43 / 66
第43話:こんな事になるだなんて~カルロス視点~
しおりを挟む
意識が朦朧とする中、俺は騎士団員に担がれ病院へと向かう。
「ルミタン…は、誰が運んでいるのだ?俺よりもルミタンを…それから運ぶのは女騎士に…」
「副騎士団長、何を言っているのですか?あなたは酷い怪我を負っているのですよ。とにかく話さないで下さい!」
騎士団員に怒られてしまった。俺の傷なんて大したことはない。ルミタンは崖から落ちたのだぞ。見た感じ命に別状はなかったが、足は間違いなく折れていた。顔からも血が出ていたし…
クソ、こんな時に俺は何をしているのだろう!悔しくて涙が込みあげてくるのを、必死に堪えた。
病院につくとすぐに手術室へと運ばれ、治療を受ける。かなり深い傷だった様で、治療に時間が掛かってしまった。
「傷口はしっかり縫いましたが、それでも酷い状況でした。とにかく、傷口が開かない様に、安静にしていてください」
先生から色々と言われたが、正直俺はルミタンが心配すぎてそれどころではなかった。手術が終わると、ベッドのまま病室へと移る。病室には心配そうな両親も待っていた。
「カルロス、クマに襲われたのだってな。酷い怪我ではないか!野外学習の範囲内にはクマは出ないはずだ。一体何があったんだい?ルミナス嬢も病院に運ばれた様で、さっきカリオスティーノ侯爵と泣きじゃくる元夫人、侯爵夫人を見たよ」
ルミタン…
そうだ、ルミタン。
ベッドから起き上がり、ルミタンを探す。
「おい、カルロス、どこに行くつもりだ」
後ろから父上の叫び声が聞こえるが、今はそれどころではない。とにかくルミタンが気になって仕方がないのだ。廊下を出て辺りを見渡すと、いた!ルミタンだ!
急いでルミタンに駆け寄る。どうやら酷い怪我だった様で、ベッドに寝かされていた。ルミタンをこんな酷い姿にさせてしまった事に、改めて後悔の念が溢れ出す。
そんな俺に、“カルロス様のせいではない。私が悪かったのだ”と、笑顔を向けてくれるルミタン。なんて優しい子なんだ…こんな優しい子を、あの女は…
言いようのない怒りがこみ上げてくる。とにかくルミタンにこんな怪我を負わせたのは俺のせいだ。これからは彼女を守れる様、ずっと傍にいよう。そう思ったのだが…
「カルロス、お前は病人なんだぞ、すぐに病室に戻るぞ」
父親と護衛たちに連れられ、病室へと連れ戻されてしまったのだ。
「それで一体何があったんだ?ルミナス嬢も酷い怪我を負っていた様だが…」
「ルミタンは…アナリス殿下に崖から突き落とされたのです。俺が1匹だけ現れた魔物の対応に追われている間に…急いで助けに向かったのですが、大けがを負ったルミタンがクマに襲われそうになっていて、それで…俺はルミタンを守れなかった…誰よりも大切な子なのに…」
気が付くと涙が溢れていた。俺があの時傍を離れなければ、ルミタンはあの女に崖から突き落とされることもなかったんだ…俺が全部悪んだ…
「次期騎士団長になる予定の男が、ビービー泣くな!それよりカルロス、魔物が1匹だけ現れたとはどういう事だ?」
「まだ調査中なので分かりませんが、サンダードラゴンの子供でした。足に繋がれていた跡があるので、何者かによってあの地に連れてこられて、放たれた様です」
「何だって!そんな事をすれば、怒った魔物たちがまた民たちを襲うかもしれないのだぞ。誰がそんな愚かな事を…もしかして、アナリス殿下…」
父上もとっさに感づいたのだろう。多分あの女がやったと、俺も思っている。
「とにかく今、騎士団長たちが調査を進めてくれているはずです。それよりもルミタンが心配なので。そうだ、いつでもルミタンを看病できる様、同じ部屋に俺のベッドを運ぼう」
早速立ち上がろうとしたのだが…
「待て、カルロス。お前は大けがをしているのだぞ。今日は絶対安静と医者にいわれたのだろう?とにかく、明日にしなさい!」
「俺のせいでルミタンは怪我をしたのですよ!俺は大丈夫です、誰がなんと言おうと、俺はルミタンの部屋に行く!」
無理やり起き上がろうとする俺を、父上が止めようとするが、俺はこれでも次期騎士団長を言われているのだ。たとえ怪我をしていても、父上くらい簡単に跳ね除けられる。
「カルロス、まずは自分の体を…」
「いいえ、ルミタンの元へ向かいます」
父上を跳ね除け、部屋から出ようとした時だった。
「待って、カルロス。いくらルミナスちゃんがあなたの婚約者だとしても、同じ病室で寝泊まりするだなんて、さすがに侯爵や元夫人に許可がいるはずよ。私が夫人に聞いてあげるから、ベッドを運ぶのは待ちなさい。病院側にも確認をとらないといけないし」
「おい、何を言っているのだ!お前まで…」
「カルロスの事だから、私たちが反対してもきっとルミナスちゃんの部屋に押しかけるわ。カルロス自身も大けがをしているのだから、それならいっその事、同じ部屋に寝かしておいた方がカルロスも大人しくしているでしょう。とにかく夫人には私が話すから…」
「分かったよ…本当にカルロスには困ったものだ!」
どうやら母上のお陰で、うまく行った様だ。
「それじゃあ俺は、ルミタンの元に向かいますので。母上、部屋の事を頼みましたよ。ドリトルに聞かれるとうるさいので、こっそりと元夫人に話してください」
そう伝え、部屋から出たのだった。
「ルミタン…は、誰が運んでいるのだ?俺よりもルミタンを…それから運ぶのは女騎士に…」
「副騎士団長、何を言っているのですか?あなたは酷い怪我を負っているのですよ。とにかく話さないで下さい!」
騎士団員に怒られてしまった。俺の傷なんて大したことはない。ルミタンは崖から落ちたのだぞ。見た感じ命に別状はなかったが、足は間違いなく折れていた。顔からも血が出ていたし…
クソ、こんな時に俺は何をしているのだろう!悔しくて涙が込みあげてくるのを、必死に堪えた。
病院につくとすぐに手術室へと運ばれ、治療を受ける。かなり深い傷だった様で、治療に時間が掛かってしまった。
「傷口はしっかり縫いましたが、それでも酷い状況でした。とにかく、傷口が開かない様に、安静にしていてください」
先生から色々と言われたが、正直俺はルミタンが心配すぎてそれどころではなかった。手術が終わると、ベッドのまま病室へと移る。病室には心配そうな両親も待っていた。
「カルロス、クマに襲われたのだってな。酷い怪我ではないか!野外学習の範囲内にはクマは出ないはずだ。一体何があったんだい?ルミナス嬢も病院に運ばれた様で、さっきカリオスティーノ侯爵と泣きじゃくる元夫人、侯爵夫人を見たよ」
ルミタン…
そうだ、ルミタン。
ベッドから起き上がり、ルミタンを探す。
「おい、カルロス、どこに行くつもりだ」
後ろから父上の叫び声が聞こえるが、今はそれどころではない。とにかくルミタンが気になって仕方がないのだ。廊下を出て辺りを見渡すと、いた!ルミタンだ!
急いでルミタンに駆け寄る。どうやら酷い怪我だった様で、ベッドに寝かされていた。ルミタンをこんな酷い姿にさせてしまった事に、改めて後悔の念が溢れ出す。
そんな俺に、“カルロス様のせいではない。私が悪かったのだ”と、笑顔を向けてくれるルミタン。なんて優しい子なんだ…こんな優しい子を、あの女は…
言いようのない怒りがこみ上げてくる。とにかくルミタンにこんな怪我を負わせたのは俺のせいだ。これからは彼女を守れる様、ずっと傍にいよう。そう思ったのだが…
「カルロス、お前は病人なんだぞ、すぐに病室に戻るぞ」
父親と護衛たちに連れられ、病室へと連れ戻されてしまったのだ。
「それで一体何があったんだ?ルミナス嬢も酷い怪我を負っていた様だが…」
「ルミタンは…アナリス殿下に崖から突き落とされたのです。俺が1匹だけ現れた魔物の対応に追われている間に…急いで助けに向かったのですが、大けがを負ったルミタンがクマに襲われそうになっていて、それで…俺はルミタンを守れなかった…誰よりも大切な子なのに…」
気が付くと涙が溢れていた。俺があの時傍を離れなければ、ルミタンはあの女に崖から突き落とされることもなかったんだ…俺が全部悪んだ…
「次期騎士団長になる予定の男が、ビービー泣くな!それよりカルロス、魔物が1匹だけ現れたとはどういう事だ?」
「まだ調査中なので分かりませんが、サンダードラゴンの子供でした。足に繋がれていた跡があるので、何者かによってあの地に連れてこられて、放たれた様です」
「何だって!そんな事をすれば、怒った魔物たちがまた民たちを襲うかもしれないのだぞ。誰がそんな愚かな事を…もしかして、アナリス殿下…」
父上もとっさに感づいたのだろう。多分あの女がやったと、俺も思っている。
「とにかく今、騎士団長たちが調査を進めてくれているはずです。それよりもルミタンが心配なので。そうだ、いつでもルミタンを看病できる様、同じ部屋に俺のベッドを運ぼう」
早速立ち上がろうとしたのだが…
「待て、カルロス。お前は大けがをしているのだぞ。今日は絶対安静と医者にいわれたのだろう?とにかく、明日にしなさい!」
「俺のせいでルミタンは怪我をしたのですよ!俺は大丈夫です、誰がなんと言おうと、俺はルミタンの部屋に行く!」
無理やり起き上がろうとする俺を、父上が止めようとするが、俺はこれでも次期騎士団長を言われているのだ。たとえ怪我をしていても、父上くらい簡単に跳ね除けられる。
「カルロス、まずは自分の体を…」
「いいえ、ルミタンの元へ向かいます」
父上を跳ね除け、部屋から出ようとした時だった。
「待って、カルロス。いくらルミナスちゃんがあなたの婚約者だとしても、同じ病室で寝泊まりするだなんて、さすがに侯爵や元夫人に許可がいるはずよ。私が夫人に聞いてあげるから、ベッドを運ぶのは待ちなさい。病院側にも確認をとらないといけないし」
「おい、何を言っているのだ!お前まで…」
「カルロスの事だから、私たちが反対してもきっとルミナスちゃんの部屋に押しかけるわ。カルロス自身も大けがをしているのだから、それならいっその事、同じ部屋に寝かしておいた方がカルロスも大人しくしているでしょう。とにかく夫人には私が話すから…」
「分かったよ…本当にカルロスには困ったものだ!」
どうやら母上のお陰で、うまく行った様だ。
「それじゃあ俺は、ルミタンの元に向かいますので。母上、部屋の事を頼みましたよ。ドリトルに聞かれるとうるさいので、こっそりと元夫人に話してください」
そう伝え、部屋から出たのだった。
51
あなたにおすすめの小説
【完結】公爵家の妾腹の子ですが、義母となった公爵夫人が優しすぎます!
ましゅぺちーの
恋愛
リデルはヴォルシュタイン王国の名門貴族ベルクォーツ公爵の血を引いている。
しかし彼女は正妻の子ではなく愛人の子だった。
父は自分に無関心で母は父の寵愛を失ったことで荒れていた。
そんな中、母が亡くなりリデルは父公爵に引き取られ本邸へと行くことになる
そこで出会ったのが父公爵の正妻であり、義母となった公爵夫人シルフィーラだった。
彼女は愛人の子だというのにリデルを冷遇することなく、母の愛というものを教えてくれた。
リデルは虐げられているシルフィーラを守り抜き、幸せにすることを決意する。
しかし本邸にはリデルの他にも父公爵の愛人の子がいて――?
「愛するお義母様を幸せにします!」
愛する義母を守るために奮闘するリデル。そうしているうちに腹違いの兄弟たちの、公爵の愛人だった実母の、そして父公爵の知られざる秘密が次々と明らかになって――!?
ヒロインが愛する義母のために強く逞しい女となり、結果的には皆に愛されるようになる物語です!
完結まで執筆済みです!
小説家になろう様にも投稿しています。
愛する夫が目の前で別の女性と恋に落ちました。
ましゅぺちーの
恋愛
伯爵令嬢のアンジェは公爵家の嫡男であるアランに嫁いだ。
子はなかなかできなかったが、それでも仲の良い夫婦だった。
――彼女が現れるまでは。
二人が結婚して五年を迎えた記念パーティーでアランは若く美しい令嬢と恋に落ちてしまう。
それからアランは変わり、何かと彼女のことを優先するようになり……
【完結済】隣国でひっそりと子育てしている私のことを、執着心むき出しの初恋が追いかけてきます
鳴宮野々花@書籍4作品発売中
恋愛
一夜の過ちだなんて思いたくない。私にとって彼とのあの夜は、人生で唯一の、最良の思い出なのだから。彼のおかげで、この子に会えた────
私、この子と生きていきますっ!!
シアーズ男爵家の末娘ティナレインは、男爵が隣国出身のメイドに手をつけてできた娘だった。ティナレインは隣国の一部の者が持つ魔力(治癒術)を微力ながら持っており、そのため男爵夫人に一層疎まれ、男爵家後継ぎの兄と、世渡り上手で気の強い姉の下で、影薄く過ごしていた。
幼いティナレインは、優しい侯爵家の子息セシルと親しくなっていくが、息子がティナレインに入れ込みすぎていることを嫌う侯爵夫人は、シアーズ男爵夫人に苦言を呈す。侯爵夫人の機嫌を損ねることが怖い義母から強く叱られ、ティナレインはセシルとの接触を禁止されてしまう。
時を経て、貴族学園で再会する二人。忘れられなかったティナへの想いが燃え上がるセシルは猛アタックするが、ティナは自分の想いを封じ込めるように、セシルを避ける。
やがてティナレインは、とある商会の成金経営者と婚約させられることとなり、学園を中退。想い合いながらも会うことすら叶わなくなった二人だが、ある夜偶然の再会を果たす。
それから数ヶ月。結婚を目前に控えたティナレインは、隣国へと逃げる決意をした。自分のお腹に宿っていることに気付いた、大切な我が子を守るために。
けれど、名を偽り可愛い我が子の子育てをしながら懸命に生きていたティナレインと、彼女を諦めきれないセシルは、ある日運命的な再会を果たし────
生まれ育った屋敷で冷遇され続けた挙げ句、最低な成金ジジイと結婚させられそうになったヒロインが、我が子を守るために全てを捨てて新しい人生を切り拓いていこうと奮闘する物語です。
※いつもの完全オリジナルファンタジー世界の物語です。全てがファンタジーです。
※この作品は小説家になろう、カクヨムにも投稿しています。
偽聖女と追放された私は、辺境で定食屋をはじめます~こっそり生活魔法で味付けしていたら、氷の騎士団長様が毎日通ってくるんですけど!?~
咲月ねむと
恋愛
【アルファポリス女性向けHOTランキング1位達成作品!!】
あらすじ
「役立たずの偽聖女め、この国から出て行け!」
聖女として召喚されたものの、地味な【生活魔法】しか使えず「ハズレ」の烙印を押されたエリーナ。
彼女は婚約者である王太子に婚約破棄され、真の聖女と呼ばれる義妹の陰謀によって国外追放されてしまう。
しかし、エリーナはめげなかった。
実は彼女の【生活魔法】は、一瞬で廃墟を新築に変え、どんな食材も極上の味に変えるチートスキルだったのだ!
北の辺境の地へ辿り着いたエリーナは、念願だった自分の定食屋『陽だまり亭』をオープンする。
すると、そこへ「氷の騎士団長」と恐れられる冷徹な美形騎士・クラウスがやってきて――。
「……味がする。お前の料理だけが、俺の呪いを解いてくれるんだ」
とある呪いで味覚を失っていた彼は、エリーナの料理にだけ味を感じると判明。
以来、彼は毎日のように店に通い詰め、高額な代金を置いていったり、邪魔する敵を排除したりと、エリーナを過保護なまでに溺愛し始める。
最強の騎士団長と騎士たちに胃袋を掴んで守られながら、エリーナは辺境で幸せなスローライフを満喫中?
王妃を蔑ろにし、愛妾を寵愛していた王が冷遇していた王妃と入れ替わるお話。
ましゅぺちーの
恋愛
王妃を蔑ろにして、愛妾を寵愛していた王がある日突然その王妃と入れ替わってしまう。
王と王妃は体が元に戻るまで周囲に気づかれないようにそのまま過ごすことを決める。
しかし王は王妃の体に入ったことで今まで見えてこなかった愛妾の醜い部分が見え始めて・・・!?
全18話。
愛する夫にもう一つの家庭があったことを知ったのは、結婚して10年目のことでした
ましゅぺちーの
恋愛
王国の伯爵令嬢だったエミリアは長年の想い人である公爵令息オリバーと結婚した。
しかし、夫となったオリバーとの仲は冷え切っていた。
オリバーはエミリアを愛していない。
それでもエミリアは一途に夫を想い続けた。
子供も出来ないまま十年の年月が過ぎ、エミリアはオリバーにもう一つの家庭が存在していることを知ってしまう。
それをきっかけとして、エミリアはついにオリバーとの離婚を決意する。
オリバーと離婚したエミリアは第二の人生を歩み始める。
一方、最愛の愛人とその子供を公爵家に迎え入れたオリバーは後悔に苛まれていた……。
公爵様のバッドエンドを回避したいだけだったのに、なぜか溺愛されています
六花心碧
恋愛
お気に入り小説の世界で名前すら出てこないモブキャラに転生してしまった!
『推しのバッドエンドを阻止したい』
そう思っただけなのに、悪女からは脅されるし、小説の展開はどんどん変わっていっちゃうし……。
推しキャラである公爵様の反逆を防いで、見事バッドエンドを回避できるのか……?!
ゆるくて、甘くて、ふわっとした溺愛ストーリーです➴⡱
◇2025.3 日間・週間1位いただきました!HOTランキングは最高3位いただきました!
皆様のおかげです、本当にありがとうございました(ˊᗜˋ*)
(外部URLで登録していたものを改めて登録しました! ◇他サイト様でも公開中です)
愛されなかった公爵令嬢のやり直し
ましゅぺちーの
恋愛
オルレリアン王国の公爵令嬢セシリアは、誰からも愛されていなかった。
母は幼い頃に亡くなり、父である公爵には無視され、王宮の使用人達には憐れみの眼差しを向けられる。
婚約者であった王太子と結婚するが夫となった王太子には冷遇されていた。
そんなある日、セシリアは王太子が寵愛する愛妾を害したと疑われてしまう。
どうせ処刑されるならと、セシリアは王宮のバルコニーから身を投げる。
死ぬ寸前のセシリアは思う。
「一度でいいから誰かに愛されたかった。」と。
目が覚めた時、セシリアは12歳の頃に時間が巻き戻っていた。
セシリアは決意する。
「自分の幸せは自分でつかみ取る!」
幸せになるために奔走するセシリア。
だがそれと同時に父である公爵の、婚約者である王太子の、王太子の愛妾であった男爵令嬢の、驚くべき真実が次々と明らかになっていく。
小説家になろう様にも投稿しています。
タイトル変更しました!大幅改稿のため、一部非公開にしております。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる