26 / 114
25.新メンバー追加ってどういうことですか?
しおりを挟む
「パーティーにエドルドさんを入れるってどういうことですか?」
とある日の夕食後。
話があるとレオンさんの部屋に呼び出され、切り出された話題に思わず声を荒げてしまう。
「少し事情があってな……」
「事情って何ですか? というかそもそもエドルドさんって、ギルド職員ですよね? もしかして担当する冒険者が少なすぎてクビになったとか……」
今さら誰かをパーティーに加えることにも驚きだが、その『誰か』がエドルドさんなんて……。ギルドの職員が冒険者パーティーに加入するなんて聞いたことがない。
一体どういうつもりなんだ、と身体を前のめらせればレオンさんは両手を前に突き出してどうどうと私を宥める。
「安心しろ。エドルドは今まで通り、ギルド職員を継続する。けれど冒険者としてうちのパーティーにも加わる」
「そんなの可能なんですか?」
「ああ。エドルドはロザリアが王都に来る数年前まで冒険者をしていたこともあって、資格は持っている。それもAランク冒険者だ」
「Aランクというとなかなか強いんですね」
「元々Sランク昇格間近と言われた時に職員になっただけで、今でも続けていたら間違いなく俺と二人で冒険者の最前線を走っていたことだろうな」
「ふ~ん。詳しいんですね」
レオンさんが過大評価をすることはまずない。
それどころか彼の同業者を見る目は誰よりも厳しいのだ。それが命取りになると知っているからだろう。だからなぜエドルドさんがそこまで上り詰めたにも関わらず冒険者を辞めたのかを疑問に思いはしても、Sランクに近いAランク冒険者相当の実力という評価を疑うつもりはない。
「まぁ冒険者をやってみないかと誘ったのも俺だしな」
「それでなぜ今さらパーティーに? 職員になるからって辞めたんでしょう?」
「ああ。それだがエドルドが仕事に来ることは基本的にはない」
「? 同じパーティーなのに、ですか?」
パーティーに所属する冒険者の場合、特殊な理由でもない限り共にクエストを受けるのが一般的だ。一緒に仕事をこなさない場合、ギルド貢献値の振り分けにも影響が出るため、ギルドに申請を出す必要が出てしまう。
それもギルド職員さんに申し出て、専用の書類に記入して、印鑑をもらう、というなかなか厄介な手続きをその都度行わなければならないのだ。そのためパーティーから外して、再び仕事をする際に加入させるのが一般的だ。それを初めから一緒に仕事をする予定がない者を入れるなんて何を考えているのだろうか?
レオンさんの真意が掴めずに眉を顰れば、彼はこちら真っ直ぐと見据えて口を開いた。
「エドルドにはロザリアへ、仕事と報酬の受け渡しを行って貰う」
「それはどういう……」
「ロザリアも来月から学生だろう?」
「レオンさんが通え通えうるさく騒ぐから仕方なくですけどね」
「本当に後から役立つんだって! 学は身につけられる時に身につけた方がいいから!」
「卒業後の話はともかくとして、私が学生になることと、エドルドさんが私へ仕事と報酬の受け渡しを行うためにパーティーに所属することがどう関係するんですか?」
「お前を探している貴族が捜索の手を広めている」
「まだ諦めてなかったんですね……」
髪染め効果があったかはさておき、ここ最近では例の貴族の話はめっきりと聞かなくなっていた。レオンさんも何も言わないし、てっきり諦めて手を引いたのだとばかり思っていたが、案外しぶとかったらしい。
そこまで子どもが必要なのだろうか。
事情を聞いたところで哀れむつもりも、自ら名乗り出てやるつもりもない。
私の生活に支障をきたさないよう、さっさと諦めてくれと願うだけだ。
「このままだと学園に入学する予定もバレかねない。そしてこのタイミングで、南方で唯一のSランク冒険者が倒れた」
「南方の冒険者ってレオニダさん、でしたっけ? 高齢だとは聞いていましたがまさか……」
「ぎっくりをやった」
「は? え? ぎっくりってあのぎっくり腰?」
倒れたってぎっくりか……。
決してぎっくり腰を甘く見ている訳ではないが、最悪の事態を想像していたため、妙に力が抜けてしまう。
「そう。あの結構辛いことで有名なぎっくり腰だ。まぁ元々レオニダ婆さんは結構年だし、あそこはSランクは一人しかいない上に、Aランク・Bランク冒険者は数年間不在なままだ。数ヶ月前から高ランク冒険者が育つまでの間だけでも拠点を移せないか、って打診があったんだがまさか倒れるとは……」
「そんな話、聞いてませんよ」
もしかして以前、エドルドさんが言っていた事情ってこれのこと?
いい加減親離れしろって言ってたし、エドルドさんはずっと前から知っていたのだろう。超重要な秘匿事項だと思って深くは聞かなかったのに、こんなことなんて……。
気にして損した気分だ。
そういうことはもっと早く言え、と白い目を向ければ、途端にレオンさんは焦ったように弁明を開始する。
「俺だって行く気はなかったんだ! 拠点を移せばこの時期にロザリアと離れることになる」
「……私、そこまで幼くないんですけど。一人暮らしぐらい出来ますよ。というか、レオンさんと出会うまでずっと一人でしたし」
「例の貴族がSランク冒険者『ロザリア』に目を付け始めていると聞いても?」
「え?」
「エドルドがその情報を掴んでな。奴らはなんとしてもグルメマスター在学時に娘を学園にねじ込みたいらしい」
「それだとまるで私が探されている理由がグルメマスター絡みのような……」
「元々はロザリアの人並み外れた能力に目をつけていたらしいが、今ではグルメマスターとのお近づき要員だな」
「それはなんとも……」
まさか例の公爵令嬢がここで関わってくるとは……。
ただ年齢が近かっただけで、彼女には何の罪もない。
だがこんなことを聞いてしまうと途端に苦手意識が湧いてしまう。
今まで通りグルメマスターが考案したご飯は食べるつもりだけど、彼女にはなるべく近寄らないでおこう……。
貴族と庶民なんて同じ学園の生徒とはいえ、早々お近づきになる機会なんてないのだろうが。
「すでに学園の入学者名簿に載った『ロザリア=リリエンタール』は『メリンダ=ブラッカー』に変更しておいた」
「メリンダの方はともかく、なんで名字の方をちゃっかりレオンさんとおそろいにしているんですか?」
「隠蔽はしたものの、ロザリアを名簿から消したのと同時期に全く見覚えのない家名の人間が追加されたことを貴族サイドの人間が知ったら、確実に怪しまれるだろう。それに一般庶民枠で入学させるとなれば身分証明も必要だ。適当にでっち上げるのも無理ではないが、完全なものを作成するのは難しい。怪しまれた際に身分を洗われたら厄介だ。だから子どもを入学させるだけの金を持っていてもおかしくはない俺が、養子として迎えた孤児を学園に通わせたということにした」
「なるほど……。でもそれだとロザリアの学園入学の義務はどうなるんです?」
「ロザリアは学園に入学するのが嫌で武者修行に出たことにする」
「そんなのありですか……」
「Sランクに上り詰める冒険者の多くがルールに従わないからな~」
「義務とは一体……」
じゃあ私も学園に通わなくていいんじゃ……という突っ込みはなしだ。
レオンさんに言えばまた長々と教育の必要性について説かれてしまう。それでは話が進まない上、今からだと朝まで続く可能性がある。最後まで聞いたところで学園生活から逃れられるとも考えづらい。
私に残された道は、勉強熱心な人に娘認定されてしまったと諦めて学園に通うしかないのだ。
とある日の夕食後。
話があるとレオンさんの部屋に呼び出され、切り出された話題に思わず声を荒げてしまう。
「少し事情があってな……」
「事情って何ですか? というかそもそもエドルドさんって、ギルド職員ですよね? もしかして担当する冒険者が少なすぎてクビになったとか……」
今さら誰かをパーティーに加えることにも驚きだが、その『誰か』がエドルドさんなんて……。ギルドの職員が冒険者パーティーに加入するなんて聞いたことがない。
一体どういうつもりなんだ、と身体を前のめらせればレオンさんは両手を前に突き出してどうどうと私を宥める。
「安心しろ。エドルドは今まで通り、ギルド職員を継続する。けれど冒険者としてうちのパーティーにも加わる」
「そんなの可能なんですか?」
「ああ。エドルドはロザリアが王都に来る数年前まで冒険者をしていたこともあって、資格は持っている。それもAランク冒険者だ」
「Aランクというとなかなか強いんですね」
「元々Sランク昇格間近と言われた時に職員になっただけで、今でも続けていたら間違いなく俺と二人で冒険者の最前線を走っていたことだろうな」
「ふ~ん。詳しいんですね」
レオンさんが過大評価をすることはまずない。
それどころか彼の同業者を見る目は誰よりも厳しいのだ。それが命取りになると知っているからだろう。だからなぜエドルドさんがそこまで上り詰めたにも関わらず冒険者を辞めたのかを疑問に思いはしても、Sランクに近いAランク冒険者相当の実力という評価を疑うつもりはない。
「まぁ冒険者をやってみないかと誘ったのも俺だしな」
「それでなぜ今さらパーティーに? 職員になるからって辞めたんでしょう?」
「ああ。それだがエドルドが仕事に来ることは基本的にはない」
「? 同じパーティーなのに、ですか?」
パーティーに所属する冒険者の場合、特殊な理由でもない限り共にクエストを受けるのが一般的だ。一緒に仕事をこなさない場合、ギルド貢献値の振り分けにも影響が出るため、ギルドに申請を出す必要が出てしまう。
それもギルド職員さんに申し出て、専用の書類に記入して、印鑑をもらう、というなかなか厄介な手続きをその都度行わなければならないのだ。そのためパーティーから外して、再び仕事をする際に加入させるのが一般的だ。それを初めから一緒に仕事をする予定がない者を入れるなんて何を考えているのだろうか?
レオンさんの真意が掴めずに眉を顰れば、彼はこちら真っ直ぐと見据えて口を開いた。
「エドルドにはロザリアへ、仕事と報酬の受け渡しを行って貰う」
「それはどういう……」
「ロザリアも来月から学生だろう?」
「レオンさんが通え通えうるさく騒ぐから仕方なくですけどね」
「本当に後から役立つんだって! 学は身につけられる時に身につけた方がいいから!」
「卒業後の話はともかくとして、私が学生になることと、エドルドさんが私へ仕事と報酬の受け渡しを行うためにパーティーに所属することがどう関係するんですか?」
「お前を探している貴族が捜索の手を広めている」
「まだ諦めてなかったんですね……」
髪染め効果があったかはさておき、ここ最近では例の貴族の話はめっきりと聞かなくなっていた。レオンさんも何も言わないし、てっきり諦めて手を引いたのだとばかり思っていたが、案外しぶとかったらしい。
そこまで子どもが必要なのだろうか。
事情を聞いたところで哀れむつもりも、自ら名乗り出てやるつもりもない。
私の生活に支障をきたさないよう、さっさと諦めてくれと願うだけだ。
「このままだと学園に入学する予定もバレかねない。そしてこのタイミングで、南方で唯一のSランク冒険者が倒れた」
「南方の冒険者ってレオニダさん、でしたっけ? 高齢だとは聞いていましたがまさか……」
「ぎっくりをやった」
「は? え? ぎっくりってあのぎっくり腰?」
倒れたってぎっくりか……。
決してぎっくり腰を甘く見ている訳ではないが、最悪の事態を想像していたため、妙に力が抜けてしまう。
「そう。あの結構辛いことで有名なぎっくり腰だ。まぁ元々レオニダ婆さんは結構年だし、あそこはSランクは一人しかいない上に、Aランク・Bランク冒険者は数年間不在なままだ。数ヶ月前から高ランク冒険者が育つまでの間だけでも拠点を移せないか、って打診があったんだがまさか倒れるとは……」
「そんな話、聞いてませんよ」
もしかして以前、エドルドさんが言っていた事情ってこれのこと?
いい加減親離れしろって言ってたし、エドルドさんはずっと前から知っていたのだろう。超重要な秘匿事項だと思って深くは聞かなかったのに、こんなことなんて……。
気にして損した気分だ。
そういうことはもっと早く言え、と白い目を向ければ、途端にレオンさんは焦ったように弁明を開始する。
「俺だって行く気はなかったんだ! 拠点を移せばこの時期にロザリアと離れることになる」
「……私、そこまで幼くないんですけど。一人暮らしぐらい出来ますよ。というか、レオンさんと出会うまでずっと一人でしたし」
「例の貴族がSランク冒険者『ロザリア』に目を付け始めていると聞いても?」
「え?」
「エドルドがその情報を掴んでな。奴らはなんとしてもグルメマスター在学時に娘を学園にねじ込みたいらしい」
「それだとまるで私が探されている理由がグルメマスター絡みのような……」
「元々はロザリアの人並み外れた能力に目をつけていたらしいが、今ではグルメマスターとのお近づき要員だな」
「それはなんとも……」
まさか例の公爵令嬢がここで関わってくるとは……。
ただ年齢が近かっただけで、彼女には何の罪もない。
だがこんなことを聞いてしまうと途端に苦手意識が湧いてしまう。
今まで通りグルメマスターが考案したご飯は食べるつもりだけど、彼女にはなるべく近寄らないでおこう……。
貴族と庶民なんて同じ学園の生徒とはいえ、早々お近づきになる機会なんてないのだろうが。
「すでに学園の入学者名簿に載った『ロザリア=リリエンタール』は『メリンダ=ブラッカー』に変更しておいた」
「メリンダの方はともかく、なんで名字の方をちゃっかりレオンさんとおそろいにしているんですか?」
「隠蔽はしたものの、ロザリアを名簿から消したのと同時期に全く見覚えのない家名の人間が追加されたことを貴族サイドの人間が知ったら、確実に怪しまれるだろう。それに一般庶民枠で入学させるとなれば身分証明も必要だ。適当にでっち上げるのも無理ではないが、完全なものを作成するのは難しい。怪しまれた際に身分を洗われたら厄介だ。だから子どもを入学させるだけの金を持っていてもおかしくはない俺が、養子として迎えた孤児を学園に通わせたということにした」
「なるほど……。でもそれだとロザリアの学園入学の義務はどうなるんです?」
「ロザリアは学園に入学するのが嫌で武者修行に出たことにする」
「そんなのありですか……」
「Sランクに上り詰める冒険者の多くがルールに従わないからな~」
「義務とは一体……」
じゃあ私も学園に通わなくていいんじゃ……という突っ込みはなしだ。
レオンさんに言えばまた長々と教育の必要性について説かれてしまう。それでは話が進まない上、今からだと朝まで続く可能性がある。最後まで聞いたところで学園生活から逃れられるとも考えづらい。
私に残された道は、勉強熱心な人に娘認定されてしまったと諦めて学園に通うしかないのだ。
18
あなたにおすすめの小説
知識スキルで異世界らいふ
菻莅❝りんり❞
ファンタジー
他の異世界の神様のやらかしで死んだ俺は、その神様の紹介で別の異世界に転生する事になった。地球の神様からもらった知識スキルを駆使して、異世界ライフ
男爵家の厄介者は賢者と呼ばれる
暇野無学
ファンタジー
魔法もスキルも授からなかったが、他人の魔法は俺のもの。な~んちゃって。
授けの儀で授かったのは魔法やスキルじゃなかった。神父様には読めなかったが、俺には馴染みの文字だが魔法とは違う。転移した世界は優しくない世界、殺される前に授かったものを利用して逃げ出す算段をする。魔法でないものを利用して魔法を使い熟し、やがては無敵の魔法使いになる。
伯爵家の三男に転生しました。風属性と回復属性で成り上がります
竹桜
ファンタジー
武田健人は、消防士として、風力発電所の事故に駆けつけ、救助活動をしている途中に、上から瓦礫が降ってきて、それに踏み潰されてしまった。次に、目が覚めると真っ白な空間にいた。そして、神と名乗る男が出てきて、ほとんど説明がないまま異世界転生をしてしまう。
転生してから、ステータスを見てみると、風属性と回復属性だけ適性が10もあった。この世界では、5が最大と言われていた。俺の異世界転生は、どうなってしまうんだ。
[完結]前世引きこもりの私が異世界転生して異世界で新しく人生やり直します
mikadozero
ファンタジー
私は、鈴木凛21歳。自分で言うのはなんだが可愛い名前をしている。だがこんなに可愛い名前をしていても現実は甘くなかった。
中高と私はクラスの隅で一人ぼっちで生きてきた。だから、コミュニケーション家族以外とは話せない。
私は社会では生きていけないほどダメ人間になっていた。
そんな私はもう人生が嫌だと思い…私は命を絶った。
自分はこんな世界で良かったのだろうかと少し後悔したが遅かった。次に目が覚めた時は暗闇の世界だった。私は死後の世界かと思ったが違かった。
目の前に女神が現れて言う。
「あなたは命を絶ってしまった。まだ若いもう一度チャンスを与えましょう」
そう言われて私は首を傾げる。
「神様…私もう一回人生やり直してもまた同じですよ?」
そう言うが神は聞く耳を持たない。私は神に対して呆れた。
神は書類を提示させてきて言う。
「これに書いてくれ」と言われて私は書く。
「鈴木凛」と署名する。そして、神は書いた紙を見て言う。
「鈴木凛…次の名前はソフィとかどう?」
私は頷くと神は笑顔で言う。
「次の人生頑張ってください」とそう言われて私の視界は白い世界に包まれた。
ーーーーーーーーー
毎話1500文字程度目安に書きます。
たまに2000文字が出るかもです。
墓守の荷物持ち 遺体を回収したら世界が変わりました
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
僕の名前はアレア・バリスタ
ポーターとしてパーティーメンバーと一緒にダンジョンに潜っていた
いつも通りの階層まで潜るといつもとは違う魔物とあってしまう
その魔物は僕らでは勝てない魔物、逃げるために必死に走った
だけど仲間に裏切られてしまった
生き残るのに必死なのはわかるけど、僕をおとりにするなんてひどい
そんな僕は何とか生き残ってあることに気づくこととなりました
悪役顔のモブに転生しました。特に影響が無いようなので好きに生きます
竹桜
ファンタジー
ある部屋の中で男が画面に向かいながら、ゲームをしていた。
そのゲームは主人公の勇者が魔王を倒し、ヒロインと結ばれるというものだ。
そして、ヒロインは4人いる。
ヒロイン達は聖女、剣士、武闘家、魔法使いだ。
エンドのルートしては六種類ある。
バットエンドを抜かすと、ハッピーエンドが五種類あり、ハッピーエンドの四種類、ヒロインの中の誰か1人と結ばれる。
残りのハッピーエンドはハーレムエンドである。
大好きなゲームの十回目のエンディングを迎えた主人公はお腹が空いたので、ご飯を食べようと思い、台所に行こうとして、足を滑らせ、頭を強く打ってしまった。
そして、主人公は不幸にも死んでしまった。
次に、主人公が目覚めると大好きなゲームの中に転生していた。
だが、主人公はゲームの中で名前しか出てこない悪役顔のモブに転生してしまった。
主人公は大好きなゲームの中に転生したことを心の底から喜んだ。
そして、折角転生したから、この世界を好きに生きようと考えた。
能力値カンストで異世界転生したので…のんびり生きちゃダメですか?
火産霊神
ファンタジー
私の異世界転生、思ってたのとちょっと違う…?
24歳OLの立花由芽は、ある日異世界転生し「ユメ」という名前の16歳の魔女として生きることに。その世界は魔王の脅威に怯え…ているわけでもなく、レベルアップは…能力値がカンストしているのでする必要もなく、能力を持て余した彼女はスローライフをおくることに。そう決めた矢先から何やらイベントが発生し…!?
幼女と執事が異世界で
天界
ファンタジー
宝くじを握り締めオレは死んだ。
当選金額は約3億。だがオレが死んだのは神の過失だった!
謝罪と称して3億分の贈り物を貰って転生したら異世界!?
おまけで貰った執事と共に異世界を満喫することを決めるオレ。
オレの人生はまだ始まったばかりだ!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる