50 / 66
第50話:傷はすっかり治りました
しおりを挟む
アナリス殿下に崖から突き落とされてから早3ヶ月が過ぎた。この3ヶ月、本当に色々な事があった。残念ながらアナリス殿下が捕まえて来たサンダードラゴンの子供の事がきっかけで、ついに2週間ほど前、魔物たちが街を襲撃したそうだ。
すぐに騎士団員たちが派遣されたと聞いた。幸いカルロス様は派遣されずに済んだ様だ。正直カルロス様には、魔物討伐に何て行って欲しくない。
もう私は、大切な人を亡くしたくはないのだ。でも、今もどこかで騎士団員たちが命を落としているかもしれない。彼らにも彼らの帰りを待つ大切な家族がいるのだろう…そう思うと、胸が張り裂けそうになる。
本当に、アナリス殿下はなんて恐ろしい事をしてくれたのだろう。そんなアナリス殿下だが、先日裁判が開かれ、極刑に処された。お兄様の話では、貴族や平民たちからかなりの暴言を浴びながら、この世を去って行ったらしい。
彼女の浅はかな行動のせいで、沢山の人たちが命の危険に晒されたり、実際に命を失ったりしたのだから、当然の刑だと私は思っている。
今回の件で、陛下がたとえ身内でも厳罰に処すこともじさないと身をもって示したため、一時は失いかけていた王族への信頼も、今は少しずつ回復し始めているらしい。
ただ、アナリス殿下がこの世を去ったからと言って、魔物たちが許してくれる訳でもない。どうか早く魔物たちを制圧できることを祈るまでだ。
ちなみに私の怪我も、すっかり良くなった。昨日先生に足の様子を見てもらい、完全に治っていると言ってもらえたのだ。とはいっても、ずっと歩いていなかったので、今はまずゆっくり歩く練習をしている。
明日からは貴族学院にも通う予定だ。マリーヌやミーリスを始め、私を心配したクラスメイトたちが、お見舞いに来てくれた。早く元気になった姿を皆に見て欲しいのだ。そう思い、今も必死に歩く練習をしている。
「ルミタン、ここにいたのだね」
この声は!
「カルロス様、おかえりなさい。今日は随分と早いのですね。騎士団の稽古はいいのですか?」
「明日からルミタンが学院に通う事になっているだろう?だから今日は騎士団の稽古を早く切り上げてきたのだよ。歩く練習を手伝いたくてね。それにしても、昨日の今日で随分上手に歩けるようになったね」
そう言いながら、私の体を支えてくれるカルロス様。
「はい、意外と歩けるものですね。ただ、まだ走ったりは出来そうにないですわ。それにゆっくりしか歩けませんし…」
「傷が治ったばかりなんだ。焦らなくてもいいよ。さあ、少し休憩しよう」
カルロス様が近くにあったイスに座らせてくれた。
「カルロス様、明日から私、貴族学院に通うでしょう。でも、あまりうまく歩けなくて…前みたいに毎日送り迎えをして下さいますよね?」
「…ああ、もちろんだよ。急にどうしたのだい?」
「いえ…何でもありませんわ…」
ただ、なんだかカルロス様が、魔物討伐部隊に参加するのではないかと、漠然とした不安があるのだ。カルロス様は正義感が人一倍強い、それに貴族学院を卒院したら、騎士団長になる事も決まっているのだ。
次期騎士団長の自分が討伐に行かないなんて…そう考えているのではないかと思っている。
それでもアナリス殿下の事や、私の怪我もあって、とどまってくれていたのでは…全てが解決し、私の怪我が治った今、もしかしたら討伐に行くのではないかという不安が私の心にあるのだ。
ギュッとカルロス様に抱き着いた。温かくて大きな体。私をクマから命がけで守ってくれたカルロス様、あの時本当に生きていてくれてよかったと心底思った。もう二度と、あんな心臓に悪い思いはしたくない。
「ルミタンは甘えん坊だね。俺はルミタンが大好きだよ」
私もカルロス様が大好き…という言葉が、恥ずかしくて言えないので、こっそり心の中で呟く。
「さあ、少し冷えて来たね。そろそろ屋敷に戻ろう」
「はい」
カルロス様と手を繋いで、一緒に屋敷に戻る。私の歩調に合わせて、ゆっくり歩いてくれるところ、本当に優しいわね。
こんな何でもない日々が幸せだわ。どうか…どうかこんな日が、ずっと続きますように。
翌日
カルロス様と一緒に貴族学院に向かう。3ヶ月ぶりの貴族学院、なんだか懐かしい。馬車から降りると、話した事もない様な貴族たちからも声を掛けられた。
「皆君の事を心配していたのだよ。ただ…令息たちには近づいてはいけないよ」
カルロス様にそう言われてしまった。そうか、私と全然仲良くない人たちも、私の事を心配してくれていたのね。なんだかそれが嬉しい。
そしてカルロス様に支えられ、教室に向かう。
教室に入ると
「「「ルミナス(様)!おかえり(なさい)」」」」
クラスの皆が私を笑顔で迎えてくれた。よく見ると、黒板には、“おかえりなさい、ルミナス”と書いてくれてある。
「皆、ありがとう。それから、ただいま」
こんなにも皆が私を温かく迎え入れてくれるだなんて、嬉しくてたまらない。
「よかったね、ルミタン。君の事を大切に思ってくれる友人たちがこんなにいて。でも、令息には近づいてはいけないよ」
私の耳元で、カルロス様が呟く。カルロス様ったら、そればっかりね。そう思ったら、笑いが込みあげてきた。
「カルロス様、後は私達がルミナスを見ますので、安心してください。さあ、ルミナス、こっちよ」
マリーヌが私の手を握り、席まで連れて行ってくれる。他の子たちも、私のカバンを持ってくれたりしている。
「それじゃあ俺は教室に行くよ。皆、ルミタンの事、よろしくお願いします」
そう言うと、少し寂しそうに教室から出て行ったカルロス様。何だろう、この違和感は…
「どうしたの?ルミナス。そんなにカルロス様の後ろ姿を見つめて。そう言えばルミナスをクマから命がけで守って下さったのよね。あなた、本当に愛されているわね」
そう言って笑うマリーヌ。
「もう、すぐに人をからかうのだから」
「ごめんごめん、それよりもルミナス。ノート、バッチリ取っておいてあるわよ」
「ありがとう、さすがマリーヌね」
「お礼はあなたの家のケーキでいいわ。あなたの家の料理長が作るケーキ、美味しいのよね」
うっとりとした顔をするマリーヌ。いつも通りのマリーヌの姿を見たら、なんだか心が温かくなった。
きっと私、3ヶ月間もの間ずっと引きこもっていたから、少しネガティブになっていたのよね。そうよ、そうだわ。
これからはカルロス様と一緒に貴族学院に通い、マリーヌたちと一緒に楽しく過ごす。そんな日々がずっと続くのだろう。
心の奥にある不安を必死に打ち消すように、そう自分に言い聞かせたのだった。
すぐに騎士団員たちが派遣されたと聞いた。幸いカルロス様は派遣されずに済んだ様だ。正直カルロス様には、魔物討伐に何て行って欲しくない。
もう私は、大切な人を亡くしたくはないのだ。でも、今もどこかで騎士団員たちが命を落としているかもしれない。彼らにも彼らの帰りを待つ大切な家族がいるのだろう…そう思うと、胸が張り裂けそうになる。
本当に、アナリス殿下はなんて恐ろしい事をしてくれたのだろう。そんなアナリス殿下だが、先日裁判が開かれ、極刑に処された。お兄様の話では、貴族や平民たちからかなりの暴言を浴びながら、この世を去って行ったらしい。
彼女の浅はかな行動のせいで、沢山の人たちが命の危険に晒されたり、実際に命を失ったりしたのだから、当然の刑だと私は思っている。
今回の件で、陛下がたとえ身内でも厳罰に処すこともじさないと身をもって示したため、一時は失いかけていた王族への信頼も、今は少しずつ回復し始めているらしい。
ただ、アナリス殿下がこの世を去ったからと言って、魔物たちが許してくれる訳でもない。どうか早く魔物たちを制圧できることを祈るまでだ。
ちなみに私の怪我も、すっかり良くなった。昨日先生に足の様子を見てもらい、完全に治っていると言ってもらえたのだ。とはいっても、ずっと歩いていなかったので、今はまずゆっくり歩く練習をしている。
明日からは貴族学院にも通う予定だ。マリーヌやミーリスを始め、私を心配したクラスメイトたちが、お見舞いに来てくれた。早く元気になった姿を皆に見て欲しいのだ。そう思い、今も必死に歩く練習をしている。
「ルミタン、ここにいたのだね」
この声は!
「カルロス様、おかえりなさい。今日は随分と早いのですね。騎士団の稽古はいいのですか?」
「明日からルミタンが学院に通う事になっているだろう?だから今日は騎士団の稽古を早く切り上げてきたのだよ。歩く練習を手伝いたくてね。それにしても、昨日の今日で随分上手に歩けるようになったね」
そう言いながら、私の体を支えてくれるカルロス様。
「はい、意外と歩けるものですね。ただ、まだ走ったりは出来そうにないですわ。それにゆっくりしか歩けませんし…」
「傷が治ったばかりなんだ。焦らなくてもいいよ。さあ、少し休憩しよう」
カルロス様が近くにあったイスに座らせてくれた。
「カルロス様、明日から私、貴族学院に通うでしょう。でも、あまりうまく歩けなくて…前みたいに毎日送り迎えをして下さいますよね?」
「…ああ、もちろんだよ。急にどうしたのだい?」
「いえ…何でもありませんわ…」
ただ、なんだかカルロス様が、魔物討伐部隊に参加するのではないかと、漠然とした不安があるのだ。カルロス様は正義感が人一倍強い、それに貴族学院を卒院したら、騎士団長になる事も決まっているのだ。
次期騎士団長の自分が討伐に行かないなんて…そう考えているのではないかと思っている。
それでもアナリス殿下の事や、私の怪我もあって、とどまってくれていたのでは…全てが解決し、私の怪我が治った今、もしかしたら討伐に行くのではないかという不安が私の心にあるのだ。
ギュッとカルロス様に抱き着いた。温かくて大きな体。私をクマから命がけで守ってくれたカルロス様、あの時本当に生きていてくれてよかったと心底思った。もう二度と、あんな心臓に悪い思いはしたくない。
「ルミタンは甘えん坊だね。俺はルミタンが大好きだよ」
私もカルロス様が大好き…という言葉が、恥ずかしくて言えないので、こっそり心の中で呟く。
「さあ、少し冷えて来たね。そろそろ屋敷に戻ろう」
「はい」
カルロス様と手を繋いで、一緒に屋敷に戻る。私の歩調に合わせて、ゆっくり歩いてくれるところ、本当に優しいわね。
こんな何でもない日々が幸せだわ。どうか…どうかこんな日が、ずっと続きますように。
翌日
カルロス様と一緒に貴族学院に向かう。3ヶ月ぶりの貴族学院、なんだか懐かしい。馬車から降りると、話した事もない様な貴族たちからも声を掛けられた。
「皆君の事を心配していたのだよ。ただ…令息たちには近づいてはいけないよ」
カルロス様にそう言われてしまった。そうか、私と全然仲良くない人たちも、私の事を心配してくれていたのね。なんだかそれが嬉しい。
そしてカルロス様に支えられ、教室に向かう。
教室に入ると
「「「ルミナス(様)!おかえり(なさい)」」」」
クラスの皆が私を笑顔で迎えてくれた。よく見ると、黒板には、“おかえりなさい、ルミナス”と書いてくれてある。
「皆、ありがとう。それから、ただいま」
こんなにも皆が私を温かく迎え入れてくれるだなんて、嬉しくてたまらない。
「よかったね、ルミタン。君の事を大切に思ってくれる友人たちがこんなにいて。でも、令息には近づいてはいけないよ」
私の耳元で、カルロス様が呟く。カルロス様ったら、そればっかりね。そう思ったら、笑いが込みあげてきた。
「カルロス様、後は私達がルミナスを見ますので、安心してください。さあ、ルミナス、こっちよ」
マリーヌが私の手を握り、席まで連れて行ってくれる。他の子たちも、私のカバンを持ってくれたりしている。
「それじゃあ俺は教室に行くよ。皆、ルミタンの事、よろしくお願いします」
そう言うと、少し寂しそうに教室から出て行ったカルロス様。何だろう、この違和感は…
「どうしたの?ルミナス。そんなにカルロス様の後ろ姿を見つめて。そう言えばルミナスをクマから命がけで守って下さったのよね。あなた、本当に愛されているわね」
そう言って笑うマリーヌ。
「もう、すぐに人をからかうのだから」
「ごめんごめん、それよりもルミナス。ノート、バッチリ取っておいてあるわよ」
「ありがとう、さすがマリーヌね」
「お礼はあなたの家のケーキでいいわ。あなたの家の料理長が作るケーキ、美味しいのよね」
うっとりとした顔をするマリーヌ。いつも通りのマリーヌの姿を見たら、なんだか心が温かくなった。
きっと私、3ヶ月間もの間ずっと引きこもっていたから、少しネガティブになっていたのよね。そうよ、そうだわ。
これからはカルロス様と一緒に貴族学院に通い、マリーヌたちと一緒に楽しく過ごす。そんな日々がずっと続くのだろう。
心の奥にある不安を必死に打ち消すように、そう自分に言い聞かせたのだった。
58
あなたにおすすめの小説
【完結】公爵家の妾腹の子ですが、義母となった公爵夫人が優しすぎます!
ましゅぺちーの
恋愛
リデルはヴォルシュタイン王国の名門貴族ベルクォーツ公爵の血を引いている。
しかし彼女は正妻の子ではなく愛人の子だった。
父は自分に無関心で母は父の寵愛を失ったことで荒れていた。
そんな中、母が亡くなりリデルは父公爵に引き取られ本邸へと行くことになる
そこで出会ったのが父公爵の正妻であり、義母となった公爵夫人シルフィーラだった。
彼女は愛人の子だというのにリデルを冷遇することなく、母の愛というものを教えてくれた。
リデルは虐げられているシルフィーラを守り抜き、幸せにすることを決意する。
しかし本邸にはリデルの他にも父公爵の愛人の子がいて――?
「愛するお義母様を幸せにします!」
愛する義母を守るために奮闘するリデル。そうしているうちに腹違いの兄弟たちの、公爵の愛人だった実母の、そして父公爵の知られざる秘密が次々と明らかになって――!?
ヒロインが愛する義母のために強く逞しい女となり、結果的には皆に愛されるようになる物語です!
完結まで執筆済みです!
小説家になろう様にも投稿しています。
愛する夫が目の前で別の女性と恋に落ちました。
ましゅぺちーの
恋愛
伯爵令嬢のアンジェは公爵家の嫡男であるアランに嫁いだ。
子はなかなかできなかったが、それでも仲の良い夫婦だった。
――彼女が現れるまでは。
二人が結婚して五年を迎えた記念パーティーでアランは若く美しい令嬢と恋に落ちてしまう。
それからアランは変わり、何かと彼女のことを優先するようになり……
【完結済】隣国でひっそりと子育てしている私のことを、執着心むき出しの初恋が追いかけてきます
鳴宮野々花@書籍4作品発売中
恋愛
一夜の過ちだなんて思いたくない。私にとって彼とのあの夜は、人生で唯一の、最良の思い出なのだから。彼のおかげで、この子に会えた────
私、この子と生きていきますっ!!
シアーズ男爵家の末娘ティナレインは、男爵が隣国出身のメイドに手をつけてできた娘だった。ティナレインは隣国の一部の者が持つ魔力(治癒術)を微力ながら持っており、そのため男爵夫人に一層疎まれ、男爵家後継ぎの兄と、世渡り上手で気の強い姉の下で、影薄く過ごしていた。
幼いティナレインは、優しい侯爵家の子息セシルと親しくなっていくが、息子がティナレインに入れ込みすぎていることを嫌う侯爵夫人は、シアーズ男爵夫人に苦言を呈す。侯爵夫人の機嫌を損ねることが怖い義母から強く叱られ、ティナレインはセシルとの接触を禁止されてしまう。
時を経て、貴族学園で再会する二人。忘れられなかったティナへの想いが燃え上がるセシルは猛アタックするが、ティナは自分の想いを封じ込めるように、セシルを避ける。
やがてティナレインは、とある商会の成金経営者と婚約させられることとなり、学園を中退。想い合いながらも会うことすら叶わなくなった二人だが、ある夜偶然の再会を果たす。
それから数ヶ月。結婚を目前に控えたティナレインは、隣国へと逃げる決意をした。自分のお腹に宿っていることに気付いた、大切な我が子を守るために。
けれど、名を偽り可愛い我が子の子育てをしながら懸命に生きていたティナレインと、彼女を諦めきれないセシルは、ある日運命的な再会を果たし────
生まれ育った屋敷で冷遇され続けた挙げ句、最低な成金ジジイと結婚させられそうになったヒロインが、我が子を守るために全てを捨てて新しい人生を切り拓いていこうと奮闘する物語です。
※いつもの完全オリジナルファンタジー世界の物語です。全てがファンタジーです。
※この作品は小説家になろう、カクヨムにも投稿しています。
偽聖女と追放された私は、辺境で定食屋をはじめます~こっそり生活魔法で味付けしていたら、氷の騎士団長様が毎日通ってくるんですけど!?~
咲月ねむと
恋愛
【アルファポリス女性向けHOTランキング1位達成作品!!】
あらすじ
「役立たずの偽聖女め、この国から出て行け!」
聖女として召喚されたものの、地味な【生活魔法】しか使えず「ハズレ」の烙印を押されたエリーナ。
彼女は婚約者である王太子に婚約破棄され、真の聖女と呼ばれる義妹の陰謀によって国外追放されてしまう。
しかし、エリーナはめげなかった。
実は彼女の【生活魔法】は、一瞬で廃墟を新築に変え、どんな食材も極上の味に変えるチートスキルだったのだ!
北の辺境の地へ辿り着いたエリーナは、念願だった自分の定食屋『陽だまり亭』をオープンする。
すると、そこへ「氷の騎士団長」と恐れられる冷徹な美形騎士・クラウスがやってきて――。
「……味がする。お前の料理だけが、俺の呪いを解いてくれるんだ」
とある呪いで味覚を失っていた彼は、エリーナの料理にだけ味を感じると判明。
以来、彼は毎日のように店に通い詰め、高額な代金を置いていったり、邪魔する敵を排除したりと、エリーナを過保護なまでに溺愛し始める。
最強の騎士団長と騎士たちに胃袋を掴んで守られながら、エリーナは辺境で幸せなスローライフを満喫中?
王妃を蔑ろにし、愛妾を寵愛していた王が冷遇していた王妃と入れ替わるお話。
ましゅぺちーの
恋愛
王妃を蔑ろにして、愛妾を寵愛していた王がある日突然その王妃と入れ替わってしまう。
王と王妃は体が元に戻るまで周囲に気づかれないようにそのまま過ごすことを決める。
しかし王は王妃の体に入ったことで今まで見えてこなかった愛妾の醜い部分が見え始めて・・・!?
全18話。
愛する夫にもう一つの家庭があったことを知ったのは、結婚して10年目のことでした
ましゅぺちーの
恋愛
王国の伯爵令嬢だったエミリアは長年の想い人である公爵令息オリバーと結婚した。
しかし、夫となったオリバーとの仲は冷え切っていた。
オリバーはエミリアを愛していない。
それでもエミリアは一途に夫を想い続けた。
子供も出来ないまま十年の年月が過ぎ、エミリアはオリバーにもう一つの家庭が存在していることを知ってしまう。
それをきっかけとして、エミリアはついにオリバーとの離婚を決意する。
オリバーと離婚したエミリアは第二の人生を歩み始める。
一方、最愛の愛人とその子供を公爵家に迎え入れたオリバーは後悔に苛まれていた……。
公爵様のバッドエンドを回避したいだけだったのに、なぜか溺愛されています
六花心碧
恋愛
お気に入り小説の世界で名前すら出てこないモブキャラに転生してしまった!
『推しのバッドエンドを阻止したい』
そう思っただけなのに、悪女からは脅されるし、小説の展開はどんどん変わっていっちゃうし……。
推しキャラである公爵様の反逆を防いで、見事バッドエンドを回避できるのか……?!
ゆるくて、甘くて、ふわっとした溺愛ストーリーです➴⡱
◇2025.3 日間・週間1位いただきました!HOTランキングは最高3位いただきました!
皆様のおかげです、本当にありがとうございました(ˊᗜˋ*)
(外部URLで登録していたものを改めて登録しました! ◇他サイト様でも公開中です)
愛されなかった公爵令嬢のやり直し
ましゅぺちーの
恋愛
オルレリアン王国の公爵令嬢セシリアは、誰からも愛されていなかった。
母は幼い頃に亡くなり、父である公爵には無視され、王宮の使用人達には憐れみの眼差しを向けられる。
婚約者であった王太子と結婚するが夫となった王太子には冷遇されていた。
そんなある日、セシリアは王太子が寵愛する愛妾を害したと疑われてしまう。
どうせ処刑されるならと、セシリアは王宮のバルコニーから身を投げる。
死ぬ寸前のセシリアは思う。
「一度でいいから誰かに愛されたかった。」と。
目が覚めた時、セシリアは12歳の頃に時間が巻き戻っていた。
セシリアは決意する。
「自分の幸せは自分でつかみ取る!」
幸せになるために奔走するセシリア。
だがそれと同時に父である公爵の、婚約者である王太子の、王太子の愛妾であった男爵令嬢の、驚くべき真実が次々と明らかになっていく。
小説家になろう様にも投稿しています。
タイトル変更しました!大幅改稿のため、一部非公開にしております。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる