たちが残っていて俺がジロリとそちらに視線を送ると、次は我が身と思ったのか、そそくさとこの場を立ち去っていった。
依頼書にはギルド前広場と書いてあるのだから、通り道でしかないギルド前広場でただ一人居座っている者がいれば、それが依頼対象のゲス・エストだと分かるというものだ。
そして、依頼書の効果は存外早く表れた。
ガラの悪い三人組の男が近寄ってきた。
丈の長いシャツにダボダボのズボン。髪は赤く染めて上向きに尖らせて固めた奴と、黄色に染めて前方に尖らせて固めた奴と、緑色に染めて針鼠のように全方位に固めた奴。
どこの世界でも不良の自己アピール方法は単純で分かりやすい。とにかく他人と違う容姿になって存在感を出そうとする。
三人は俺のすぐ隣に立って、威嚇するような目で俺を見下ろしてきた。
「おい、テメーがゲス・エストか?」
「あぁ? それが人にものを尋ねる態度か?」
「はぁ? るっせぇ!」
赤髪の男が背中に隠し持っていた鉄パイプを振り上げ、ためらいなく俺の頭頂部に振り下ろした。
「あ? なんだこりゃ!」
鉄パイプは俺の頭上で静止していた。俺を覆っていた硬質の空気の層に鉄パイプが触れた瞬間、鉄パイプの周囲の空気も固定したのだ。
「いかにも! この俺がゲス・エストだ!」
周囲にいる人間全員に聞こえるくらいの大声で叫んだ。
そして、つづきは普段どおりの何事もない日常会話のトーンで続ける。
「最初に来るのはおまえらのようなクソ雑魚チンピラ野郎だと思っていたよ。おまえらはおおかた報酬金額が誤表記だと思ったんだろ? 依頼達成後の報酬訂正なんて御法度だから、訂正される前にやっちまおうと思ったんだよな? 誰かがそれを言いだして、ほかの奴が『頭いいな、おまえ』とか言ってそうだが、おまえら相当のバカだぜ。あんな大金が報酬として掲げられていたら、猿でも警戒するってもんだ」
「んだとコラァ! クソ魔導師がぁ!」
鉄パイプを固定された赤髪は鉄パイプを手放し、直接俺に殴りかかってきた。
残り二人もそれぞれに隠し持っていた武器を取り出した。黄髪はナイフ、緑髪は煉瓦だった。
「忘れ物だぜ」
殴りかかってきた赤髪の動きがピタリと止まった。
握られた拳は強制的に開かれ、そこにスーッと鉄パイプが吸い込まれるように移動し、そして赤髪の手は強制的に鉄パイプを握らされる。
「な、なんだ!? どういうつもりだ!?」
俺が赤髪の驚く顔を愉しんでいると、脇からナイフが飛び込んでくる。背後からは煉瓦。
どちらも俺に到達する前に静止する。
煉瓦の緑髪はすぐに手を離したが、ナイフの黄髪はなかなか手を離さない。奪われたら脅威だと考えているのかもしれない。
「どういうつもり、だって? むしろ、おまえがどういうつもりなんだろうなぁ!」
正面の赤髪はフラフラと体の向きを変えた。そこから数歩前進し、鉄パイプを振り上げ、そして緑髪に鉄パイプを振り下ろした。
ガン、という鈍い音がして、緑髪は倒れた。広場の敷石に赤い液体が滴り落ちる。
「な、何やってんだよ、おまえ!」
ナイフを持つ黄髪は得物が動かず中腰で身をよじっている。
鉄パイプの赤髪が今度はナイフの男へと迫る。
「違う! 俺じゃない! 体が勝手に動くんだよ!」
鉄パイプの赤髪の顔は鉄さながらに青ざめている。
ナイフの黄髪は恐怖に顔をひきつらせながらもナイフを決して手放そうとしない。
「ははは。お兄さん、体が勝手に動くって、それ相当ヤバイ病気なんじゃないの?」
俺はナイフの拘束を解いてやった。
鉄パイプが振り上げられる。そして、振り下ろされる。だが、鉄パイプはナイフの黄髪の頭を叩き割る直前で静止した。一瞬遅れてナイフが鉄パイプの赤髪の胸に刺さった。
「あ、あ、あああっ! あああああっ!」
ナイフの黄髪は奇声を発しながら、ようやくナイフから手を離した。
「あらら。鉄パイプとそれを持つ手は俺が操っていたが、ナイフのお兄さんのことはぜんぜん操ってないぜ。お兄さん、マジもんの人殺しじゃん。しかも仲間殺しとか救いようがないね。鉄パイプは寸止めされていたから正当防衛なんて主張は通らないよ。鉄パイプが止まってからお兄さんがその人を刺すまで結構な時間があったと思うんだよねぇ」
鉄パイプが地に転げた。金属の甲高い音が周りの注意をよりいっそうひきつける。
「俺じゃない。俺は悪くない……」
警官らしき二人組の男が駆け寄ってきて、仲間を刺した黄髪を連れていった。その後すぐに医療関係者が頭と胸にそれぞれ重傷を負った二人を運んでいった。
さらにその後、新たな警官が俺の元へやってきた。
「君にも来てもらおうか。さっきの騒動を引き起こしたのは君だろう?」
「断る。あいつらが勝手に内輪揉めしただけだ」
「だが君は魔導師なのだろう? 私はギルドの依頼を見た。先ほどの騒動は君が意図的に引き起こした疑いがある」
「たしかに俺は魔導師だ。だからこそ関係ないね。人を操るとか、そういうのって魔術師の専売でしょう?」
「魔法の種類によっては魔導師にだって可能だ。君に断る権利はない。断れば警察業務非協力罪で有罪だ」
だんだんと警官の口調が荒くなってきた。眉間に皺が寄り、鼻息も荒くなっている。
「ふん、断る。俺は帝国の人間ではない。そんな法律は認めない」
「ここは帝国領内だぞ! おまえが認める認めないの問題ではない!」
「馬鹿め! 俺が認めるかどうかは重要な問題だ。なぜだか分かるか? 分からないだろう! だから教えてやる。俺は俺の意思でしか動かないし、俺の意思を無視して俺を動かせる奴なんていないからだ。強制的に連行したければやってみろよ」
警官は銃を取り出した。自動拳銃だ。
「へぇ。この世界にはそんなものもあるのか。だが、民間人を撃っていいのか?」
「警察業務非協力罪の相手には使用可能だ」
「俺にそれを向けたこと、覚悟の上だろうな!」
この世界の銃の威力がいかほどのものかは不明だ。空気の壁を貫かれる可能性がある以上、銃を撃たせるわけにはいかない。
いずれは銃を手に入れて空気壁の耐久テストをしておくべきだ。そうなると、ここで銃を調達してしまうのが手っ取り早い。
「覚悟するのはおまえだ!」
警官が銃を構えた瞬間、銃がクルリと下向きに一回転した。当然ながら警官の手から離れる。銃は空へ舞い上がり、そして俺の手元へと降りてきて空中に静止した。
俺はそれを手に取った。
「俺が何を覚悟するんだ?」
警官は呆然とした。だがそれは一瞬のこと。トラブルに対するプロフェッショナルだけあってすぐに対応を取る。
警官は腰に着けていた四角い箱のようなものを手に取った。爆弾の類かと思ったが、それを口元へ持っていき、声を荒げた。
「こちら……」
そこで声は途切れた。箱は通信機だったようだ。
箱を見たときは爆弾に見えて予想を裏切られたと思ったが、そんなことはなく、警官は通信機によって応援を呼ぼうとしただけだった。
警官は口をパクパクさせている。自分の声が出ていないことに気づき、狼狽している。
やがてそれが俺の仕業と気づき俺を睨みつけた。そう、俺が警官の口を真空で覆ったのだ。
警官は俺に向けて必死に何かを叫んでいる様子だが、いかんせん、声がないので何を言っているのか分からない。
いずれは読唇術も身に着けなければならないな、などと思いながら、俺は二酸化炭素濃度を高めた空気を警官の口に押し込んだ。
警官は一瞬にして気を失い、その場に崩れ落ちた。
「おい、そこの」
俺と警官とのやり取りに気を取られて撤収しそこねていた医療関係者を見つけ、俺はそいつに警官の身柄を引き渡した。
「あ、あの……」
「気を失っているだけだ。介抱してやれ」
「は、はい……」
戸惑いと怯えを見せる白い衣装の隊員は、警官を重そうに背負ってこの場を離れていった。
幸いなことに俺に対処しようとした警官は一人だけで、ほかの警官はチンピラの連行で先に立ち去っていた。
俺は再びギルド前広場の中央で胡座をかいた。
わずかばかりの野次馬たちが残っていて俺がジロリとそちらに視線を送ると、次は我が身と思ったのか、そそくさとこの場を立ち去っていった。
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