女神に嫌われた俺に与えられたスキルは《逃げる》だった。

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「誰の子だ?」

 もう一度問う。四つん這いで後ろから突かれた女からは嗚咽と共に、小さい返事が帰って来た。

「村の…みんな…。うぐっ、売られる、から…ひっく、良いだろ…って」

「最低だねっ」「あたい等より酷ぇじゃないか」

「辛かったな。俺が無かった事にしてやる」

「うっ、んんっ、あっ、あはっ!あっ、うっ、あっ!」

ズンズンと腰を突き、激しい快楽を与えながら子を堕ろす。一ドンに満たない生命が、アイツに潰され肉になる。呪いの肉を《収納》し、代わりに粘りのある子種を注ぎ、回復を掛けた。

「お腹にっ、こんなにいいっ!ひいっ!いひいいいっ!!」

「孕みたくなったら言え。俺の子を孕ませてやる。それ迄は俺のコレで楽しめ」

「は、はいっ!お願いっもっと!もっとおおっ!!」

最後の女のおっぱいを舐り、時間は夕方に差し掛かる。急がないと夕飯に遅れるな。

「んぷ、皆集まれ。これから街に移動するぞ」

「此処は街の外なんだろ?直ぐそこじゃないか」

「街の奥迄行くんだ。子供達もおいで」

「「「はーーい」」」

子供等がぎゅうぎゅう抱き着いて苦しいが、密着しなくても大丈夫だぞ?皆が集まったのを確認し、ミネストパレスの風呂へと《転移》した。

「ひっ」「こ、此処は?」

「街の奥。ミネストパレスの風呂だ」

「カケル様、帰ったんだね」「また新しい女捕まえちまってぇ」

狼狽える女達に、街の主婦が寄って来る。皆が皆、こうなると予想して待っていてくれたようだ。新参者を連れて風呂の入り方をレクチャーしてる。

「済まんが俺は飯食って仕事だ。また来るよ」

「頑張って働いて来とくれ」「お礼は期待してるよ」

 今夜はルドエで飯にしよう。外に出て、要らない肉を海へ捨てる。その内魚にでも食われるだろ。

「カケル様っ、いた!」

背中に当たるベルベットの感触と、強過ぎる圧に海へダイブしそうになる。

「バジャイ、会いたかったぞ」

「バジャイもっ!バジャイスキスキー」

「俺もすきすきー」

バジャイを抱っこして空を行き、食事の支度に励む主婦達に飯を乞う。湯に浸かっていた女達もバス移動で戻って来て、皆揃って食事となった。
俺の隣にバジャイ、それを囲むように子供達。風呂で別れる時寂しそうにしてた子等が、今では現地の子達と笑ってる。子供の順応力半端無し。

 一足お先に食事を終えて、バルタリンドへ《転移》する。

「あれ?カケル様、何時お帰りになられたのです?」

夜の部の列に挨拶しようと外に出ると、丁度ニトと鉢合わせになった。

「ルドエから直で来たんだ」

「夕飯が残ってるのです。帰ったら食べるのですよ」

そう言えば断りを入れるの忘れてた。後で詫びねば。ニトの頭を撫で回し、列成す女達と挨拶を交わす。今日はフィルフィン来てないみたい。代わりじゃ無いがエメラルダスが居た。

「施設に来るのは久しぶりじゃないか?」

「鎧が出来たからその序だよ。コッチの方が広いし疲れ取れるしね。明日にでも取りに来てよ」

「分かった」

薄暗い道を並ぶ女達の尻やおっぱいを揉みながら、開店時間迄過ごした。


 翌日はエメラルダスに言われた通り、海竜の鎧の受け取りに来た。

「手直しは要らない筈だけど、何かあったら教えて」

店舗の二階、エメラルダスの寝室で服を脱ぐ。トルソーに着せられている鎧を見てだいぶ変わったのが分かる。摩擦の多い場所と動きを阻害しない場所に補強が成され、強度と重厚感を増している。そしてミスリルの装飾が強そう感に拍車を掛ける。

「ん…んぷ、どう?気に入った?」

「凄く見栄えが増したよ。良い出来だ。挿れるぞ?」

「ん…、良いよ」

アイツから口を離して立ち上がり、振り返って尻を突き出すエメラルダスに、ベッドから立ち上がると同時にヌメヌメのアイツを直進させた。

「お帰りなさいませ。今日はエメラルダスですか」

「鎧が出来たからな。謝礼も兼ねて、だよ」

 テイカから発せられる棘のある出迎えも、今日は大義名分があるから怖くない。



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