34 / 1,519
おっぱい吸う?
しおりを挟む切り株の上に溝を切ってもらい、二本の間に丸太を乗せる。普通に持つととても重い。丸太の片方を持ち上げて切り株の片側に乗せ、反対側に回り肩を入れて押し、もう片方の切り株に乗せて長過ぎたら切ってもらうのを繰り返し、縦方向に十一箇所。体力の限界…気力も尽き休憩することになりました。
「お疲れ様。おっぱい吸う?」
吸った。長い切り株に背中を預けて胡座をかき、対面座位で息を荒らげながら吸い付いた。
「好きだ」
「おっぱいが?」
「イゼッタが」
「相思相愛」
微笑んだイゼッタが頭を抱き締めてくれた。窒息しそうです。
一頻りチュパチュパと回復したら作業の再開だ。縦方向に丸太を乗せたので、今度は横方向。今度は全体に敷き詰めるのでさっきの何倍もの量を乗せなきゃならん。
丸太を乗せたら重なる所を風魔法で抉り、がた付きが無くなるまで密着させるのを繰り返す。丸太がさっきより長いからとてもとても重いが一本毎に時間が掛かる為休み休み何とか動けている。
三分の一程乗せた頃には日が真上を過ぎていた。
「お昼休憩。今日はここまで」
「ぜ、是非そうして…くれ…」
湖で一人汗を流した。明るい?覗き?どーでも良い。冷水が染み渡る…。
産まれたままの姿でテントに向かうとイゼッタが焚き火の前に座って何か焼いていた。
マタル粉と水と水飴を練り混ぜて棒に巻き付け焼いてるようだ。ツイストパンなんてよく知ってたな。
「その作り方、知ってたのか?」
「さっき思い付いた」
「ツイストパン…、ツイストソーサーかな」
「そう言う名前なの?」
「子供の頃一度作った事がある」
「懐かしの味?」
「どうかな。お前が作ってくれたからもっと美味いと思うぞ」
「えへへ」
えへへ頂きました。頭を撫でたらペロペロして来たが、焼き上がる間に着替えてしまおう。
ツイストソーサーは外はカリッと、中はモチッとして甘いパンだった。疲れた体に糖分が染み渡る…。
「大変美味しゅう御座いました」
「お粗末様で御座いました」
食休みの後は狩りに出掛ける。メインは肉で木の実も欲しい。
俺とイゼッタを布帯で括り、肩掛けカバンを下げて対岸へ。森の中はゴーラが多い。一杯倒しても食べ切れないので、一匹引っぱたいてトドメを刺し、ズルズル引き摺り水際へ。まだ棒でも充分相手できるな。
「何処を食えば良いのか」
「全身食べられる。とにかく血抜き」
エアロで首を切り落とす。逞しくなったなー。そこからは俺が慎重に腹を裂いて腸を出す。手足も切って湖に浸して更に血を抜く。こいつは雄なのでこれも切り落としておこう。
血の匂いでゴーラが寄って来たので腸等を消費してもらい、その隙に島に飛ぶ。
泳げないみたいで追っては来なかった。
粗方血抜きもできたので皮を剥ぐ。皮は餌にするから雑で良い。太腿の骨を外して塊肉の完成。これだけで一回食える量があるな。
「切って焼いとく」
ならば木の実を取ってこよう。
一人で飛ぶのは楽なので島の外へサッと行って取れるだけ取ってスッと帰る。
暇を持て余した焼肉係が干し肉作ってた。
「薪取ってきて」
お拗ねになられて居るご様子。抱きしめキスして撫で回し、柔らかくなった所で薪拾いに行ってきます。
蔦で縛ってゴッソリ持って来ましたよ。余った分はテントの壁に足しておく。
乾くのを待つ干し肉予備軍は衣類と一緒に干してやる。テントの中いっぱいに肉が飾られた。
暫くは干し肉に困るまい。
ゴーラの肉は赤身なのに柔らかく、豚肉の様な食感だった。木の実は昨日食べた山葡萄もどきだけをチョイスした。
イゼッタが水浴びすると言うので着いて行き、ねっとり裸を堪能した。
テントに戻って着替えを凝視し抱き合って寝る。
明日は街に行って買い物しよう。お風呂にも入ろうな。
0
あなたにおすすめの小説
スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活
昼寝部
ファンタジー
この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。
しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。
そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。
しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。
そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。
これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
貞操逆転世界に転生したのに…男女比一対一って…
美鈴
ファンタジー
俺は隼 豊和(はやぶさ とよかず)。年齢は15歳。今年から高校生になるんだけど、何を隠そう俺には前世の記憶があるんだ。前世の記憶があるということは亡くなって生まれ変わったという事なんだろうけど、生まれ変わった世界はなんと貞操逆転世界だった。これはモテると喜んだのも束の間…その世界の男女比の差は全く無く、男性が優遇される世界ではなかった…寧ろ…。とにかく他にも色々とおかしい、そんな世界で俺にどうしろと!?また誰とも付き合えないのかっ!?そんなお話です…。
※カクヨム様にも投稿しております。内容は異なります。
※イラストはAI生成です
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
みこみこP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
ブラック企業でポイントを極めた俺、異世界で最強の農民になります
はぶさん
ファンタジー
ブラック企業で心をすり減らし過労死した俺が、異世界で手にしたのは『ポイント』を貯めてあらゆるものと交換できるスキルだった。
「今度こそ、誰にも搾取されないスローライフを送る!」
そう誓い、辺境の村で農業を始めたはずが、飢饉に苦しむ人々を見過ごせない。前世の知識とポイントで交換した現代の調味料で「奇跡のプリン」を生み出し、村を救った功績は、やがて王都の知るところとなる。
これは、ポイント稼ぎに執着する元社畜が、温かい食卓を夢見るうちに、うっかり世界の謎と巨大な悪意に立ち向かってしまう物語。最強農民の異世界改革、ここに開幕!
毎日二話更新できるよう頑張ります!
スライムすら倒せない底辺冒険者の俺、レベルアップしてハーレムを築く(予定)〜ユニークスキル[レベルアップ]を手に入れた俺は最弱魔法で無双する
カツラノエース
ファンタジー
ろくでもない人生を送っていた俺、海乃 哲也は、
23歳にして交通事故で死に、異世界転生をする。
急に異世界に飛ばされた俺、もちろん金は無い。何とか超初級クエストで金を集め武器を買ったが、俺に戦いの才能は無かったらしく、スライムすら倒せずに返り討ちにあってしまう。
完全に戦うということを諦めた俺は危険の無い薬草集めで、何とか金を稼ぎ、ひもじい思いをしながらも生き繋いでいた。
そんな日々を過ごしていると、突然ユニークスキル[レベルアップ]とやらを獲得する。
最初はこの胡散臭過ぎるユニークスキルを疑ったが、薬草集めでレベルが2に上がった俺は、好奇心に負け、ダメ元で再びスライムと戦う。
すると、前までは歯が立たなかったスライムをすんなり倒せてしまう。
どうやら本当にレベルアップしている模様。
「ちょっと待てよ?これなら最強になれるんじゃね?」
最弱魔法しか使う事の出来ない底辺冒険者である俺が、レベルアップで高みを目指す物語。
他サイトにも掲載しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる