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自らの行いに恐怖した
しおりを挟む戦闘奴隷とは、犯罪を犯したり借金したりで奴隷落ちした者の中で、特に戦闘に優れた者が選ばれる…、とカロは言う。非番では無く、女は避難命令で帰って来たそうな。夜間にうろうろしてるとぐへへな事になるらしい。
「性奴隷はあたしだけで充分です」
ソファーに座る後ろからテイカのぱふぱふに頭を包まれてあったかいなり~。
戦闘奴隷は戦争で生き残る事が出来れば無罪放免だそうで、今回戦争してないけど生き残った扱いで街に放たれた…、とカロは言う。それ唯の犯罪者じゃないか。借金から解放された人は得してそうだが、返済義務が無くなっただけの無一文。盗みとか増えそうだよな。
「素行さえ良ければ戦闘職として引く手数多なのですけどね」
ソファーに座る正面からカロのぱふぱふに股間を包まれてあったかいなり~。
夜勤を終えて、ギルドに戻って解散し、カロを伴い帰宅して、飯風呂済ませたお昼前。睡魔と女達に擦り付かれて幸せに満たされた。
治安治安と言ってた割に、街は意外と平和である。イザコザする事も殆ど無く済んでいるのは、荒くれ共が治安維持に努めているからだ。本来治安を守るべき警備隊は、詰所が家宅捜索中で警備所では無い状態なのだと言う。
夜勤を終えてギルドに集まった警備隊の連中は、正義の心に目覚めたのか自分達の行いを贖罪し、警備隊を断罪する為立ち上がったそうだ。詰所に居た、悪の手引きをしていた者等は、自らの行いに恐怖したのか動けなくなり脱糞。臭いまま拘禁されたらしい。
そんな報告を聞いたギルドが冒険者や傭兵に小遣い稼ぎをさせるのは当然の行動であったが、荒くれ共がすんなりと、しかも大勢が依頼を受けるのでギルド側はとても驚いたとか。
荒くれ共は建物と建物の隙間を掃除すると、自らを肉の壁として戦闘奴隷の進路を誘導し、街の外へ連れ出すと、ゴーラや薬草等を狩らせて多少の金を持たせてやり、各々の帰路に着かせたようだ。
何とも親切な荒くれ者達である。
「お疲れ様です、カケルさん」
夜勤組の女達が長湯から戻って来た。先日採って来たスキンクテールは薬湯にしても良いそうで、お茶を作ろうと思ってたのに全部お風呂に使われてしまった。俺も入ったけど効果の程は分からんな、良い香りだったけど。
「リュネこそ一番働いてたじゃないか、お疲れ様。シトンとアズもお疲れ様」
「なんもして無いけどねー」
「悪事に手を貸す事になっていたので何もしないのも正解と言えます。お疲れ様でした」
「こっちは初めての事ばかりで、二人が居てくれたおかげでやり過ぎずに終われたんだ。感謝してるぞ?」
「あれで?」
「焼け野原にしませんでしたでしょ?うふ」
「二の句がありませんね…」
「皆様、昼食の支度が整いました。お嬢様、デレデレして無いで食堂へいらして下さいね」
アルネスが呼びに来たので食堂へ。イゼッタ達が作ってくれたゴーラ尽くしの昼食を堪能した。肉だけで無く野草も取ってくれば良かったかな。
「旦那さま、この行軍って何時になったら終わるんですか?」
早く終わってくれないと魔道具も売り出せないし野菜も買えないんだよなぁ。《感知》で艦船を確認すると、中に居るのは船員だけみたいなので退艦は済んでいるのだろう。
「兵隊は船からは全員出たみたいだから、今日か明日かって所だろうなー」
「売り出しは、告知もあるので更に二日くらい後になるかもですね」
売り出し迄は居たいけどあまり長居するとラビアン達が食べる肉が尽きてしまうな。
「何考えてる?」
「帰りが遅くなると兎達が野菜生活になりそうでな」
「由々しき事態」
「カケルさんなら送れると思いますよ?私でも構いませんが」
「まだ近くにしか出せないんだよなー」
「では適当に送っておきますね」
適量で頼むよ?
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