85 / 302
第二章 帝国編
第84話 学研区域②
しおりを挟む
――学研区域。
ドクター・シータは受付から連絡を受けて応接室で待機していた。
最初に連絡が来たときは、アポなしの無礼者などに割く時間などないと突っぱねたのだが、その客は「ドクター・シータは私が来ることを知っている」と、アポイントは取っている旨を告げてきたらしく、ドクター・シータは首を傾げつつも仕方なく来客を招き入れることにした。
案内係の女が応接室へ通した客を見て、ドクター・シータの目が零れ落ちそうなほど見開かれた。
その小柄な少女には見覚えがあった。見覚えがあって、再び邂逅してはならない相手だった。
「おまえ……誰だ……」
少女は銀縁メガネをクイッと上げた。メガネの奥の瞳には確かなる生者の輝きが見て取れた。
「私はセクレ・ターリと申しますです。お初にお目にかかるですが、あなたは私のことをご存知のはずではないのです? それと、聞き捨てなりませんでしたので申し上げるですが、初対面の相手を『おまえ』呼ばわりするのは、いささか失礼ではありませんか?」
――饒舌。
ドクター・シータが最初に会ったセクレ・ターリは無口だった。声を聞いた記憶すらない。
しかしこの少女はやけに饒舌だ。まったくの別人。しかし容姿はうり二つ。どちらかが偽物なのだ。
仮にどちらかが偽物だとしたら、それを仕掛けたのはこの少女本人か、あるいはその協力者のはず。
だが、このセクレという少女は自分に影武者めいた存在がいたことを知らない様子だ。
演技か? あるいは、セクレの仇を討つために誰かがセクレの幻を見せているのか。
もしも最初に会ったほうのセクレが偽物や幻だったとしたら、その策をこのセクレ当人が知らないはずがない。知らなければ策自体が無意味だ。だとすると、やはりいま目の前にいるセクレが偽者か幻なのだ。
もしかしたら、またセクレを殺そうとしたところで証拠を押さえようとしているのかもしれない。最初と同じ手を使うにはリスクが高すぎる。
「あの、すみません。もう一度申し上げましょうか? よく『おまえは早口すぎて話の理解が追いつかない』と叱られますです。自分のせいでコミュニケーションの円滑性を欠くことには自覚があるですので」
「え……ああ、失礼したね、お嬢さん。天才の私にそのような気遣いは不要だよ。私はもちろん君を知っている。君がここを訪れた目的も察しがついている。しかしいちおう聞いておこう。君がここを訪れた用件は何だね?」
「マーリンという少女のことはご存知ですよね? その子を探していますです。この研究施設内を見学させていただけるです?」
「ああ、マーリンね。ウィッヒヒヒ。知っているとも。残念ながらここにはいないよ。それでも君は探すと言うのだろう? 構わないさ。探してくれたまえ。いや、むしろ案内しよう。この私が案内してあげるよ。学生らしく研究所見学をして見聞を広めるといい。ああ、失礼。それどころではないことは承知しているとも。だが少しでもスキルアップしたほうが目標を達成しやすくなるというものだ。ぜひ協力させてくれたまえ」
セクレ・ターリは訝しんでいる様子だ。建前上は客人として彼女を礼儀正しくもてなしているが、その実、二人が敵同士であることに疑いの余地はない。だからドクター・シータが妙に協力的であることを彼女は怪しんでいる。自分を罠にはめようとしているのではないかと。
実際にそのとおりなのだが、それが分かっていても彼女はドクター・シータの申し出を断るわけにはいかない。せっかくのマーリン捜索のチャンスを逃してしまうのだから。
この少女が偽物だったとしたら、この疑念を抱く反応はリアルすぎる。ドクター・シータを油断させたければ、すんなり信じたほうがいいはず。裏をかいたとしても、そのために警戒されるというリスクはでかすぎる。
だから、実はいまここにいるセクレ・ターリが本物だという可能性を捨てるわけにはいかない。ただしその場合、最初に現れたセクレ・ターリの正体と目的がまったくの不明だ。
いずれにせよ、このセクレ・ターリも完全に抹殺してしまえば何も問題はない。彼女が警戒していることは重々承知の上で、その警戒心をもってしても対処不能となるような完璧なチェックメイトを与えなければならない。
「さあさあ、こちらが地下実験室だ。我が帝国は世界でも特に科学が発達しているが、その中でもこの空間は最先端の塊だ。まだ研究中のものばかりだが、実用化にこぎつけた未発表の技術も多数あるのでね」
「そんなものをよそ者の私に見せてもいいのです? ここで見たもの、聞いたことを口外しないというような誓約書にサインしていませんですが、忘れているのなら、いまからでも署名しますですよ」
どうせ口封じされる、という考えには至っていないようだ。すべて分かった上でシラを切っているという可能性もなくはないが、それならいまの発言をする必要はなかったはずだ。
「お気遣いだけでけっこうだ。ウィッヒヒ。どうせ素人が見ても何も理解できやしないのだからね」
セクレ・ターリはムッとした表情をドクター・シータに向けた。
「仰るとおりです。ウィッウィッウィッ」
礼儀正しくあろうとしていたセクレ・ターリがそんな失礼な真似をするとは、そうとう神経に障ったらしい。言い返せなくて悔しいのか、ただ笑い方にムカついているのか。
いずれにせよ、彼女は所詮は子供なのだと知れたというものだった。
「それは私の笑い方を真似したのかね? 私の笑い方はそんなにおかしかったかね? 私はね、かつて実験に失敗して気化した劇薬を吸引してしまった。その後遺症で肺が十全ではないのだ。だからこんな笑い方になってしまうのだよ」
セクレ・ターリの顔が青ざめた。視線を泳がせた後に、小声で謝罪した。
「ごめんなさい。そうとは知らず、失礼しましたです……」
「嘘だがね」
「は?」
「ああ、実験の結果、こういう笑い方になったのは本当だよ。人の神経を逆撫でする笑い方の実験さ。いろんな笑い方で実験をしてみたが、いまの私の笑い方が『人の神経を逆撫でする笑い方の中で楽な笑い方』だから採用しているのだよ。もっと探せばほかに効率のいい笑い方があるかもしれないが、こんな研究を深追いするのは時間の無駄だからね。ウィヒヒヒ。あ、真似したければしてもいいが、ウィッウィッウィッ、ではなく、ウィッヒヒ、だ。君の笑い方は神経の逆撫で効果は十分でも、自分が疲れてしまうよ」
セクレ・ターリの口はしばらくの間、開いたままになっていた。人目を気にすることを知らぬ幼子のように呆けた顔だった。
「ウィッヒヒ。感心しすぎて脱帽したかね? それとも呆れたかね? 前者ならば二流の研究者くらいにはなれるだろう。後者なら凡夫もいいところだがね」
セクレ・ターリの口が塞がり、そしてまた開いた。今度の開口は発声のためだ。彼女は背が低いが、まるで声が飛び上がってドクター・シータの喉元に噛みつくような、そんな獰猛な色が声に宿っていた。
「あなたとゲス・エストを衝突させてみたいです。私は自分で不穏なことを口走っている自覚があり、後々反省せねばですが、いまはとっても興味津々です」
「ウィッヒヒヒ、奴とは一度、衝突しているのだよ」
「……ああ、そうでした。彼があなたと会ったと言っていたことを思い出しましたです。それで、結末はどうだったのです?」
ドクター・シータは天才と自負するだけあって、これまでの問答ではまったく言いよどむことがなかったし、嘘をつくときも鼻水をすするくらいにさりげなく織り込んできた。
その彼が少しだけ沈黙した。
その後、刃物のように鋭くギラついた冷たい目で、静かに、しかし重々しく言った。子供ではなく大人が、飛び跳ねたバッタを叩き落とすかのような冷淡な笑みで。
「奴との衝突はまだ続いているよ。奴にとってはもう終わっているかもしれないが、私はまだ幕を閉じたつもりはない。必ず奴の死に際に臨み、奴が最後に聞く音を私の笑い声で終わらせてやるのだ。ウィッヒッヒ!」
ドクター・シータは受付から連絡を受けて応接室で待機していた。
最初に連絡が来たときは、アポなしの無礼者などに割く時間などないと突っぱねたのだが、その客は「ドクター・シータは私が来ることを知っている」と、アポイントは取っている旨を告げてきたらしく、ドクター・シータは首を傾げつつも仕方なく来客を招き入れることにした。
案内係の女が応接室へ通した客を見て、ドクター・シータの目が零れ落ちそうなほど見開かれた。
その小柄な少女には見覚えがあった。見覚えがあって、再び邂逅してはならない相手だった。
「おまえ……誰だ……」
少女は銀縁メガネをクイッと上げた。メガネの奥の瞳には確かなる生者の輝きが見て取れた。
「私はセクレ・ターリと申しますです。お初にお目にかかるですが、あなたは私のことをご存知のはずではないのです? それと、聞き捨てなりませんでしたので申し上げるですが、初対面の相手を『おまえ』呼ばわりするのは、いささか失礼ではありませんか?」
――饒舌。
ドクター・シータが最初に会ったセクレ・ターリは無口だった。声を聞いた記憶すらない。
しかしこの少女はやけに饒舌だ。まったくの別人。しかし容姿はうり二つ。どちらかが偽物なのだ。
仮にどちらかが偽物だとしたら、それを仕掛けたのはこの少女本人か、あるいはその協力者のはず。
だが、このセクレという少女は自分に影武者めいた存在がいたことを知らない様子だ。
演技か? あるいは、セクレの仇を討つために誰かがセクレの幻を見せているのか。
もしも最初に会ったほうのセクレが偽物や幻だったとしたら、その策をこのセクレ当人が知らないはずがない。知らなければ策自体が無意味だ。だとすると、やはりいま目の前にいるセクレが偽者か幻なのだ。
もしかしたら、またセクレを殺そうとしたところで証拠を押さえようとしているのかもしれない。最初と同じ手を使うにはリスクが高すぎる。
「あの、すみません。もう一度申し上げましょうか? よく『おまえは早口すぎて話の理解が追いつかない』と叱られますです。自分のせいでコミュニケーションの円滑性を欠くことには自覚があるですので」
「え……ああ、失礼したね、お嬢さん。天才の私にそのような気遣いは不要だよ。私はもちろん君を知っている。君がここを訪れた目的も察しがついている。しかしいちおう聞いておこう。君がここを訪れた用件は何だね?」
「マーリンという少女のことはご存知ですよね? その子を探していますです。この研究施設内を見学させていただけるです?」
「ああ、マーリンね。ウィッヒヒヒ。知っているとも。残念ながらここにはいないよ。それでも君は探すと言うのだろう? 構わないさ。探してくれたまえ。いや、むしろ案内しよう。この私が案内してあげるよ。学生らしく研究所見学をして見聞を広めるといい。ああ、失礼。それどころではないことは承知しているとも。だが少しでもスキルアップしたほうが目標を達成しやすくなるというものだ。ぜひ協力させてくれたまえ」
セクレ・ターリは訝しんでいる様子だ。建前上は客人として彼女を礼儀正しくもてなしているが、その実、二人が敵同士であることに疑いの余地はない。だからドクター・シータが妙に協力的であることを彼女は怪しんでいる。自分を罠にはめようとしているのではないかと。
実際にそのとおりなのだが、それが分かっていても彼女はドクター・シータの申し出を断るわけにはいかない。せっかくのマーリン捜索のチャンスを逃してしまうのだから。
この少女が偽物だったとしたら、この疑念を抱く反応はリアルすぎる。ドクター・シータを油断させたければ、すんなり信じたほうがいいはず。裏をかいたとしても、そのために警戒されるというリスクはでかすぎる。
だから、実はいまここにいるセクレ・ターリが本物だという可能性を捨てるわけにはいかない。ただしその場合、最初に現れたセクレ・ターリの正体と目的がまったくの不明だ。
いずれにせよ、このセクレ・ターリも完全に抹殺してしまえば何も問題はない。彼女が警戒していることは重々承知の上で、その警戒心をもってしても対処不能となるような完璧なチェックメイトを与えなければならない。
「さあさあ、こちらが地下実験室だ。我が帝国は世界でも特に科学が発達しているが、その中でもこの空間は最先端の塊だ。まだ研究中のものばかりだが、実用化にこぎつけた未発表の技術も多数あるのでね」
「そんなものをよそ者の私に見せてもいいのです? ここで見たもの、聞いたことを口外しないというような誓約書にサインしていませんですが、忘れているのなら、いまからでも署名しますですよ」
どうせ口封じされる、という考えには至っていないようだ。すべて分かった上でシラを切っているという可能性もなくはないが、それならいまの発言をする必要はなかったはずだ。
「お気遣いだけでけっこうだ。ウィッヒヒ。どうせ素人が見ても何も理解できやしないのだからね」
セクレ・ターリはムッとした表情をドクター・シータに向けた。
「仰るとおりです。ウィッウィッウィッ」
礼儀正しくあろうとしていたセクレ・ターリがそんな失礼な真似をするとは、そうとう神経に障ったらしい。言い返せなくて悔しいのか、ただ笑い方にムカついているのか。
いずれにせよ、彼女は所詮は子供なのだと知れたというものだった。
「それは私の笑い方を真似したのかね? 私の笑い方はそんなにおかしかったかね? 私はね、かつて実験に失敗して気化した劇薬を吸引してしまった。その後遺症で肺が十全ではないのだ。だからこんな笑い方になってしまうのだよ」
セクレ・ターリの顔が青ざめた。視線を泳がせた後に、小声で謝罪した。
「ごめんなさい。そうとは知らず、失礼しましたです……」
「嘘だがね」
「は?」
「ああ、実験の結果、こういう笑い方になったのは本当だよ。人の神経を逆撫でする笑い方の実験さ。いろんな笑い方で実験をしてみたが、いまの私の笑い方が『人の神経を逆撫でする笑い方の中で楽な笑い方』だから採用しているのだよ。もっと探せばほかに効率のいい笑い方があるかもしれないが、こんな研究を深追いするのは時間の無駄だからね。ウィヒヒヒ。あ、真似したければしてもいいが、ウィッウィッウィッ、ではなく、ウィッヒヒ、だ。君の笑い方は神経の逆撫で効果は十分でも、自分が疲れてしまうよ」
セクレ・ターリの口はしばらくの間、開いたままになっていた。人目を気にすることを知らぬ幼子のように呆けた顔だった。
「ウィッヒヒ。感心しすぎて脱帽したかね? それとも呆れたかね? 前者ならば二流の研究者くらいにはなれるだろう。後者なら凡夫もいいところだがね」
セクレ・ターリの口が塞がり、そしてまた開いた。今度の開口は発声のためだ。彼女は背が低いが、まるで声が飛び上がってドクター・シータの喉元に噛みつくような、そんな獰猛な色が声に宿っていた。
「あなたとゲス・エストを衝突させてみたいです。私は自分で不穏なことを口走っている自覚があり、後々反省せねばですが、いまはとっても興味津々です」
「ウィッヒヒヒ、奴とは一度、衝突しているのだよ」
「……ああ、そうでした。彼があなたと会ったと言っていたことを思い出しましたです。それで、結末はどうだったのです?」
ドクター・シータは天才と自負するだけあって、これまでの問答ではまったく言いよどむことがなかったし、嘘をつくときも鼻水をすするくらいにさりげなく織り込んできた。
その彼が少しだけ沈黙した。
その後、刃物のように鋭くギラついた冷たい目で、静かに、しかし重々しく言った。子供ではなく大人が、飛び跳ねたバッタを叩き落とすかのような冷淡な笑みで。
「奴との衝突はまだ続いているよ。奴にとってはもう終わっているかもしれないが、私はまだ幕を閉じたつもりはない。必ず奴の死に際に臨み、奴が最後に聞く音を私の笑い声で終わらせてやるのだ。ウィッヒッヒ!」
0
あなたにおすすめの小説
異世界転移「スキル無!」~授かったユニークスキルは「なし」ではなく触れたモノを「無」に帰す最強スキルだったようです~
夢・風魔
ファンタジー
林間学校の最中に召喚(誘拐?)された鈴村翔は「スキルが無い役立たずはいらない」と金髪縦ロール女に言われ、その場に取り残された。
しかしそのスキル鑑定は間違っていた。スキルが無いのではなく、転移特典で授かったのは『無』というスキルだったのだ。
とにかく生き残るために行動を起こした翔は、モンスターに襲われていた双子のエルフ姉妹を助ける。
エルフの里へと案内された翔は、林間学校で用意したキャンプ用品一式を使って彼らの食生活を改革することに。
スキル『無』で時々無双。双子の美少女エルフや木に宿る幼女精霊に囲まれ、翔の異世界生活冒険譚は始まった。
*小説家になろう・カクヨムでも投稿しております(完結済み
アイテムボックスの最も冴えた使い方~チュートリアル1億回で最強になったが、実力隠してアイテムボックス内でスローライフしつつ駄竜とたわむれる~
うみ
ファンタジー
「アイテムボックス発動 収納 自分自身!」
これしかないと思った!
自宅で休んでいたら突然異世界に拉致され、邪蒼竜と名乗る強大なドラゴンを前にして絶対絶命のピンチに陥っていたのだから。
奴に言われるがままステータスと叫んだら、アイテムボックスというスキルを持っていることが分かった。
得た能力を使って何とかピンチを逃れようとし、思いついたアイデアを咄嗟に実行に移したんだ。
直後、俺の体はアイテムボックスの中に入り、難を逃れることができた。
このまま戻っても捻りつぶされるだけだ。
そこで、アイテムボックスの中は時間が流れないことを利用し、チュートリアルバトルを繰り返すこと1億回。ついにレベルがカンストする。
アイテムボックスの外に出た俺はドラゴンの角を折り、危機を脱する。
助けた竜の巫女と共に彼女の村へ向かうことになった俺だったが――。
異世界に召喚されたが「間違っちゃった」と身勝手な女神に追放されてしまったので、おまけで貰ったスキルで凡人の俺は頑張って生き残ります!
椿紅颯
ファンタジー
神乃勇人(こうのゆうと)はある日、女神ルミナによって異世界へと転移させられる。
しかしまさかのまさか、それは誤転移ということだった。
身勝手な女神により、たった一人だけ仲間外れにされた挙句の果てに粗雑に扱われ、ほぼ投げ捨てられるようなかたちで異世界の地へと下ろされてしまう。
そんな踏んだり蹴ったりな、凡人主人公がおりなす異世界ファンタジー!
学校ごと異世界に召喚された俺、拾ったスキルが強すぎたので無双します
名無し
ファンタジー
毎日のようにいじめを受けていた主人公の如月優斗は、ある日自分の学校が異世界へ転移したことを知る。召喚主によれば、生徒たちの中から救世主を探しているそうで、スマホを通してスキルをタダで配るのだという。それがきっかけで神スキルを得た如月は、あっという間に最強の男へと進化していく。
無能な勇者はいらないと辺境へ追放されたのでチートアイテム【ミストルティン】を使って辺境をゆるりと開拓しようと思います
長尾 隆生
ファンタジー
仕事帰りに怪しげな占い師に『この先不幸に見舞われるが、これを持っていれば幸せになれる』と、小枝を500円で押し売りされた直後、異世界へ召喚されてしまうリュウジ。
しかし勇者として召喚されたのに、彼にはチート能力も何もないことが鑑定によって判明する。
途端に手のひらを返され『無能勇者』というレッテルを貼られずさんな扱いを受けた上に、一方的にリュウジは凶悪な魔物が住む地へ追放されてしまう。
しかしリュウジは知る。あの胡散臭い占い師に押し売りされた小枝が【ミストルティン】という様々なアイテムを吸収し、その力を自由自在に振るうことが可能で、更に経験を積めばレベルアップしてさらなる強力な能力を手に入れることが出来るチートアイテムだったことに。
「ミストルティン。アブソープション!」
『了解しましたマスター。レベルアップして新しいスキルを覚えました』
「やった! これでまた便利になるな」
これはワンコインで押し売りされた小枝を手に異世界へ突然召喚され無能とレッテルを貼られた男が幸せを掴む物語。
~ワンコインで買った万能アイテムで幸せな人生を目指します~
「キヅイセ。」 ~気づいたら異世界にいた。おまけに目の前にはATMがあった。異世界転移、通算一万人目の冒険者~
あめの みかな
ファンタジー
秋月レンジ。高校2年生。
彼は気づいたら異世界にいた。
その世界は、彼が元いた世界とのゲート開通から100周年を迎え、彼は通算一万人目の冒険者だった。
科学ではなく魔法が発達した、もうひとつの地球を舞台に、秋月レンジとふたりの巫女ステラ・リヴァイアサンとピノア・カーバンクルの冒険が今始まる。
最強の異世界やりすぎ旅行記
萩場ぬし
ファンタジー
主人公こと小鳥遊 綾人(たかなし あやと)はある理由から毎日のように体を鍛えていた。
そんなある日、突然知らない真っ白な場所で目を覚ます。そこで綾人が目撃したものは幼い少年の容姿をした何か。そこで彼は告げられる。
「なんと! 君に異世界へ行く権利を与えようと思います!」
バトルあり!笑いあり!ハーレムもあり!?
最強が無双する異世界ファンタジー開幕!
魔道具頼みの異世界でモブ転生したのだがチート魔法がハンパない!~できればスローライフを楽しみたいんだけど周りがほっといてくれません!~
トモモト ヨシユキ
ファンタジー
10才の誕生日に女神に与えられた本。
それは、最強の魔道具だった。
魔道具頼みの異世界で『魔法』を武器に成り上がっていく!
すべては、憧れのスローライフのために!
エブリスタにも掲載しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる