女神に嫌われた俺に与えられたスキルは《逃げる》だった。

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特訓

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 《結界》を張って戦闘を避けながら階段部屋に着くと、先ずは編成を変えてもらった。
五人パーティーには三人編入。四人パーティーには二人を編入し、八六六の三パーティーになってもらった。

「八人って事はさ、他のパーティーが殺り合ってる時の明り取りと地図をしろって事だね?」

「よろしく頼むよ。今回限りの合流だが、此処に入るならメンバーの編成は考えた方が良いよな」

「ウチ等は野良で組んでやる事も多いし、何とか折り合い付けてみるよ」

「帰ってカケルさんのおちんぽ様を咥えるんだ。迂闊にゃ死ねないよ」

「「「それなっ」」」

後でたっぷり咥え込ませてやるよ。休憩を終えたら外に出て、敵と対峙する。

「お、多いね…」

「大丈夫だ、先ずは一匹だけ出す」

《結界》を張った序に集めておいた敵達が、《結界》を壊すべく得物を振るい、牙や爪を立てている。怖気付きそうな女達を奮い立たせる為、俺は一肌脱いだ。

「「「あ…」」」

「しゃぶってから行くか?それとも帰って来てからにするか?」

「…………帰ってからで、良いね?」

「「ああ」」「それが良いね」「だねっ」「ヤル気出て来たよっ」「とっととおっ始めようじゃないか」「だねえ」

後ろのパーティーが松明を掲げ、敵を一匹解放する。
殺る気に満ちたトカゲが立ち上がり、前衛の一人に向かって駆け出して来る。それをスレスレで受け流し、刃を当てて撫で斬るが、得物がしょぼいので鱗を撫でただけに終わる。だがバランスを崩して腹這いになった所に四肢への攻撃が加わり、移動力を殺いだ。その後は尻尾を捕らえて頭をボコボコ。無事煙となった。

「ふうっ!交代で、良いんだよね!?」

「では交代だ」

「「「おおお…」」」

ズラリと並んだ八本のアイツに、戦い終えた女達が舌を這わす。

「六人だが頑張れー」

「へっ、直ぐに交代してやんよ!」

「「「おうっ!」」」

良い気合いだな。敵を一匹出してやり、倒したら戦闘組とアイツを舐る組を交代し、少しずつ敵の数を多くして訓練を続けた。
敵の数が多くなる毎に戦闘時間も舐る時間も増えて行けば、ご褒美の白濁も出てしまうと言うモノ。地下二十一階の敵を殲滅した頃には、俺も女達も我慢出来無くなって居た。

「終わったのかい?」

「そうだな、階段部屋に行こう」

女達が飯の支度をしてくれて、風呂や寝床作りが早く終わる。直ぐにでもしたいのをグッと堪えて飯を食い、湯に浸かりながら女達を味わった。


「食料はカケル様のおかげで余裕があるけど…」

「そろそろ戻らないと死んだ事にされちまいそうさねぇ」

 まだ二泊、されど外の時間が分からないので三日四日経ってる可能性もある。そろそろ引き時だろうな。朝食?を食い終えると身形を整え階段を上がる。地下二十階。ボス部屋と思って身構える女達は皆一様に不思議がる。階段を出ると、出て来た筈の階段が無いからだ。先に出て来た女達は、後続がボスの居るデカい扉をすり抜けて出て来たように見えたそうだ。

「少しずつ弱くなってくが、敵は多いからこのフォーメーションのままで行こう」

「「「おうっ」」」

特訓の成果か、敵の捌きが上手くなり、同人数でも余裕がある。それで居て慢心しないのだから敵に付け入る隙は無い。水魔法を使えるメンバーが皆どろどろを使えるようになったのも大きい。イメージは大事である。
殆ど苦も無く地下十階のボスも倒し、しっかり敵を屠りながら地上に出た。

「明るい時間だけど…」「何日経ったんだろうねえ」

「とにかく帰ってドロップの査定さね」

全員無事で外に出て、足取り軽く街へと向かった。

 ギルドの買取りにドロップを出すには、当たり前だが時間が掛かるし場所を変える事になる。カウンターに乗り切れない程取れたからだ。カウンター奥の会議室へと連れられて、そこで俺が持っていた分も全て出して査定が始まった。

「俺は一旦戻るが、良いか?」

「カケルさんは要らないのかい?」

「俺のは前以て決めておいただろ?」

また施設でと言い残し、女達と別れた。




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