女神に嫌われた俺に与えられたスキルは《逃げる》だった。

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洗濯板は伊達じゃない

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 食事が済んで、カラクレナイにガッチリずっぽりホールドされて、エージャの報告を聞く。
曰く、主人は二十日は戻りません故、何時でもおいでくださいまし、と。曰く、お顔を存じませんので、ママ上殿もご一緒に、と。

「それは、待たせたら、いけないな」

「おっ、お待ち申してっおりまっすとおおおっ!」

風呂の二階でカラクレナイを抱きながら、前後の穴を塞がれたエージャが跳ねる。

「カケルゥ、カララも…イかせてぇ…」

カラクレナイは今日一日俺のペニスケだ。ペニスケの中に流し込むなんて出来無いよな。なのでゆっくり優しく畝らせて、温かくてヌメヌメした中を堪能するに留める。

「カラクレナイ、気持ち良いよ」

「カララも。カララもなのー」

「カケル様あっ、私も気持ち良いですかああっ!?」

「エージャも良いまんこだ。尻も良いぞっ」

「動きますっ」「動いてぇ~っ」

エージャは喜びに涙を流し、カラクレナイは耐え切れず涙を零す。少し焦らし過ぎたな。

「エージャ、カラクレナイを抱いてやれ」

「はいっ」「ああんっ!」

二人纏めて突き上げる。四本、五本、六本と増えたアイツがカラクレナイの尻穴に捩じ込まれ、二人のお豆を擦り出す。畝り、震え、突き上げて、溢れる粘液は絡め合い、俺の股間を濡らして行った。


 「その箱は、魔道具ですか?」

 汚れ物を入れられて、卑猥な音を立てる煉瓦の箱をエージャはアイツを収めたままの姿で関心を示した。カラクレナイはダウンして休憩中、マットの上で大の字だ。

「洗濯する魔道具を作ってみたんだ。細かく言うと浄化だが、乾燥までしてくれるぞ」

「さぞお高いのでしょうね」

「今の所はな。何せ魔石と稼働部は龍製だ」

「国宝ですねそれは」

「洗濯機が量産の暁には洗濯板なぞあっという間に」

「無くなる事は無いでしょうね。あれはあれで使い勝手がある物ですから」

「だな。洗濯板は伊達じゃない」

洗濯板は洗濯としてだけでは無く、コミュニケーションツールとしての一面もあるのだ。廉価版量産機が無くなる事は無いだろう。

カラクレナイが起きる迄ちゅぱちゅぱチュッチュとイチャ付いて過ごし、カケリウムを満充填されたエージャは帰って行った。アレで何日持つのだろう?

 カラクレナイに収め直した俺は、新居の居間にて《収納》していた洗濯機を取り出して複製を作る算段をする。一々煉瓦を切り出して作るのは手間が掛かるので、型を作って量産出来るようにしたい。

先ずは一度バラす。主な部品は本体、蓋、魔石が二つ、ヒンジ二つの計六つ。今の欠点はヒンジが取り外し出来ず型取り出来無い事なので、そこの改修をしよう。
ヒンジを取り外し、凹みを煉瓦で埋めてリセット。蓋側のRも角に戻した。次に本体と蓋を正しい位置に貼り付けて柔らかくすると、ヒンジを付ける部分に二×二×十五ドンの煉瓦の角材を奥までしっかり押し込んだ。これで本体側は問題無いだろう。蓋とヒンジを取り外して固める。
蓋は開閉部を作る為、角材の刺さった部分を切り取り、蓋の外側に┣型の凹みを掘った。だがこれでは蓋を全開にすると取り外せてしまうので少し修正。裏側から細く短い凹みを┣の字の下段に、表に出ないように彫り込み、修正完了。
角棒の端に円柱状の突起を取り付け、取り付け部を丸く均し、円柱の横から中心に切り欠きを開ける。

これで全て型取り出来るようになった。
切り欠きの中にストッパーの丸棒を仕込み、上下逆さまにした蓋にヒンジを差し込む。引っ繰り返すとヒンジの中のストッパーが下がり、┣の字の下段にある凹みに収まって外れなくなる。
全て固くし、本体に蓋を取り付けて開閉の確認。本体側は引っこ抜ける構造なので、蓋を開けると迫り上がり、直角の状態で勝手に閉まらないようになった。バタンと行ったら危ないが、今のシルケにエアサスは無い。…ならば代わりのギミックで何とかするしか無いだろう。



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