45 / 66
第45話:事件後初の王族との面会~カルロス視点~
しおりを挟む
あの忌まわしい事件から早1ヶ月。俺もルミタンも無事退院できた。ただルミタンはまだ足の骨が治っていないため、自宅で療養している。
俺は傷口も閉じ、今日から貴族学院に通い始めた。でも、やはりルミタンのいない貴族学院は退屈でたまらなかった。
学院が終わると、1ヶ月ぶりに騎士団の稽古場へと顔を出す。今日は午後から王族に呼ばれているのだが、その前に騎士団長に呼び出されている為、騎士団へとやって来たのだ。
「騎士団長、長い間お休みをいただき、ありがとうございました。それで、お話しというのは…」
「カルロス、よく来てくれたな。今回の件、大変だったな。傷の方はどうだい?」
「お陰様でしっかり傷は塞がりました。傷痕は残っておりますが、勲章みたいなものです」
「勲章か…本当にアナリス殿下には困ったものだ。今も北の塔に幽閉されているが“早くここから出せ”と、かなり騒いている様だ。隣国の王太子殿下との結婚も無しになったし…」
そう言って騎士団長がため息を付く。さすがに今回の騒ぎを起こしたアナリス殿下を嫁に貰ってくれるほど、隣国もお人好しではないだろう。
「アナリス殿下の件は、今日にでも私から話をしてみようと思っています。今父とカリオスティーノ侯爵が、裁判に向けて書類の準備もしていますし。それに魔物に手を出すのは、極刑に値する行為です。もちろん、王女でも例外ではありませんから…」
「そうだな、我が騎士団からも、アナリス殿下が関わっていたという証拠の書類を今まとめているところだ。他の貴族たちも今回の件で、かなり騒いでいるし。何より魔物たちが、動き出している…もし魔物たちが街を襲う様なことになれば、王族そのものの存続が危うくなるかもしれないな…」
騎士団長がため息を付く。
「魔物が動き出しているとは…」
「東の森でサンダードラゴンを中心に、かなり活発に動いている様だ。子供は無事返したが、相当ご立腹なのだろう。体制が整い次第、襲ってくるかもしれない。カルロス、もしそうなったら、俺は討伐部隊を率いて魔物退治に行く。だから副団長のお前は、残った騎士団員たちをまとめ上げてくれ」
「何をおっしゃっているのですか?俺ももちろん参加します。俺は元騎士団長の様に、強くて困っている人間を助けるために騎士団になったのです。ですから…」
「カルロス、お前はまだ学生の身だ。今回は俺に任せろ。それに、ルミナス嬢は魔物討伐で父親を亡くている。彼女の心境を考えたら、お前は参加しない方がいいだろう」
確かに騎士団長の言う通り、ルミタンの父親、俺の尊敬する元騎士団長は、魔物たちのせいで命を落とした。もし俺が魔物討伐に参加すると言ったら、ルミタンは悲しむだろう…
「そんな顔をするな。まだ魔物たちが街を襲ったわけではない。このまま何も起こらないかもしれないし。ただ、もしもの時の話をしただけだ」
「はい、分かりました」
騎士団長と話をした後、一度ルミタンの様子を見てから屋敷に戻ってきた。
「カルロス、遅かったな。早速王宮に行こう」
父上と一緒に馬車に乗り込み、王宮を目指す。
「それで騎士団長の話は何だったんだ?」
「はい、やはり魔物たちが活発に動いている様で、もしもの時は残った王都の騎士団員の事を頼むとの事でした」
「そうか…万が一魔物たちが街を襲う様なことがあれば、騎士団長が指揮をとる事になるだろうからな…でも、お前も討伐部隊に参加したいのではないのか?」
「ええ、ただ…ルミタンがどう思うか…それに俺はまだ学生の身なので、参加は難しい様です」
俺は元騎士団長、ルミタンの父親を誰よりも尊敬している。いつか元騎士団長の様になりたいと思って、今まで必死に稽古を続けて来た。だからこそ、魔物討伐には必ず参加したい。でも…
「まだ魔物たちが襲ってきた訳ではない。とにかく、今は目の前の事を片付ける事が専決だな」
目の前の事か…
いつの間にか王宮に着いていた様で、馬車から降り王族たちが待つ部屋へと向かった。
俺たちが部屋に入ると
「カルロス殿、今回の件、本当にすまなかった。まさかアナリスが僕の目を盗んで、あんな事をしているだなんて思わなかったんだ」
ものすごい勢いで謝罪してきたのは、王太子殿下だ。後ろで陛下や王妃殿下も頭を下げている。
「謝罪は結構です。それよりも、侯爵令嬢で私の婚約者でもあるルミナスを崖から突き落としただけでなく、魔物まで攫ってきて!いくら王族でも、さすがに許される事ではありません。その件については、どうお考えですか?」
「ルミナス嬢には本当に申し訳ない事をしたと思っている。直接謝罪をしたいと伝えたのだが、カリオスティーノ侯爵から“まだ会わせられる状況ではありませんので”と言われてしまって。それで、ルミナス嬢の容態はどうなんだ?」
「退院はしましたが、まだ歩く事は困難な状況です。とにかく、謝罪は結構ですので、早急にアナリス殿下の裁判を行い、厳正なる処罰を願うまでです。それから、騎士団長の話では、サンダードラゴンを中心に魔物たちが活発に動き出しているとの事。万が一魔物たちが街を襲いでもしたら…」
「魔物の件も聞いている…万が一その様な事になれば、アナリスは法律にのっとり…」
「待ってくれ!アナリスは悪気はなかったんだ。だから命だけは…」
「悪気がなかったですって?崖から故意に突き落としただけでなく、私をルミナスから引き離すためだけに、魔物を攫ってきておいて、悪気がないだなんて、よくそんな事が言えるものだ!魔物に手を出すことがどれだけ重罪か、王女ならわかるはずでしょう。それとも、それすら分からない程、王女は愚かなのですか?王女だという理由で今回の罪を軽くすれば、貴族はもちろん平民たちからも不満が上がるでしょう。王族の存続の危機にもつながりかねないと、私は考えております」
頭の悪い陛下にはっきり言ってやった。
俺は傷口も閉じ、今日から貴族学院に通い始めた。でも、やはりルミタンのいない貴族学院は退屈でたまらなかった。
学院が終わると、1ヶ月ぶりに騎士団の稽古場へと顔を出す。今日は午後から王族に呼ばれているのだが、その前に騎士団長に呼び出されている為、騎士団へとやって来たのだ。
「騎士団長、長い間お休みをいただき、ありがとうございました。それで、お話しというのは…」
「カルロス、よく来てくれたな。今回の件、大変だったな。傷の方はどうだい?」
「お陰様でしっかり傷は塞がりました。傷痕は残っておりますが、勲章みたいなものです」
「勲章か…本当にアナリス殿下には困ったものだ。今も北の塔に幽閉されているが“早くここから出せ”と、かなり騒いている様だ。隣国の王太子殿下との結婚も無しになったし…」
そう言って騎士団長がため息を付く。さすがに今回の騒ぎを起こしたアナリス殿下を嫁に貰ってくれるほど、隣国もお人好しではないだろう。
「アナリス殿下の件は、今日にでも私から話をしてみようと思っています。今父とカリオスティーノ侯爵が、裁判に向けて書類の準備もしていますし。それに魔物に手を出すのは、極刑に値する行為です。もちろん、王女でも例外ではありませんから…」
「そうだな、我が騎士団からも、アナリス殿下が関わっていたという証拠の書類を今まとめているところだ。他の貴族たちも今回の件で、かなり騒いでいるし。何より魔物たちが、動き出している…もし魔物たちが街を襲う様なことになれば、王族そのものの存続が危うくなるかもしれないな…」
騎士団長がため息を付く。
「魔物が動き出しているとは…」
「東の森でサンダードラゴンを中心に、かなり活発に動いている様だ。子供は無事返したが、相当ご立腹なのだろう。体制が整い次第、襲ってくるかもしれない。カルロス、もしそうなったら、俺は討伐部隊を率いて魔物退治に行く。だから副団長のお前は、残った騎士団員たちをまとめ上げてくれ」
「何をおっしゃっているのですか?俺ももちろん参加します。俺は元騎士団長の様に、強くて困っている人間を助けるために騎士団になったのです。ですから…」
「カルロス、お前はまだ学生の身だ。今回は俺に任せろ。それに、ルミナス嬢は魔物討伐で父親を亡くている。彼女の心境を考えたら、お前は参加しない方がいいだろう」
確かに騎士団長の言う通り、ルミタンの父親、俺の尊敬する元騎士団長は、魔物たちのせいで命を落とした。もし俺が魔物討伐に参加すると言ったら、ルミタンは悲しむだろう…
「そんな顔をするな。まだ魔物たちが街を襲ったわけではない。このまま何も起こらないかもしれないし。ただ、もしもの時の話をしただけだ」
「はい、分かりました」
騎士団長と話をした後、一度ルミタンの様子を見てから屋敷に戻ってきた。
「カルロス、遅かったな。早速王宮に行こう」
父上と一緒に馬車に乗り込み、王宮を目指す。
「それで騎士団長の話は何だったんだ?」
「はい、やはり魔物たちが活発に動いている様で、もしもの時は残った王都の騎士団員の事を頼むとの事でした」
「そうか…万が一魔物たちが街を襲う様なことがあれば、騎士団長が指揮をとる事になるだろうからな…でも、お前も討伐部隊に参加したいのではないのか?」
「ええ、ただ…ルミタンがどう思うか…それに俺はまだ学生の身なので、参加は難しい様です」
俺は元騎士団長、ルミタンの父親を誰よりも尊敬している。いつか元騎士団長の様になりたいと思って、今まで必死に稽古を続けて来た。だからこそ、魔物討伐には必ず参加したい。でも…
「まだ魔物たちが襲ってきた訳ではない。とにかく、今は目の前の事を片付ける事が専決だな」
目の前の事か…
いつの間にか王宮に着いていた様で、馬車から降り王族たちが待つ部屋へと向かった。
俺たちが部屋に入ると
「カルロス殿、今回の件、本当にすまなかった。まさかアナリスが僕の目を盗んで、あんな事をしているだなんて思わなかったんだ」
ものすごい勢いで謝罪してきたのは、王太子殿下だ。後ろで陛下や王妃殿下も頭を下げている。
「謝罪は結構です。それよりも、侯爵令嬢で私の婚約者でもあるルミナスを崖から突き落としただけでなく、魔物まで攫ってきて!いくら王族でも、さすがに許される事ではありません。その件については、どうお考えですか?」
「ルミナス嬢には本当に申し訳ない事をしたと思っている。直接謝罪をしたいと伝えたのだが、カリオスティーノ侯爵から“まだ会わせられる状況ではありませんので”と言われてしまって。それで、ルミナス嬢の容態はどうなんだ?」
「退院はしましたが、まだ歩く事は困難な状況です。とにかく、謝罪は結構ですので、早急にアナリス殿下の裁判を行い、厳正なる処罰を願うまでです。それから、騎士団長の話では、サンダードラゴンを中心に魔物たちが活発に動き出しているとの事。万が一魔物たちが街を襲いでもしたら…」
「魔物の件も聞いている…万が一その様な事になれば、アナリスは法律にのっとり…」
「待ってくれ!アナリスは悪気はなかったんだ。だから命だけは…」
「悪気がなかったですって?崖から故意に突き落としただけでなく、私をルミナスから引き離すためだけに、魔物を攫ってきておいて、悪気がないだなんて、よくそんな事が言えるものだ!魔物に手を出すことがどれだけ重罪か、王女ならわかるはずでしょう。それとも、それすら分からない程、王女は愚かなのですか?王女だという理由で今回の罪を軽くすれば、貴族はもちろん平民たちからも不満が上がるでしょう。王族の存続の危機にもつながりかねないと、私は考えております」
頭の悪い陛下にはっきり言ってやった。
47
あなたにおすすめの小説
【完結】公爵家の妾腹の子ですが、義母となった公爵夫人が優しすぎます!
ましゅぺちーの
恋愛
リデルはヴォルシュタイン王国の名門貴族ベルクォーツ公爵の血を引いている。
しかし彼女は正妻の子ではなく愛人の子だった。
父は自分に無関心で母は父の寵愛を失ったことで荒れていた。
そんな中、母が亡くなりリデルは父公爵に引き取られ本邸へと行くことになる
そこで出会ったのが父公爵の正妻であり、義母となった公爵夫人シルフィーラだった。
彼女は愛人の子だというのにリデルを冷遇することなく、母の愛というものを教えてくれた。
リデルは虐げられているシルフィーラを守り抜き、幸せにすることを決意する。
しかし本邸にはリデルの他にも父公爵の愛人の子がいて――?
「愛するお義母様を幸せにします!」
愛する義母を守るために奮闘するリデル。そうしているうちに腹違いの兄弟たちの、公爵の愛人だった実母の、そして父公爵の知られざる秘密が次々と明らかになって――!?
ヒロインが愛する義母のために強く逞しい女となり、結果的には皆に愛されるようになる物語です!
完結まで執筆済みです!
小説家になろう様にも投稿しています。
愛する夫が目の前で別の女性と恋に落ちました。
ましゅぺちーの
恋愛
伯爵令嬢のアンジェは公爵家の嫡男であるアランに嫁いだ。
子はなかなかできなかったが、それでも仲の良い夫婦だった。
――彼女が現れるまでは。
二人が結婚して五年を迎えた記念パーティーでアランは若く美しい令嬢と恋に落ちてしまう。
それからアランは変わり、何かと彼女のことを優先するようになり……
【完結済】隣国でひっそりと子育てしている私のことを、執着心むき出しの初恋が追いかけてきます
鳴宮野々花@書籍4作品発売中
恋愛
一夜の過ちだなんて思いたくない。私にとって彼とのあの夜は、人生で唯一の、最良の思い出なのだから。彼のおかげで、この子に会えた────
私、この子と生きていきますっ!!
シアーズ男爵家の末娘ティナレインは、男爵が隣国出身のメイドに手をつけてできた娘だった。ティナレインは隣国の一部の者が持つ魔力(治癒術)を微力ながら持っており、そのため男爵夫人に一層疎まれ、男爵家後継ぎの兄と、世渡り上手で気の強い姉の下で、影薄く過ごしていた。
幼いティナレインは、優しい侯爵家の子息セシルと親しくなっていくが、息子がティナレインに入れ込みすぎていることを嫌う侯爵夫人は、シアーズ男爵夫人に苦言を呈す。侯爵夫人の機嫌を損ねることが怖い義母から強く叱られ、ティナレインはセシルとの接触を禁止されてしまう。
時を経て、貴族学園で再会する二人。忘れられなかったティナへの想いが燃え上がるセシルは猛アタックするが、ティナは自分の想いを封じ込めるように、セシルを避ける。
やがてティナレインは、とある商会の成金経営者と婚約させられることとなり、学園を中退。想い合いながらも会うことすら叶わなくなった二人だが、ある夜偶然の再会を果たす。
それから数ヶ月。結婚を目前に控えたティナレインは、隣国へと逃げる決意をした。自分のお腹に宿っていることに気付いた、大切な我が子を守るために。
けれど、名を偽り可愛い我が子の子育てをしながら懸命に生きていたティナレインと、彼女を諦めきれないセシルは、ある日運命的な再会を果たし────
生まれ育った屋敷で冷遇され続けた挙げ句、最低な成金ジジイと結婚させられそうになったヒロインが、我が子を守るために全てを捨てて新しい人生を切り拓いていこうと奮闘する物語です。
※いつもの完全オリジナルファンタジー世界の物語です。全てがファンタジーです。
※この作品は小説家になろう、カクヨムにも投稿しています。
偽聖女と追放された私は、辺境で定食屋をはじめます~こっそり生活魔法で味付けしていたら、氷の騎士団長様が毎日通ってくるんですけど!?~
咲月ねむと
恋愛
【アルファポリス女性向けHOTランキング1位達成作品!!】
あらすじ
「役立たずの偽聖女め、この国から出て行け!」
聖女として召喚されたものの、地味な【生活魔法】しか使えず「ハズレ」の烙印を押されたエリーナ。
彼女は婚約者である王太子に婚約破棄され、真の聖女と呼ばれる義妹の陰謀によって国外追放されてしまう。
しかし、エリーナはめげなかった。
実は彼女の【生活魔法】は、一瞬で廃墟を新築に変え、どんな食材も極上の味に変えるチートスキルだったのだ!
北の辺境の地へ辿り着いたエリーナは、念願だった自分の定食屋『陽だまり亭』をオープンする。
すると、そこへ「氷の騎士団長」と恐れられる冷徹な美形騎士・クラウスがやってきて――。
「……味がする。お前の料理だけが、俺の呪いを解いてくれるんだ」
とある呪いで味覚を失っていた彼は、エリーナの料理にだけ味を感じると判明。
以来、彼は毎日のように店に通い詰め、高額な代金を置いていったり、邪魔する敵を排除したりと、エリーナを過保護なまでに溺愛し始める。
最強の騎士団長と騎士たちに胃袋を掴んで守られながら、エリーナは辺境で幸せなスローライフを満喫中?
王妃を蔑ろにし、愛妾を寵愛していた王が冷遇していた王妃と入れ替わるお話。
ましゅぺちーの
恋愛
王妃を蔑ろにして、愛妾を寵愛していた王がある日突然その王妃と入れ替わってしまう。
王と王妃は体が元に戻るまで周囲に気づかれないようにそのまま過ごすことを決める。
しかし王は王妃の体に入ったことで今まで見えてこなかった愛妾の醜い部分が見え始めて・・・!?
全18話。
愛する夫にもう一つの家庭があったことを知ったのは、結婚して10年目のことでした
ましゅぺちーの
恋愛
王国の伯爵令嬢だったエミリアは長年の想い人である公爵令息オリバーと結婚した。
しかし、夫となったオリバーとの仲は冷え切っていた。
オリバーはエミリアを愛していない。
それでもエミリアは一途に夫を想い続けた。
子供も出来ないまま十年の年月が過ぎ、エミリアはオリバーにもう一つの家庭が存在していることを知ってしまう。
それをきっかけとして、エミリアはついにオリバーとの離婚を決意する。
オリバーと離婚したエミリアは第二の人生を歩み始める。
一方、最愛の愛人とその子供を公爵家に迎え入れたオリバーは後悔に苛まれていた……。
公爵様のバッドエンドを回避したいだけだったのに、なぜか溺愛されています
六花心碧
恋愛
お気に入り小説の世界で名前すら出てこないモブキャラに転生してしまった!
『推しのバッドエンドを阻止したい』
そう思っただけなのに、悪女からは脅されるし、小説の展開はどんどん変わっていっちゃうし……。
推しキャラである公爵様の反逆を防いで、見事バッドエンドを回避できるのか……?!
ゆるくて、甘くて、ふわっとした溺愛ストーリーです➴⡱
◇2025.3 日間・週間1位いただきました!HOTランキングは最高3位いただきました!
皆様のおかげです、本当にありがとうございました(ˊᗜˋ*)
(外部URLで登録していたものを改めて登録しました! ◇他サイト様でも公開中です)
愛されなかった公爵令嬢のやり直し
ましゅぺちーの
恋愛
オルレリアン王国の公爵令嬢セシリアは、誰からも愛されていなかった。
母は幼い頃に亡くなり、父である公爵には無視され、王宮の使用人達には憐れみの眼差しを向けられる。
婚約者であった王太子と結婚するが夫となった王太子には冷遇されていた。
そんなある日、セシリアは王太子が寵愛する愛妾を害したと疑われてしまう。
どうせ処刑されるならと、セシリアは王宮のバルコニーから身を投げる。
死ぬ寸前のセシリアは思う。
「一度でいいから誰かに愛されたかった。」と。
目が覚めた時、セシリアは12歳の頃に時間が巻き戻っていた。
セシリアは決意する。
「自分の幸せは自分でつかみ取る!」
幸せになるために奔走するセシリア。
だがそれと同時に父である公爵の、婚約者である王太子の、王太子の愛妾であった男爵令嬢の、驚くべき真実が次々と明らかになっていく。
小説家になろう様にも投稿しています。
タイトル変更しました!大幅改稿のため、一部非公開にしております。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる