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第二章 帝国編
第94話 リオン城④
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先制攻撃は俺から繰り出した。リーンの周囲で複数の硬い空気塊を作り、それをリーンへとぶつける。
全方位から彼女に向かって鉄球が降り注ぐくらいの破壊力を有する攻撃だが、リーンはその艶やかな髪をはためかせただけで、一歩動くどころか表情ひとつさえ変えなかった。
「全方位に振動を発生させつづけてバリアを張っているのか」
バリアに触れた空気塊は、振動によってその結束を解きほぐされ、ただの空気となり微風を残すのみとなる。
「悠長に話しかけてくるのは時間稼ぎか。空気を薄くして私から呼吸を奪うつもりだな」
そのとおりだ。本来なら彼女の頭部一帯を一瞬で真空にできるのだが、彼女の振動魔法によって操作している空気とのリンクが切られてしまうため時間がかかっている。
「ちっ、仕方ないな」
エアを呼び戻しておいてよかった。とりわけ感知系の精密魔法は彼女のサポートが必要だ。
腰の剣に手を伸ばすリーンの表情は、すでに俺を射程に捉えた狩猟動物のそれだ。
おそらく、剣を振れば斬撃が飛んでくる。振動が空気中を伝わり、それとは別に発生させた振動と共振して威力が強まる。振動の刃が移動して連続的に共振が起こり、威力はどんどん強まっていく。
「エア、空気の振動を感知して逆位相の振動を起こせるか?」
「できる」
頼もしい。ここはへたに彼女に剣を抜かせまいとするよりも、彼女に剣を使わせて慎重に対処法を構築するほうが賢明だ。
「私の斬撃を正面から受けとめるつもりか? そのような者はイーター以外では初めてだ。その心意気は面白いが、半端な防御で私の『絶断』を止められると思うなよ」
リーンが剣をシャリリリンと引き抜き、上段に構えた。
細目で鋭く俺を睨み、カッと瞳を見開く刹那、剣は振り下ろされた。
――ドンッ!
手応えがあった。俺は自分の正面で空気を分子レベルで強固に固めていたが、それを解きほぐそうとする力がかかるのと同時に強烈な衝撃が加わった。窓ガラスくらいなら簡単に割れる力だ。
「エア、さすがにおまえでも振動の位相調整は難しいか?」
「発生直後に共振した波は消せなかったけれど、九割の波は消した」
つまり彼女の攻撃は本来ならば先ほどの十倍の威力を有しているということだ。それほどの衝撃は受けとめきれない。
「なるほど。発生直後なら振動を相殺できないのだな」
リーンに余計な情報を与えてしまった。
「エア、喋りすぎだ」
先ほどは斬撃の進路上に同時に振動を発生させ、斬撃がそこを通過するにつれ威力が増すというメカニズムの攻撃だった。しかし進路上の振動はエアが消してしまう。ただし、消すまでにわずかなラグがあり、そのウィークポイントを突く発想をリーンがすぐに想起してしまったようだ。
おそらく、斬撃の進路上にあらかじめ振動を発生させるのではなく、斬撃が到達する瞬間にその座標に振動を発生させるのだ。エアが振動を消す前に斬撃が通過してしまえばいいというわけだ。
「あなたの精霊は人型にしては十分に無口なほうだよ」
リーンは再び剣を上段に構えた。
さっきよりもさらに集中している様子で、さっきよりも少しだけ剣を振るタイミングが遅くなった。
「エア! 打ち消せないなら逆位相で空気を振動させろ!」
「無理。空気の動きを感知できないと位相を特定できない。あてずっぽうで空気を振動させれば、逆に敵の攻撃を強めてしまう可能性がある」
リーンはエアを無口だと言ったが、俺からしてみればエアはかなり自発的に喋っている。
しかし彼女の成長に心を温める暇などない。俺は自分の正面の空気を強く固定した。振動に抵抗できるくらいに分子の動きを厳格に止めた。
――ズドンッ!
強烈な手応え――だけでは済まなかった。
顔面を、肩を、脇腹を、面積の広い茨のムチで打たれたように強い衝撃に打たれた。
俺の空気の固定に綻びのあった部分から、多少は弱まりつつも斬撃は抜けてきた。これほどの痛みを感じるのはいつぶりだろう。
いや、俺の過去にこれほどの痛みを受けた記憶はない。こんな身もだえするような激痛を忘れようがない。
俺は床に転がって悶えたいのを必死に堪えた。
「さすがにタイミングを合わせるのが難しい。あと三回くらいかかるか」
彼女の言うタイミングとは、斬撃が通過する瞬間にその座標に振動を発生させるタイミングのことだ。俺の防御の綻びとはまったく別の話だ。だから、俺が完璧に空気を固定したとしても、俺の意思力を上回って空気を振動させるほどの斬撃が飛んでくるようになる可能性がある。
リーンが三回と算出したことに何かしらの根拠があるのだとしたら、先ほどの斬撃の威力はマックスの二十五パーセント程度でしかないということだ。さすがに次は食らえない。
「執行モード!」
執行モードは自分の体を空気で包む状態の上位版だ。
小さく角状に固めた空気の塊を無数に作り、それを流動性の高い空気の中に分散させる。その空気をまとうのだ。
鉄のような硬さと粘度のような柔軟性を兼ね備えた鎧。それを操作するのだから飛行も自在。
俺はリーンに対して中距離戦を選んだ。
彼女と距離を取れば取るほど斬撃の威力が上がり、彼女の斬撃は一撃必殺の技へと発展してしまう。
逆に近すぎると彼女の剣に直接斬られる。さすがに鋭い剣による直接の一撃は空気で受けとめきれない。空気ごと斬られてしまう。
リーンが次の斬撃を放つ前に適切な距離へと高速で接近する。
彼女が剣を振る動作をしたので、その軌道を予測して斬撃の進路を大きく避け、勢いを殺さず天体軌道の如くリーンの周囲を周回するように接近する。
リーンよりも皇帝に接近するタイミングもあったが、皇帝を攻撃すればそれはリーンに対する隙になり、攻撃のチャンスを与えてしまう。だから俺はリーンに集中するしかない。
「――なっ!」
突如として俺を覆う空気の操作リンクが切れた。高速で動いていた俺は宙に放り出され、車にはねられたみたいに床をゴロゴロと転がされた。
「くっそ!」
完全に劣勢だ。こちらの攻撃はまったく通っていないのに、あちらの攻撃によって俺は少なくないダメージを何度も負っている。
こう一方的に魔法のリンクを解除されるとなると、さすがに相性が悪すぎる。
言い訳させないことにどれほどの価値があるのか。おそらく三時のおやつほどの価値もない。
彼女が戦闘慣れしていて魔法のセンスも抜群だということもこの戦況を作り上げた要因の一つだろう。
俺は上体を起こし、おずおずと立ち上がった。
自身を空気で覆えないのであれば行動アシストも制限されてしまう。彼女の攻撃は防御しきれない。かわす必要があるが、彼女の攻撃をかわすには行動アシストは必須だ。しかしそれを解除されてしまう。
おまけに彼女へダメージを与える手段が見あたらない。
万事休す。
まさか俺がこの言葉を思い浮かべるとは。さすがに強がりでゲスな笑みを浮かべる余裕もない。
――ふふふ。
そのとき、不意に笑い声が聞こえて背筋がゾクッとした。
俺を嘲笑うような無邪気な声。
女の子の声だが、リーンのものではない。サキーユでもなければ、第二皇妃でもない。周囲に並ぶ兵士たちの誰かでもない。
声は脳内に直接届いた。姿はない。幼い少女の声。声なのに、なぜか赤い色をしている気がした。
「誰だ! 魔術師か?」
大臣の魔術ではない。大臣は意識がない。生きているか死んでいるかすら分からない。
俺の発言が執行モードを解除されたことに対してではないことはタイミングから明白で、俺の妙な発言に、リーンをはじめ皇帝も兵士たちも皆が首を傾げた。
どうやら声は俺にしか聞こえていないらしい。
――なぜ拒むの?
「何を言っている?」
――せっかく私が力を貸してあげるって言っているのに。
そんなこと、いつ言った? 会話が噛み合っていないぞ。
いや、待て、俺は発言していないのに、俺の言おうとしている言葉が分かるのか?
なぜ俺が拒むと分かった?
まさか貴様、未来が見えるのか?
――本当にいいの? 神に仇なす力なのに?
背中がゾゾゾッと震えた。決して存在してはならない深淵の奥底を覗き込むような恐怖を感じた。
俺の体から赤いオーラがじわーっと薄く漏れ出ている。
視界が赤く染まる。
「失せろ。貴様の力は必要ない。俺に力を貸すのはエアだけでいい。他は認めない!」
俺のこの言葉にどう答えるのかと待っていたが、俺は遅れて気がついた。その返答がすでになされていることに。
「失せろと言っただろ。俺がいま戦っている相手は神なんかじゃない。他人の力を借りて他者を蹂躙するなど弱者のすることだ。俺は自分の力でリーン・リッヒに勝つ。そうでなければ最強は名乗れないからな!」
もう返事はなかった。声の主はとっくに消えていた。
「どうした、ゲス・エスト?」
「悪い。ちょっと邪魔が入った。そんじゃ、続きといこうか!」
全方位から彼女に向かって鉄球が降り注ぐくらいの破壊力を有する攻撃だが、リーンはその艶やかな髪をはためかせただけで、一歩動くどころか表情ひとつさえ変えなかった。
「全方位に振動を発生させつづけてバリアを張っているのか」
バリアに触れた空気塊は、振動によってその結束を解きほぐされ、ただの空気となり微風を残すのみとなる。
「悠長に話しかけてくるのは時間稼ぎか。空気を薄くして私から呼吸を奪うつもりだな」
そのとおりだ。本来なら彼女の頭部一帯を一瞬で真空にできるのだが、彼女の振動魔法によって操作している空気とのリンクが切られてしまうため時間がかかっている。
「ちっ、仕方ないな」
エアを呼び戻しておいてよかった。とりわけ感知系の精密魔法は彼女のサポートが必要だ。
腰の剣に手を伸ばすリーンの表情は、すでに俺を射程に捉えた狩猟動物のそれだ。
おそらく、剣を振れば斬撃が飛んでくる。振動が空気中を伝わり、それとは別に発生させた振動と共振して威力が強まる。振動の刃が移動して連続的に共振が起こり、威力はどんどん強まっていく。
「エア、空気の振動を感知して逆位相の振動を起こせるか?」
「できる」
頼もしい。ここはへたに彼女に剣を抜かせまいとするよりも、彼女に剣を使わせて慎重に対処法を構築するほうが賢明だ。
「私の斬撃を正面から受けとめるつもりか? そのような者はイーター以外では初めてだ。その心意気は面白いが、半端な防御で私の『絶断』を止められると思うなよ」
リーンが剣をシャリリリンと引き抜き、上段に構えた。
細目で鋭く俺を睨み、カッと瞳を見開く刹那、剣は振り下ろされた。
――ドンッ!
手応えがあった。俺は自分の正面で空気を分子レベルで強固に固めていたが、それを解きほぐそうとする力がかかるのと同時に強烈な衝撃が加わった。窓ガラスくらいなら簡単に割れる力だ。
「エア、さすがにおまえでも振動の位相調整は難しいか?」
「発生直後に共振した波は消せなかったけれど、九割の波は消した」
つまり彼女の攻撃は本来ならば先ほどの十倍の威力を有しているということだ。それほどの衝撃は受けとめきれない。
「なるほど。発生直後なら振動を相殺できないのだな」
リーンに余計な情報を与えてしまった。
「エア、喋りすぎだ」
先ほどは斬撃の進路上に同時に振動を発生させ、斬撃がそこを通過するにつれ威力が増すというメカニズムの攻撃だった。しかし進路上の振動はエアが消してしまう。ただし、消すまでにわずかなラグがあり、そのウィークポイントを突く発想をリーンがすぐに想起してしまったようだ。
おそらく、斬撃の進路上にあらかじめ振動を発生させるのではなく、斬撃が到達する瞬間にその座標に振動を発生させるのだ。エアが振動を消す前に斬撃が通過してしまえばいいというわけだ。
「あなたの精霊は人型にしては十分に無口なほうだよ」
リーンは再び剣を上段に構えた。
さっきよりもさらに集中している様子で、さっきよりも少しだけ剣を振るタイミングが遅くなった。
「エア! 打ち消せないなら逆位相で空気を振動させろ!」
「無理。空気の動きを感知できないと位相を特定できない。あてずっぽうで空気を振動させれば、逆に敵の攻撃を強めてしまう可能性がある」
リーンはエアを無口だと言ったが、俺からしてみればエアはかなり自発的に喋っている。
しかし彼女の成長に心を温める暇などない。俺は自分の正面の空気を強く固定した。振動に抵抗できるくらいに分子の動きを厳格に止めた。
――ズドンッ!
強烈な手応え――だけでは済まなかった。
顔面を、肩を、脇腹を、面積の広い茨のムチで打たれたように強い衝撃に打たれた。
俺の空気の固定に綻びのあった部分から、多少は弱まりつつも斬撃は抜けてきた。これほどの痛みを感じるのはいつぶりだろう。
いや、俺の過去にこれほどの痛みを受けた記憶はない。こんな身もだえするような激痛を忘れようがない。
俺は床に転がって悶えたいのを必死に堪えた。
「さすがにタイミングを合わせるのが難しい。あと三回くらいかかるか」
彼女の言うタイミングとは、斬撃が通過する瞬間にその座標に振動を発生させるタイミングのことだ。俺の防御の綻びとはまったく別の話だ。だから、俺が完璧に空気を固定したとしても、俺の意思力を上回って空気を振動させるほどの斬撃が飛んでくるようになる可能性がある。
リーンが三回と算出したことに何かしらの根拠があるのだとしたら、先ほどの斬撃の威力はマックスの二十五パーセント程度でしかないということだ。さすがに次は食らえない。
「執行モード!」
執行モードは自分の体を空気で包む状態の上位版だ。
小さく角状に固めた空気の塊を無数に作り、それを流動性の高い空気の中に分散させる。その空気をまとうのだ。
鉄のような硬さと粘度のような柔軟性を兼ね備えた鎧。それを操作するのだから飛行も自在。
俺はリーンに対して中距離戦を選んだ。
彼女と距離を取れば取るほど斬撃の威力が上がり、彼女の斬撃は一撃必殺の技へと発展してしまう。
逆に近すぎると彼女の剣に直接斬られる。さすがに鋭い剣による直接の一撃は空気で受けとめきれない。空気ごと斬られてしまう。
リーンが次の斬撃を放つ前に適切な距離へと高速で接近する。
彼女が剣を振る動作をしたので、その軌道を予測して斬撃の進路を大きく避け、勢いを殺さず天体軌道の如くリーンの周囲を周回するように接近する。
リーンよりも皇帝に接近するタイミングもあったが、皇帝を攻撃すればそれはリーンに対する隙になり、攻撃のチャンスを与えてしまう。だから俺はリーンに集中するしかない。
「――なっ!」
突如として俺を覆う空気の操作リンクが切れた。高速で動いていた俺は宙に放り出され、車にはねられたみたいに床をゴロゴロと転がされた。
「くっそ!」
完全に劣勢だ。こちらの攻撃はまったく通っていないのに、あちらの攻撃によって俺は少なくないダメージを何度も負っている。
こう一方的に魔法のリンクを解除されるとなると、さすがに相性が悪すぎる。
言い訳させないことにどれほどの価値があるのか。おそらく三時のおやつほどの価値もない。
彼女が戦闘慣れしていて魔法のセンスも抜群だということもこの戦況を作り上げた要因の一つだろう。
俺は上体を起こし、おずおずと立ち上がった。
自身を空気で覆えないのであれば行動アシストも制限されてしまう。彼女の攻撃は防御しきれない。かわす必要があるが、彼女の攻撃をかわすには行動アシストは必須だ。しかしそれを解除されてしまう。
おまけに彼女へダメージを与える手段が見あたらない。
万事休す。
まさか俺がこの言葉を思い浮かべるとは。さすがに強がりでゲスな笑みを浮かべる余裕もない。
――ふふふ。
そのとき、不意に笑い声が聞こえて背筋がゾクッとした。
俺を嘲笑うような無邪気な声。
女の子の声だが、リーンのものではない。サキーユでもなければ、第二皇妃でもない。周囲に並ぶ兵士たちの誰かでもない。
声は脳内に直接届いた。姿はない。幼い少女の声。声なのに、なぜか赤い色をしている気がした。
「誰だ! 魔術師か?」
大臣の魔術ではない。大臣は意識がない。生きているか死んでいるかすら分からない。
俺の発言が執行モードを解除されたことに対してではないことはタイミングから明白で、俺の妙な発言に、リーンをはじめ皇帝も兵士たちも皆が首を傾げた。
どうやら声は俺にしか聞こえていないらしい。
――なぜ拒むの?
「何を言っている?」
――せっかく私が力を貸してあげるって言っているのに。
そんなこと、いつ言った? 会話が噛み合っていないぞ。
いや、待て、俺は発言していないのに、俺の言おうとしている言葉が分かるのか?
なぜ俺が拒むと分かった?
まさか貴様、未来が見えるのか?
――本当にいいの? 神に仇なす力なのに?
背中がゾゾゾッと震えた。決して存在してはならない深淵の奥底を覗き込むような恐怖を感じた。
俺の体から赤いオーラがじわーっと薄く漏れ出ている。
視界が赤く染まる。
「失せろ。貴様の力は必要ない。俺に力を貸すのはエアだけでいい。他は認めない!」
俺のこの言葉にどう答えるのかと待っていたが、俺は遅れて気がついた。その返答がすでになされていることに。
「失せろと言っただろ。俺がいま戦っている相手は神なんかじゃない。他人の力を借りて他者を蹂躙するなど弱者のすることだ。俺は自分の力でリーン・リッヒに勝つ。そうでなければ最強は名乗れないからな!」
もう返事はなかった。声の主はとっくに消えていた。
「どうした、ゲス・エスト?」
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