2 / 53
1.エンゲージリング
001
しおりを挟む
バイトあけの日曜日の昼間。久しぶりにおしゃれをした。
今日はガーリーに決めてみよう。そう思い、マスタード色のシャツワンピにしてみた。膝下丈のワンピースのウエストを黒のタッセルベルトでしぼり、ベージュの厚底サンダルを合わせた。我ながら気合が入っていると思う。
本当はこれからデートと言いたいところだけれど、一年前に大失恋をして、それ以来ずっと彼氏はいない。別れた直後は落ち込む日々で、休日が憂鬱に思うほどだった。
でも最近はそう思うこともなくなった。慣れとは怖い。逆にひとりでいるのが楽だと思うようになり、ひとりカラオケ、ひとりお好み焼き、ひとりパンケーキ、さらには初詣のひとり参拝も経験した。
今日はとても天気がいい。少し日射しは強いけれど、不快な暑さではない。わたしは電車で隣駅まで行くと、駅近くのファストフード店で昼食をとり、食後にぶらぶらとあてもなく歩いていた。
駅前なので人通りが多い。わたしは人混みをかきわけ、次はどこに行こうかと視線をさまよわせた。
そのとき、反対側の歩道にいる挙動不審な人物が目に止まった。
妙に気になるその動き。立ち止まり、興味本位でその顔をたしかめたら、驚いたことに見覚えのある人物だった。
懐かしい。
彼とは七年ぶりの再会だった。
「お久しぶりです」
小走りで駆け寄って声をかけると、彼は急に目の前に現れたわたしに仰天した。
「君、だ、誰!?」
「嘘? 教え子の顔を忘れちゃったんですか?」
「教え子? ああ、そっかそっか。ちょ、ちょっと待ってろ、いま思い出すから」
少々、驚きすぎじゃないだろうか。軽く声をかけただけなのに、ひどく動揺し、顔が七変化している。
わたしはそれがおもしろくてしばらく黙って眺めていたが、そう時間をおかずして、情けない声が返ってきた。
「だめだ、ギブアップ。悪いんだけど、名前を教えてくれないか?」
どうしても思い出せないみたい。無理もない。七年前のわたしはまだ小学生だったから。
「六年二組の小松崎《こまつざき》ですよ」
わたしが声をかけたのは小学校の担任だった、佐野奏大《さのかなた》。
当時は教師になって二年目の二十四歳で、やる気全開、フレッシュさも満載だった。
七年ぶりに再会した佐野先生は年齢を重ねた分、フレッシュさは抜けていたけれど、挙動不審な部分はとりあえず置いておいて、見た目も雰囲気もあの頃とあまり変わっていないような気がする。
「えっと……小松崎……さん?」
「信じられない。名前を教えても思い出せないなんて。卒業式の日に号泣して佐野先生になぐさめてもらった小松崎ですよ」
「卒業式……号泣……。あっ! もしかして、輝?」
「やっと思い出してくれた! そうです、輝です!」
「覚えてるよ。ショートカットの男みたいだった輝か!」
佐野先生の表情がいっぺんに明るくなる。頭のてっぺんからつま先までをひと通り見て、「時の流れは恐ろしいな」とつぶやいた。
「男みたいって、それってひどくないですか?」
わたしは胸下まである髪をこれ見よがしに手で揺らしながら拗ねたように言う。
たしかに小学生の頃のわたしは色黒のショートカットで、いまとかなりギャップがある。だけど昔からおしゃれが好きで、洋服に関しては女の子っぽいかわいらしいデザインを好んでよく着ていたので心外だ。
「ずいぶん大人になったなあ。女らしくなったもんだからわからなかった」
「佐野先生はぜんぜん変わっていませんね」
黒のVネックTシャツにジーンズ姿の佐野先生は三十歳を過ぎているのに二十代半ばぐらいに見える。
「輝は大学生か?」
「はい、S大の二年です」
「そうか、すごいな。けっこういい大学に進学したんだな。輝は昔から頭がよかったもんな」
わたしの顔を見てもすぐに思い出せなかったくせに、そういうことは覚えているのか。でもそれはそれでうれしい。大勢の教え子がいるのに、『小松崎輝』という人間を記憶してもらえていたんだ。
「それにしても小学生だったのに急に大人になって現れると、さすがに思い出すにも苦労するよ。元気だったか?」
佐野先生はせっかくの端整な顔立ちをくしゃっとさせ、懐かしそうにやさしい笑みをこぼす。
その変わらない姿にほっとする。
佐野先生は親しみやすく、児童にも保護者にも人気があった。バレンタインデーのときは、クラスの女の子たちが競って手作りのチョコを渡していたほどだ。わたしもそのひとり。
「見ての通り元気です。それより佐野先生、こんなところでなにをしているんですか? わたし、向かいの通りにいたんですけど、めちゃめちゃ怪しい人に映ってましたよ」
普通に歩いていたなら気づかなかったかもしれない。
ある店の前を行ったり来たり。ガラス越しに覗き込もうとしたり、立ち止まったかと思ったら急に歩き出したり。通りすぎる人もみんな怪訝な目で見ていた。
「いや、それがな……」
きまりが悪そうになにかを言いかけた。歯切れの悪い佐野先生なんて珍しい。わたしは興味を抱いた。
「もしかして、このお店が気になるんですか?」
目の前の店はジュエリーショップ。佐野先生は「ああ」と言いながら、後頭部をぼりぼりとかいた。
「ああ。でもひとりで入るにはどうも勇気がいるんだよな」
「プレゼントですか?」
「……うん、まあそうだな」
「もしかしてエンゲージリングだったりして」
冗談のつもりで言ったけれど、佐野先生は恥ずかしそうにわたしから視線を逸らした。
「結婚するんですか?」
「そのつもりなんだけど。どうだろう? プロポーズはまだしていないんだ」
佐野先生が結婚……。
あれから七年。佐野先生も三十一歳だし、そりゃあ結婚していたっておかしくない年齢だ。
どんな恋人なんだろう。佐野先生は格好いいから、相手の女性もきれいな人なんだろうな。
「それで指輪を買いに来たんですね。指輪を渡してプロポーズだなんて、その彼女は幸せですね」
「やっぱり女性ってそういうものなのか?」
「なにがですか?」
「プロポーズは指輪と一緒がいいのかな?」
「まあそうですね。でもわたしはなくてもいいですけど。ちゃんとした言葉さえもらえれば、それで十分かな」
「なるほど、そっか。そういう女性もいるのか。あっ、なんか悪いな。七年ぶりに会ったっていうのに変なこと聞いちゃって。俺もなんでこんなこと相談してるんだか」
佐野先生がテンパっている。こんなの、見たことがない。児童の前ではいつも堂々としていて、頼りがいのある先生だった。
でも目の前にいる佐野先生は普通のひとりの男の人で、少しだけ自分が対等な立場に近づけたような気がした。
だからなのかな。気がつくとわたしはとんでもないことを口にしていた。
「わたしだって二十歳の大人です。佐野先生の相談にだってのれますよ。なんだったらこのお店に入るのをつき合いましょうか?」
今日はガーリーに決めてみよう。そう思い、マスタード色のシャツワンピにしてみた。膝下丈のワンピースのウエストを黒のタッセルベルトでしぼり、ベージュの厚底サンダルを合わせた。我ながら気合が入っていると思う。
本当はこれからデートと言いたいところだけれど、一年前に大失恋をして、それ以来ずっと彼氏はいない。別れた直後は落ち込む日々で、休日が憂鬱に思うほどだった。
でも最近はそう思うこともなくなった。慣れとは怖い。逆にひとりでいるのが楽だと思うようになり、ひとりカラオケ、ひとりお好み焼き、ひとりパンケーキ、さらには初詣のひとり参拝も経験した。
今日はとても天気がいい。少し日射しは強いけれど、不快な暑さではない。わたしは電車で隣駅まで行くと、駅近くのファストフード店で昼食をとり、食後にぶらぶらとあてもなく歩いていた。
駅前なので人通りが多い。わたしは人混みをかきわけ、次はどこに行こうかと視線をさまよわせた。
そのとき、反対側の歩道にいる挙動不審な人物が目に止まった。
妙に気になるその動き。立ち止まり、興味本位でその顔をたしかめたら、驚いたことに見覚えのある人物だった。
懐かしい。
彼とは七年ぶりの再会だった。
「お久しぶりです」
小走りで駆け寄って声をかけると、彼は急に目の前に現れたわたしに仰天した。
「君、だ、誰!?」
「嘘? 教え子の顔を忘れちゃったんですか?」
「教え子? ああ、そっかそっか。ちょ、ちょっと待ってろ、いま思い出すから」
少々、驚きすぎじゃないだろうか。軽く声をかけただけなのに、ひどく動揺し、顔が七変化している。
わたしはそれがおもしろくてしばらく黙って眺めていたが、そう時間をおかずして、情けない声が返ってきた。
「だめだ、ギブアップ。悪いんだけど、名前を教えてくれないか?」
どうしても思い出せないみたい。無理もない。七年前のわたしはまだ小学生だったから。
「六年二組の小松崎《こまつざき》ですよ」
わたしが声をかけたのは小学校の担任だった、佐野奏大《さのかなた》。
当時は教師になって二年目の二十四歳で、やる気全開、フレッシュさも満載だった。
七年ぶりに再会した佐野先生は年齢を重ねた分、フレッシュさは抜けていたけれど、挙動不審な部分はとりあえず置いておいて、見た目も雰囲気もあの頃とあまり変わっていないような気がする。
「えっと……小松崎……さん?」
「信じられない。名前を教えても思い出せないなんて。卒業式の日に号泣して佐野先生になぐさめてもらった小松崎ですよ」
「卒業式……号泣……。あっ! もしかして、輝?」
「やっと思い出してくれた! そうです、輝です!」
「覚えてるよ。ショートカットの男みたいだった輝か!」
佐野先生の表情がいっぺんに明るくなる。頭のてっぺんからつま先までをひと通り見て、「時の流れは恐ろしいな」とつぶやいた。
「男みたいって、それってひどくないですか?」
わたしは胸下まである髪をこれ見よがしに手で揺らしながら拗ねたように言う。
たしかに小学生の頃のわたしは色黒のショートカットで、いまとかなりギャップがある。だけど昔からおしゃれが好きで、洋服に関しては女の子っぽいかわいらしいデザインを好んでよく着ていたので心外だ。
「ずいぶん大人になったなあ。女らしくなったもんだからわからなかった」
「佐野先生はぜんぜん変わっていませんね」
黒のVネックTシャツにジーンズ姿の佐野先生は三十歳を過ぎているのに二十代半ばぐらいに見える。
「輝は大学生か?」
「はい、S大の二年です」
「そうか、すごいな。けっこういい大学に進学したんだな。輝は昔から頭がよかったもんな」
わたしの顔を見てもすぐに思い出せなかったくせに、そういうことは覚えているのか。でもそれはそれでうれしい。大勢の教え子がいるのに、『小松崎輝』という人間を記憶してもらえていたんだ。
「それにしても小学生だったのに急に大人になって現れると、さすがに思い出すにも苦労するよ。元気だったか?」
佐野先生はせっかくの端整な顔立ちをくしゃっとさせ、懐かしそうにやさしい笑みをこぼす。
その変わらない姿にほっとする。
佐野先生は親しみやすく、児童にも保護者にも人気があった。バレンタインデーのときは、クラスの女の子たちが競って手作りのチョコを渡していたほどだ。わたしもそのひとり。
「見ての通り元気です。それより佐野先生、こんなところでなにをしているんですか? わたし、向かいの通りにいたんですけど、めちゃめちゃ怪しい人に映ってましたよ」
普通に歩いていたなら気づかなかったかもしれない。
ある店の前を行ったり来たり。ガラス越しに覗き込もうとしたり、立ち止まったかと思ったら急に歩き出したり。通りすぎる人もみんな怪訝な目で見ていた。
「いや、それがな……」
きまりが悪そうになにかを言いかけた。歯切れの悪い佐野先生なんて珍しい。わたしは興味を抱いた。
「もしかして、このお店が気になるんですか?」
目の前の店はジュエリーショップ。佐野先生は「ああ」と言いながら、後頭部をぼりぼりとかいた。
「ああ。でもひとりで入るにはどうも勇気がいるんだよな」
「プレゼントですか?」
「……うん、まあそうだな」
「もしかしてエンゲージリングだったりして」
冗談のつもりで言ったけれど、佐野先生は恥ずかしそうにわたしから視線を逸らした。
「結婚するんですか?」
「そのつもりなんだけど。どうだろう? プロポーズはまだしていないんだ」
佐野先生が結婚……。
あれから七年。佐野先生も三十一歳だし、そりゃあ結婚していたっておかしくない年齢だ。
どんな恋人なんだろう。佐野先生は格好いいから、相手の女性もきれいな人なんだろうな。
「それで指輪を買いに来たんですね。指輪を渡してプロポーズだなんて、その彼女は幸せですね」
「やっぱり女性ってそういうものなのか?」
「なにがですか?」
「プロポーズは指輪と一緒がいいのかな?」
「まあそうですね。でもわたしはなくてもいいですけど。ちゃんとした言葉さえもらえれば、それで十分かな」
「なるほど、そっか。そういう女性もいるのか。あっ、なんか悪いな。七年ぶりに会ったっていうのに変なこと聞いちゃって。俺もなんでこんなこと相談してるんだか」
佐野先生がテンパっている。こんなの、見たことがない。児童の前ではいつも堂々としていて、頼りがいのある先生だった。
でも目の前にいる佐野先生は普通のひとりの男の人で、少しだけ自分が対等な立場に近づけたような気がした。
だからなのかな。気がつくとわたしはとんでもないことを口にしていた。
「わたしだって二十歳の大人です。佐野先生の相談にだってのれますよ。なんだったらこのお店に入るのをつき合いましょうか?」
0
あなたにおすすめの小説
橘若頭と怖がり姫
真木
恋愛
八歳の希乃は、母を救うために極道・橘家の門を叩き、「大人になったら自分のすべてを差し出す」と約束する。
その言葉を受け取った橘家の若頭・司は、希乃を保護し、慈しみ、外界から遠ざけて育ててきた。
高校生になった希乃は、虚弱体質で寝込んでばかり。思いつめて、今まで養ってもらったお金を返そうと夜の街に向かうが、そこに司が現れて……。
Lucia(ルシア)変容者たち
おまつり
恋愛
人は、ときに自分の中に「もう一人の自分」を抱えて生きている。
それがもし、感情の揺らぎや、誰かとの触れ合いによって、男女の姿を入れ替える存在だったとしたら――。
カフェ『リベラ』を営むリアと、雑誌編集者の蓮。
二人は、特定の感情を抱くと性別が変わる「性別変容者」だった。
誰にも明かせない秘密を抱えながら生きてきた彼らは、互いの存在に出会い、初めて“同類”として心を通わせていく。
愛が深まるほど、境界は曖昧になる。
身体と心の輪郭は揺らぎ、「自分とは何者なのか」という問いが、静かに迫ってくる。
一方、過去に囚われ、自分自身を強く否定し続けてきたウェディングプランナー・景子と、まっすぐすぎるほど不器用な看護学生・ユウ。
彼らもまた、変容者として「変わること」と「失うこと」の狭間で、避けられない選択を迫られていく。
これは、誰の記憶にも残らないかもしれない“もう一人の自分”と共に生きながら、
それでも確かに残る愛を探し続けた人々の、静かなヒューマンドラマ。
※毎日20時に1章ずつ更新していく予定です。
迷子の会社員、異世界で契約取ったら騎士さまに溺愛されました!?
翠月 瑠々奈
恋愛
気づいたら見知らぬ土地にいた。
衣食住を得るため偽の婚約者として契約獲得!
だけど……?
※過去作の改稿・完全版です。
内容が一部大幅に変更されたため、新規投稿しています。保管用。
忘れられたら苦労しない
菅井群青
恋愛
結婚を考えていた彼氏に突然振られ、二年間引きずる女と同じく過去の恋に囚われている男が出会う。
似ている、私たち……
でもそれは全然違った……私なんかより彼の方が心を囚われたままだ。
別れた恋人を忘れられない女と、運命によって引き裂かれ突然亡くなった彼女の思い出の中で生きる男の物語
「……まだいいよ──会えたら……」
「え?」
あなたには忘れらない人が、いますか?──
籠の鳥〜見えない鎖に囚われて✿❦二人の愛から…逃れられない。
クラゲ散歩
恋愛
私。ユリアナ=オリーブ(17)は、自然豊かなオータム国にあるグローパー学院に在籍している。
3年生になって一ヶ月が経ったある日。学院長に呼ばれた。技術と魔術の発展しているフォール国にある。姉妹校のカイト学院に。同じクラスで3年生の男子3名と女子3名(私を含め)。計6名で、半年の交換留学をする事になった。
ユリアナは、気楽な気持ちで留学をしたのだが…まさか学院で…あの二人に会うなんて。これは…仕組まれていたの?幼い頃の記憶。
「早く。早く。逃げなきゃ。誰か〜私を…ここから…。」
嘘をつく唇に優しいキスを
松本ユミ
恋愛
いつだって私は本音を隠して嘘をつくーーー。
桜井麻里奈は優しい同期の新庄湊に恋をした。
だけど、湊には学生時代から付き合っている彼女がいることを知りショックを受ける。
麻里奈はこの恋心が叶わないなら自分の気持ちに嘘をつくからせめて同期として隣で笑い合うことだけは許してほしいと密かに思っていた。
そんなある日、湊が『結婚する』という話を聞いてしまい……。
遡ったのは君だけじゃない。離縁状を置いて出ていった妻ーー始まりは、そこからだった。
沼野 花
恋愛
私は、夫にも子供にも選ばれなかった。
その事実だけを抱え、離縁を突きつけ、家を出た。
そこで待っていたのは、最悪の出来事――
けれど同時に、人生の扉がひらく瞬間でもあった。
夫は愛人と共に好きに生きればいい。
今さら「本当に愛していたのは君だ」と言われても、裏切ったあなたを許すことはできない。
でも、子供たちの心だけは、必ず取り戻す。
妻にも母にもなれなかった伯爵夫人イネス。
過去を悔いながらも、愛を手に入れることを決めた彼女が辿り着いた先には――
お前が欲しくて堪らない〜年下御曹司との政略結婚
ラヴ KAZU
恋愛
忌まわしい過去から抜けられず、恋愛に臆病になっているアラフォー葉村美鈴。
五歳の時の初恋相手との結婚を願っている若き御曹司戸倉慶。
ある日美鈴の父親の会社の借金を支払う代わりに美鈴との政略結婚を申し出た慶。
年下御曹司との政略結婚に幸せを感じることが出来ず、諦めていたが、信じられない慶の愛情に困惑する美鈴。
慶に惹かれる気持ちと過去のトラウマから男性を拒否してしまう身体。
二人の恋の行方は……
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる