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「優希さん。ダンボール来たから運ぶよ~」
晴れ晴れな3月後。蓮さんとの共同生活が始まった。
なんと俺は一条蓮さんとなんのトラブルも無くそのままゴールイン。最初は貴方様の家柄にうちは合いません。結婚はやっぱりやめましょうと佐藤家から申し出たものの。
【嘘をついた挙句身分の差から結婚に断りを入れるなど、なんと非道か。】
と捲し立てあげられて流石に震えすぎて立てる所ではなかった俺たちは一条家に恐れ入りながら結婚した。
流石一条家と言った所か。日本有数の商家なので結婚式の絢爛豪華たるや。もしかしたらこの調子でヘリコプターが来てそこからハネムーンを過ごすかもしれないと思うほど豪華だった。結果、ヘリコプターは来なかった。
俺が白いタキシードにベールを被り、蓮さんは黒いタキシードでぴしりと決めていた。
誓のキスをする時、俺は石俺は石と迫り来る美しい顔に耐えながらなんとかやり過ごした。キスされた時は覚えてない。佐藤家はなんだかんだ言って俺と蓮さんの結婚に感動していて、凄く泣いていた。俺はよく分からなかった。ノリで盛りまくったお見合いプロフィールを作ってそれが発端となって無理やり結婚したようなものに、そこから何故感動が生まれるのか…。ノリで入籍したようなもんじゃん。
招待した腐女子友達、あっちゃんも号泣していた。彼女は別の意味で泣いてそうだけど。
「な、なぁ、ゆうちゃん。あの子めっちゃ可愛いんだけど。ゆうちゃんの来賓の子だろ?」
「え?」
兄ちゃんが近付いてきてチョークスリーパーされると思ったらなんとあっちゃんの事を可愛いと言い出してきた。
兄ちゃんは蓮さんには劣るけど傍から見てもかっこいい方だと思う。だがしかしガキっぽい性格は行き過ぎるところがあってそこが腹立つポイントだ。
「あー……(あっちゃんの許容範囲内だよ…な?)……行ってみれば?今たしかフリーだよ。」
「え!?まじで!?行くいくーーー!!」
お互い後悔しないといいけど。
あっちゃんの元へ向かう兄を死んだ横目で見てると、蓮さんが話し掛けてきた。
「優希さん。親戚に紹介したいから一緒に来てもらっていい?」
「あ、は、はい!」
まだ会って間もないのにスピード婚。正直、見た目も、家柄も、全てがこの人に見合ってないと思う。
でも、蓮さんは俺が嘘をついてでも結婚したいと言ってくれた。その優しさに今はあやかろう。
一条家の知り合いなど、沢山の人が来る中で蓮さんは俺をさらりとエスコートして、孤立しないようにしてくれた。
色んな人に話しかけるうちに、1部こんなやつと…?見たいな冷めた目で見られたけど…、。そんな目を向けられると、酷く安心した。やっぱりそうだよね!そう俺がにこにこしていると何故か相手は引いた顔をしていた。Mじゃないよ!
「おぉ!蓮くん!いやはや、〇〇大学卒業!そして留学してそのまま〇〇商事の一員になってとても優秀であると評価されているなんて、まぁなんと素晴らしいことか!」
指5本に金色の指輪をつけて富豪太りをしているちょび髭のおじさんが、蓮さんに向かってそう言い放つ。
思ってたけど蓮さん俺の盛り盛りプロフィールとほぼ経歴一緒じゃないか。身長も180以上あるし。
そんな人に俺たちはあんなことを…。あぁ……。俺は途中恥ずかしくなって、結婚式終盤はほぼ下を向いて過ごした。
晴れ晴れな3月後。蓮さんとの共同生活が始まった。
なんと俺は一条蓮さんとなんのトラブルも無くそのままゴールイン。最初は貴方様の家柄にうちは合いません。結婚はやっぱりやめましょうと佐藤家から申し出たものの。
【嘘をついた挙句身分の差から結婚に断りを入れるなど、なんと非道か。】
と捲し立てあげられて流石に震えすぎて立てる所ではなかった俺たちは一条家に恐れ入りながら結婚した。
流石一条家と言った所か。日本有数の商家なので結婚式の絢爛豪華たるや。もしかしたらこの調子でヘリコプターが来てそこからハネムーンを過ごすかもしれないと思うほど豪華だった。結果、ヘリコプターは来なかった。
俺が白いタキシードにベールを被り、蓮さんは黒いタキシードでぴしりと決めていた。
誓のキスをする時、俺は石俺は石と迫り来る美しい顔に耐えながらなんとかやり過ごした。キスされた時は覚えてない。佐藤家はなんだかんだ言って俺と蓮さんの結婚に感動していて、凄く泣いていた。俺はよく分からなかった。ノリで盛りまくったお見合いプロフィールを作ってそれが発端となって無理やり結婚したようなものに、そこから何故感動が生まれるのか…。ノリで入籍したようなもんじゃん。
招待した腐女子友達、あっちゃんも号泣していた。彼女は別の意味で泣いてそうだけど。
「な、なぁ、ゆうちゃん。あの子めっちゃ可愛いんだけど。ゆうちゃんの来賓の子だろ?」
「え?」
兄ちゃんが近付いてきてチョークスリーパーされると思ったらなんとあっちゃんの事を可愛いと言い出してきた。
兄ちゃんは蓮さんには劣るけど傍から見てもかっこいい方だと思う。だがしかしガキっぽい性格は行き過ぎるところがあってそこが腹立つポイントだ。
「あー……(あっちゃんの許容範囲内だよ…な?)……行ってみれば?今たしかフリーだよ。」
「え!?まじで!?行くいくーーー!!」
お互い後悔しないといいけど。
あっちゃんの元へ向かう兄を死んだ横目で見てると、蓮さんが話し掛けてきた。
「優希さん。親戚に紹介したいから一緒に来てもらっていい?」
「あ、は、はい!」
まだ会って間もないのにスピード婚。正直、見た目も、家柄も、全てがこの人に見合ってないと思う。
でも、蓮さんは俺が嘘をついてでも結婚したいと言ってくれた。その優しさに今はあやかろう。
一条家の知り合いなど、沢山の人が来る中で蓮さんは俺をさらりとエスコートして、孤立しないようにしてくれた。
色んな人に話しかけるうちに、1部こんなやつと…?見たいな冷めた目で見られたけど…、。そんな目を向けられると、酷く安心した。やっぱりそうだよね!そう俺がにこにこしていると何故か相手は引いた顔をしていた。Mじゃないよ!
「おぉ!蓮くん!いやはや、〇〇大学卒業!そして留学してそのまま〇〇商事の一員になってとても優秀であると評価されているなんて、まぁなんと素晴らしいことか!」
指5本に金色の指輪をつけて富豪太りをしているちょび髭のおじさんが、蓮さんに向かってそう言い放つ。
思ってたけど蓮さん俺の盛り盛りプロフィールとほぼ経歴一緒じゃないか。身長も180以上あるし。
そんな人に俺たちはあんなことを…。あぁ……。俺は途中恥ずかしくなって、結婚式終盤はほぼ下を向いて過ごした。
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