女神に嫌われた俺に与えられたスキルは《逃げる》だった。

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粗チン

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 裸の女と首無しゴーラをパージしてその場に寝かせたら、テイカの様子を見てやろう。
三対一でも全然余裕で、既に二匹が堕ちていた。馬鹿正直に突っ込んで来るブフリムを華麗に躱してナニを斬る。悲痛な叫びを上げる間も無く首が落ちた。他の二つも同じ死に方だ。ナニを斬る必要はあったのだろうか…?

「お疲れさん」

「時間が掛かってしまいました。申し訳ありません」

女の介抱を頼んで荒屋に入ると中にも一人女が汚されてた。意識が無いし、取り敢えず外に出しておこう。
他の四つの荒屋も順繰りで回ってみたが、子供のモンスターが数匹居る程度で金になりそうな物は無かった。勿論殺したよ。

荒屋があるとまた集落を作りかねんので、荒屋毎飛んで森の中に投げ捨てすっかり更地にしてやった。テイカの元に戻ると裸の女が意識を取り戻していた。

「あんた…、よくも…」

「貴重な体験だったな」

「殺してやる!」

「あんな粗チンに刃向かえなかったのにか?」

「あんたの方が粗チンでしょ!?」

「どうかな?試しに見てみるか?」

「あんな太いの初めて見たのよ!あんたのなん…て…」

ズボンからボロンとしてやると、女の目が点になった。

「何時見てもご立派です」

さっきまでナニを斬ってた手でサスサスされるとドキドキしますよ、テイカさん。今は使う用が無いのでササッと仕舞う。

「ナニソレ…」

もう一人の女も意識が戻ったようで俺のを見て声を漏らした。

「あたいのヤられてるのを見ておっ立てたってかい?」

「訳ありで常にこうなんだ」

「カケル様、そろそろ戻りましょう」

「そうだな。雑魚の方のゴーラを四~五匹持って帰ろうか」

「あ!あたい達はどうすんのさ!?」

「私も…」

置いて行かれると思ったのか、ワタワタしだす裸の女。それに釣られるもう一人。

「謝辞を述べる気があるなら人の居る集落まで送ってやるぞ?」

「あ…、あたい等はメルタールの冒険者だ」

「へー。俺は一応バルタリンドの冒険者でカケルだ」

「テイカです」

「アズです。助けて頂いてありがとうございます」

「……」

「じゃあアズ、行こうか」

「…シトンだ。…ありがと」

「二人共、冒険者なら避妊魔法受けてるよな?」

「私は受けましたが…」

「その様子だと、もしかして?」

「してねーよ…。金無かったから…」

項垂れながら答えるシトンを優しく撫でるアズ。

「テイカよ、こう言う時はどうしたら良いか判るか?」

「幾つか候補がありますが、産んで殺す方法、子宮を焼くか取り除く方法、人の子種で上書きして孕ませる方法の三つが一般的かと」

二つ目はヤだなー。取り敢えずメルタールに戻れば何とかなるだろ。しかし遠いな。

「メルタールだとだいぶ遠いが、お前等どうやってここまで来たんだ?」

「商隊の護衛で、バルテギアまで向かう途中だったのです」

「そこを襲われてこのザマって訳さ。商隊も多分全滅だろうよ」

バルテギアなんて初めて聞くし、メルタールはちょっと遠くて夕飯に間に合わなくなりそう。

「カケル様、一度我が家へお連れしては?」

「近くに住んでんのか?」

「近くは無いが夕飯に遅れると困るんだ。風呂もあるし、お前等が良いなら連れてくぞ」

「風呂…、だと…」

「その代わり、他言無用な?命に関わるから」

「わ、分かった!」

「わかりました。お世話になります」

適当な丸太と蔦でゴーラを縛ったら、丸太の上に四人跨り空を飛んだ。二人はめちゃくちゃビビってたが、落ちたら死ぬので大人しくしていてもらおう。結構な速さで飛んで帰った。

「さっ!寒いんだけど!?」

裸だしな…。前後で挟んで風避けにしてあげた。
背中が幸せ。
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