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第47話:僕の手で…~デイズ視点~
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ただ、ジェーン殿下の処罰が揉めに揉めたのだ。
我が公爵家は
「フランソアは何の罪もないのに、惚れ薬を飲まされ5年もの間辛い思いをしました。そもそも人の心を操る薬の使用は、法律で禁止されているはずです!極刑に処すのが通常のルールです!」
そう訴えた。
ただ他の貴族の中には
「確かにジェーン殿下は重罪を犯しましたが、王妃殿下の様に誰かを殺めた訳ではありません。さすがに極刑はやりすぎかと…」
そう言った意見が出たのだ。さらに陛下も
「どうか命だけは助けてやって欲しい!ジェーンには二度と王都には戻れない様に、この国の最北端にある街で、ひっそりと暮らさせるから。もちろん、廃嫡し、最低限の生活費で生活させる。私も二度とジェーンに会う事はしない。だからどうか頼む」
そう頭を下げられたのだ。
「ふざけないでくれ!王族だからといって、甘やかすのは良くない!きちんと法にのっとり、処罰するべきだ!」
義父上が顔を真っ赤にして怒鳴っている。でもこのままいくと、最北の街でひっそりと暮らすという事で落ち着きそうだな。
「分かりました。殿下の件はそれで大丈夫です」
「おい、デイズ!」
父上が隣で声を荒げた。
「義父上、他の貴族たちがそうおっしゃっているのですから、これ以上私たちの我が儘を通す訳にはいかないでしょう。もう二度とフランソアには会う事もないのですから、もうそれでよしという事にしておきましょう」
義父上を必死に説得した。
「分かった…お前がそこまで言うのなら、もう私は何も言わない」
こうしてジェーン殿下の処分も決まったのだった。処分が決まった後、王妃と魔女は、話し合いの後すぐに処刑された。そしてジェーン殿下も、翌日には北の街に旅立つとの事。
「デイズ、お前は一体何を考えているのだ!フランソアをあんな目に合わせた男だぞ。それなのに、北の街での生活を許すだなんて!」
貴族会議が終わった後、馬車の中で義父上が怒り狂っている。
「誰も許すだなんて言っていませんよ。法の下裁けないなら、私刑に処すまでです。父上、僕はしばらく留守にしますので、どうかフランソアの事をよろしくお願いします」
僕の言った意味をすぐに理解した義父上は、一瞬目を大きく見開いたが、すぐに冷静さを取り戻した。
「分かった…だが、どうか無理をするなよ。デイズにもしものことがあれば、フランソアが悲しむ」
「分かっていますよ。うまくやりますから」
そう義父上に伝えた。
その日の夜、なぜか騎士団長が我が家を訪ねて来た。
「騎士団長、どうされましたか?」
「デイズ、お前、ジェーン元殿下をやるつもりだろう?今日の貴族会議で、お前の様子を見て確信したんだ」
どうやら勘のいい騎士団長が、僕の行動を止めに来たのか!クソ、面倒な奴に目を付けられてしまった。でも僕は、あの男だけは絶対に許すことが出来ないのだ。
「騎士団長、止めても…」
「止めるつもりはない。むしろ協力しようと思ってお前を訪ねて来たのだ。私は今回のジェーン元殿下の処分に、不満を抱いている人間の1人だ。デイズ、あの男に付ける騎士たちは、かつてのお前の同僚たちにした。彼らはデイズの味方で、なおかつラファエル殿下派の人間たちだ。彼らが森で馬車を止め、ジェーン元殿下を引きずり下ろすから、そこでデイズの手で始末しろ。いいな」
「騎士団長…ありがとうございます。でも、いいのですか?その様な事をしても」
「我々騎士団は、悪を倒し、傷ついた民たちを助けるのが仕事だと思っている。本来極刑に処すべき人間を守る義理はない!」
そうはっきりと告げた騎士団長。どうやら騎士団長が協力してくれる様だ。これは有難い。その後騎士団長と入念な打ち合わせを行い、3日後の大きな森に差し掛かったところで、ジェーン元殿下を始末するという事で話はまとまったのだった。
我が公爵家は
「フランソアは何の罪もないのに、惚れ薬を飲まされ5年もの間辛い思いをしました。そもそも人の心を操る薬の使用は、法律で禁止されているはずです!極刑に処すのが通常のルールです!」
そう訴えた。
ただ他の貴族の中には
「確かにジェーン殿下は重罪を犯しましたが、王妃殿下の様に誰かを殺めた訳ではありません。さすがに極刑はやりすぎかと…」
そう言った意見が出たのだ。さらに陛下も
「どうか命だけは助けてやって欲しい!ジェーンには二度と王都には戻れない様に、この国の最北端にある街で、ひっそりと暮らさせるから。もちろん、廃嫡し、最低限の生活費で生活させる。私も二度とジェーンに会う事はしない。だからどうか頼む」
そう頭を下げられたのだ。
「ふざけないでくれ!王族だからといって、甘やかすのは良くない!きちんと法にのっとり、処罰するべきだ!」
義父上が顔を真っ赤にして怒鳴っている。でもこのままいくと、最北の街でひっそりと暮らすという事で落ち着きそうだな。
「分かりました。殿下の件はそれで大丈夫です」
「おい、デイズ!」
父上が隣で声を荒げた。
「義父上、他の貴族たちがそうおっしゃっているのですから、これ以上私たちの我が儘を通す訳にはいかないでしょう。もう二度とフランソアには会う事もないのですから、もうそれでよしという事にしておきましょう」
義父上を必死に説得した。
「分かった…お前がそこまで言うのなら、もう私は何も言わない」
こうしてジェーン殿下の処分も決まったのだった。処分が決まった後、王妃と魔女は、話し合いの後すぐに処刑された。そしてジェーン殿下も、翌日には北の街に旅立つとの事。
「デイズ、お前は一体何を考えているのだ!フランソアをあんな目に合わせた男だぞ。それなのに、北の街での生活を許すだなんて!」
貴族会議が終わった後、馬車の中で義父上が怒り狂っている。
「誰も許すだなんて言っていませんよ。法の下裁けないなら、私刑に処すまでです。父上、僕はしばらく留守にしますので、どうかフランソアの事をよろしくお願いします」
僕の言った意味をすぐに理解した義父上は、一瞬目を大きく見開いたが、すぐに冷静さを取り戻した。
「分かった…だが、どうか無理をするなよ。デイズにもしものことがあれば、フランソアが悲しむ」
「分かっていますよ。うまくやりますから」
そう義父上に伝えた。
その日の夜、なぜか騎士団長が我が家を訪ねて来た。
「騎士団長、どうされましたか?」
「デイズ、お前、ジェーン元殿下をやるつもりだろう?今日の貴族会議で、お前の様子を見て確信したんだ」
どうやら勘のいい騎士団長が、僕の行動を止めに来たのか!クソ、面倒な奴に目を付けられてしまった。でも僕は、あの男だけは絶対に許すことが出来ないのだ。
「騎士団長、止めても…」
「止めるつもりはない。むしろ協力しようと思ってお前を訪ねて来たのだ。私は今回のジェーン元殿下の処分に、不満を抱いている人間の1人だ。デイズ、あの男に付ける騎士たちは、かつてのお前の同僚たちにした。彼らはデイズの味方で、なおかつラファエル殿下派の人間たちだ。彼らが森で馬車を止め、ジェーン元殿下を引きずり下ろすから、そこでデイズの手で始末しろ。いいな」
「騎士団長…ありがとうございます。でも、いいのですか?その様な事をしても」
「我々騎士団は、悪を倒し、傷ついた民たちを助けるのが仕事だと思っている。本来極刑に処すべき人間を守る義理はない!」
そうはっきりと告げた騎士団長。どうやら騎士団長が協力してくれる様だ。これは有難い。その後騎士団長と入念な打ち合わせを行い、3日後の大きな森に差し掛かったところで、ジェーン元殿下を始末するという事で話はまとまったのだった。
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