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第8話:ちょっと羽目を外しただけなのに【前編】~ジェファーソン視点~
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※軽い性的表現が出て来ます。
苦手な人はスルーでお願いします。
「ジェファーソン、最近マーガレットちゃんが遊びに来ないけれど、一体どうしたのかしら?そろそろウエディングドレスのデザインも考えたいのだけれど」
「マーガレットは最近忙しい様で。それにウエディングドレスは、マーガレットの思う様にさせてあげたいと思っているのです。母上は口出ししないで下さい」
学院から帰ると、母上が僕に話しかけてくる。母上はマーガレットをとても気に入っている。僕もマーガレットを心から愛している。
ただ…マリン譲との不貞を見られてから、完全にマーガレットは僕を毛嫌いする様になった。
まさかあの姿を、マーガレットに見られるだなんて…
僕とマーガレットとの出会いは、8歳の時。初めてのお茶会という事もあり、僕はとても緊張していた。そしてあろう事か、お茶をこぼしてしまったのだ。
やってしまった…皆がクスクス笑う中、1人の令嬢が
「大丈夫ですか?手が滑る事ってありますよね。私もおっちょこちょいだから、しょっちゅうコップを落として、リリアンに怒られますわ」
そう言ってハンカチをスッと差し出してくれたのだ。金色の髪に青い瞳をした令嬢の、優しい微笑に、僕は釘付けになった。この令嬢こそが、マーガレットだったのだ。
僕はこの日、マーガレットに一目ぼれしたのだ。どうにかマーガレットと婚約を結びたい、そんな思いを両親に伝えた結果、両親がアディナス伯爵に話しをしてくれ、晴れて僕たちは婚約を結んだ。
僕はマーガレットと婚約を結べたことが嬉しくて、彼女を大切にした。マーガレットも僕を受け入れてくれ、僕たちは周りから見ても、仲睦まじいカップルになっていた。
ただ…マーガレットが他の令息と話しているだけで、どうしようもない怒りを覚える。マーガレットには僕だけを見ていて欲しい。そんな思いから、令息たちとあまり話さないで欲しいとマーガレットに話した。ちょっと嫉妬深いと引かれるかな…そう思ったが、マーガレットは
“ジェファーソン様がそうおっしゃるのなら、他の令息とは話をしない様に致しますわ”
そう笑顔で答えてくれた。そしてその言葉通り、マーガレットは令息とはほとんど話さなくなった。さらに令嬢にまで配慮する様になっていった。そのせいか、いつの間にかマーガレットは、少し内気な性格になってしまったが、それだけ僕の事を大切にしてくれていると言う事なのだろう。そう思ったら、嬉しくてたまらなかった。
貴族学院に入ってからも、相変わらず僕たちの仲は変わらない。ただ、マーガレットはマリン譲という親友が出来ていた。マリン嬢は愛想もよく、令息たちからも人気が高い。あんな目立つ令嬢と一緒にいて、万が一マーガレットが令息どもに目を付けられたら…
そう思うと、気が気ではなかったのだ。
不安から、マリン譲とマーガレットを密かに監視する様になった。それでも僕とマーガレットの仲は順調そのもの。
だが、そんな中事件が起こったのだ。貴族学院3年になってすぐの頃だった。たまたま忘れ物をした僕は、夕方急いで貴族学院に忘れ物を取りに行った時だった。
誰もいないはずの教室で、何やら怪しげな声が聞こえてくる。一体こんな時間に、誰が何をしているのだ?
そっと教室を覗くと、そこには裸のマリン譲と、男性が抱き合っていた。あの男は、確か伯爵令息のアロンだ。あり得ない、我が国では婚前前の性交渉はタブー視されている。その上、相手が婚約者以外となれば、さらに大問題だ。
やっぱりマリン嬢は、マーガレットにとって悪でしかなかったんだ。あの様なふしだらな事をしているだなんて!
あまりの衝撃に、僕はその場を動く事が出来なかった。すると、あろう事かマリン譲と目があってしまったのだ。しまった!急いでその場を後にする。
ただ、あまりにも衝撃的な光景に、僕は馬車に乗り込むことが出来ず、気が付くと中庭に来ていた。それにしても、令嬢の体とはあの様になっているのだな…
僕の頭には、マリン嬢の一糸まとわぬ姿が…
て、僕は何を考えているのだ。とにかくもう二度と、マーガレットにあのようなふしだらな女を近づけてはいけない!すぐにマーガレットに話しをしないと!
そう思い、立ち上がった時だった。
「ここにいらしたのですね。随分探しましたわ」
そこに立っていたのは、マリン嬢だ。不敵な笑みを浮かべてこちらを見つめている。その瞬間、さっき見た光景が脳裏に浮かんだ。
「き…君、あんなふしだらな事をして、一体何を考えているのだ!とにかくこんなふしだらな女と、マーガレットを一緒にすごさせる訳にはいかない。金輪際、マーガレットに関わらないでくれ!」
声高らかに宣言した。
「あら、私がふしだらですって?あなただって、私の体を見て、興奮したのではなくって?ほら、ここは素直ね…」
すっと僕の下半身に触れるマリン嬢。その瞬間、体が一気に反応してしまった。
「確かに不貞行為は、この国ではタブーですが、バレなければいいのです。それに全く経験がないと、マーガレットと初夜を迎えた時、恥をかくかもしれませんよ」
耳元でマリン嬢が囁いた。
「ほら、どうか私の体を触ってみてください」
僕の手を自分の胸に当てるマリン嬢。温かくて柔らかくて、気持ちいい。確かにマリン嬢が言う通り、マーガレットと初夜を迎えた時、恥はかきたくない。それにバレなければ…
僕はこの時、欲望に負けてしまったのだった。
苦手な人はスルーでお願いします。
「ジェファーソン、最近マーガレットちゃんが遊びに来ないけれど、一体どうしたのかしら?そろそろウエディングドレスのデザインも考えたいのだけれど」
「マーガレットは最近忙しい様で。それにウエディングドレスは、マーガレットの思う様にさせてあげたいと思っているのです。母上は口出ししないで下さい」
学院から帰ると、母上が僕に話しかけてくる。母上はマーガレットをとても気に入っている。僕もマーガレットを心から愛している。
ただ…マリン譲との不貞を見られてから、完全にマーガレットは僕を毛嫌いする様になった。
まさかあの姿を、マーガレットに見られるだなんて…
僕とマーガレットとの出会いは、8歳の時。初めてのお茶会という事もあり、僕はとても緊張していた。そしてあろう事か、お茶をこぼしてしまったのだ。
やってしまった…皆がクスクス笑う中、1人の令嬢が
「大丈夫ですか?手が滑る事ってありますよね。私もおっちょこちょいだから、しょっちゅうコップを落として、リリアンに怒られますわ」
そう言ってハンカチをスッと差し出してくれたのだ。金色の髪に青い瞳をした令嬢の、優しい微笑に、僕は釘付けになった。この令嬢こそが、マーガレットだったのだ。
僕はこの日、マーガレットに一目ぼれしたのだ。どうにかマーガレットと婚約を結びたい、そんな思いを両親に伝えた結果、両親がアディナス伯爵に話しをしてくれ、晴れて僕たちは婚約を結んだ。
僕はマーガレットと婚約を結べたことが嬉しくて、彼女を大切にした。マーガレットも僕を受け入れてくれ、僕たちは周りから見ても、仲睦まじいカップルになっていた。
ただ…マーガレットが他の令息と話しているだけで、どうしようもない怒りを覚える。マーガレットには僕だけを見ていて欲しい。そんな思いから、令息たちとあまり話さないで欲しいとマーガレットに話した。ちょっと嫉妬深いと引かれるかな…そう思ったが、マーガレットは
“ジェファーソン様がそうおっしゃるのなら、他の令息とは話をしない様に致しますわ”
そう笑顔で答えてくれた。そしてその言葉通り、マーガレットは令息とはほとんど話さなくなった。さらに令嬢にまで配慮する様になっていった。そのせいか、いつの間にかマーガレットは、少し内気な性格になってしまったが、それだけ僕の事を大切にしてくれていると言う事なのだろう。そう思ったら、嬉しくてたまらなかった。
貴族学院に入ってからも、相変わらず僕たちの仲は変わらない。ただ、マーガレットはマリン譲という親友が出来ていた。マリン嬢は愛想もよく、令息たちからも人気が高い。あんな目立つ令嬢と一緒にいて、万が一マーガレットが令息どもに目を付けられたら…
そう思うと、気が気ではなかったのだ。
不安から、マリン譲とマーガレットを密かに監視する様になった。それでも僕とマーガレットの仲は順調そのもの。
だが、そんな中事件が起こったのだ。貴族学院3年になってすぐの頃だった。たまたま忘れ物をした僕は、夕方急いで貴族学院に忘れ物を取りに行った時だった。
誰もいないはずの教室で、何やら怪しげな声が聞こえてくる。一体こんな時間に、誰が何をしているのだ?
そっと教室を覗くと、そこには裸のマリン譲と、男性が抱き合っていた。あの男は、確か伯爵令息のアロンだ。あり得ない、我が国では婚前前の性交渉はタブー視されている。その上、相手が婚約者以外となれば、さらに大問題だ。
やっぱりマリン嬢は、マーガレットにとって悪でしかなかったんだ。あの様なふしだらな事をしているだなんて!
あまりの衝撃に、僕はその場を動く事が出来なかった。すると、あろう事かマリン譲と目があってしまったのだ。しまった!急いでその場を後にする。
ただ、あまりにも衝撃的な光景に、僕は馬車に乗り込むことが出来ず、気が付くと中庭に来ていた。それにしても、令嬢の体とはあの様になっているのだな…
僕の頭には、マリン嬢の一糸まとわぬ姿が…
て、僕は何を考えているのだ。とにかくもう二度と、マーガレットにあのようなふしだらな女を近づけてはいけない!すぐにマーガレットに話しをしないと!
そう思い、立ち上がった時だった。
「ここにいらしたのですね。随分探しましたわ」
そこに立っていたのは、マリン嬢だ。不敵な笑みを浮かべてこちらを見つめている。その瞬間、さっき見た光景が脳裏に浮かんだ。
「き…君、あんなふしだらな事をして、一体何を考えているのだ!とにかくこんなふしだらな女と、マーガレットを一緒にすごさせる訳にはいかない。金輪際、マーガレットに関わらないでくれ!」
声高らかに宣言した。
「あら、私がふしだらですって?あなただって、私の体を見て、興奮したのではなくって?ほら、ここは素直ね…」
すっと僕の下半身に触れるマリン嬢。その瞬間、体が一気に反応してしまった。
「確かに不貞行為は、この国ではタブーですが、バレなければいいのです。それに全く経験がないと、マーガレットと初夜を迎えた時、恥をかくかもしれませんよ」
耳元でマリン嬢が囁いた。
「ほら、どうか私の体を触ってみてください」
僕の手を自分の胸に当てるマリン嬢。温かくて柔らかくて、気持ちいい。確かにマリン嬢が言う通り、マーガレットと初夜を迎えた時、恥はかきたくない。それにバレなければ…
僕はこの時、欲望に負けてしまったのだった。
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