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第40話:初めて知る王宮での楽しい時間
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「セイラちゃん、ごめんなさい。あの子のせいで、あなたがどれほど苦しんだか。そしてミーア嬢の悪事を、見破る事が出来なかった。王宮で起こっていた事だったのに…セイラちゃんには、何とお詫びしていいか」
王妃様が深く頭を下げたのだ。
「王妃様、どうか頭を上げて下さい。私はこの通り、元気になりましたし。私の方こそ、病気のせいで皆様にご迷惑をおかけして、申し訳ございませんでした」
今回の件で、沢山の人に迷惑をかけたのだ。頭を下げるのは私の方だ。
「セイラちゃんが謝る必要はないわ。正直王宮になんてもう来たくないだろうに、来てくれてありがとう。あなたが少しでも快適に過ごせるよう、私たちもサポートするつもりよ。そうそう、あなたの新しい教育係を紹介するわね。どうぞ、入って」
王妃様の言葉と同時に、夫人が入って来る。この方は…
「今日からセイラ様の教育係を務めさせていただく事になりました、アイーダ・ディーヌスと申します。どうぞよろしくお願いいたします」
「ディーヌス元侯爵夫人は、私の教育係をつとめてくれた方なの。隠居していたところをお願いしたの。彼女は厳しい面もあるけれど、思いやりのある素晴らしい先生よ。きっとセイラちゃんに合うと思うの」
「セイラ様、随分と辛い思いをなされたそうですね。これからは私が、セイラ様に合った方法で、王妃教育を進めさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします」
穏やかな笑顔をした、優しそうな女性だ。以前までの先生は、いつも眉間にしわを寄せていて、正直とっつきにくかった。
「こちらこそ、よろしくお願いいたします。精一杯頑張ります」
「セイラちゃん、そんなに堅苦しくしなくてもいいのよ。今日は3人でお茶をしましょう。忙しさにかまけて、セイラちゃんとお茶をする事もなかったものね。これからは私とも仲良くして頂戴ね」
王妃様が微笑んでくれている。今まで接点がほとんどなかった王妃様が、私の為に動いてくれていることが嬉しくてたまらない。
「はい、こちらこそよろしくお願いします」
まさかこんな風に、王妃様とお話しが出来るだなんて。
その後王妃様と新しい先生と色々な話をした。今まであまり話した事がなかった王妃様は、とても優しい方だった。まるでお母様の様だ。新しい先生、ディーヌス元侯爵夫人もとても穏やかな方で、あっという間に仲良くなることが出来た。
その上知識が豊富で、話していてとても楽しかった。こんなに楽しいお茶会は、初めてだ。こんな素敵な先生に教えてもらえるだなんて、今から楽しみでたまらない。
このままずっと、話していたいくらい楽しい時間だった。
「ごめんなさい、セイラちゃん。そろそろ戻らないと。とても楽しい時間をありがとう。またお茶をしましょうね」
「私も今日はこの辺でお暇させていただきますわ。セイラ様、あなた様と今日お話しが出来て、とても楽しかったです。これからよろしくお願いしますね」
「王妃様も先生も、こちらこそ今日はありがとうございました。私もとても楽しかったですわ。私の為にお時間をとって頂けたこと、とても嬉しく思います。ぜひまた、私とお茶をして下さい」
今まで王宮での時間は、辛い事ばかりだった。でも、今日はとても楽しかったのだ。こんな風に楽しい時間を過ごせるだなんて。
今日王宮に来られて、本当によかったわ。
王妃様と先生を見送った後、再び席に着いた。このバラ園、本当に素敵だ。
せっかくだから、もう少しここでお茶を楽しもう。そう思い、お茶を飲もうとした時だった。
「セイラ嬢、久しぶりですね。元気そうでよかったです」
この声は…
王妃様が深く頭を下げたのだ。
「王妃様、どうか頭を上げて下さい。私はこの通り、元気になりましたし。私の方こそ、病気のせいで皆様にご迷惑をおかけして、申し訳ございませんでした」
今回の件で、沢山の人に迷惑をかけたのだ。頭を下げるのは私の方だ。
「セイラちゃんが謝る必要はないわ。正直王宮になんてもう来たくないだろうに、来てくれてありがとう。あなたが少しでも快適に過ごせるよう、私たちもサポートするつもりよ。そうそう、あなたの新しい教育係を紹介するわね。どうぞ、入って」
王妃様の言葉と同時に、夫人が入って来る。この方は…
「今日からセイラ様の教育係を務めさせていただく事になりました、アイーダ・ディーヌスと申します。どうぞよろしくお願いいたします」
「ディーヌス元侯爵夫人は、私の教育係をつとめてくれた方なの。隠居していたところをお願いしたの。彼女は厳しい面もあるけれど、思いやりのある素晴らしい先生よ。きっとセイラちゃんに合うと思うの」
「セイラ様、随分と辛い思いをなされたそうですね。これからは私が、セイラ様に合った方法で、王妃教育を進めさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします」
穏やかな笑顔をした、優しそうな女性だ。以前までの先生は、いつも眉間にしわを寄せていて、正直とっつきにくかった。
「こちらこそ、よろしくお願いいたします。精一杯頑張ります」
「セイラちゃん、そんなに堅苦しくしなくてもいいのよ。今日は3人でお茶をしましょう。忙しさにかまけて、セイラちゃんとお茶をする事もなかったものね。これからは私とも仲良くして頂戴ね」
王妃様が微笑んでくれている。今まで接点がほとんどなかった王妃様が、私の為に動いてくれていることが嬉しくてたまらない。
「はい、こちらこそよろしくお願いします」
まさかこんな風に、王妃様とお話しが出来るだなんて。
その後王妃様と新しい先生と色々な話をした。今まであまり話した事がなかった王妃様は、とても優しい方だった。まるでお母様の様だ。新しい先生、ディーヌス元侯爵夫人もとても穏やかな方で、あっという間に仲良くなることが出来た。
その上知識が豊富で、話していてとても楽しかった。こんなに楽しいお茶会は、初めてだ。こんな素敵な先生に教えてもらえるだなんて、今から楽しみでたまらない。
このままずっと、話していたいくらい楽しい時間だった。
「ごめんなさい、セイラちゃん。そろそろ戻らないと。とても楽しい時間をありがとう。またお茶をしましょうね」
「私も今日はこの辺でお暇させていただきますわ。セイラ様、あなた様と今日お話しが出来て、とても楽しかったです。これからよろしくお願いしますね」
「王妃様も先生も、こちらこそ今日はありがとうございました。私もとても楽しかったですわ。私の為にお時間をとって頂けたこと、とても嬉しく思います。ぜひまた、私とお茶をして下さい」
今まで王宮での時間は、辛い事ばかりだった。でも、今日はとても楽しかったのだ。こんな風に楽しい時間を過ごせるだなんて。
今日王宮に来られて、本当によかったわ。
王妃様と先生を見送った後、再び席に着いた。このバラ園、本当に素敵だ。
せっかくだから、もう少しここでお茶を楽しもう。そう思い、お茶を飲もうとした時だった。
「セイラ嬢、久しぶりですね。元気そうでよかったです」
この声は…
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